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同盟の活動報告(2002-12)

2001 - ( 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 )
2002 - ( 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 )
2003 - ( 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 )

12 - ( 31 | 28 | 27 | 26 | 25 | 24 | 23 | 21 | 20 | 19 | 18 | 17 | 16 )
12 - ( 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 09 | 08 | 07 | 06 | 05 | 04 | 03 | 02 | 01 )

2002-12-31 Cloudy

帰還しますた(脱力

実家に戻ったのが、31日の午後2時近くということで、戻ると昼食を取って再び睡眠へ。9時前に起きて夕食を食べ、今この文章を打っているというわけです。

今回は28, 29, 30日の三日とも、非常に面白く興味深い体験をさせて頂きました。最後は疲労物質が脳内に蓄積して末期的なナチュラル・ハイになり、恒常的な笑いが皆を怯えさせたりしたかもしれませんが、それでも楽しかったことには変わりなかったです。

その辺りをまとめるとなると高々3時間弱でできる訳もなく、また接続環境が貧弱な為にこの記録をUPするくらいが関の山なのですが、その辺りは追々、追記していきます。

というわけで今日は。冬コミの三日間でお世話になった方、迷惑をかけた方、迷わせた方、伺ってくださった方、皆様にありがとうと述べておきます。

そして既に明けてしまいましたが、今年が皆様にとって良い一年でありますように。

話は変わり、ここからは2002年のまとめということで。

先ず、これがないと嘘になるということで今年読んだ本のリストをずらーっと並べておきます。

2002-12(10)
『童話物語[上・下]』(向山貴彦著, 宮山香里絵:幻冬社文庫)
『ハイペリオン[上・下]』(ダン・シモンズ著:ハヤカワSF文庫)
『ハイペリオンの没落[上・下]』(同上)
『エンディミオン[上・下]』(同上)
『エンディミオンの覚醒[上・下]』(同上)
2002-11(8)
『盗まれた記憶の博物館[上・下]』(ラルフ・イーザウ著:あすなろ書房)
『モモ』(ミヒャエル・エンデ著:岩波書房)
『地球平面委員会』(浦賀和宏著:幻冬社文庫)
『ドリトル先生アフリカゆき』(ヒュー・ロフティング著:岩波冒険文庫)
『ドリトル先生航海記』(同上)
『死の蔵書』(ジョン・ダニング著:ハヤカワミステリ文庫)
『ゲド戦記I 影との戦い』(アーシュラ・K・ル・グイン著:岩波書房)
2002-10(10)
『どんと来い、超常現象』(上田次郎著:学習研究社)
『ドラゴンの眼 上・下』(スティーヴン・キング著:アーティスト・ハウス)
『赤緑黒白』(森博嗣著:講談社ノベルス)
『裏庭』(梨木香歩著:新潮社文庫)
『西の魔女が死んだ 』(梨木香歩著:新潮社文庫)
『有心の詩 無心の詩 』(ウイリアム・ブレイク著:角川文庫)
『時計は止まらない』
『イリヤの空 UFOの夏 その1』(秋山瑞人著:電撃文庫)
『ネシャン・サーガIII 裁き司最後の戦い』(ラルフ・イーザウ著:あすなろ書房)
2002-09(12)
『ハリーポッターと賢者の石』(J・K・ローリング著:静山社)
『『ミステリーの館』へようこそ』(はやみねかおる著:青い鳥文庫)
『ライオンと魔女』(C・S・ルイス著:岩波冒険文庫)
『カスピアン王子のつのぶえ』(同上)
『朝びらき丸 東の海へ』(同上)
『銀のいす』(同上)
『馬と少年』(同上)
『魔術師のおい』(同上)
『さいごの戦い』(同上)
『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ著:岩波書房)
『ネシャン・サーガI ヨナタンと伝説の杖』(ラルフ・イーサヴ著:あすなろ書房)
『ネシャン・サーガII 第七代裁き司の謎』(同上)
2002-08(12)
『黄金の羅針盤』(フィリップ・プルマン著)
『神秘の短剣』(同上)
『琥珀の望遠鏡』(同上)
『検屍官』(パトリシア・コーンウェル著)
『星の王子さま』(サン・テグジュペリ著)
『夜間飛行』(サン・テグジュペリ著)
『マリア様がみてる―黄薔薇革命―』(今野雪緒著:コバルト文庫)
『マリア様がみてる―いばらの森―』(同上)
『青の炎』(貴志祐介著)
『キノの旅VI』(時雨沢恵一著:電撃文庫)
『LAST KISS』(佐藤ケイ著:電撃文庫)
『氷菓』(米澤穂信著:角川ミステリー文庫)
2002-07(7)
『なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか?』(アガサ・クリスティ著:ハヤカワミステリ文庫)
『九尾の猫』(エラリィ=クイーン著:ハヤカワミステリ文庫)
『マリア様が見てる』(今野雪緒著:コバルト文庫)
『『瑠璃城』殺人事件』(北山猛邦著:講談社ノベルス)
『アルファベット荘事件』(同上)
『美濃牛』(殊能将之著:講談社ノベルス)
『検屍官』(パトリシア=コーンウェル著:講談社)
2002-06(7)
『ビューティフル・マインド』(シルヴィア・ナサー著:新潮社)
『エレガントな宇宙』(ブライアント・グリーン著:草思社)
『袋綴じ事件』(石崎幸二著:講談社ノベルス)
『見えない精霊』(林康広:光文社)
『七つの棺』(折原一著:創元推理文庫)
『十日間の不思議』(エラリィ・クイーン著:ハヤカワミステリ文庫)
『奇蹟審問官アーサー』(柄刀一著:講談社ノベルス)
2002-05(8)
『五輪の薔薇』(チャールズ・パリサー著:早川書房)
『彼女は存在しない』(浦賀和宏著:幻冬社)
『浦賀和宏殺人事件』(浦賀和宏著:講談社ノベルス)
『キノの旅2〜5』(時雨沢恵一著:電撃文庫)
『朽ちる散る落ちる』(森博嗣著:講談社ノベルス)
2002-04(7)
『オイディプス症候群』(笠井潔著:光文社)
『鋼鉄番長の密室』(城平京著:エニックス)
『3000年の密室』(柄刀一著:光文社文庫)
『こわれもの』(浦賀和宏著:徳間ノベルス)
『キノの旅』(時雨沢恵一著:電撃文庫)
『姑獲鳥の夏』(京極夏彦著:講談社文庫)
『『クロック城』殺人事件』(北山猛邦著:講談社ノベルス)
2002-03(20)
『デルフィニア戦記[10―18]』(茅田砂胡著:中央公論新書)
『魔法飛行』(加納朋子著:創元推理社文庫)
『眠りの牢獄』(浦賀和宏著:講談社ノベルス)
『新フォーチュンクエスト[8]』(深沢美潮著:電撃文庫)
『捻れ屋敷の利鈍』(森博嗣著:講談社ノベルス)
『未明の悪夢』(谺健二著:創元推理社)
『捨て童子・松平忠輝[上・中・下]』(隆慶一郎著:講談社文庫)
『ブギーポップリターンズ VSイマジネータ―』(上遠野浩平著:電撃文庫)
『ブギーポップイン・ザ・ミラー パンドラ』(上遠野浩平著:電撃文庫)
2002-02(15)
『われはロボット』(アイザック・アシモフ:早川文庫)
『吸血鬼ドラキュラ』(ブラム・ストーカ著:創元SF文庫)
『殺意は砂糖の右側に』(柄刀一著:詳伝社NON NOVELS)
『幽霊船が消えるまで』(柄刀一著:詳伝社NON NOVELS)
『ななつのこ』(加納朋子著:創元推理社文庫)
『学園祭の悪魔』(浦賀和宏著:講談社ノベルス)
『デルフィニア戦記1〜9』(茅田砂胡:中央公論新書)
2002-01(13)
『マン島の黄金』(アガサ・クリスティ:ハヤカワミステリ文庫)
『災厄の町』(エラリィ・クイーン:ハヤカワミステリ文庫)
『記号を喰う魔女』(浦賀和宏:講談社ノベルス)
『指輪物語1〜9』(J・R・R・トールキン:評論社)
『翡翠の城』(篠田真由美:講談社文庫)

