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2001年4月の活動報告

四月
三十日  二十九日  二十八日  二十七日  二十六日  二十五日  二十四日  二十三日  二十二日  二十一日  二十日  十九日  十八日  十七日  十六日  十五日  十四日  十三日  十二日  十一日  十日  九日  八日  七日  六日  五日  四日  三日  二日  一日


四月三十日 雨

今日の一言
『気高さとは制度でなく心の在り方の問題だ』

昨日と同じく「柳沢教授の生活」の17巻より。もっとも、私は気高さとは
無縁の存在なのですが。心持ちは環境ではないということを教えてくれて
いるような気がします。私も、都会の……或いは集団が生み出す悪しき習
慣にもう少し抗ってみようかなという気分になります。

今日は何もする訳でもなく……何かしたい時に限って無駄に時間を浪費している
気がするのは錯覚であって欲しいのですが。取りあえず、α外伝は「愚者の祭典」
の後半まで来ました。ネオ・グランゾン、登場です……私はこの名前を聞くと、
第三次の苦労を思い出して一旦中断しています。

それからKeyMixのコピー本用の話を打ってました。が、説明口調ばかりで、どうも
上手く行きません。長い話を短くまとめようとしているのが原因なのでしょうが、
個人零細サークルでは折るのも20ページ20部くらいが限界なのですから。というこ
とで、何とかまとめ方を思案している真っ最中です。

明日はメーデー、平日においての休暇ということでやらなくてはならないことが
山ほどあります。NTTへの連絡、銀行への打診、プロバイダの金額振込先の変更
や部屋の整頓等。勿論、その他雑用もあります。大変です。


四月二十九日 曇のち雨

今日の一言
『いいかいお嬢ちゃん この世に魔法なんてないんだ みんな一人で死ぬんだよ』

「天才柳沢教授の生活」の第十七巻より。私は本から影響を受けることが多い
人間だと思ってますが、最近読んだ漫画では一番私に影響を与えた作品でしょ
う。この本を読んで、私は彼のように老いたいと願い、同時に私は研究者向け
の人間でないことを悟りました。

この科白が何処で言われるかは買って確かめて下さい、というか買え。読んで、
この世界観にどっぷりとはまって下さいな。

今日は雨が降ったので、特に何処にも出かけずにKeyMix用の話を書いたりや荷物
の整理、或いは即売会の準備などをしてました。話の方は、どうも上手い具合に
進みません。そんなに長い話でないとタカを括っていたのですが、私の悪い癖で
話が変な方向に拡大中です。『永遠の仔』を読んだのが、いけなかったような。

サークルの準備は、研修で習ったExcelの知識を……ま、まあ実践で使えば身に
つくだろうから結果オーライですよね。サークル活動だって、回りのサークルと
の人間関係や調和とか、お客に対する丁寧な接し方とか身について人生経験が豊
かになる筈ですよね、ね……少なくとも私はそう思います。

さて、話を昨日の取得物紹介の残りに移しましょう。『天体観測』は機能も掲示板
で書いたと思いますが、かなり良いです。今、私のPCでエンドレスで流れてるのが
これ。『Pieces Of Dream』の方もなかなか。こうやって、男性ヴォーカルの曲が
増えてくるとカラオケのレパートリも増えてくるので嬉しいですな。

で、ここからは昨日書かなかった、少し思ったことについて。基本的に、人間は密
集すればするほど他人を思いやろうという気分が拡散していくような気がします。
例えば、足を踏んづけたとか電車の慣性制御に失敗して倒れ込んだとか、そういう
時に謝りの言葉がでる確率の方が低いということには少し驚きです。人が多いとい
って、そのような行為を平然とやり過ごして良い訳はありません。私はそうなった
とき、一言『すいませんでした』と言います。それはもしかしたら、密集という状
況に慣れていない人間の戯言かもしれません。

しかし、まだそれなら良いのです。中には、当然の権利と如く思い切り相手を肘で
押しやり、或いは人の流れを遮って携帯電話で話し始めたり、或いは危険であるに
も関わらず平気で咥え煙草などを行う人がいます。確かに、それらは全て法にはふ
れないのかもしれません。しかし、周りの人間は迷惑するか時には危険な状況にお
しやられることだってある筈です。その人たちは、自分を顧みるという精神感情が
磨耗しているのでしょう。私だって、人に囲まれると遇にして殺伐とした気分にな
ります。

でも、だからこそ周りに気を配り迷惑をかけないようにと心を動かすことが大事な
のではないかと思うのです。特に煙草は危ない。渋谷には煙草の滓がゴロゴロ転が
っているのにも、公共意識のなさを思い幻滅しました。私は別に、煙草を吸うなな
んてファシストのようなことは言いません。節度を持って吸う人間には、何も文句
は言いませんし、吸うだけ吸って良いのです。だが、最低限の配慮もできない人間
が、いけしゃあしゃあと喫煙権を主張するのは許せません。

携帯電話にしてもそうです。最近は余り取り沙汰されませんが、例えばペースメーカ
を埋め込んでいる人たちにとって、人ごみの中は危険過ぎて入れないのです。或いは
携帯をかけながらの歩行も同様です。故に、私はウェアラブルPCの存在には密かに反
対なのです。せめて人の少しでも少ない場所を選び、立ち止まって……などとくどく
ど言ってるとおじさん臭いと言われそうですが、やはり最低限度の公序良俗は守るべ
きだと思うのです、特に社会人は。

会社を代表しているのだから、それに恥じない行為をしないようにと言っている年齢
くらいの方がそのようなことをしていると絶望的に悲しい気分になるんです。先人を
反面教師にするなんてこと、酒に飲まれてはならないことをその行動をもって切々と
教えてくれた父だけで充分ですから。


四月二十八日 晴れ

今日の一言
『手首』

『街』でコンビニの店員に何を送るのかと尋ねて答えた市川文靖の言葉。
そりゃ、店員も仰天しますわ……。

というわけで、今日は渋谷に行ってきました。街のスポットを見つけようと躍起に
なったのですが、人ごみと複雑性のせいで東販とタワーレコード、そして駅前の
オーロラビジョンと渋谷警察署くらいしか発見できませんでした、シクシク。

それでも、東販をうろうろするのはそれだけで凄く楽しかったですし、サークル
参加にあたって必要そうな小物は全てそろえてきましたからね。値札、札立て、
マジック、糊、両面テープ、テーブルクロス、あとQEDの影響で貼ってはがせる
糊も(笑)買いました。ついでにずっと探していたカーペット用の粘着テープ
ローラも買いました。私はこれを愛用していたのですが、住んでいる周辺には売
っている店が見当たらずに鬱屈としていたところなのです。

ここでの買い物が終わると、タワーレコードでBUMP Of CHIKENの『天体観測』と
Chemistryの『Pieces Of Dream』を購入しました。どちらも密かに狙ってた奴な
ので買えて満足。次に来る時は、もっと場所とかを調べないとお手上げだと思い
ながら、渋谷を後にして秋葉原に。

そこで当然の如く、AIRの原画集をGET。同じ店で、長い間探していたCDを発見。
名曲でありながら入手が難しく、有名アニメの主題歌でありながらそっち系の
店ですら入手不可能なVelvet Gardenの『Feel Your Heart』をGETしました。
ベストアルバムでも爪弾き、フルバージョンの入ったアルバムも発見できないと
入手率は非常に低い。良い歌なのになあ……。

で、駅前の本屋で「マガジンGREAT」発見。魔女の手の中に(前編)を見ました。
というかMITに入ったの、十歳だったのか……正に神童だったのですね、燈馬って。
今の所、様々な疑問が呈示されて錯綜しているのですが個人的にはこの問題につい
て一つの解答らしきものを持ってます。まだ、おぼろげな可能性なのですが……。
QEDは、この言葉が出てくるまでの全ての場面を細かく見なければ解けない問題ば
かりなので油断はできません。とりあえず、マガジンGREATを売っているK-BOOKSに
は敬意の念を評します。ついでに出てた天才柳沢教授の生活の最新刊をGET。

