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2001年8月の活動報告

八月

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八月三十日 晴れ

今日の一言
『別に当のじいさんはなんとも思ってねぇかもだけど見てるこっちは居た堪れないっつーかやるせないっつーか』

第二弾〜っ♪
……って何か、落とし所のない会話になりそうな予感です。

さて、昨日の話に多少なりとも反響がありましたので、ここはもう一つ。
二番煎じとか言わないで下さい、ああいわないで下さい(泣)

さて――。
面白い……というかネタになるものの中に、キャラとの会話とか小噺や軽い
ストーリィ性、後はコラージュなどがあります。私のサイトでは、

全然関係ない

ことではありますが、しかしこれも訪れる人の殆どが分からないものだと、
惹かれてしまうことがあります。また、突っ込むのが恐ろしいものもまた、
敬遠されがちです。

――例をあげましょう。

その1

うぐぅ「祐一くん、もんじゃ焼きってどういう食べ物なの?」

祐「おう、あれはな、サボテンを味噌で和えたものだ」

うぐぅ「ふーん、じゃあ今度食べてみるね」

一週間後。

うぐぅ「祐一くんの嘘吐きっ!!!!」

一つはKanonと分かっていても、もう一つがQ.E.D.であることは
分からない人が多いでしょう。もう一つ、更に分かりにくい例を
あげましょう。

その2

こ「秋葉様! 秋葉様! 離れの和室に死体があります!」

……一つは月姫だと分かっていても、もう一つがクリスティの
『書斎の死体』の冒頭だと分かる人など殆どいないでしょう。
パロディも、こうなると笑えません。

それどころか世の中には、本当に笑えないコラージュもあります。
こういう感じです。

その3

ここの一番下を見て下さい

結論、本人は面白いと思っていてもネタが分からなければ話にならないと
いうこと。だからガンダムネタは多用されるのですね(笑)

さて――。
今日は――。

はやみねかおる著『徳利長屋の怪』(青い鳥文庫)
浦賀和宏著『記憶の果て』(講談社文庫)

の二冊を読了しました。
感想は、時間がないので明日に回します。


八月三十日 晴れ

今日の一言
『たとえばコンビニでコンビニ弁当買ってるじいさんの背中を見た時と同じ気持ちっつ――かさ!! 』

今日の一言は四日続きます。四日で一つの言葉です。さあ、覚悟して
下さい。ちなみに今日は『フルバ』の七巻から。いやはや、何度読み返しても
良いですなあ、愛いですなあ。というか私、完全に屈服してます。

さて、今日は不肖私、よく考えてみました。人がある程度来てるのにも関わらず
いまいち寂れた感じがするのは更新ができない点もあるが、やはりここで多分に
漏れないような、同調できる話がすくないからなのでは、と。

私もそうしたいのですが、生憎こちらの文章は思ったことやあったことを適当に
書き綴っているだけ。根がちゃらんぽらんながら、言ってることは真面目なこと
が多かったり、紹介する物も底辺の二乗くらいのマイナさであったり、第一こん
なところを見てるのかなんていう疑問も沸々と湧く次第でありまして、忙しくな
るのもありまして、週記位に縮めようかなとも思うのですが、そうするとさらに
寂れた雰囲気がするのがまた、微妙な寂寥感を醸し出し、苦し紛れに奇妙なネタ
を話しまくったり、突然ガッシュのネタで満たされたり、実は今日も今までずっ
と溜めてきた靖国参拝のこととか、黒磯の事件のこととか、あるにはあるのです
が、僅かに書いたテキストを読み返してみると反感必死な内容で即座に封印再度。

で、人を惹き付けるテキスト系のサイトを見るとやはり硬軟両立の笑って為になる
というものが多かったり。私の場合、為になるとはいやはや程遠いので、まだまだ
文章と知識を磨く必要があるなと再認識。ゆくゆくは、紹介はされないけどネタに
なる場所というのを目指せれば良いなと……無理っぽいですけどね。

で、今日はWAYさんと全く同じ方法……というかGoogleで自分のサイトと関係あり
そうなキィワードを引っ掛けるということをやってみました。ちなみにこのGoogle
ですが、一時期は『恋愛シュミレーションゲーム』で検索すると、人狼城の恐怖に
匹敵する恐怖が味わえたりとなかなか愉快なものです。あ、ちなみにこれは他所様
の掲示板に乗っていた怪情報なのですが。

探して見ると、うーみゅ……わぁ♪ 結構あるものです。知らずにリンクを貼られ
ているところもいくつかあって、後はSSの感想なんかでしょうか。Googleって、
結構面白いです。ただ、どうしても気になることがあって……というか、私の本名
が流出してないかチェック掛けてみました。この情報化の社会、油断なりませんか
らね。が、結果はシロ。いやあ、ネタにならなくて良かったです。

ちなみにリンクを貼ってる方のところには、後々唐突に書き込んでみようかと。
いやあ、悪趣味と思われるかもしれませんが、楽しみです♪

……実は意外と陰険だったのね、私って(お

あと、今は『終わりなき〜』の第八場の続きを書いてます。ここまで書いてみて
思うのは、やはり私には真っ当な恋愛物なんて無理だということでした……。
ようやく半分ほど進みましたが、ここまでで第一幕の総容量とほぼ同じです。
……何だかまた、色々と大変そうだと思いました。終わらないよう(泣)


八月二十九日 晴れ時々曇

今日の一言
『わたしは謎の〜三角仮面〜♪』

唐突ですが、今週号のガッシュは

面白過ぎ

です(爆笑)

嗚呼、私が小さい頃からずっとやりたかったことを、ガッシュは物語の中で
代弁してくれました。私も一度は、

コーンを被って見たい!!

です(うっとり)

更に驚くことに、バルカン300が、

三代目!!!

でした(汗汗)

……清麿、糊付けくらいはやってあげたのでしょうか(謎)

今日の日記はガッシュを読んでない人にはさっぱりでしたが、
それくらい強烈でした。雷句誠氏の、異様にぶっ飛んだギャグには、
もう何者にも太刀打ちできません。件の、

先行者!!

でさえ、もうアレには勝てないでしょう。

……ふう、最後に一言。

金色のガッシュ最高っ!!!!