全部で129冊です。去年と比べると数が減ったように見えるのは、割と分量の凄まじい本ばかりに手を出してきた結果かと思われます。或いは読書体力の減少や転勤も、その傾向に拍車をかけたのではないかと容易に想像がつくのですが、まあそれはさておき。

去年と同じようにベスト3を選びたいのですが――難し過ぎる(泣 去年は割合、さくっと選べたのですが、今回は色々なジャンルの名作ばかりが集まっている感もあり、ベスト10にしてもまとめきれない気がしてなりません。しかし弱音を吐いてもいられないので、読み終えた時の興奮度の高い順番に選ばせて頂きます。

というわけで、今年読んだ中でのベスト3は以下。

  1. ライラの冒険シリーズ(黄金の羅針盤・神秘の短剣・琥珀の望遠鏡)
  2. 指輪物語
  3. デルフィニア戦記

――全部、ファンタジィですね(笑

上で挙げた三作は、本当に順位を付けられないくらいの僅差です。個人的にはどれもが私の中で一生涯の名作と位置づけて良い位の価値を持つ作品であると思います。特にファンタジィが好きな人は、押さえておいて損は無い筈です。

本当は色々と言いたいこともあるのですが、本の統括についてはこの辺でおいといて。実生活においての最大の変化は、 福岡に転勤になった ことでしょうか。会う人会う人に大丈夫かとか、どういう生活をしているのかということを聞かれるのですが、一応、魔女の宅急便のキキくらいには元気でやっているとだけ言っておきましょう。ええもう本当に――取り返しのつかないバシルーラって存在するのですね(汗

音楽については私は完全に、停滞しているように思えます。30日のカラオケの時にも如実に感じたのですが、殊更好きなアーティストであってさえその知識に半年から一年の停滞を行ってしまいました。新規開拓もなし――というかどうもツボに入るアーティストがいなかったというか。件の『YeLLOW Generation』も、アルバムを聴いて 『北風と太陽』 以外は聴くに値しないという結論が出てしまいましたし(苦笑 というか懐古主義に走ってしまったんですよね、私は。個人的にはやっぱ光田康則氏のインストは最高! ってことで結論が出ちゃいました。ゲームもやっておくべできかもしれませんが『Xenosaga』のサントラは2002年度のインストの中では群を抜いた完成度を誇っているかと。