とまあ、これが今日の生活の全てでした。乗り継ぎの電車の中では、ずっと永遠の
仔を読むか「終わりなき〜」の第三幕のプロットを考えてたかどちらかでした。
永遠の仔は300ページほど読みましたが……痛いですね、それに色々と考えさせ
られる内容です。はっきり言うと、私は体が衰えること自体は余り恐くありません。
元々、体力がない人間ですし肉体的強さには興味はないのです。恐いのは、頭脳や
精神の衰え、所謂痴呆症状です。

もし理性が粗野な本能を抑え切れないほど痴呆が進んだのなら、多分私は死を選び
ます。理性がトブのが恐くて、酒を酔うほど飲めない人間ですから。理性なんてい
ざとなったら何の役にも立たないかもしれませんが、理性という人間を形成する最
重要要素を標榜する人間が一人くらいいたって良いでしょう。

「終わりなき〜」の第三幕は、断片的なシーンしか出来てなかったのですが、電車
に揺られてかなり固まりました。もっとも、展開の流れや感情は第一幕の方からは
ってあるのですが『全てを裏切って貫く愛に生まれる憎悪』というどのような流れ
になるのか容易に想像できそうな黒い物語です。もう一つの『欲望』というのは
……追求しないで下さい、今はまだ。

買ったものの感想については、時間がないし長くなるので明日に回します。とりあえ
ず、Feel Your Heartはやはり良い曲だったということだけ言っておきましょう。


四月二十七日 晴れ

今日の一言
『技術的には可能でも、時間的に不可能です』

SEの決まり文句にして、その実情を悲しいほど現した至言です。
さて、今日は最後から二番目の電車で帰ってきたので余裕がありません。
理由は推して知るべし。さて、明日から世間一般では連休の二連打。社会
人の中には九連休という羨ましい方もいらっしゃると思います。私は前者
なのですが。というわけで、今日はこれだけ。その分、明日書きます。

あと、連絡はついたので私信は削除しました。


四月二十六日 雨

今日の一言
『会議でも顔合わせでも、人が集まったところに行ったら、一番に大声でまくしたてろ。相手が言い返そうとしたら、関係ないことでいい、怒れ。相手は萎縮する』

天童荒太著『永遠の仔』よりの引用です。まだ百ページくらいしか読んでませんが
全体的に痛いです。誰もが何かを求めていて、それでいて何を求めて良いかもわか
らない。あがいてみても空転するだけで、理解し合おうとしてもそれすらままなら
ない。ミステリなのですが、今分かっているのは主人公の三人が誰かを殺したとい
うことだけ。まだ、接点すらも見出せない状況です。

「終わりなき〜」の第八場は、予想に反して今日UPしました。最初から山場の一つ
にこの場面を想定していたので、思ったより早く書けたのでしょう。もしかしたら
凄まじい谷場かもしれませんが……。

ところで掲示板でも書きましたが、先行者面白いですねえ。中華の粋を集めて作ら
れたビーム砲搭載? の秘密兵器。恐るべき科学力、正に誇大妄想を力技で実現し
ようとする姿勢に相応しい? 笑えるロボットです。掲示板の方にアドレスをはっ
てあるので、興味のある人は見に行って下さい。他にも楽しい話題が一杯なので、
お薦めです。というか、ここまで力のあるテキストを書かれる方はそうそうおりま
せん。その内、中国からメイルボムが送られそうで恐いですね(お

さあ、皆も一緒にビーム! ビーム! ビーム!

羞恥プレイに、勤しむのですよ!!

今日の話題は、兎にも角にもこれに尽きるのでした。

四月二十五日 雨

今日の一言
『ユーのターンでーす』

ペガサスさん、ペガサスさん、お願いですその口調は止めて下さい。
ああ、おじいさんが、おじいさんが、逃げて〜!!

あれでは、ただのいんちき詐術師にしか見えません。ギリギリ限界のところで、
やはり声というものは大切だなと思いました。

いきなり怪しい話題でしたが、今日は初めて給金なるものを頂きました。今日は
給与明細を確認するだけだったのですが、これで週末はKeyMixの時に使うであろ
う小物品などを揃える予定です。あと、実家の方にささやかな贈り物でも。今ま
で養って頂いた恩に比べれば微々たる物ですが、実家から「東京バナナ」をお願
いねとリクエストもされましたし、GWは帰れないのでせめて感謝の気持ちを込めて。

今日は研修内容の復習と「終わりなき〜」の続きを書いてました。何だか最近、
この二つで全精力を使い果たしているような気がします。SSの方は週末辺りに
UPできる筈です。

話は変わって、QEDの新しい話が未だ見られません。QEDのサイトを見て「魔女の
手の中に」という話だというのは分かってるのですが……ああっ、悔しい悔しい。
前回の「冬の動物園」も見られなかったし、やはり単行本が出るのを待つしか
ないのかなあ。多分、十巻は五月か六月に出ると思うのですが……。そう言えば、
母がQEDに嵌ったと先日電話がありました。確かに金田一の大ファンなので嵌る
可能性は高かったのですが、実家に置いてきた荷物を探ってまで掘り当てたと
聞いた日にはやはり面白いものなのだなと再認識。ああ、続きよみたいっ!!


四月二十四日 曇

今日の一言
『人は悲しいくらい、忘れていく生き物』

であることを、今日ほど思い知らされたことはありませんでした。
週末前の研修の内容、半分くらいスパーンと抜けてたんですから……。
まあ、昨日鬱になるくらい悩んでいた問題は、次の日起きて少し考えて
みたら驚くほどすっきりと考えがまとまったので今は普通の状態です。

今日は、昨日と比べて面白いことが幾つかありました。まず、朝の光景です。
いつものように通勤ラッシュに耐え、揺られること数十分、不意に遠足へと
向かう小学生の一団を見つけました。都会の子供にしては擦れたところなく、
純粋そうに騒いでるのを見て、ああ可愛いなと思って……いえ、決してろりぃ
なことを考えていたわけではありませんよ。ああいうのは、見ていて楽しいと
いう意味です。しかし、電車に乗って数分、何人かの子供が大声で歌いだすで
はありませんか。

たんたんたぬきの、金玉が〜

痛っ! あいたたたっ!!

何と痛い歌を斉唱しているのでしょうか。子供だから許されるものの、狸とはいえ
逸物のぶらぶらと揺れる歌を歌っているのです。大人なら猥褻物陳列罪を取られか
ねない内容ですよ。私はそちらの方を見ながら、このことを大人になって思い出す
ことがないよう、切に祈りました。それこそ、耳に鉄パイプをぶちこまれるくらい
の痛さです。もしかしたら、えいえんの世界に行ってしまうかもしれません。子供
の頃『みっちゃんみちみち〜』などと大声で歌っていた私としては人事ではありま
ませんでした。

そして昼食、とある牛丼専門店にて食事を堪能している私の元に一人の中年男性が
恐ろしい牛丼の食し方を呈示してくれました。その御仁は紅生姜とマヨネーズと七味、

更にはサラダドレッシングうぉぉ!!

牛丼が隠れるくらい、しっかりとまぶしておられました。
私は、一瞬にして食欲を奪われました。あれは……反則です。

とまあ、私の心に泥沼のように蹂躙していく幾多の出来事にも耐え、私は今も
精一杯? 生きているのでした。しかし、こうして見るとこういう場所の日記
は、いかに自分を切り貼りできるかにかかっているのだなと思った、今日この頃。


四月二十三日 晴れ

今日の一言
『自動車がなかったら、交通事故に遭って死ぬ人もいなくなるけど、救急車もないわけだからケガした人が病院に間に合わずに死んじゃったりもするでしょ?』

「邪宗門殺人事件」の一節より。何処のシーンかはお教えできませんが、
とてもしんみりと来る場面であることは確かです。

今日から、コナンのOPがパラパラじゃなくなって一安心です。今回は、カットも
非常に幻想的でやはりコナンらしくないですが、雰囲気は良いです。TRUTHや
Mysterious Eyes程の気合は入ってないですが、まあ良し。でも、ラストに少し
パラパラの影響みたいな部分があって嫌な感じでした。

今日は……会社勤めしていて劇的な変化が毎日起きる訳ではありません。という
ことで、私が最近考えてること。

これは文章を書いてる人なら考える人もいるでしょう、表現の問題です。私は
結構、確信犯的に、嫌悪感を表すであろう差別的な表現をすることがあります。
狂っているとか、気が違っているとかそんな蔑視の言葉などもそうですし、
架空の人物とはいえとことんまで追い込むような表現をする部分もあります。