八月二十八日 曇時々雨

今日の一言
『全ての謎、全ての不可解を解明できる存在を信じますか』

これは『名探偵に薔薇を』よりの引用。
この推理小説は、登場人物の言い回しに格好良いものが多いです。
名探偵無くしてこの話無く、またこの話無くして面探偵は無い。
という言葉が正にぴったりの話で以前から何度も絶賛しているにも
関わらず冊数が余りにも少ないため余程大きな書店でも売ってません。

まあ、元々創幻推理社の文庫自体、数や販売スペースが小さいので、更に輪を
かけて手に入りにくいのがまた憎いです。エラリィ・クイーンもヴァン・ダイン
も、ガストン・ルルーもここから面白さを知ったので、もう少しスペースが
増えてくれたら良いなと思ったりして。

それにしてもここからデビューした人って、須らく他社に移って推理社の方は
省みられなくなる傾向があるのですが、何か理由があるのでしょうか……。
原稿料が安いって訳じゃないよな、まさかそんな筈はありませんよね(泣)
だとしたら、推理小説家って結構あざとい人が多いのかなと思ったり(大泣)

話が脱線したので、本題に戻します。さて、タイトルに対する私の答えですが、
物語という枠に入れれば在り得るという一種の逃げのようなものです。しかし、
物語であるということが名探偵を名探偵たらしめる要素ではないかと。
現実に名探偵は生まれない。少なくとも、快刀乱麻に謎を解く名探偵は居ない。
捜査は唯一絶対の捜査機関に委ねられ、推理することは許されない。良くて類推、
まずは証拠、物証、心証、考証の類。それでも名探偵を熱望する人はいる。そし
て、名探偵を嫌うものも。

そのどちらもが、本格と呼ばれるミステリィの熱狂的な支持者ではないかと私は
常々思っているがありやなしや。ただ、最早推理などしてない西村京太郎や、
赤川次郎の続物ミステリィが売れるのを見てると、大抵の人は名探偵なんて興味
ない、或いはどうでも良いと思われている可能性が高いというのが正直なところで
して、それがまた悲しいというのが……いやあ世知辛い世の中です(謎


八月二十七日 曇時々雨

今日の一言
『人を信じるということは、自分にとって都合の悪いことも含めて、相手を丸ごと受け入れることじゃ。それができれば、たとえ相手が坊やを嫌ったところで、その人間を信用できなくなるなんてことにはならん。違うかな?』

今回は『狩野俊介の肖像』より。
この言葉は『終わりなき〜』の根幹に関わる部分と驚くほど似ています。
まあ、思うところもあって今日の一言に選びました。

ちなみにHELLSINGの一言を見たい人はコミケレポートの方を見て下さい。
但し、貴方が中共の信望者だとしても苦情は一切受け付けませんので(お
かなり危険なコラージュです。

さて、今日は『ギヤマン壷の謎』を読了。うーん……現代を舞台としたもの
と比べるとどうもいまいち。『徳利長屋の怪』の方はどのような出来か……
まあ近い内に読んで総評を立てたいと思います。今日、本屋を見たら夢水探偵
シリーズの最新作が出ていたので、こちらも買うつもりでいます。『模倣犯』
はいつ読もうかなあ……もうちょっと後ですね。

後は、もう少しだけネットで調べ物。キィワードとしては超伝導、モノポール、
量子機械等。何か、説明を読んでるだけでも挫けそうな内容ばかりです。まあ、
SSへの影響度は微細なのですが、一応現存する研究であるかを確かめてみた
だけです。原典が何かは秘密です……その方が面白いと思いますし。

あと『終わりなき〜』の続きの推敲。昨日、急に電波が来て一気に書き上げまし
た。まあ、実家で大体は書き上げていたので一時間くらいでした。ただ今回は、
もろに私の嗜好が出てるなあと思いますね、特に御伽噺云々の話が。これはき
っと、読んでる人の九割八部は元ネタが分からないでしょう。分かった人は、
是非とも一度じっくりと語らいを持ちたいものです(お

今日は何か、意味不明な日記になっていますが、たまにはこういう雰囲気も
良いかと。あ、言い忘れてましたが今日は『BSX』の申し込みをしてきま
した。これで今三つ、そういや『はーとふる〜』の方は前日に申し込んでた
のにここで書くのを忘れているみたいなので合わせて言っておきます(笑)


八月二十六日 晴れ

今日の一言
『でも……いつか…平和なあなたの顔を殴らせてください。私はその日が来るのを楽しみにし、強く、明るく、ガッシュと共に歩んでいきます』

で、ラストはほのぼの系です。これで取り合えず、ガッシュネタOPは今日で
おしまい。お楽しみ頂けたでしょうか……反応がないのでそうではなかったみ
たいですけど……残念。

今日は『バイオハザード CODE:VERONICA』の 完全版をやってました。
完全版はウェスカー大活躍の言葉どおり、クレアをこてんぱんにのした後、
目を光らせて去っていきました。うわあ、素晴らしいですね……で、クレア
ぷんぷんです。スティーブといい、彼女に付き纏うのは兄以外にロクな男性
がいません。酷い男難の相すら垣間見えます……可愛そうに。

あとは『終わりなき〜』の第六場、それと故あって調べものをしていました。
以前に調べ物で苦労してから、プロットの前段階でキィワードになりそうな、
知識は簡単に書き留めておくようにしているからです。

と言っても、本を用意する時間がないのでネットで検索していました。情報化
の恩寵というのは、こういう時に素晴らしいですね。以前も『ケーニヒスベルグの
橋』の知識や『死に至る病は絶望である』の作者などを調べるのに使いましたし。

基本的に、普通の人にはどうでも良いような知識ですね、これらって(笑)

で、『終わりなき〜』の方ですが現在で700KBくらいです……。私はこういうのを
数えるのが好きでよくカウントしているのですが、これが原稿用紙に換算すると
どれくらいかと言えば、一文字辺りの容量が18ビット、つまり2.25バイトだと
いうことを考えればすぐに求められます。一枚が400字で丁度900バイト……もっと
数え易くすると0.9KBです。ただ、これは全部を文字で埋めた場合で実際はこれの
0.85倍から0.9倍というのが適正な容量みたいです。つまり大体、0.8KBくらいで
すね。

……うわあ、もうすぐ時計館の殺人の枚数に近付く(笑)
ちなみに言うと時計館の殺人が約1000枚らしいです。
こういうときにも比較にミステリィが出るのは私らしいです。

連載物は得てして終わると感想がどっと来るので、
今はそれを期待してちまちまと書いてます。『光と影を〜』とは別の意味で、
どういう感想が来るのか非常に恐かったりするのですが。

こういうのを嫌よ嫌よも好きのうちと言うのでしょうか(違


八月二十五日 晴れ

今日の一言
『ガッシュ!!! お前はオレの友達だ!!! 化け物だろーが魔物だろーが関係ねえ!!! 友達なんだよ!!!』

今までのギャグ路線から一転、熱い台詞です。
ああ、素敵です。私もこういう言葉を吐きたいですが、
根が冷静なので無理な気がします。けど、良い場面(泣)