あ、それとゲーム主題歌ですが『fragment』は良かったですね――ゆらゆら。

ゲームについてもそんなにやってません。クリアしたゲームはコンシューマで言えば『幻想水滸伝III』と『かまいたちの夜2』と『逆転裁判2』のみ。18禁ゲームでも『銀色』と『水夏』のみ。止まっているゲームや積んでいるゲームの如何に多いことか。しかし、どれもどれで魅力のある内容ではあったのでないでしょうか。個人的にはオバチャンのはっちゃけぶりに、優を与えたいと思います(笑

最後にこのサイトですが、着実に雑記系のサイトへとの移行を果たしているかと思います(笑 SSの分量が1.2Mくらい、雑記の分量が1Mくらいと激しく追いついているのが印象的でした。明らかに雑記で余計なことを書きすぎなのですが、それはまあご愛嬌ということで。

まとめるべきことはこれくらいでしょうか。後はフレイさんが今年、どんな活躍をするのかを楽しみにして暫くは生きていけるのではないかと思います。

ではでは、2003年も宜しくお願いします。サイト自体は相変わらず、突っ込みがいのない雑記と

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2002-12-28 Sunny

今日はコミックマーケット63、冬の祭典に一日目から挑んだ人、お疲れ様でした。私は朝、飛行機にて福岡を発ち、東京に入りその混沌さと人の行き交う揺ぎ無き無関心を見るに従い、上京したという気分がわいてきます。飛行機の中で熟睡していたこともあいまり、活動気力も満タン、久々の秋葉原は買物の予感です。で、そこで買ったもの。

『ナヴァロンの要塞』(アリステア・マクリーン著:ハヤカワ文庫)

――なに、それは秋葉原で買うものじゃないって? それは間違った考えです。本は、それを欲しくなった時が買う時なのです。福岡にいようが東京にいようが、仏蘭西にいようが火星にいようが、本は欲しくなった時に買う、これ即ち鉄則也。

まあ、そんなことはさして重要ではありません。

――今日は色々張り切りすぎて疲れたので、冬コミの顛末は新年度辺りにまとめてすることにします。恐るべきことに今回は間違いなく三日間共に、旅とネタが満載だったりするので、お・た・の・し・み・に(某おぜうさま風

明日は夏と同じで『幻想水滸伝系』を周り、とある素敵な催しを実行に移す予定です。

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2002-12-27 Sunny

突然ながら、お役立ちひよのちゃん講座です。最近、虫歯で悩んでいる人が多いので、小さい時には風邪と虫歯で涙が出るほど苦しんでいた管理人さんがアドバイスです。

私は矯正歯科のせんせいから教えて貰ったのですが、基本的に歯とは白い部分だけでなく歯茎や歯神経までも含むのが通説となっています。エナメル質の白いところばっかり歯ブラシで擦っているだけじゃ、虫歯予防ということにはなりません。歯茎も優しく歯ブラシでマッサージして、歯と歯茎の間はしっかり磨きましょう。

その際、強い痛みを感じたり血が出たりしたら危険信号。歯槽膿漏(しそうのうろう)にならないうちに、歯茎もブラッシングの対象としてしっかり加えてあげましょう。加えてよく噛む、堅いものを食べるということを心がけると、後々の虫歯も予防できて尚更良しなのでした。

良いですね? 歯は白いところだけじゃなく、神経やそれを支える歯茎まで含めて歯という器官を形成していることを、忘れないで下さいね。せんせい曰く、それが歯を長持ちさせるこつなんだそうです。以上、お役立ちひよのちゃん情報でしたーーーっ。

本当に役に立つのだろうか?(お

[021227-1] スメアゴルならし

明日は飛行機でがーっと東京行きです。会社の人には来年も当分、東京に行く用事はありませんとメールを飛ばしてしまいました。ごめんなさい、私は嘘を吐いています。東京に行って三日間、あれなことやそれなことやあんなことやそんなことを、十二分に楽しんでくるつもりなのです。なんて悪いスメアゴルだ←微妙に違う

でわでわ。もう少し、クリスマスで飛ばしたネタが幾つかあるので、先ずはそれをご紹介します。

[021227-2] 今年は1ホール捻じ伏せました。

言葉どおりです(笑

去年は胃の弱さに負けて挫折したチョコレイトケーキ1ホール、見事に喰らってやりましたよ、オホホホホ。いやですね、やっぱこういうネタは失敗したらリヴェンジしなけりゃ嘘でしょう。人間、こういう殺伐なやり方で記念日を祝う強さも必要だと私は主張しておくことを忘れないのでした。

――相変わらず、間違った駄目な過ごし方をしているなあ(汗

[021227-3] そこまでチェックするんかいと――。

かのんSS-LinksのHTMLの記述規則が変わったようで、興味津々でつ。まあ、それはさておきチェック済みブラウザにLynx for Windowsがあるのに驚いたりしました。もしかして、Lynxで上手く表示されませんという要望があったのだろうか。