それは勿論、好きだから使ってる訳ではありません。しかし、婉曲的な言い回し
ではどうしても納得できない箇所が出てきます。上手く代替表現できないのは、
私の語彙が圧倒的に不足しているからかもしれません。何かを傷つけなければ、
物語が書けないのは、私がきっと何処かで弱さを抱えているからなのでしょう。
今まで感想に来たことはないけど、多大な嫌悪感を抱いた人もいる筈です。

例えば、今考えている話の中に第二次大戦中を舞台にした往人の祖先の話を考え
ているのですが、その中に一人の作曲家が登場します。軍部から、兵の指揮を
上げるような曲を書けと依頼され、自分が大勢の人間を戦地に追いやるのでは
ないかと悩みながらも、自分の書いた曲が兵士の励ましになればと思い渾身の
を込めて一つの曲を書き上げます。多くの兵士がその曲に感動しながら、しか
し死んでいくというシーンを描きたいと考えてます。

けど、現在は「どんなことがあっても戦争に加担しない」という考えが格好良い
というのが多数派だと思います。現に、そういう意見を幾つも見てきました。私
のように、例えそれが罪であっても苦悩の末に何かをなそうとする人間こそが格
好良いと思うのは、多分、少数派だと思います。平和が一番、戦争など賛美する
べきではないという考えの人にとっては不快感の募る話になる筈です。

他にも少数派の押しつけ的な意見があったり、説教臭い物言いがつらつらと述べ
られていたり……多分、凄く感想の書き辛い話ばかりなのでしょう。少し趣旨が
拡散した気がしますが、それでもSSを読んでくれる人がいて、好意的な感想を返
してくれる人がいるのはとても幸せなことなのかな、と思ったりしました。

ごめんなさい、今少し鬱状態です。↓にあるように、どうも私は迷いをプラスの
力に変えるのが苦手なようです。


四月二十二日 曇のち晴れ

今日の一言
『胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように』

ミスチルより『終わりなき旅』よりの一節です。
この歌、久々に聴きましたが、駄目です良過ぎです、これ。
何処か、今の私の琴線に触れる部分があるのです、この歌は。
それは多分、私が社会人になったからなのかもしれません。
ある意味、社会人になってからの生き方って正に終わりなき旅なのですよね。
だからこそ、一言にもなったこの思いが大切になるのだと想います。

今日は邪宗館殺人事件を読了しました。どちらかというと雪影村事件のように、
人物や情景の描写と事件の描写に同じくらい力を入れた話でしたね。全体的に、
寂しさとか郷愁が入り込んで来ます。惜しむらくは、メイントリックがすぐに
類推できるものであり、解決編の推理の詰めがかなり甘いというところですか。
この作品で一番唸ったのは(ネタバレあり)『 動機の隠し方』の部分だと個人的
には思いました。少なくとも殺戮のディープブルーよりかは良い作品です。

今日はとにかくも、部屋でまったりと休みを謳歌していました。「終わりなき〜」
の第七場は、案外あっさりと進みそうです。八割方は書けたので、明日にはUPでき
る筈です。それより、次の第八場が……相当に、黒い場面になるのでそこをどうし
ようかと考えてました。どうも、恋物語という言葉がサブタイトルに入ってるのに
話は第一幕からの鬱々とした文章の連続なのは詐欺かもしれないと思う今日この頃。
現在、全体で350KBくらい……で、まだ半分くらいです。

多分、全体だと700KB〜800KBになるんじゃないかなぁ(汗・でも、世の中には
1MBを越える話を平気で書いている人もいるので、私なんかはまだ優しい部類
なのだと思います、きっと。

あ、あとARMS今週はとても良かったです。前週は動画のフレーム落ちみたいな
戦闘場面の連続だったので辟易したのですが、今週はカメラワークも画像も良い
感じでした。あと次回予告は、手抜きではなく最初からあのスタイルということ
も分かりました。これだったら毎週見ても飽きません、良い感じです。


四月二十一日 雨

今日の一言
『この犯罪、所詮は砂上の楼閣に過ぎない』

「名探偵に薔薇を」より探偵、瀬川みゆきの科白です。いや、この科白は格好良い
ですな。スパイラルの原作で忙しいでしょうが、城平京には彼女がでてくるシリー
ズの続編も書いて欲しいです。

今日は「終わりなき〜」の続きと、「光と影を〜」がどれくらいの分量になるか
実際に確かめました。コピペでちまちまと……あれだけ分量があると、貼り付け
だけで一作業でした。で、やはり二八〇ページ。挿絵とかを入れると、三〇〇頁
になるかもしれません。私はかねがね、SS専門の同人誌なのだからこれくらいの
分量の本を作りたいと思ってたのです。なので、かなり緊張かつ興奮状態です。

何時の日か、今度はPOPLS様の印刷限界である三六〇頁の本を出して、色々な意味
で困らせて(爆)みたいです。多分、そんな分厚いSSだけの本を手にとってくれる
方は少ないでしょうが、私としては損してもそういう本が作れれば良いのです。

今日は、色々と衝撃的なことがあったのでその報告についてです。
まず第一に。

邪宗館殺人事件、GETぉ!!

いつの間に出ていたのかは知りませんが、一時は発売中止のうわさまででた
久々のノベルズ最新作。そして金田一少年の活躍がまた読める、それだけで
何とも言えない胸の高まりをおぼえます。そして第二に。

クロックタワー3、カプコンから発売ぃ!?

いや、これは無茶苦茶不安なんですが。しかしまあ、ゴーストヘッドがバイオ・
ハザードの不出来なコピーみたいな部分があった所からして意外と親和性が高い
のかもしれません。取りあえずは、怪物を銃でぶちぱなすような内容ではなく、
2のタイプに近いシステムと話を期待してます。やはりあのシリーズの最高傑作
は2であるし、3はあれを越えることを祈って発売を待ち続けているのですから。

マガジンGREATが見つからないっ!!

いや、月刊、週刊、FRESH、Specialと揃っているのにGREATだけが一冊もみつかり
ません。本当に、ちゃんと刊行されてるのでしょうか? あの雑誌は。

さて、そしてもっと真面目な話です、雑記です。私は最近、ネットの方で各新聞社
のニュースを見てるのですが、李登輝氏へのビザを発行したみたいですね。中国や
一部のマスコミの散々な恫喝にも関わらず、民主主義を貫いた日本の英断は素晴ら
しいと思いました、というか言論や活動の自由を認めている日本において、それを
規制すると言い出すこと自体、国家体制の危機なのですがね。

以下、更に文章が続く筈だったのですが余りにやば過ぎたので割愛しました。
というか、間違いなく引いてしまう内容だったので……。


四月二十日 曇時々晴れ

今日の一言
『僕は構図を突き止めたよ』

薀蓄探偵、ファイロ=ヴァンスが一日徹夜して自らの書いた九十八項目からなる
覚書から真相を探り出したときの言葉。相変わらず、読み返してみて薀蓄の多い
こと多いこと。薀蓄がなければ、四分の三くらいですむのではないでしょうか、
この作品。

今日はVBの研修でした。まだ基礎のところだけですが、面白いですね。週を挟んで
月曜日も同じ授業なので楽しみですな。まあ、休日の方が楽しみなのですが……。
それにしても、今日発売の筈のマガジン・グレートが何処にも売ってないというの
はどういうことでしょうか? 週間の方で合計200ページ以上の法廷サスペンスと
知って楽しみにしていたのに。都会ですら仕入れない雑誌というのは、ある意味
絶望的な気がします。明日も本屋を探して、何としても読むつもりです。

帰ってからはONEのSSをちまちまと手直し。本当に、久々に短い話です。


四月十九日 雨のち晴れ

今日の一言
『醤油のドス黒いつゆは嫌いだ』

「ワールドエンド〜」より周防弥勒の科白です。確かに関東の蕎麦やうどんは
西方に比べて塩辛いですね。私、実を言うと余り好みじゃありません。こうい
う細かい味の差で、途端に故郷が懐かしくなったりするのでした。