さて、今日はレポートとかSSとかの文章を打ってたせいで、
こちらの日記は短めです。ただ、最近は反応されるようなネタを
提供できないのであまり意味のない部分になっているのかも。

ネタ、ネタ……そんなもの簡単に振ってくる訳ないじゃないですかあ(泣)

とテンぱってみたところで、今は『模倣犯』より先に『ギヤマン壷の謎』を
読んでいます。と言っても休日は電車に乗らないので殆ど読んでませんが。

レポートの方は一つ追加、SSの方はようやくいちはちきんの方から逃れられ
そうです。やっぱ、ああいうのは苦手だ(泣)

第七場の方は半分くらい実家で書いてるので、もしかしたら二つ同時にUP
できるかもしれません。後は今まで放っておいたメールの仕分け。今でかな
り混乱していましたが、ようやくまとめました。ああ、すっきり。

したところで、今度はHPの方も少し整理したいのですが、況やとせん。


八月二十四日 晴れ

今日の一言
『うわぁあああああ!!! あんちくしょーめ! あんちくしょーめ!』

正に怒りが滲み出ています。ちなみに叫び声のあの数もきちんと再現してます。
取り合えず、後は二つほど真面目な台詞もあるので今週はガッシュネタでいき
ます。嫌ならば、掲示板でなりなんなりで抗議を。その場合は漏れなく、
HELLSINGネタに切り替えますので。どちらも嫌というのは不可っ、です。

というわけで今日は『暗号解読』を読了。いや、暗号ばかり450ページものフル
コースながら、興味の惹かれる内容が幾つもありました。情報系なのにいまい
ち分かっていなかった公開鍵暗号についても理解できましたし、古今暗号史み
たいなものも知ることができました。シーザー暗号からヴィジュネル暗号、
エニグマ暗号器、そして計算機による高度なスクランブル暗号、最後に量子の
振る舞いを利用した原理的に解読不可能な量子暗号まで、およそ情報系に学んで
いる人間なら無縁で――近い将来、それは世界全てとまで拡大される――いるこ
とのできない話題が盛り沢山、素敵な一冊となっておりました。

そして探偵学園Qを見ました。やはり予想は大当たり、しかし異人館村で懲りたのか
積極的なネタバレはしなかった模様。この点はなかなか偉いですが、今回の結末と
照らし合わせたら容易に想像がつくと思うのですが如何なものか。さぶろーまるさん
の立場は思ったより笑えたし、まあ最初の話としてはそこそこ面白かったように思え
ます。これからの発展でどう化けるかが、これからの懸案だと思われます。

後は宮部みゆきの『模倣犯』を購入。理由は何となく目についたから、です。
最後に数箇所でお薦めのあった『HELLSING』も衝動に駆られて購入しました。
今、一巻だけ読みましたが、見れば見るほどこの作者は、

基督教が嫌い!

なのだなという思いがひしひしと。そういう意味では、エクセルの例の台詞に負けず
好感が持て(持てるのか?)ました。馬鹿ですね、私も。

で、ここからは極めて真面目な話です。もしかしたら、かなり気分を害する人も
いるかもしれませんので、御注意を。ここから先は反転してお読み下さい。ちな
みに内容ですが簡単に『隠語使用の卑怯さについて』としておきます。

以前にも書きましたが、私は案外、コードに引っ掛かりそうな言葉とかをよく
使います。放送禁止用語とか、その類です。あからさまな差別用語は使わない
ように心掛けていますが、SSなどでもソフトな言い回しで満足できない場合
は、敢えて厳しい言葉も使います。人を傷つけるためだけに使う言葉などです。

多分、文章書きの人はそういうものは普通、避けるでしょう。それは勿論一つ
のスタイルですし、直情的な言葉を使わなければクライマックスなどを書けない
というのは、語彙の決定的な不足というものがあるのかもしれません。

但し、その代替物として隠語を使うというのは私は容認し難いし、理解できませ
んし、する気もありません。

例えば、ネット上で一番良く見るものとして気違いという単語があります。この
言葉自体は他人に使えば明らかな侮蔑に相違ないものです。どうもこの単語は、
漢字で書き下すと何かのコードに触れるらしいのです。故に、伏字とする方も、
いるように思われます。ただ、それをカタカナに直したり文字を入れ替えたりし
たものを平気で使っているのを、私は多々拝見します。

意味は同じなのに、表記法を変えただけで免罪となるのはおかしいですし、侮蔑
するところの意味は変わりません。それどころか、隠語にすることで、この言葉
をより明確に人を傷つけようとする意志を持っていると考えられる節さえありま
す。私はそれなら、漢字で毅然と書くべきか、或いはなら使うべきではないと、
思うのです。隠語は大抵の場合、直接的に言うよりも卑怯です。それは、人を傷
つけまいと配慮したものでなく、より明確な差別の感情を持っているから。

隠してしまえば、それがなかったことにされたり人々に許容される。差別はそこ
にあるのに、言葉だけは曖昧になっていく。あまり考えずに隠語を使う人もいる
かもしれませんが、それは原典となった言葉と意味は変わりません。どころか、
より明確に人を傷つけるという可能性すらあるということを、特に不特定多数に
情報が曝される場所では考えるべきだと思うのです。

私はなるべくそういう言葉は使わない、だが使用する必要性をどうしても感じた
時は、隠すことなくそれを使うという考えでやっています。さて、皆さんはオブ
ラートに包んだような曖昧な言葉で、人を傷つけることはないと考えているので
しょうか……もう一度よく考えて欲しいと個人的に思うことです。

……うわあ、これはかなり反感を買いそうだ(涙)


八月二十三日 晴れ時々曇一時雨

今日の一言
『わたしゃー、もう悔しゅーて、悔しゅーて、もう! お願いだ清麿! 公園以外で清麿! ウワーン!!』

これだけでは何を言ってるのかさっぱりですが、漫画と込みで読むとたちまち爆笑の
渦です。というか、楽しすぎます。

さて、今日は『暗号解読』を八割ほど読みました。目下、後百ページくらいでおしま
いです。それにしても『フェルマー〜』といい本書といい、一見すると難解になりそ
うな話を何度も噛み砕いて分かり易く、しかも面白く書けるという才能については、
驚嘆に値します。作者、サイモン・シンの著作にはこれからも要チェックでせう。