もしそうだとしたら――なんて敷居の高いサイト運営を要求されるのだ(汗

[021227-4] 新しいばなー

作りました。

新バナー

もしこちらが気に入ったなら使うも良し、古いのも残してあるのでそちらでも良し。バナーなんていらないっていうならそれもまた良し。

[021227-5] またもや観てしまった(汗

再純粋化妹達を。

えっと、結局途切れ途切れにしか見てないのでよく分からないのですが、要するに『世界は兄で満ちている』ってのが、最終解答みたいに、私には思えました。

カチュア姉さんみたいに、弟のことが好きで好きで堪らなくて憎しみ余って刺しに来るような熱烈系お姉様に愛を感じる私は、このアニメをどう受け止めれば良いのでしょうか。

誰か、教えてください。

[021227-6] でわでわ。

私は28日の朝で旅立ちますが、ノートとモバイル接続できる環境は持っているので、メールの送受信はできると思います。更新も適当にかかると考えられるので、お・た・の・し・み・に(某おぜうさん風

今回は何時にもまして色々な計画を算段していますので、かなり面白いリポゥトが書けそうです。取りあえず30日にはスペースにて『例のウマゴン』と『特大のアレ』が出迎えてくれることでしょう。ええ、余りのでかさに驚くと思いますよー(謎笑

――当然のことながらKey/Leaf系にて飾るものでは有り得ないのですがね。

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2002-12-26 Snowy

いやー、マリみてはどんどん広がっているようですね、フフフフフフ(挨拶

――今日はクリスマスネタで素っ飛ばした部分を。

[021226-1] Somebody To Love

今日、福岡には雪が降りました。というか東京よりも福岡の方が寒いよッ! 九州は九州でも日本海よりの福岡の寒さはかなり筋が入っているようです。

まあ、ぶっちゃけそんなことは割とどうでも良いのです。昨日からYahooの掲示板で外国にまで遠征した筋金入りの映画ファンが『ロード・オブ・ザ・リング ―二つの搭―』の感想をぽつぽつ出しているのを見て、ああ英語圏の人間が羨ましいって思うこと思うこと。ただ評判ですとゴラムは助演男優賞クラスの名演技らしく、期待できる内容とのことでした。

でも――掲示板に書かれていたことで一つ、ぶっちゃけ提起してみるのですが、そんなに『指輪物語』って訳がまずいですか? 私は文庫版で読んだのですが、別に訳は悪くないような気がします。言い回しは確かに古臭いですが、個人的には味があり、日本語で表現し難い部分まで上手く噛み砕けた訳だと思うのですよ。ある程度、古い訳の海外ものをある程度読んでいるなら、問題のないレヴェルでした。

確かに第一部は山場が非常に少ないですし、恐々たる戦闘が続くような話でもありません。白状すると私も、退屈だなあと思いながら読んでた部分があります。でも、訳がまずいとは全然思いませんでした。私に言わせれば、展開が遅くて容易に読み下せないその言い訳として、訳がまずいとその罪を擦り付けているだけとしか思えないのです。

私に言わせれば、愛と根気が足りません。いや、これも放ったらかしにしてる本がごろごろしてる私に比べたらマシなのでしょうが、やはりそれでも足りないのですっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!

愛に力を。確かに第一部は辛いかもしれませんが、それがひいては第二部や第三部の駆け抜けるような展開にも繋がってくるのですし、ホビットという存在がどれだけ物語で重要な役割を果たしているのかも理解できる筈なのです。

今年の一月にも述べていますが『全巻読んで、興奮のうちに力尽きる』のが、この作品を読む上での唯一の礼儀であることだけは断言して良し、というか断言します。

全巻読んで、興奮のうちに力尽きる――はい、覚えましたね。これは試験に出ます(嘘

えとえと、ここで〆たら格好良いのですが、もう一個注意を促しておきたいことがありますのですよ。吹き替えの訳は違和感の口調も含めて殆ど違和感がないのに対して、字幕の訳は今回も危険なほど駄目です。もし観るのであれば、何はともあれ吹き替え版をお薦めします。もっとも、字幕に惑わされないくらい――要はネイティヴクラスのヒアリング能力があるのならば、字幕版でも良いかと思われますが、そうでないなら吹き替え版を観ましょう。

以上、私の言いたいのはそれだけです。

[021226-2] ↑のせいでファンタジィ映画に飢えてきたので

妹に良いと薦められていた『ハリーポッターと賢者の石』を観ました、DVDで。なかなか面白いのではないかなと思いましたが『史上最強の』という五文字を付けたら、特大の疑問符をつけざるを得なかったのが何ともはや。学園ファンタジィの最高峰なら分かるけど。内容は特に原作を逸脱することなく、原作をそつなく要約した、佳作でした。

――やっぱ私は『ロード・オブ・ザ・リング』の方が好きだわ(笑

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2002-12-25 Cloudy

やあ、みんな。一部で超話題のゲーム『ビキニカラテ』は今日発売だよーー(挨拶

[021225-1] キターーーーーーーーーーー。

『金色のガッシュ』がアニメ化だそうです。あの漫画の性質と昨今の人気を照らし合わせれば、いつかはなるんじゃないかと思っていましたが、こんなに早くとは。先週号のサンデーで重大発表という予告があってから、界隈では遂にアニメ化なのかという声がまことしやかに囁かれてきましたが、正式発表ということで、ここにも書いておきます。

良い出来になることを祈りましょう。

ただ、フジテレビ系列のどの時間帯に入るのかというのが疑問視されてたのがちょとだけ気になりますけどね。日曜日は『ちびまるこちゃん』『サザエさん』『こちら(後略)』『ONE PIECE』と不動で穴が空く気は全然しません。他の曜日ではアニメをやってませんし――。

どうか、深夜枠になりませんように(願

[021225-2] 大天使級戦艦には乗りたくない

『エンディミオンの覚醒(上)』を半分ほど読みました。一応『エンディミオン』から四年後のお話なのですが、ますます物騒な戦艦が増えています。大天使級、ってことはアークエンジェルか――もしかしてSEEDの戦艦の名前ってこれから取ったのかな? いざとなると改良型ホーキング航法とかやったりして――グロっっ!!!