今日は実家から送って貰った荷物の第二弾が届きました。スキャナ、CD-RW、
音楽CD、その他諸々。それに伴い、更に居住空間が狭くなりましたが、大体
今の狭さが私にとっては非常に快適でよい感じです。コミケの応募用紙受理
票も届いてました。どうやら記載漏れなどはなかったようですな。後は私の
拙い天運が何処に至るかというのが最大の問題ですが、まだ二ヶ月も先の話、
今は考えないことにしましょう。

今日はONEの短編を半分くらい進めました。こちらの方は明日にでもUPできると
思います。誰の話かは内緒、最初からそれが分かって読むと面白くない話なの
で。ただ、凄く真面目に変な内容です。

あとは研修の教練用の本を読んでました。なかなか面白くて良い感じです。
それじゃあ、今日はこの辺で。


四月十八日 曇のち雨

今日の一言
『回る、回る、目が回るぅ〜』

今日は、また飲み会がありました。酒に弱い私が月に三度も飲酒したというだけ
でも新記録なのですが、人間どんなに偉い人でも大抵、酒を飲めば馬鹿になると
いうことが分かりました。と同時に、酒が趣味の人間にはならないようにしよう
とも思いました。私に一気飲みなんて荒業、不可能ですから。

もっとも、私の趣味が酒飲みと比べて建設的かと言うと決してそんなことはない
のですが。読書、物書、妄想、歌唱、まともそうに見えるものですら決してまと
もでない現状に、トホホな人間であることを再認識です。

さて、今日はそれ故に何もありませんでした。


四月十七日 晴れ

今日の一言
『聞いてアロエリーナ、ちょっと言いにくいんだけど』

遊戯王のペガサスの声って、流石にくど過ぎだと思いませんか? 私はあれを
聞いて体中に悪寒が走りました。聞いてくれてありがとう……(以下略)

今日もまたどうでも良いネタばかりですが、こういう日が続いても良いのでは
ないでしょうか。会社の研修は、ようやく本格的にソフトウェア開発系の知識
に入ってきました。難しいですが、なかなか面白い講義です。何しろ今まで、
複利厚生や上役の話などが殆どで社会人の自覚や企業人としての心得云々を、
散々聞かされましたから。まあ、あれだけ言わなければ社会人の規則など身に
つかないものだということは二週間だけでよく分かりました。

電車の構内を全力疾走するわ、煙草は火の点いたまま平気で捨てるわ、痰は平気
でそこらに吐き散らすわ、一方通行は守らないわ、順番は平気で無視するわ、ぶ
つかったら逆に睨み付けられるわ、大きな荷物を持った老婆に誰も席を譲る道徳
心を持っていないわ……都会で社会人の規則を守ろうとするのならば、却って強
固な精神を持っていないといけません。また、そこまで頑なでなければ公共心に
揺らぎが生じるような部分だけは、都会の好きになれないところです。

さて、真面目な話はこれくらいにして今日は「サークル活動」についてのことで
す。サークルと言っても、勿論大学何かにある奴ではなく同好の士が集まって、
同人誌や手製グッズを売ったりする方ですよ。

私が本を作る目的は、市販の小説と区別のつかない程のフェイクを作るというこ
とです。だから値段表示もありますし、裏表紙に解説文もあるのです。それで、
なかなか凝ったことをやってるなと思って貰えたら幸い、買って貰えたら尚嬉し
いというくらいの気持ちでやっております。

冒頭のバーコード云々は、実はもっとリアルな本を作ろうかと思って作成してい
るものです。もしPOSを当てたら「タスケテ〜」と表示されるかもしれません。
あとは講義の復習とGIMPによるCG描き方法の模索などをやってました。一部の
キーボード操作を受けつけない、重たいなどの(これはフォトショでも同様だ
と思いますが)点を除けばなかなか使いやすいです。


四月十六日 晴れ

今日の一言
『姐さん事件です』

HOTELというドラマで最も有名な科白であろう。しかし、私は姐さんなる人物
を見たことがない。コロンボのうちのカミさんやスレイヤーズのルナ・インバ
ースのように呼称だけで登場しないキャラでしたっけ?

まあ、それは今日ふと思ったことなので結構どうでも良いことなのです。今日は
昨日も述べた、非常に腹が立ったことについて。

私が食事からの帰り、数冊の本を抱えて帰路へと着く途中でした。いきなり、一
メートルもしないところにスライムがこびりついたかのような鈍い水音がしたの
です。鳥の糞かと思ってそちらを見てみると……。

それは高架橋から人間が吐き出した痰でした。会社員風の二人組みのうちの一人が
私に唾を吐きかけたのです。その時はもう、本当に怒鳴りつけてやろうと思いまし
たが、寸でのところで抑えました。しかし、ああいうことを一人前の社会人が行っ
たのだと思うと、何ともやりきれない思いになりました。


四月十五日 晴れ

今日の一言
『力が欲しいか?』

という誘惑に人はどこまで抗えるのか? という哲学的な問いはここまでにして
ARMSのアニメ版を見ました。何だか絵が粗いなあというのが感想でした。絵柄が
ダイナミックなのと粗いのは全然意味が違うと思うのですが。しかも次回予告が
たったの二カットで終わり。更に肝心のARMS発動シーンが……声ないの?

次も同じ作画や調子だったら、多分もう見ません(お

さて、今日は風邪で体の張りが戻らず本屋でJAVAとCGの本を買う以外は部屋にこも
ってそれらの本や文章を打ったりして時を過ごしてました。その時、非常に腹が立
つことがあったのですが、今日は感情が収まらずにとても冷静に書けそうにありま
せん。従って、そのことは明日に。


四月十四日 晴れのち曇

今日の一言
『伝説の魔法騎士たちよ』

さて、今日はレイアース始まりの場所、東京タワーに行きました。浜松町から歩く
こと幾ばくか、徐々に近付くシルエットに私は興奮せざるをえませんでした。服部
平次に言わせれば『人情の欠片もない味気ない建物』だそうですが。

それはそれとして、展望台に登るために半ばぼったくりとも言える料金を払わされた
私は遂に例のXポイント、第二展望台へと辿り着くことができたのでした。正にそこは
幾多の作品で描写があったそのままの光景。心の中にエメロード姫の声すら聞こえて
きました……というのは勿論、嘘なのですが地上百五十メートルから見える光景は私
に刹那的な興奮を抱かせるには充分でした。生憎、休日のためか有名中学校の東京
タワー訪問日では(笑)ありませんでしたが、人は沢山いました。

で、やはりここに来たら望遠鏡を覗くのが吉でしょう。百円硬貨を投入して更なる絶景
を望んだ私に、しかしこのような声が隣からぼそっと聞こえてきたのです。

「やばいところを覗こうとしてるんじゃない?」

女性の二人連れがさりげなく囁くのです。違います、私は決してそんな邪な感情は
抱いてません。あくまで更なる絶景に酔いしれるために……しかし、居た堪れなく
なった私はまだ時間が残っているにも関わらずその場をあとにしたのでした。

そんな悲しみも体験しましたが、全体的にはなかなか有意義な観光でした。それか
ら、私はKeyMixのカタログとさりげなく並べてあった月姫プラスディスクを取得し
DNAのKanonアンソロジの第三巻と鬼束ちひろの「イソムニア」を買って帰路につい
たのでした。

えっ、渋谷はいかなかったのかって? 実は病み上がりで体の節々が偉く軋むので
東京タワーの訪問だけで全精力を使い果たしてしまったのですよ。というわけで、
街スポットを探す渋谷探索は次回(日時未定)に繰越となりましたとさ。

ちなみに列車の中で江戸川乱歩著「孤島の鬼」を読了しました。前半は本格的な
謎解き、後半はちょっとした冒険小説という二段構えの作品ですが、前半の謎解
は一読しただけですぐ分かりました。不可能なことを除去して、例えどのように
不可解だったとしても、他の可能性が有り得ないならそれが真実である、という
推理小説のテキストに強く従ったものであるが故に、なのですが。推理小説慣れ
した私には、逆に後半の方が面白かったです。乱歩の作品は二階堂蘭子が述べて
いるだけで結構ありますが、そちらの作品も読んでみようと思います。とりあえ
ず、次は「吸血鬼」「蜘蛛男」「D坂の殺人事件」辺りを読みます。