さて、これを読み終わったら実家で買っていた『ギヤマン壷の謎』を読む予定。
何か夢水探偵シリーズの番外編で、江戸時代に舞台を置き換えてということらし
いです。こういう離れ業をやるために前回の『機巧館の数え唄』を書いたのかも
しれません……でも今までも読んでおぼろげに思ったことですが、機巧館のメイ
ンになっている『夢の中の失楽』って小学校上級に理解できるのかどうかかなり
疑問だったりします。このタイトルを見て、もしかしてあれと構成が同じなのか
と思った方、それが正解です。

でも、こういう考えさせられる作品を小学生が目にしやすい環境にあるというだけ
で、かなり恵まれてはいるのかもしれません。うわあどういう話か気になった方は
シリーズを第一作から読んだ後、この作品を読んで下さい。でないと楽しくないで
すから。

そう言えば私、初めてメフィストを見ました。O県(と言ってもOが最初に来る
県って岡山か大分しかないから分かるでしょうけど)では一回も見かけなかった
ので、立ち読みしたらここでもはやみねかおるの作品を見かけました。かなしい
のはシリーズ物が多くていまいち分からないこと、うぐぅ……。

愚痴ったついでに、マガジンで探偵学園Qを読むのを忘れたこともついでに愚痴
っておきます。ぐちぐちぐち……。


八月二十二日 雨

今日の一言
『ホラよ! おまえの友達、「バルカン300」だ!』

笑い所だあ(真剣)
さて、実家に忘れて帰った「金色のガッシュ」二巻が送られてきたことで、
私は今までになくハッスルしています(笑)
ブラゴ戦の決着に植物園の戦い、バルカン300にコルルのエピソードと、
一巻の漫画でこれだけ見所の多い作品も珍しい……というか文句なしに面白い
ので見れ! というかナオミちゃんはどんな魔物より魔物だ(泣)

えっと、ちょっとハッスルしたので今度は本の感想。太田忠司『白亜館事件』
と『狩野俊介の肖像』を読了しました。感想としてはどちらも「痛い」話です
ね。特に短編集の『〜肖像』の方が、良い話なのですが、小・中学生時代の
私の実体験とも相俟って、話を追うだけで非常に辛かったように思えます。
小さい頃から浮いた人間で、そのせいで結構苛められてましたから。そのこと
を、思い出してしまいました。

まあ、鬱になる話はこれくらいにして、明日はあともう一息の『暗号解読』
を読むつもりです。『フェルマー〜』と比べるとかなり難しいのですが、こ
の本一冊で如何に暗号情報というのが大切かどうかが分かります。ホームズ
の踊る人形に出てくる暗号も、より詳しい判読法が紹介されています。推理
系の暗号がでてくるのは今のところそこくらいですが、かなり楽しい本なの
でこちらもお薦めです。

後は、色々と文章を打ってました。そう、色々です。


八月二十一日 雨

今日の一言
『ようこそ、クレア』

英語では「Welcome Clare(はあと)」ですかね(笑)
ここで既に声がおかまっぽいことが伏線になってるだなんて、
私には思い浮かびすらしませんでした。

さて、今日は疲れたので日記は短めです。最近、チャットにも入って
ないですが、平日には入ってる暇がありません。ということで、金曜、
土曜、日曜の夜は入っていますが、他の日は不定ということで。

今日はQ.E.D.の最新話『寄る辺の海』(浜だったかな?)を読みました。
四十年前のとある事件をきっかけにした、Q.E.D.の定番パターンの一つと
なっているタイプのお話でした。

いやあこれ、詳しい話は避けますけど、一度で全てを把握するのはなかなか
難しいです。霧のように入り組む謎にQ.E.D.の文字が出た時点で全ての答え
を見つけることができるのでしょうか? 私は、出来ませんでした。

パズリックなミステリィが好きな人には、かなり馬が合うのではないでしょうか。
私もコンビニで二、三度読み返してにやにやしてましたし(不気味だなあ……)
いつもながら素朴に良い作品でした。

ということで、今日はここまで。白亜館の感想と、レポートの続きはまた明日に。


八月二十日 曇

今日の一言
『バ、バケモノめ』

そんな弱気なウェスカー、みたくないもぅん(笑)
ということで、やってない人が見たら全く分からないヴェロニカネタも
今日で三夜連続。はっきりいって、かなり気に入ってます。どれくらい
かと言うと、DC本体の同伴ソフトにこれの完全版を選んだほどですから。
完全版はウェスカーが良いらしいので、期待度200パーセントです。

そう言えば、バイオシリーズって本編はあとどれくらいで終わるのでしょうか?
3のように外伝ぽい作品は結構作れると思うのですが、段々物語の核心に迫って
(後付けっぽいのも明らかにありますが)いく本編の続編を是非とも、そして
その中ではアシュフォード兄妹以上にイっちゃったキャラを出して欲しいですね。
勿論、ウェスカーの再登場、大歓迎ということで。

以前に妹と話したところでは、後本編は2、3作で終わるのではというのが、
共通した意見でしたがいかがなものでしょうか?

さて、今日は以前家に置き忘れてきた『白亜館事件』を読んでいます。狩野俊介
シリーズの第十作です。こういうシリーズ物が受け入れられる要素として、コンス
タントに平均して質の高い作品を提供するというのがあると思うのです。その点で
は、余り傑出した作品はないものの(それでも月光亭、銀扇座辺りはかなりの出来
だと思います)安心して読める気がしますね、このシリーズは。

作者がショートショート出身だけあって、短編を一気に読ませる感じで(意外と、
短編を一気に読ませる力量を持った作家はいないものですよ)さくっと読めます。
懐古的な言葉遣いも私のツボですし、シリーズ物の作品で最新刊をノベルス購入し
てるのって、狩野俊介シリーズと森博嗣の作品だけではないでしょうか。

学校生活もきちんと描かれてますし、少年探偵の中では一番現実的かも(笑)

そしてトップ絵、私の郷愁(なのか?)シリーズ第三弾。何を言いたいかというと

404は悪魔の数字

ということです。それ以上、何を言う必要があるでしょうか!