[021225-3] 天使領域

というわけでクリスマスには間に合いませんでしたけど、クリスマスネタを公開しました。基本的にうちのようなサイトだと、一部例外を除いてはクリスマスを呪うネタかメリーなSS, CGを投下というパターンが多いと思うのですが、見事に一線を画してやりました。サンタクロースが主役のラヴ・コメディです――どうだ参ったか。

ちなみに元ネタは、マガジンで『RAVE』を連載してる真島ヒロ氏のクリスマス読切、それと『あわてんぼうのサンタクロース』というクリスマスソングです。どこをどうミクスチュアしているかは、読んだ方のお楽しみということで(笑

でも、ラブコメは私にとって凄まじく敷居が高いジャンルです。以前、KanonのSSで一度だけその手のジャンルを書いたことがありましたが、絶対私には向いてないと思いましたのよ。普通、ラブコメってもっとこじゃれてる筈なのですが、私のはなんか妖しいのです。意識してないのですが、後で読み返してみるとその妖しさに泣きそうになります。

――なんで妖しくなるんだろう(汗

来年の課題の一つですね、きっと。

[021225-4] ウマゴンと会話

この記録は2002-12-23のウマゴン出現の続きです。

しゅないだー

私『んで、どうしてこんな福岡くんだりまで来たんだい?』
馬「メルメルメー、メルメルメー」
私『ほうほう、成程。それで?』
馬「メルメル、メルメルメー」
私『ふーん、そっかあ――――ごめん、何言ってるのか分かんないや』

ガタガタガタガタガタガタガタガタ……

わー、いてえ噛むなあ。ごめん、私が悪かったのさ許しておくれわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!

――――。

―――。

――。

―。

――――。

―――。

――。

―。

――次回に続く(お

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2002-12-24 Cloudy

皆さん、メリーしてますか?(挨拶

まあ、一応めでたい日らしいので、おめでとうと言っておきましょう。で、私はイヴの夜に何をしてたかって?

クリスマスを色々な意味で冒涜するお話を書いてました(笑

――なんかこう、色々と幸せなものにこん畜生の気持ちを込めて書いた電波系の物語ですが、少しでも皆様の癒しになれば本望というやつでございます。

ウマゴンの顛末についてはまた、明日ということで。

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2002-12-23 Cloudy

妹に『仮面劇場』で検索かけたら一番上に来るよと言われ、試したら本当にそうでした(汗 横溝正史やカーの作品を押し退けてとは――うちのサイトもある程度は認知度があがっているのですね、いやー驚愕の事実(笑

[021223-1] エベレスト登山ようやく七合目? みたいな。

や、やっとここまで読んだ(汗

掲示板にも書きましたが『エンディミオン[上・下]』 を読了。これで物語的には四分の三を読みきったわけですが、しかしまだ分量的には三分の二。最終篇の『――の覚醒』は1400ページという、ある意味死んでこいと言わんばかりの量です。

この物語は英雄という役割に抜擢されたロール=エンディミオンという青年が、将来ある役割を担うこととなる少女アイネイアーを救い出し、忠実にしてウイットに富んだアンドロイド・ベティックと共に、意識のある宇宙船に乗り込み星々を旅するという、SF読暦の短い私でさえ、これでもかというくらいに正統派な作品です。

ハイペリオンがSFを中心に様々なジャンルを詰め込んでいたのと比べると、分かり易い内容でした。ただ――色々と捻くれてる所はあるのですが、ふふふ。

取りあえず、今言えるのは主人公が真性のロソ――げふんげふん、真の主役は彼らではなく、デ・ソヤ神父大佐なる人物だと私は確信してます。不偏不屈、信念の元に己の正義を貫く闘う神父さん――かなりツボに来るキャラクタです。敵方の人間なのですが多分、主人公達以上の酷い目に合わされ、様々な勢力でたらい回しにされ――何度も何度も死んで――嗚呼、何はともあれこの人だけは幸せになって欲しいですな――たぶん、無理でしょうが(笑

[021223-2] うん、とても期待できそう。

Bフレッツを引いたので、その威力を確かめる為に、高レートのストリーミング・ムーヴィを鑑賞しました。えっ、既に確かめたんじゃないかって? 記憶にありませんね。というわけで 『ロード・オブ・ザ・リング ―二つの搭―』 の予告編を最高レートで見ました。

うわ、すげえ(汗

この長さの予告版を見るのは初めてなのですが、凄まじく緻密な世界を創っているのが観てて分かります。特にローハンの再現っぷりは、見ただけで震えが来ますってくらい。どうやってあんなの、映像に出来たんだろう――。