まあ、感想はこの辺りで今日の行動の続きです。

帰るといの一番に「イソムニア」を聴く。やはり、彼女の曲は良いですなあ。全体
的に流れるネガティブ系の歌詞が良い感じです。ちなみに月光のアルバム版は、Trick
で流れていたもののフル・バージョンでした。こちらもかなり良いので、シングル版
との違いを確かめてみて下さい、買った方は。その後、カタログを見て確かにス
ペースが確保されてることを確かめ、それからアンソロジを読む。

その中の一つが、『終わりなき〜』の一シーンとして考えてる情景とほぼ同じこと
と、その描写が秀逸なことに衝撃を受けました。絵と文字を併用すれば、このよう
に上手く表現できるのかな? と。多分、どんな緻密な情景描写を用いてもこれは
再現できない、と感じて少しブルーになりました。ちなみにその一遍とは、ぴすと
ん氏作の香里がでてくる一連のシリーズです。念のために。

それから久々にα外伝をやったのですが第五話にして二ターンでゲームオーバ。
どうやら月基地とはマイクロウェーブ送信施設だけのことではなかったようで、
やり直しを余儀なくされたのでした。明日はもう少し進めてみたいと思います。

あとはKemix用の物語「The Last Requiem For You」のプロットと「終わりなき〜」
の続きを打ってました。どちらも果てしない鬱文章が続く話ですが、何故かこうい
う話は自然と筆が進むのです。私の得意?な分野は鬱文章なのかなと少し思った
りしました。少し、嫌な感じですが。


四月十三日 晴れ

今日の一言
『悔しくて指を、離す〜♪』

通勤途中、人の波が襲来。私はその圧倒的なプレッシャによって、持っていた
鞄から思わず手を離しそうになりました。人という字は、人と人を押し潰しあ
って生きる存在だということをこの時、つぶさに痛感したのでした。

さて、今日は私を悩ませた事象がもう一つあります。寮内で蔓延している風邪を
伝染されたということです。咳をする度に頭が痛い、体はけだるい、鼻水はとま
らないと散々な日でした。しかし、休む訳にも行かず鉛のような体をひきずって
出動です。途中、微かに耳鳴りがしたり、

「私は真弥子よ……」

という囁き声が聞こえたり、えいえんに私を導こうとする幼い少女の姿が見えたり
しましたが、徐々に持ち直した体調と共に私はこうして今日の記録を打っているの
です。勿論、後の二つは嘘ですが。

故に、金曜の夜はやり倒そうと思っていたα外伝をプレイする気力もありません。
もがれた羽のように痛む肩も、その威力を増してきますし。会社員になるというこ
とと、弱るというのは同義語なのではと思った今日でした。

まあ冗談はこのくらいにして、今日は体力がなくなったので早く寝ませう。


四月十二日 晴れ

今日の一言
『あれはGファルコン!』

何故、いきなりこんな科白かと言えばKeyMixでのスペースナンバがX-32だった
からです。GXの32話ってサブタイトルこれだったんですよね、ランスローさん
という第七次宇宙戦争の時にはジオングもどきのMAに乗っていた御仁が言葉を
紡いでおりました。ともあれ、GXファンの私に開催委員会は素敵なスペースを
用意してくださったようです。週末はカタログ買わねば、です。

さて、足の臭さも少し収まってきた今日、今日は全く書くことがありません。
話題になることはと言えば、朝日新聞が李登輝前総裁の入国申請に対して、ジ
ャーナリズムの一員で報道の自由の最先端を担う存在でなければならない筈な
のに、政治活動をされると困ると言い放っていたことくらいでしょうか。日本
の法律を無碍にしてまで中国の国益を考えるこの甲斐甲斐しさには涙が出そう
になります。

大体、歴史教科書についても中国や韓国の意向を汲めと大騒ぎしてますからね、
あの新聞は。近隣諸国条項って、どこに他国の意向をびくびくしながら眺めて
教科書を作る国家があるのでしょうか? だとしたら日本を過当に鬼子と連呼し
三兆円という援助を受けているのに国民にはそれをひた隠しにし、日本への憎悪
ばかりを植え付ける内容である中国の教科書に、日本は存分にクレームをつけて
然るべきである筈なのに一言もそんなことは口に出しません。日本政府も、その
ことについては一言も言いません。しかも、中国や韓国が歴史を外交のカードに
使いたいと、朝日新聞は紙面で公然と述べており、それでもそちらの姿勢の方を
歓迎しています。

中国や韓国に対する機嫌を損ねることは、日本の将来に良くない結果をもたらす
というのが主な論調です。しかし、半永久的に歴史をカードに使われ足元を見て
下手に外交しなくてはならなくなる事態の方が余程国益を損ねる筈です。それさ
えあれば、中国や韓国はかなり高度な政治要求すら日本に飲ませることが可能な
のですから。そして、外国により言論の自由の蹂躙が容認されてしまうのです。
確か言論の自由の蹂躙は、マスメディアにとって最も忌むべき問題でしょうが、
何故かその可能性は考えない……全く矛盾してるとしか言いようがないです。

いや、こういうことを書くと間違いなく引かれるのでしょうが、たまに言ってみ
たくなるのです。だって、絶対矛盾してますもの。

後は東テレの「愛と女とミステリー」を少しだけ見ました。既存のサスペンスと
何も変わるところなくすぐにパス。やはりこの手の作品は、統一的にレベルが低
い傾向にあるようです。愛も女もいいから、もう少しミステリをやって欲しいと
思う今日この頃。考えれば、二時間サスペンスの短編で面白いと思った作品は、
夏樹静子原作の「そして誰もいなくなる」だけでした。あれは面白かったなあ。
何処かでビデオ販売されていると嬉しいのですが。

さて、今日は「終わりなき〜」の続きをこっそりアップしておきました。この話、
「SketchBook」辺りが話の折り返し地点となります。つまり半分。実はあの話、ま
だ半分いってないのでした。週末に「Girls」「Boys」辺りまでUPしたいのですが
うまく行くかは分かりません。以上、半分以上日記ではない活動報告でした。


四月十一日 曇のち晴れ

今日の一言
『自分は一人だと…思い込んでいては…自分の時が止まってしまうんだ…』

「ワールドエンド・フェアリーテール」より森崎飛鷹の科白です。世界の終焉、
永遠、不死。ガンガンWを見てる限りではそう言ったテーマが「ワールドエンド」
の世界観の一つのようです。というわけで(いや、昨日の日記をみていないと
意味がさっぱり分からないのでしょうが)「世界の終わり〜」を読了しました。

終末を予告された人間の淡々とした時の流れ、終末の世界の緩やかな時の流れ、
二つの世界が絡まるに従って収束と発散の結末を迎える二つの世界……不思議な
読了感が生まれる作品でした。最後の方は、訳も分からず涙がでそうになりまし
が、何処か私の琴線に触れるものがありました。

さて、今日は配属先が決定されました。が、そこで私は恐ろしい事実を耳にした
のです。『営業向きと思われた性格の人間は真っ先に営業に抜かれる』というこ
とです。もし、私が気張ってハッスルしていつも以上にテンションを上げて接し
ていると、営業に回されるかもしれないのです。私のような、内向的で否定的、
かつ喋りの発展性のない私は、到底営業に向いていません。ということは、多分
あまり明るく社交的にしてはいけないのです。気をつけて、営業向きだと目がつ
けられない程度に明るくなくてはなりません。高難易度です(お

さて不穏当な話題はさておき、最近は長い通勤時間のお蔭で読書が進みます。
もっとも、ここ一ヶ月で一番良いと思ったのはやはり城平京の「名探偵に薔薇を」
でしょうか。既出のトリックではあるらしいのですが、私はこの作品の結末を
見た時、凄いと思いました。数は少なく入手が難しいですが、見つけたら是非
読んで欲しいと思います。


四月十日 晴れ

今日の一言
『息がにんにく臭えんだよ!』

ケイゾク特別編より真山さんの科白です。とまあこれは前振りであって。
というか足が臭いです。革靴履き出してから、どうしてか今までに存在
しなかった足の臭さを感じるようになりました。私はこの事実に、得体を
しれない恐怖を感じます。足が臭いという会社員の業とも言える病に、
私は既に侵食されつつあるからです。嗚呼、恐ろしや。