後は、コミケのレポートを一つ追加。忙しくて一番、記憶が曖昧です(泣)


八月十九日

今日の一言
『とうとう目覚めたんだね、アレクシア』

イっちゃった兄妹、運命の再会です。
流石、ヴェロニカの主役、見せ場を作ってくれます(違

さて、今日はコミケのレポートを四割ほど。こちらは、なかなか電波が飛び交って
いたり、はたまた記憶錯誤で事実と異なる部分があるかもしれませんが、基本的に
は事実に即した内容である筈です。

コミックマーケット60レポート

そして『終わりなき〜』の続きを書き上げました。以前から宣言していましたが、
初めて18禁シーンを書きました(泣)魂、かなり削った気がします……。
こういう関係になったということが伏線の一つなので外せないのです……。
感想は、欲しいような欲しくないような。しかし言えることは、これで私も
一応、いちはちきんえすえす書きの仲間入りということ。どうしよう……。

そして昨日も言っていた困ったこと。それは……。
別ハンドルで入っていたHPの人が、うちのページを訪ねてきたって
ことなのです(あせあせ)

告白すべきかどうか、私は今、真剣に悩んでいるところです。

以上、今日の日記を終わります。


八月十四日〜十八日

今日の一言
『わたしはアレクシア・アシュフォード』

嘘吐き(笑)

これは『BIO HAZARD CODE:VERONICA』をやってないと分からないネタですね。
実家で妹のDCを強奪してプレイしたのですが、なかなか面白いですね。2より
スリリングですし映像も良くなってますし。

しかし、特筆すべきはそのストーリィです。何しろこの話、

類稀なき才能を持つイっちゃった妹と、その奴隷になりたいと願う兄の、 余りにも歪んだ兄弟愛溢れる話だからです(爆)

寧ろ、逆シスプリですね(笑)

さて、実家に帰っていたので勿論更新できなかった昨今。完結ですが、時系列で
毎日の出来事を述べたいと思います。

八月十四日

朝、実家に帰る荷物をまとめて出発。昼休みにコミケの申込書を出し、
定時が終わるとすぐに(でないと間に合わないから)新幹線の待つ東京
駅へ。着いたのは丁度二十三時。その日は何もせずに眠る。

八月十五日

朝、母に起こされるとすぐに母方の祖母の家に。親族が集まっての食事会から
ふとしたきっかけで『小泉首相の靖国参拝問題』へと話題が移る。色々と紛糾
したが『十五日に参るべきだった』ということと『マスコミの報道は変だ』と
いう点では話が一致。

私は割と過激な意見かなと思っていたが、全然そうでないことが分かった。そ
してやはり私は、こういう話が好きなおっさん臭さを持っていることを再認識。

その後、昼寝をした後に家族で回転寿司を食べに行く。はまちが美味しかった。
帰ってからは妹にVERONICAをやらされる。アシュフォード兄妹のイきっぷりが
何とも笑えた。間違いなく今回の主役だと確信した(笑)

八月十六日

ヴェロニカが面白い。後は『終わりなき〜』の第三幕の表紙のことで相談。それで
前もって、話の粗筋を教えると「うわ悲惨」と言われた。ショックだった。

八月十七日

ヴェロニカをクリアする。それにしても、あんなイった妹の奴隷になりたいという
兄の気持ちがますます分からない。私なら願い下げだ。

というか、こうやって振り返ると私は休みの間中殆どヴェロニカ
しかやってないような気がします。

さて、帰還して今やっていることがこの日記とコミケのレポートです。というか、
この時点でまだ三割くらいしかできてないのですが、明日には五割くらいは書き
あげてアップしようかと思います。

あとは『終わりなき〜』の続きも明日か明後日くらいに。どういう反応が返ってくる
か分からないので、公開するのが恐いのですがぼちぼちと。

そして、もう一つ個人的に困ったことが。まあ、これについては明日ということで。


八月十三日 曇

今日の一言
『幽霊の正体見たり、幻覚症状(笑)』

昨日はコミックマーケットの最終日で色々と……実は徹夜しました。そして、
家に戻って着替えてから会社に行ったのですが、かなりヤバい状況でした。何
しろ、妙な幻覚が見えましたからねえ……脳内麻薬多量分泌状態というのは、
見えないものを見せてしまうということを学びました。わーい、一つ偉くなった(泣)

で、オフレポですが今日はくたくたなので実家に帰省して戻ってきた今週の日曜日
辺りに、ネタをふんだんに交えた素敵なレポートを出せそうです。こうご期待。

というわけで、今日はわざわざうちのサークルを訪れてくれた方と私を助けて下さった
方全てにありがとうと述べるだけに留めさせて貰います。暖かな励ましも沢山頂き、
本当に嬉しかったです。その感謝も、後日のオフレポにて。それでは。


八月十一日 曇時々雨

今日の一言
『非常識でいじきたなくて、記憶力ゼロの、どうしようもない社会不適応者だけど、夢水清志郎は名探偵だ』

これは金田一耕助や御手洗潔などが当てはまるのかな……というか皆、変なことばかり
知っていて他は無頓着だというところに共通点があるのではないでしょうか。今回のは
『踊る夜光怪人』より。

さて、今日は予告通りに小説系・ミステリィ系のスペースを回りました。しかしなが
ら、余りに艶かしい表紙が多くて恐かったので、ギャグっぽいのを二冊だけ買って、
撤退してしまいました。薔薇の世界に迷い込んだら恐いじゃないですか(爆)

何だか、一日一日と天候の悪くなっている気がしますが、明日は晴れることを祈る
のみです。誰に? 勿論、自分自身に決まってるじゃないですか。何しろ、神は死
(中略)です。しつこい? これが私の生き方ですから。神には頼りません。

では皆様、今日はこのくらいで。レポートは、私がすぐに実家に戻るので再来週以降
となると思われます。では……。


八月十日 曇

今日の一言
『じゃあ、さっきの論理にまちがいはなかったこともわかるだろ。論理にまちがいがなかったら、いかに感情で納得いかない答えがでてきても、それが真実だよ』

さて、今日の引用も『魔女の隠れ里』より。私が海外の探偵でエルキュール・ポアロ
の次にドルリィ・レーンが好きなのも、日本の探偵で御神楽時人と瀬川みゆきの次に
江上次郎が好きなのも、これを地でいっているからです。私自身、いかに現実性が、
薄いといっても論理のみが犯人を絞る事件というのはかなり好きです。勿論、謎を
解くのが颯爽とした名探偵であれば言うことはありません。極上のレシピですね。

では、今日はコミケの初日に行ったと言う方もいるでしょう。私は今日も変わらず、
お仕事でした。他の人は九連休とか有給をフルに使って取ってる人が多いですが、
私はそれは取りませんでした。理由は、冬に休む口実が欲しかったからです。夏に
休まなかったから……もっとも、これは仕事に忙殺されなかったらという条件付き
なのですがね、あははーっ。ちなみに冬のいつの日かは、ここに来る人には恐らく
語らなくても良いと思います。