常々、神はいないと言い続け、きっと世界の総てに不興を買っているであろう私ではありますが、映像の神様ってのはいるらしい。あ、それと多分、密室の神様も(笑

[021223-3] えんだー

ようやく最終埠頭まで辿り着いたことで、自分にはまだある程度、SF系の作品を読む気力が残っていることを知ったので、サイト巡りをして良さげな作品のアタリをつけてみた。やっぱハインラインの作品は読んでおいた方が良いらしい。あとはオースン・S・カードの『エンダーのゲーム(原題:ENDER'S GAME)』が面白いとのことなので、探して買ってきました。

読むのを伸ばし伸ばしにしてる小説が多過ぎて、何だか少し罪悪感を感じる今日この頃なのでした。というか大掃除したのに結局、例のシリーズは見つからなかったのが悔やまれてなりません(涙

[021223-4] 遅ればせながら

冬コミ情報をUPしました。よく考えれば12月はインドア一直線な、極めて不健康な休日の過ごし方をしてました――いや、いつもと余り変わらないのですが、基本的には休日になるとサイクリングに出かけたりしてたのです。寒くてそんなことをする気分が沸いてきません。こういう部分、自分は救いようのない休日ヒッキーだなと思うのですが、炬燵の魅力は抗し難く――。

もう、私は風の子ではないんですね(泣

[021223-5] 重大報告

あー、えっと一つ大事なことを言い忘れてましたよ。

実は某所を巡り歩いている時に――あるものと遭遇しました。

しゅないだー

↑ウマゴンです。

――次回に続く(お

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2002-12-21 Cloudy

今まで色々な人を惨禍に巻き込みながら生きてきたことを自覚している私ですが、今日ほど自分の元に他者の運命を引き込もうとした日を私は知りません。休日引きこもり率九十パーセントの私としては多分、勇気の百三十パーセントを使いました。もう今年分の勇気はありません。

[021221-1] 今はもうない――。

もう直ぐ年賀状の元旦到着期限締め切りです。私はその辺り、拘る気があまりないのですが、しかし年賀状を刷るとなれば三連休くらいしか時間はありません。というわけで久方ぶりに起動したプリンタは――。

壊れてました(滝涙

畜生、畜生っっ!! 何でボクだけがこんな目にッ ←被害妄想的思考

ということで即断的に新しいプリンタを購入しました。Canon製のPixus850iというやつです。ついでですから、使ってない部品を適当に売り払うなりして処分し、部屋の掃除も敢行しました。私は年の瀬だから、綺麗にしなければならないとかいう既成概念には囚われていませんが、如何せん散らかり過ぎている。ということでほぼ半日かけて、ゴミやらいらんものを処分です。

結果。

四つあった段ボールが一個にまとまりました。

なんかこう、思ったわな。私は人間に備わっている整頓の力とか空間有効利用能力ってのが人と比べてかなり劣ってるのでわないかと。とはいえ、部屋がかなりすっきりしたので私的には大満足です。

[021221-2] 個人的には桑田理論と名づけておきたい

今賀堂というサイトで紹介されていたほくろない人は花粉症にかかり易いという情報を見るに至って、鏡をそっと見返しました。確かに顔だけで言えば、顎の辺りに一個しか黒子がありません。そして、私は比類なき花粉症患者です。

果たして関連性はあるのだろうか――(汗 

真偽はどうあれ、個人的には確固として根拠のあるリポゥトをお願いしたいです。しかし、後二ヶ月くらいで早い人は花粉を怯えて暮らす日々に突入するのでしょうね、鬱だ。

分かりますか? 春が来る度、こう沸々とした感覚が胸の中に湧きあがってくるのですよ。父はよく花粉症患者を嘲笑うのですが、これだけは大人になった今でも許せません。花粉症は周期症状としては月のものの次に辛いものなんですよ、心なさい。

[021221-3] 感染拡大?

以前、私の勤めているとこの統括者が曰く、福岡市も千代田区と同じ罰則が煙草に対して適応されるのだとか。なんか、私の出没場所で待ち受けているように罰則が広まってるような気がして、オモシロイ。

[021221-4] 忠臣蔵の密室

また思いついた電波忠臣蔵ネタその2です。

――好きな方だけどうぞ。

――――。

―――。

――。

―。

予告――。
年末恒例、あの時代劇が進化を遂げて帰ってくる。

――――。

―――。

――。

―。

時は元禄。

遂に赤穂浪士47人は、吉良上野介を蔵の中に追い詰める。しかし中に入ってみると、上野介は何者かによって既に殺されていた。しかも蔵の出入り口は一つ、他にはない。しかも探索の結果、潜んでいるものが何もいないことが判明する。密室殺人、皆がその事実に恐々とする。

皆が幽霊だ、悪鬼だと騒ぐ中で一人、冷静な大石蔵之助はこういう。

世の中に不思議なことなんてないのさ。

しかし、既に屋敷は公儀の類で埋め尽くされている。辛うじて逃げ出した大石は、タイムリミット三日の中で真相を探る為に奔走する。

日本最後の忍者一族との暗闘、権力の陰謀、最速の御輿『地獄丸』との激しいチェイスの果て、にてとうとう決定的な証拠を発見する。そして処刑十秒前、辿り着いた大石はその真相を語るのだった――。

驚愕の真相とは、そこに絡む愛憎と謎の女の示すものは?