今日は会社の懇親会というものがありました。会社の偉い人と同期社員とで
飲み食い語りをするというものですが、私は酒が弱いのに日本酒という殺戮
兵器を注がれて何も飲み物を口にすることができなくなりました。これが、
社会の洗礼というやつなのでしょうか? 楽しそうに談笑する人ごみを尻目
に、私は出された料理を栄養補給のため食らっておりました。どうも、私は
盛り上がることもできず、適当に騒ぐのを眺めてました。人が壊れている様
を見ているのは、結構楽しいものです。やはり悪趣味なのでしょうが。

現在「世界の終わりと〜」を七割ほど読みました。あともう少しで読了でき
そうです。これを読み終わったら、次は何を読もうか? ずっと借りっ放し
の永遠の仔を読もうと思っていますが。

あと、まだもう少し先なのですがサーバを移そうかなと思ってます。お金には
少し余裕が出来そうですし、広告の出なくてCGIやSSIも自由に使えるサーバに
変更したいというのはずっと考えてたのです。これから、なるべく条件のよい
HPサーバを探す予定です。


四月九日 曇時々晴れ

今日の一言
『お役立ちひよのちゃんです』

もみあげ坊やに翻弄されながらも可愛さを振り撒いてくれるスパイラルの
ヒロインです。いや、この娘は本当にかわゆいですよ。

今日はCGIが動かなかった原因が判明。jcode.plが呼び出されていなかった
からでした。初歩中の初歩のミスだ。というか、これに気付かずFAQ掲示板
に書き込まなくて良かったです。perlにcgiを通したら一発で分かりました。
さて、これでようやく以前と同じ環境が整ったと言えます。後は暇を見て、
GIMPの使い方を何処かで仕入れてきたいと思います。もっとも、使用法は
Photoshopに準拠なのでそちらの本を買って調べるのが吉だと思いました。
後はサイト周りをして良いサイトが見つかればなと期待するだけです。

わざわざソフトを買わなくても、案外に良いフリーソフトは転がってる、
全くもって貧乏人に優しい世の中です(お

さて、今日は何故か休日明けなのに研修は終始お疲れモードでした。理由は
分かりませんが、推測するに休みに魂を発散させたのでしょう。休日とはい
え、これからは体力との兼ね合いを取らなければならないようです。えっ、
私? 私は体力を使う趣味じゃありませんから。へっちゃらへーです。

そこで福利厚生やら保険料やらで色々と給与からさっぴかれてることが判明。
ちょいと兄さん、これはぼりすぎやないかという思いが頭を過ぎるものの、そ
んなことを言ったら蛸殴りの刑でしょう。まあ、備えあれば憂いなしというこ
とでそこは納得しました。

で、明日は再び酒を飲むことになりそうです。社会人になると酒を飲む機会が
増加すると言われてきましたが、どうやら本当のようです。私は、あまり酒が
好きじゃありません、寧ろ嫌いな方です。舌を刺すような苦さというのが第一
にあるのですが、最たる理由は理性を飛ばすことです。酒で理性が飛んだ人間
(主に父ですが)に散々悩まされてきた私は、父の悪酔い遺伝子を継いでいる
のかと思ってブレーキをかけてしまうのです。勿論、炭酸が苦手でビールなど
のライトな酒精をなかなか受け付けないのも原因なのですが。

あとはネスケ6を入れてみました。起動までにかなりの時間がかかるのが難点
ですが、新しいフレームをまき散らすIEに比べてまとまりが良いように思えま
した。ただ、やっぱり物凄く重いのですが。

あとは昨日UPしたSSの続きを読み返して思った。つくづく人を鬱に巻き込み
そうな文章です。しかし、ここまで来てまだ半分も進んでない話はやはり長
のでしょうか? きっと非常に長いのでしょうね。取りあえず、夏を目指し
第二幕のラストまで進みたいです。プロットはきっちり固まったし、あとは
話を進めるだけです。うみゅ、ラストはすぐにでも書けるのに……。


四月八日 晴れ

今日の一言
『ぼくらが求めた戦争だ』

オルバ弟さんの科白です。今日はα外伝を四話まで進めました。初っ端から
結構、強いユニットが集まっていて進めるのは楽です。難易度が難でも苦戦
しているまでは思いませんので。やっぱり、スパロボで一番難しいのは第三
次ですね。セダンの門、ラグナロク辺りは本当に泣くほど難しかったですも
の。後半はとにかく難敵のオンパレードで、相当に難しかったと記憶してい
ます。あれに比べたら、まだ楽です。ただ、αよりは難しいですが。

でAnhttpdの方は、レジストリの変更が上手くいきました。が、何故かcgiは
動かせない状況が続いております、うぐぅ。あとは浜崎あゆみの「NeverEver」
を買いました。でも、何で彼女の歌はおねかのえあ系の情景を喚起させる詩が
多いのでしょうか? だって、ねえ。いや、歌詞を聴いた方なら絶対に思う
でしょう。

そんなことを考えるのもさておき、今日も「終わりなき〜」の続きを書いてました。
で、文章を見るといつのまにか色々な文章や詩の影響を受けてるのが分かりました。
香里の性格が瀬川みゆきに近付いているのは、多分きのせいでしょう。ええ、多分
気のせいです。


四月七日 晴れ

今日の一言
『額に肉と書いて馬鹿にしてやる』

マサルさん流侮蔑のやり方、だと思う。はっきり言って、今は肉があまり食べたく
ないです。というのも「ハンニバル」を観に行ったからで。

で「ハンニバル」の感想ですが結果から言えば凄いの一言に尽きます。特にレクター
博士の強烈なキャラクタは、流石羊たちの沈黙で主演をとったものだと唸らせるほど
良いです。こんばんはの次にはナイフが一閃するのですよ、しかも極めてにこやかに。
ちなみに原作で少し不満のあったラストですが、映画版を観てその不満は払拭されま
した。原作のクラリスは少し性格的に違和感を感じたのですが、映画版では羊たちや
ハンニバルで感じた性格が一貫してました。フィレンチェの芸術? 殺人のシーンは
特に必見です。これは非常にお薦めなので、原作を読んだ人も是非観て下さい。

約束、だよ(お

さて冗談はさておき、後はうまいラーメンの店を探して二軒訪ねました。最初の方は
いまいちだったのですが、二軒目の味がなかなかのものでかなり満足できました。や
はり首都圏は競争も激しいのか、なかなか美味なラーメンに当たる確率が高そうです。

で、今帰ったところなのでα外伝や月姫はまだ手をつけてません。現在、Anhttpdの設定
に苦しんでます。regeditでレジストリ情報を書き換えるとか書いてあるのですが、下手
に弄ると深刻なダメージがありそう、アンド方法が分からないで現在投槍状態です。もし
どうしても分からない時はFAQ掲示板に投稿してみるつもりですが、前出者がいると言わ
れて辿っていくと理解できない説明があったりするかも

その代わりと言ってはなんですが、GIMP for Win32とxyzzy、Platex2e for Win32
などの便利なツール? をインストールしてました。xyzzyはMuleライクなテキスト
エディタ、他の二つはGIMPとPlatexのWin32版です。探してみると結構あるもので、
少し苦しんだ覚えがある、或いはずっと使いたかったツールを手に入れることが
できました。

あとは「終わりなき〜」の続きを進めてましたとさ。


四月六日 晴れ

今日の一言
『冬は様々な物事の姿を明確にしていく』

「世界の終わりと〜」からの引用です。現在は上巻まで読んだところで、二階堂黎人の
「悪魔のラビリンス」という蘭子シリーズの最新作が出ていたので飛びつくように買って
読みました。まだ続く話のようなので感想は分かりませんが、最初の事件の密室の謎は
非常に巧くできていたと思います。詳しく話すとネタバレになりますが、かなり精緻に
練り込まれたトリックであることは間違いありません。取りあえず、私は二階堂蘭子が
相変わらず素敵な難事件と対峙しているのを見て、心が躍る気分でした。