そう言えば、最終日以外に訪れるのって今回が初めてになりそうです。今まで推理
小説系のサークルって行きたくても行けなかったのですが、念願叶いそうです。ヤ
な念願だなと自分でも思ってみたり……。

ではさて、昨日も予告した黒い話題。正確には黒と白の問題です。黒のことは隠語
で男性の同性愛、白は女性の同性愛を示すそうですね……今時の話題に相応しい
ではありませんか。

私の妹はそういうことに詳しいので、A×Bと書かれた場合、Aが攻めでBが受け
だということも知っています。穢れた薔薇の世界だということも知っています。ま
た、これが不思議なのですが、こういうものは同姓同士(男性なら男性、女性なら
女性同士)の絡みに嫌悪感を覚えるという法則も同時にあります。

さて、何故同姓同士だと嫌悪感を覚えるのか……答えは永遠の謎のように(お


八月九日 曇

今日の一言
『たがいに無関係の二つの事件が同時におこると、それぞれは単純な事件でも、複雑に思えるものなんだって』

但し、この手の問題は種明かしの仕方によっては酷く白けてしまう……。
あ、これは私の意見ですが『魔女の隠れ里』よりの引用です。この事件も
また、二段仕立てを上手く利用した作品となっていました。前作の『消える
総生島』がちょっと……という出来だったのですが、今回はかなり良かった
です。特に探偵が魔女の正体を暴き出す時の論理はかなり鮮やかでした。今
は『踊る夜光怪人』を読んでいます。

さて、最近は曇なのに全く雨の降らない日が続いています。もしかしたら煤煙や
スモッグの塊なのかもしれませんが、ただ涼しいというのは良いことです。ただ
少しくらいは雨が降ってくれないと、今度は取水制限で困ってしまいます。やは
り何だかんだ言っても一人頭の水絶対量が世界一少ない国家ゆえ、時にはいやに
なるほどの土砂降りも必要なのかもしれません。コミケが終わるまでは降ってほ
しくないですが……。

まあ。それは良いとして今日もさりとてネタがありません。……政経のネタなら
山ほどあるんですけどねえ。マキャべリストの生まれない国とか……おまえは、
そういうことばかり考えてるのかと言われそうですが、そんなことを考えるのは
行き帰りだけです。帰ってからは『天使の〜』の続き……で、何とか完成。よく
見れば、かなりトリッキィな形をしています。廊下の位置が違うことからもわか
るように、二階が少し奥の方にずれて立ってるんですよね。当然、エレベータは
斜めに動きますし、両端の階段も途中で折れ曲がって微妙にずれを吸収してます。

微妙に凝った部分は、しかしプロットが変化したために全く意味のない懲り方と
なっているのが悲しいところです……但し館の見取り図は大抵の場合意味をなさ
ないという法則は当てはまりません。第一以前にも、見取り図を見なければ絶対
に解けない謎とか作りましたし……QEDのように凝ったからには何らかの意味
を持たせなければ詐欺ですよねえ……とほのめかすようなことを言ってみたり。

『終わりなき〜』の続きは少し悩んでます。ただ、そこまで激しい内容でもない
と思うので、期待はしなくて良いです。それでも私には、苦行です(泣)

と書いてる間にももう、テレビでばんばん気になることが報道されるので、
明日は少しそっち系のネタで行こうと思います。黒いネタです。


八月八日 曇

今日の一言
『見えない気持ち信じてしまいそう』

Granet Crowの新曲『call my name』より。
PROJECT ARMSのEDなので知っている方もいるかもしれませんが、
凄く綺麗な曲なので是非とも聴いて見て下さい。今月のお薦めです。

さて、今日は昨日とは別の理由で帰宅が遅かったりしたので日記も短めモード
です。どうも今月末から来月にかけて忙しさが指数関数並に増大するらしいの
で(この言い方はちょっとオーバかもしれませんが)基本的に大きな更新は、
週末に(と言っても今までもそうなってますが)なりそうです。

『天使の〜』の続きですが、それ故もう少し待って下さい。

そして赤い夢の見られる祭典――名前がどんどん変わっている気がしますが――
も近付いてきました。こちらは当日の準備ができればOKなので、気はまあまあ
楽です。中には今が修羅場という方もいらっしゃるのではないでしょうか……、
そういう人には頑張って下さいと言っておきます。

当日は黄色いバンダナをしている、怪しそうな売り子をやってます。冷やかしでも
良いし、名探偵に関する話でも良いし、勿論その他の話でもOKです。目についた
ら、気軽に話し掛けてやってください……喜びます(笑)

さて、何故今日こんなことを言ってるかといえば、早い人はもう9日からここを
見られない方がいらっしゃると思われるからです……にはは。


八月六日 曇

今日の一言
『システムがビジーです』

これは、マイクロソフトがバグを覆い隠すための方便として使われています。
本当は内部エラー連発でしっちゃかめっちゃかになっているに違いないのに、
MSのソフトだとまあ仕方ないと言ってしまうところに、実はあの会社の一番
の恐ろしさがあるのですよね……寡占が如何に市場経済を疎外するかの良い例
だと思われます。

だから、こんな画面を見て泣く人が後を絶えないのです(泣)↓

さて、今日は「暗号解読」を最初の方だけ読んで、後は「魔女の隠れ里」の方を
読んでました。夢水探偵シリーズの第四弾です。完璧にはまってしまった感のある
このシリーズですが、本編は6つ、外伝が2つあるのでまだまだ楽しめそうです。

今日は、仕事の後、個人的ではないが私事を一つ片付けるために時間を割き、帰って
からは「天使の〜」の続きを打ってました。これは、明日くらいに公開出来そうです。
あと「終わりなき〜」の方ですが、以前に700〜800KBくらいになりそうだと言ってまし
たが、もっと長くなりそうです。当初考えてた四倍くらいの分量になってます……。

しかし、第一幕、第二幕ともかなりきつい内容だったのですが、出来上がっている
プロットを見ると第三幕は、もっときつい気がします……色々な意味で。他人が嫌
がるような甘いシーンから一転、どん底に落ちますから。何か最近、段々と偏執的
になっているのを自分でも自覚できます。が、それよりも痛いのは……。

このSSが実は18禁……。

というのをずっと隠していたことかもしれません……。

ごめんよママン、私は汚れます(爆)

さて、ふざけた感じですが真面目なこともあります。一つは「光と影を〜」で
物凄く真摯な感想を頂いたということ。私は元来、ちゃらんぽらんな人間なの
で、こういう感想を貰うだけで恐縮してしまいます。感想が欲しいと思う反面、
自分にそのような感想を貰う権利があるのかということも深く考えてしまいます。
そしてああ、私は幸せなんだなということを色々な意味で感じ入りました。