史上最強のミステリィが今、目を覚ます。

本格推理時代劇、『忠臣蔵の密室』。

犬公方綱吉の大量犬理論を論破した問題作、初映像化。

元旦午後二時より一挙十時間放送、お楽しみに。

――――。

―――。

――。

―。

唯一の問題は、謎を解いても結局は討入りの咎で死刑は免れ得ないということですね。

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2002-12-20 Cloudy

ガッシュおもろい(挨拶

[021220-1] というわけでガッシュネタからいってみよう。

いや、やっぱ『金色のガッシュ』は凄いですな。濃いキャラも流石に打ち止めかと思っていたら、今までとは思い切り異なるタイプのツボキャラが出てきました、ナゾナゾハカセ。良いですね、私はこういうセンス、大好きです。あからさまに何か知ってそうなのですが、そのようなことを片鱗も伺わせないその姿に惚れました。個人的には来週もこのノリで引っ張ってくれること希望。先週のウマゴンの話といい、本気になった時のギャグは戦慄するほどの破壊力があります、恐るべし。

後は、単行本の8巻を読みました、と。この巻に出てくる『ガッシュ+ティオVSパピプリオ+ゾロホン』の話はこれまでの全編を通して最も好きな場面の一つなので、以前から楽しみにしていたのです。個人的なカップリングの趣味は――まあさておき、互いの短所を補い合うというファクタを加えただけで、こうもはっちゃけた話を創り上げるってのは――それにやっぱねえ、普段はカップリング論争など不毛の不毛と断じている私ですが、清麿と恵が私は本命だと思うのですよ。ええ、思うのですよ――。

でも、巻末である事実が判明してしまったのでした。答えは――単行本を読んだ人のみ楽しんでください。というか、ただでこの事実を知らしめるのは冒涜だと思いますしね。全てを知ろうなんて、虫の良い考えだと思うので、だから私は上記の事実を語りません。

[021220-2] 25世紀型、本格SF時代劇

ふとテレヴィを見ていると、変なネタを思いつく。

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―――。

――。

―。

電波ネタです。そういうのが好きな人だけ、どうぞ。

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―――。

――。

―。

予告――。
年末恒例、あの時代劇が進化を遂げて帰ってくる。

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―――。

――。

―。

時はゲンロク。

アコウロウシによるウチイリにより死の危険に晒されたロウジュウ、キラ=コウヅケノスケ。

最早、絶対絶命のその時、コウヅケノスケは逃げ込んだ蔵の中にキラ一族に秘匿され続けてきた時間跳躍機械を偶然発見する。実はキラ一族はトクガワバクフ黎明期に宇宙船が墜落して、母星に帰ることができなくなった宇宙人の末裔だったのだ。時間跳躍機械を用いて何処かの未来へと逃亡を図るコウヅケノスケ。これで彼の命は安泰かに見えた。

しかしコウヅケノスケの一族を追ってやって来た宇宙警察の一族オオイシ家の末裔、クラノスケはコウヅケノスケが時間跳躍を果たしたことを知っていた。一人歯噛みするクラノスケはその事実をアコウロウシ全員に知らせ、いつの時代にコウヅケノスケが現れても即座に恨みを果たせるよう、時を越えた組織を立ち上げることを決意する。後に全世界の経済と警察力、軍事力を牛耳ることとなる秘密結社K2U2(Kira Koudukenosuke Utiiri Union)の始まりである。

そして700年後、2401年冬。未来へと逃亡を果たしたコウヅケノスケは、しかしK2U2――ひいてはその首領、ミドガルド=フェヴァリア=O=クラノスケ、から追われ命からがら逃げ出すこととなる。

時間跳躍装置も破壊され、最早逃げ場の無くなったコウヅケノスケは、たまたま出会った人工知能、ミトミツクニと共に、K2U2を滅ぼすべく活動を開始する。しかし、彼らは一隻の宇宙船も、一発のミサイルすら保有していないのだ。はたしてコウヅケノスケとミツクニの運命は? 

『CHU! SHINGURA―キラは無慈悲な塩のダイミョウ―』、故K澤A氏が半世紀も暖めていたという究極の本格SF時代劇。

元旦午後二時より一挙十時間放送、お楽しみに。

――――。

―――。

――。

―。

唯一の問題はこの役柄を演じきれるパワフルな老人の心当たりがないことですね(お

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2002-12-19 Cloudy

来週はクリスマスです。愛や家族の絆は一年前と同じよう、心の中に在りますか? 或いは心の中に一人の妻を見出しましたか? もしそうであれば、クリスマスを迎える準備は九割方完了していると見て良いでしょう。

さて、ふと気になった。私は一年前、何をしていたのでしょうか。どのような想いや愛を心の中に抱いていたのでしょうか。ちょっと過去ログを抜粋してみましょう。

――――。

―――。

――。

―。

今日は基督降誕前夜祭です。

さて、私には昔から夢がありました。皆も覚えがあるでしょう――。

ケーキ、1ホール、丸ごと食べてみたい、と(お

――すいませんっ!!

私、社会人となったその財力を使って、
その夢を叶えてしまいましたっ!!