さて、今日で研修の折り返し地点です。午後からはちょっとした見学の後に、何が楽しい
んだかこぞってお台場まで繰り出しました。私はやはり東京タワーが良かったのですが、
多数決と規律には逆らえません。まあ、お台場にも一つ訪ねたいスポットがあったので
そちらは好都合でした。

訪ねたかったスポットというのはお台場臨海公園にある日本一の観覧車です。以前に
ブロードキャスターでその勇士を見、また別の理由からも観覧車に乗る必要性があった
のです。というのも「終わりなき〜」の一シーンで観覧車のシーンがあり、どのような
光景が眼下に形成されるかこの目で確かめて見たかったからです。

見えた風景は予想以上のものでした。もやがかかってそんなに遠くまでは見渡せなかった
ものの、黄昏色に昂然と輝く西日と広遠なる首都の風景。車は蟻のように通り過ぎ、人の
営みがどんどん遠ざかっていきます。この光景は、クライマックスを飾るに相応しいもの
だと確信しました。いや、900円とかなり割高なのですが良いものを拝ませて頂きまし
た。また、この観覧車には乗りたいですね。

というわけで、この感動を忘れないうちに観覧車のシーンまで書いてしまいたいのですが
それまでにはまだ十以上のステップがあります。取りあえず、週末で二つくらい進めれば
御の字かと。でも月姫やα外伝があるので実質は無理そうです。

明日は映画館を探して「ハンニバル」を観にいく予定です。


四月五日 晴れ

今日の一言
『そんなっ! 声まで違ってっ!』

どの台詞だったかは分かりませんが、声優が変わった違和感から発生する言葉です。
例:遊戯王デュエルモンスターズの遊戯

さて、賄いの食事の量が私を太らせる陰謀を見出した時、毎日がお腹一杯です。
と言ったら意味が分からないでしょうが、毎日あそこまで満腹になる料理を私は
他にしりません。寮のダイナミズム、恐るべしです。

他には「ハンニバル」を読了。「羊たち〜」と比べても遜色のない面白さでしたが、
ラストはちょっとだけ不満。もう少しハンニバル・レクター博士には精神攻撃と薀蓄
と陰湿的な口撃を続けて欲しかったのですが。しかし、その他は他聞に漏れず面白い
話でした。今週末には映画がR指定で公開されるそうですが、まあかなり妥当な線かと
思います。確かにあの内容は、映像化して全年齢に薦められるものじゃありませんもの。

今は村上春樹著「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んでます。これ
はONEのえいえんの世界の元になったという話で、冒頭付近だけ読んだのですが、確かに
雰囲気は似ていることを確認できました。

ところでスパロボ外伝、今日は音楽だけ聞いて進んでないのですがResolutionが入って
いるということはDXもでるのですね。ちょい役という訳ではないのを確認できて、何故
かGXには異常に冷たいバンプレストもようやく本腰を入れてくれたのかと涙の出る思い
でした。早くGXの出るマップまで辿り着きたいですな。

音楽と言えば、最近は浜崎あゆみの「A Song For XX」「Trauma」「M」の三曲を連続再生
してます。不思議なことに、この三曲って「終わりなき〜」の第一幕〜第三幕のイメージ
にとぴったりなのです。故に、「Trauma」をリピート再生させて「終わりなき〜」の続き
を打ってます。これは、明日か明後日にはUPできると思います。

さて、明日は新入社員全員でお台場に行きます。私は東京タワーに行きたいと主張したの
ですが(理由は推して知るべし)やはりお洒落スポットには叶いませんでした。ああ、始
まりの場所東京タワー。光に包まれて異世界に行ける場所なのに(お

現在、ようやくPerlとAnhttpdのインストールが完了。圧縮ツールも確保したし、
Pixiaもインストールしました。あとICQも新たに導入。番号が変わりましたが、
これで大体の環境は確保できました。


四月四日 曇のち晴れ

今日の一言
『時間なんてものはとても 時として残酷で』

浜崎あゆみの「Trauma」よりの引用です。
その残酷さをいやというほど味わってきた人間としては、何とも言えませんな。
小さい頃は、過ぎ行く時すら優しいと感じていたのに何時から私は時を急ぎ、
過ぎ行く時を憎むようになったのでしょうか? 時間というものの価値を知って
しまったからなのでしょうか?

あいも変わらずの満員列車の中で、ふとそんなことを考えました。鮨詰めの列車
の中で、どこかを磨耗した自分を僅かの恐怖でみつめながら、しかし時は確実に
行く。ならば、時とどう付き合うべきなのか……答えはまだ出ていません。

さて、新聞を見ると新しい歴史教科書を作る会の教科書が検定を通過したとか。
これで、自国を蔑み外国の圧力に屈して歴史を歪めまくってきた教科書の流れが
少しでも良い方向に進むことが期待できそうです。それにしても教科書の検定
内容で「戦争が必ずしも悪であるとは限らない」を中学生が論議するには難しすぎる
と紋きりにしていたのには釈然としないものを感じました。それなら軍隊での抑圧
された性欲を処理するために軍隊が認めていた慰安婦の問題は中学生で論議する
内容なのでしょうか? どう考えたって、これは十八禁の内容です。少なくとも、
健全な論議などしようがありません。しかし、外国に配慮してずっと載せ続けていた。
しかも今年度の教科書で慰安婦の記述が削除されたのは「与党が圧力をかけたから」
というNEWS23の内容には呆れる限りです。教科書から記述が消えたのは、余りにも
事実が曖昧すぎるというので物事が明らかになるまで一時的に削除されただけのことです。

まるで「政府の陰謀」であるかの如くこの問題を扱い、慰安婦問題が事実であったかの
ように見せようとする同番組の歪曲した報道姿勢。厳然たるものであるべき筈のニュース
が、X-FILESのような極めて怪しいものに落ちていました。最早最近は、情報もニュース
も歴史も読み手のための客観的な真実を提供する気はないようです。悲しきかな

堅い話はこの辺でおいといて。α外伝は二話まで進みました。GXはいつ出てくるので
しょうか? 早くガロちゃんやティファ、そして兄弟に会いたいです。

他には、KeyMixとBrightSeason9の同人誌について少し計画を練ってました。KeyMixは
コピー誌でオリジナルの話を、BrightSeason9は「光と影を〜」のオフセ版を計画して
います。が、ちょと概算したところ280ページくらいになることが判明。「終わりなき〜」
だって、160ページでで殆どの人が敬遠してたのに1.8倍に増加するのです。最強です。

しかし、一番困っているのはカバーの絵を描く人がいないということ。相棒の方は絶対、
「終わりなき〜」の第二幕の表紙しか間に合わないだろうし、私は絵が描けない。

よく小説本の表紙は綺麗なCGが表紙を飾っているのですが、どのようにしてCGを描いて
欲しいと頼めばよいのでしょうか? 今、一番の疑問です。


四月三日 晴れのち曇

今日の一言
『悲劇とは、単に死ぬことではなく、無駄死にさせられることなのだ』

トマス・ハリス「ハンニバル」より。
実はこの本、一年近く前に上下巻とも購入していたのですが、すっかり忘れていて
映画館に行く前に読了しておこうと思って読み始めました。まあ、読む時間はたっぷり
ありますから。人間牧場の列車の中という空間と時間が……。

まあ、そんな暗い話はなしにしましょう。例え人間的に見て最低の居住空間だとしても、
本を読むスペースと時間があればそこはある程度の楽園に変わります。さもありなん。

ところで四月はみたい映画が二本あります。一つは先程も述べた「ハンニバル」です。
羊たちの沈黙はレクター博士がとても妙味のあるキャラクタで好きなので、彼が主人公
の続編となれば見ないわけにはいかないのです。もう一つは「天国へのカウントダウン」
で、これはコナン劇場版第五弾となります。第四弾で復調の兆しを見せている映画シリ
ーズなので結構期待していたりします。しかし組織絡みとなると推理よりアクションが
重視されそうな気が(世紀末の魔術師は折衷が下手で失敗したと私は思っている)する
のが唯一の気がかりである。まあ、どちらにせろ「時計仕掛けの摩天楼」の一位は
揺るがないと思うが。