二つ目、今日は広島・原爆の日です。私は広島県民なので、小さい頃から核兵器
と被爆の恐怖について学んできました。そして小学校では、日本が戦争を行った
から悪いのだと散々、教え込まれました。それが正しくないと知ったのは、大学
に入って様々な視点から物事を見つめることができるようになってからです。

あの時点で、アメリカが核兵器を落とす必要など何処にもありませんでした。た
だ、来るべき原子力時代に先んじるためだけに、既に敗北の途とあった日本の、
数十万都市二つに恐るべき殺戮兵器を投下したのです……実験のために。

あのような地獄を作ったことに対し、日本人はアメリカを責めません。これだけ
言うと、日本人は寛大かと思われるかもしれませんが、その中の大半は過去に戦
争を起こした日本軍を責めています。お前らが戦争を行わなければ、核兵器が日
本に落ちることはなかった……全ては軍隊と戦争のせいだ、戦争は愚かだ、平和
万歳、そして戦争を否定しないものはそれだけで非国民扱い。

大体がですよ、あんな一発で無茶苦茶金のかかるものを使わなくても、従来のB29
爆撃機を投入すれば広島も長崎も火の海に包むことは(実際、同県の福山市は焦土
と化した)自明の理です。それを、敢えて原爆を落としたのなら、予め一度実験を
しておき、人が数万単位で死に絶えることを算出してまで使った理由は、悲しいこ
とながら、実験以外のどのような意味が持てるでしょうか、持てないのです。

忌むべき実験、恐るべき死、悪魔の戦争、これらの悲劇を繰り返されないために、
核兵器とは否定されなければいけないのです。それが、大抵の平和主義者が主張
するのは日本軍の犯罪ばかり。太平洋戦争を起こしたのが悪い、日本が原子爆弾
落とされるのも、悲しいことだがある意味では仕方がない……こんなことを叫ぶ
人間が少なからずいるのです。それこそあの戦争で死んだ人間は報われません。

資源の枯渇、経済の窮極的な圧迫、封鎖的経済圏の乱立……その中で戦争以外の
道を示せたのなら、せいぜい私は嘲笑を浮かべるでしょう。かつて知ってるつもり
という番組で、和平の調書が届いていたら戦争は回避されていたかもなんて言って
ましたが、米国大統領ルーズベルトは国民への公約を破って戦争をしたがっていた
のですから、そんなこと全くの無意味だったでしょう。そして相変わらず、訴えら
れるのは旧日本軍だけなのです。悪魔の戦争の発案国は責められません。

私はアメリカがきらいではありません。遥か昔のことを恨んでみせても、何も変わり
はしないでしょう。でも、アメリカが日本に実験のために、ただその人体被害を確か
めるためにだけ原爆を投下したという事実は決して忘れてはいけないのです。そう、
それだけは絶対に忘れてはいけないのです。過ちを繰り返さないために……。


八月五日 曇

今日の一言
『フレミングの左手の法則!』

人が全て消えた村において、その消失現象の可能性として上田次郎が挙げた説。
中学校のテストの時、左手を捻り回して問題を解いた思い出というものが、この
言葉で蘇ってきました。でも力が上に働いたら、家も何もかも消えるのではと、
一蹴されてしまったんですけどね(笑)

こういう感じです↓

正に奇想、天を動かすといった感じです。そう言えば中学校の頃、同じく妙な奇想を
実行に移した人たちがいました。その場合、正に奇想、全校を動かすといった感じで
したかね。

その奇想とは、缶を着色して並べて一枚の絵にするというものでした。言ってみれば
簡単ですが、そのクラスの人間が相当規模のものを想定したため、当然の如く缶がた
りない……それで全校から徴収されるようになりました。私も何個か進呈しました。

彼らの中には半徹したものもいて、その努力もあって缶の絵は完成しました。しかし
その後の後片付けのことなどは何も考えておらず、また綻びから缶が落ちたり散乱し
たことも影響したのか、すぐに撤廃されました。学校の生徒の労働力によって……、
勿論、私も関係ないのにその輪に加えさせられました。

その時から得た教訓が、凡人はロクなことを考えない方が良いというものだったのは
言うまでもありません……。或いは頑張ったのですが、計画の立て方が全然なってな
かったための不完全さが悲しい事業でした。というわけで、中学校の頃の思い出を、
幾つかお話しました。

今日はまた、来週用のしおりを作っていました。家内性手工業の哀愁をいくらかでも感じて
頂ければ私としては嬉しいのですが……。ちなみに言うと本のしおりですね。

そして、体力を温存するために今日は全く動き回りませんでした。何しろ、疲れること何やら
というのが予想できますからね、ええ予想できます。

ということで、これ以上書くことも何もないのでした……まる


八月四日 曇

今日の一言
『でも、あなたたち若い人は、『なぜ戦争なんかするんだろう?』という気持ちを、持ちつづけてくださいね』

こちらは『消える総生島』よりの引用です。よくよく考えれば、日本というのはそのこと
を教える人間が余りにも少ない気がします。とりあえず平和であれば良いというのはばあ
たり的だということを教える人間も……。

今日は掲示板でも述べましたが、またマガジンで重大なミステリのネタ晴らしがある可能性
があります。先日は全く分からないと言っていたのですが、肖像画の関連からなし崩しに、
謎が全部解けました。で、その推理に関連することで「そして誰もいなくなった」の推理に
関する根幹がばらされる確率が高いとの結論に至りました。勿論「ギリシア棺の謎」も読ん
だことはありませんが、間違いない筈です。

これは、Qの推理サイトとかを色々見ましたが、どうも私の下した結論と大体同じようなの
で忠告……いや、警告しておきます。まだ「そして誰もいなくなった」を読んだことがなく
ネタバレが嫌だという人は来週から始まる探偵学園Qの解答編を見てはいけません。

よって、Qの解答編の推理についてはここには書きません。ただ、犯人だけを示しておき
ますので、自分の推理と同じか確かめたい人だけ、見て下さい。そしてできれば、私のこ
の警告が杞憂と終わりますように。以下、文字列反転して見て下さい。犯人は、

ディテクティブ・スクールの講師及び関係者全員の共犯

だと思います。さて、貴方の推理は? そしてまあ、興味のない人はここはすっ飛ばして
読んで下さい。 さて、今日は『フェルマーの最終定理』の著者として有名な(有名ですよね?)サイモン
・シンの新刊『暗号解読』を購入。別に推理物の暗号ではなく純粋に暗号技術の現場でも
ちいられた暗号についての今昔をまとめた本です。今から読むのが楽しみです。


八月三日 晴れ

今日の一言
『名探偵、皆を集めてさてといい』

これ、相当昔からある川柳らしいですが元ネタを知っている人はいるのでしょうか?
今日はどうも熱気と冷房症でけだるく、日記を書く余裕がありません。

よしなに。


八月二日 晴れ

今日の一言
『ああ、そう、上越警部じゃないですか! うん、どっから見ても上越警部だ!』

もの忘れの激しい夢水探偵のおおぼけでした……まる。

さて、今日はようやく『探偵学園Q』の真相当てを見ました。と言ってもこれ、二回くらい
飛ばして読んでるからさっぱり分からなかったりします……。切り裂きジャックの正体なら
検討はついているのですが、いまいち流れが読めません。

後は名探偵コナンか……今回は黒の組織絡みじゃなかったけど、

ベルモットが新出先生

だってことは、大体の読者は見当がついていると思うので、そろそろこのネタで引っ張る
のもやめてほしいです。組織が出ると、作品の出来が相当落ちますからねえ。

変わって、今日は『亡霊は夜歩く』を発見し、読了しました。このシリーズって二時間も
あれば楽勝で読めるので、電車の通勤のお供に最適です。明日は『消える総生島』を読む
予定。小学生向けですが、かといって謎の提出に少しも手を抜いていないところが、単に
子供騙しという言葉を好きに思えないはやみねかおるという著者のミステリへの拘りと、
あとちょっとした警句、更には物語の面白さがあるのだと思われます。

最近、ようやく水虫が治りました。まだ根絶はしてないのですが、収束はしてきました。
良い感じです。そのせいか、最近は思考が頭に回ります。公私共に思考速度がかなり増し
て来たような気がします。文章の書くペースが上がっているのはそのためです。やはり、
足が痒いと集中できないんですよね……痒いという感覚は特に人の集中を妨げます。私は
幼い頃、アトピー性皮膚炎だったのですが、痒くなると勉強なども手につきません。春先、
鼻や目が痒いと否が応でも作業は停滞してしまいます。

物事の集中を妨げるのは、得てして大きな雑音ではなく蚊や蝿の羽ばたき、僅かな蛍光灯
の瞬き、そんな些細なものの影響の方が強いです。特に鬱陶しいものに対しては、人はか
なり神経を狂わされます。そのことからも、痒みというのはできることなら関わりたくな
い症状だったりするのです。根絶は不可能でしょうけどね。

ということで、今日は痒みに対する一考察をもって〆とさせて頂きます。


八月一日 晴れ

今日の一言
『結構、彼には数学者になるだけの想像力がなかったのじゃ』

ダーウィト・ヒルベルト談『放浪の天才数学者エルデシュ』よりの引用です。
というわけでようやくこの本を読了しました。久々の非ミステリ本、なのかな?
勿論、会社で読んでる学術書を別にすれば、ですが。こちらの本でもフェルマー
の最終定理について載っていましたが、以前に読んだ同名称の本とは全く異なった
数学事情が示されていたように思いました。フェルマーの最終定理もそうでしたが、
こちらも高校の数学を知っていればなかなか楽しく読める筈です。なかなか面白か
ったので、もしこの本にぶつかる幸運があり、尚且つハードカバーの本を買うほど
の余裕があり、尚且つ少しくらいの暇があるなら読んでみて損はないでしょう。

さて、今日から八月です。と言っても大した感慨はないのですが、この月を乗り切れば
暑さも些か和らぐのかなと期待しております。そろそろ帰省のための準備も始めねばな
らず、仕事も徐々に入り始めていて充実とした暑さにうんざりする日々が続くと思われ
ます。そんな中、真夏の夜の夢の祭典も開催され、お馬鹿なネタをいくつかタネとして
考えている最中です……南無。

取りあえずはその祭典、そして八月八日に出るGarnet Crowのニュー・シングル『Call
My Name』にはかなりの期待を寄せています。同曲は現在、プロジェクト・アームズの
エンディングで流れていますが、凄く良い曲ですので機会があれば聴いて見て下さい。
『Flying』や『Mysterious Eyes』も結構好きなのですが、それ以上のインパクトを感
ました……今月のイチオシです。

歌の話題が出たところで一つ。私はかなりのカラオケ好きで、カラオケと聴けばどこへ
でもついていきますし、或いは一人でも周りの人とでもよく歌いに行きます。自分が歌
うのも好きですし、他人が歌っているのを聞くのも好きです。ある意味では、カラオケ
で一番楽しめるタイプの人間ではないかと思っています。最高記録としては、七人ほど
で七時間以上歌い続けたことがあります……あれは楽しかったなあ。

その中では皆、結構これだけは譲れない曲ってのがあります。例えば失恋の時に歌った
Dir en greyの「-ZAN-」とか、尾崎豊の歌に何やら悲しい思い出があるのか歌いながら
泣き出す人、歌にはその人の生き様と譲り難い信念がこもっているに相違ありません。
或いはそのアーティストの大ファンとか、お気に入りの曲とか、です。

私がカラオケでどうしても他人に譲りたくないなという曲は現在、一曲あります。それ
はBump of Chikenの『天体観測』です。これはもう、ミュージック番組で流れている
のを聴いて無茶苦茶気に入り、カラオケでは絶対に先んじてこれを歌ってます。流れが
早いというので歌う人は少ない故に、競合は少なそうですが先手必勝でこれだけは絶対
に逃せません。

まあ、この曲の良さは色々な場所で取り沙汰されているので詳しくは述べませんが、
普段温厚な私が譲れない珍しい部分の一つであることは間違いありません。

と何気に主張して見せたところで、今日から本格的にfreewebがiswebに変更しました。
これでまた、アドレス変更の旨のメールを出さなければいけないんだよな……憂鬱。
ちなみにアドレスはちゃんと転送されるということですが、CGIでfreeweb系のアドレス
をフルパスで読んでくると画像が上手く表示できないという不具合があることが分かって
います。故に画像掲示板を遣っている方は、早めにアドレスを新しいものに移行した方が
確実だと思われます。私も掲示板だけは直しました……重ね重ね面倒い……。

全く、アドレスを変えるならもう少し早く行ってほしかったものです。BIGLOBEですら、
CGIが別サーバに移った時の連絡はもう少し早かったのに……これ以上、不具合がでなけ
れば良いなと、今はただ祈るだけです。


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