さて閑話休題。今日は臨時収入が入ったので少し色々と買ってまわった。まずSRWα外伝、
それから浜崎あゆみのベスト盤、あと念願の月姫の三本です。しかし、ちょと疲れてし
まっているしプライオリティの高い作業があるのでこれらは後日にやりませう。

月姫は本格推理のテイストが入った作品だと聞いてますし、何処のHPでも絶賛している
ので期待できそうです。しかし、30時間という鬼のようなプレイ時間がかかりそうとも
聞いてるので、週末にじっくり腰を据えてやってみようと思います。取りあえず、パッ
ケージをみた限りでは、金髪赤目の姐さんが良い感じ。名前、良く分からないが。

で、現在は浜崎姐さんの歌を聞いてます。改めて聴いてみると、何処かで耳に入った
ものばかしですねえ。彼女には「M」の歌詞に聞き惚れてから本格的に興味を持った
のですが。やはり聴いてみて「M」、次点で「A SONG FOR XX」が良いですな。この
辺りは個人の好みもあるでしょうが、私はこの二曲がお気に入りです。

それと、ビデオ端子はテレビの後ろにあることが今回新たに判明してしまいましたとさ。
つまり、昨日買ったアンテナ用端子は無駄に……うぐぅ。


四月二日 晴れ

今日の一言
『ボクはただの小学生だよ』

名探偵コナン劇場版第四弾「瞳の中の暗殺者」より。ということで、スペシャル
として見たこれ。最後の台詞は、洒落がきいててなかなか良いです。

今日は入社式でした。が、これと言って楽しい話が聞けた訳でもなし、つつがなく
二十一世紀最初の入社式は終了しました。それにしても、今日は聞けませんでしたが
二十一世紀は〜の世紀だと言う人間の何ておおいことか。まだ二十一世紀になって
三ヶ月しか経ってないというのに何故そんなことを断定できるのでしょうか? 私
にはそれが不思議に思えてなりません。

最近の傾向として、というのならまだしも百年というロングタームを括ってしまう
のは早計のような気がするのですが。もしかして、アカシックレコードでも垣間見
ているのか……。まあ、別に深い意味はないのでしょう。

今日は、ビデオ端子なしでもPSを繋ぐ方法を発見しました。というか、そのような
器具は周辺機器として簡単に手に入ったのでした。ということで、α外伝がプレイ
できそうです。ああ、GXよ兄さんよ、待っていておくれ(壊)

あ、それとネタがなくなったので急場の一時室を一旦閉鎖しました。AIRの感想は
今ソフトが手元にないので後回しです。これは後日、感想部屋の方にUPの予定です。


四月一日 晴れ

今日の一言
『いやがらせだな? いやがらせだろ!』

鳴海歩の、ひよのに言いくるめられた後の一言です。
今日はエイプリル・フールということで、トップに少し仕掛けをしました。
広告バナーが現れるのが欠点ですが、なかなか笑える嘘だと思います。
これは、以前にみたページを参考にさせていただきました。

まあ、これがアップされた頃にはもう消えてしまっていますが。
でも結局、賛同者は三名しかいませんでしたね。
やはり、日本は嘘に対して寛容にはなりきれないということでしょうか。
それとも、私が変な人なだけなのか……まあ、それはどちらでも良いでしょう。

今日はKTX2に行きました、横須賀です。首都圏はKey・Tactics系のイベントに
参加しやすく、それは非常に嬉しい誤算だったりします。
そのイベントの落書きノートに、エイプリル・フールということで
フェルマーの最終定理に反証が見つかったと嘘を書いてきました。

ともあれこのイベント、RM2とは別の盛り上がり方でかなり面白いイベントでした。
規模的には小さいですが、色々なことを考えて会を盛り上げようとしている姿勢には
好感が持てました。第三弾も、今度はサークルとして参加してみたいものです。
取りあえず、サークルとしては五月三日のKeyMixですか……スペースまでとって
活動を行うのはこれが初めてとなります。そちらも楽しみです。

というわけで、ここからはKTXの参加記録です。
この日、私は七時過ぎに住んでいる寮を密かに脱出しました。こんな早い時間に
ぴしっと着替えてどこかに出かけようとしているのを見咎められたら私としては
言い訳が聞きませんから。メタルギア・ソリッドのスネイクのような弱々しさで
脱出すると、電車を乗り継いで二時間近くかけて会場の横須賀へ。ちなみにその
間は「BRAIN VALLEY研究序説」なるものを読んでいました。脳がパンクしそうな
専門知識に満ち溢れたものでした。

さて、辿り着いたのは九時半。勿論、まだ一時間半ほど待たねばならん訳です。
しかし、こんなにも太陽は煌々と輝いているというのに日陰に押し込まれ、私
は震えるままに残りの時間を過ごさなければならなかったのでした。と、そこに
スタッフの人から怪しい誘いの一声が。

「納豆チーズカレーに挑戦する方、Coco壱番屋に行きましょう」

蘇る悪夢です。私はそれを試して、余りのまずさに悶絶して吐きそうになったほどです。
どんな賞品がでようが、私はそんなものを食べには行きたくありません。黙殺して、
会場が開くのを待ちます。

「カレー、食べに行く方いませんか〜」

頼む、もう私に悪夢を思い出させないでくれ(笑)

とまあ、他にも私の前の団体が着メロの流し合いをしてたり納豆チーズカレーツアーに
しつこく誘うスタッフを横目に寒さに耐えました。さて、しばし待つこと一時間半。よ
うやくヘヴンズ・ドアが開いて……もとい、即売会は開始されました。入ってしばらく
は普通の即売会と一緒で、私は明日が入社式なのに売り子しているるーくんさんと就職
先や職種のことについて話し合ったり(勿論、私も明日入社式というのは周知の事実)
本を購入したりしてました。

すると、今度は「ドクターペッパー」「キムチラーメン」「おでん缶」「どろり濃厚系」
なるゲテモノ四天王を売り始めたのです。私はその様子を眺めていましたが、おでん缶が
大量に余り「大人買い」を最後は推奨する始末。しかし、天晴れにも本当におでん缶を
大人買いした人が現れました。私は正しく、その人に拍手を送りましたとも。

そして次には「生ワッフル」売りです。私は甘いものに目がないので、これには飛びつき
ました。九十九個完売したのち、最後の一個にはじゃんけんで壮烈な争奪戦が行われました。
そして最後まで生き残った猛者には、無事にワッフルと「おでん缶」が授与されたのでした。

勿論、会場は拍手の嵐!!

まあ、そんなこんなでじゃんけん色紙奪取大会では引き分けどころか一回を除いて全て負け、
恐るべきじゃんけん運の暴露をしてしまうのでした。が、無事に即売会は終了。今度は
アフターイベントに突入していきます。アフターイベントは大富豪大会。はっきり言って、
大富豪は高校の時に「賭けで散々やり倒した」経験の持ち主です。余程のことがない限り
負ける気がしませんでした。

その後、少しアクシデントが(プライバシ保護のためその辺りは割愛)ありましたが、大富豪
大会はつつがなく行われました。案の定、練習ではトップ、本戦でも二位で勝ち抜け。
じゃんけんでは負けましたが、大富豪の神は私に微笑んでいると思いました。そう、
思っていたんです。でも、えいえんなんてありませんでした。プレイヤの一人のこんな
突拍子もない行動が全てを破壊したのです。

「革命っ・・・・!」

何故無頼伝涯風なのかは秘密ですが、とにかくこれによって私は見事に大貧民に転落して
しまったのでした、うぐぅ。

まあ、それはそれ。面白かったのは、賞品授与の時です。富豪(勝ち続けたもの)と貧民
(負け続けたもの)に賞品が与えられるのですが、貧民の賞品が最高でした。

米(美凪関係)
酒(晴子関係)
ZOID(観鈴関係?)

など記憶に残っているだけでも凄まじい笑いを巻き起こしたのでした。そしてその後、
お宝危険物ひきこもごも争奪戦じゃんけん大会がありました。パソコン、カタログ百五十
冊など絶対当たりたくないものもありましたが、それらも含めて私がゲットできた賞品
はやはり一つもなかったのでした、残念。

まあ、何はともあれ一部途方に暮れる人たちを残しながらKTX2は無事に終了したのでした。
めでたし、めでたし(なのか?)


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