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―――。

――。

―。

私は――わたしは愚かだっ(滝涙

――――。

―――。

――。

―。

――誰か私に救いの手を差し伸べてください。

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2002-12-18 Sunny

新しい雑談掲示板を立てました。数ヶ月の間にコロコロ、BBSが立ったり消えたり混乱すると思いますが、これからは安定運用でいけ――ると良いな(願望

『エンディミオン(上)』を半分ほど。うーん、あの没落のラストに垣間見ることの出来た光は一体何だったのか。アレが拡がってるってことは、アレも未だ在りってことだよなあ。しかし、三十二世紀に生まれた神父さんは大変ですねえ、いや比喩無しに死ぬほど大変そうです(汗

『六月はイニシャルトークDE連続誘拐』(霧舎巧著:講談社ノベルス)を購入(笑 表紙を見るだけでもう、笑いが堪えきれなくなるこのシリーズですが――おまけはついてないようです。『イニシャルトークで』ではなく『イニシャルトークDE』という辺りがさりげなく殺意を煽ってくれて尚更、良い感じ。ちなみに七月は『織姫と彦星の交換殺人』だそうです。全く、人間の形容し難い負の感情をめらめらと燃え立たせてくれること必定ですな。

後は『海賊島事件』(上遠野浩平著:講談社ノベルス)も一緒に。初作も二作目も凄くびみょーだったのですが、何故か買ってるシリーズなのでした。私の耐え切れるレベルの微妙さであるならば、この方の作品はそれなりに読んでいて楽しいものはありますからね。

そして『亡国のイージス(上・下)』購入。噂では、今の惰弱な戦争解釈や平和解釈しかできない日本に渇を入れる内容とのことで、かなり楽しみ。

最後に決めました。今のシリーズ読み切ったら、買い直してでもいーちゃんシリーズの方を読みます。決定事項の一。

最近、英国に行きたいという夢の他にもう二つほど、少し途方もない願望が胸をもたげてきています。百人に聞けば九十九人は、ふざけた夢を見るなと言われそうな私の願望を公開し、決を求めてみたいと思います――どうぞ!

  1. リヒャルト・ワーグナーの傑作楽劇、ニーベルゲンの指輪(Der Ring des Nibelungen)を四夜連続、生で聴く
  2. グイン・サーガ、現行巻まで(確か110冊くらい)一気読み

私の夢、叶いますでしょうか?

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2002-12-17 Cloudy

はふーーーーーーーーー(嘆息

『ハイペリオンの没落[上・下]』を読了。前作を含め約2000ページ、人間の魂を試すかのように長大な物語をようやく読み終わりました。まだ行く手にはそれ以上の長さを持つ『エンディミオン』『エンディミオンの覚醒』が待ち受けているのですが、一先ずは大円団――物語の区切りを迎えたようです。

詳しくは語りたくない――というか、この物語は読んだ人間にしか興奮して貰いたくないので、簡潔に述べますが。閉塞性に満ちた世界が一気に拡がっていくカタルシスというのでしょうか、読んだ人には絶対、分かって貰えると思うのですが、兎にも角にも爽快です。爽快って言ったら爽快なのですよ。

そして。読み終えたと共に湧き上がる遠大な溜息と恍惚とが舞い降りてくる時に、こういう力ある物語を読み通す人間の必然性というものをとくと感じるのでした。もし、ここを読んでいる貴方がSFファンであるのならば、呼んでおくことに越したことは無い。

ほぼ全てのSF要素が詰まっているという煽り文句に嘘はない――と思う。

では、私はそろそろ行かなければならない。彼方の時を超え、今度はエンディミオンの物語をこの手にする為に。

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2002-12-16 Rainy

[021216-1] Bフレッツが我が家にやって来た日。

光ファイバが我が家にやって来ました。まだチューニングとか一切やってない状態で、スループットが5Mbpsから7Mbpsくらいでるので、チューニングすれば10Mbpsから20Mbpsくらいは出ると信じたいところ。どちらにしろ、今までのフレッツISDNとは速度が段違いです。これならテクノコアにだってアクセスできますよ←絶対無理

ありがちなトラブルも一切なく、どんなトラブルあるのか密かに楽しみにしていた方には残念な結果に終わったことでしょう。ええ、LAN設定を割と仕事で日常茶飯事にやってる身としては、この程度の個人設定など物の数ではありません。寧ろどんとこいです。

で、何かこの威力を試したいと思ってDLした第一弾のものがおぱんちゅげーのムーヴィです。

(鑑賞中)

――。

―。

嗚呼地獄の果てに光臨せします我らが堕天使セイタン様よこの毒電波から私を守る術をお与え下さい稲光よ如何とせん否否全天を焼き尽くすこれが故に我は暗黒の果てに堕ちこれはその稲光の如くいやそれ以上かしかし穏健なるものよ我らがあの人なるものを堕落さしめん為には恥じらいをもたらし即ち下着を身に纏わせよぱんつーぱんつー(支離滅裂

―。

――。

(忘却中)

さて、何かサイズのでっかいムーヴィでも落として高速通信の恩恵を肌で感じ取りましょう。え、下着――? 卑猥な、私ゃそんなもの知りませんよ。

[021216-2] 本の話題について幾つか。

ゲド戦記の5巻『新しい風』が2003-01に発売されるそうです。

『――の没落(上)』読了。続いて下巻を半分ほど読みました。めさめさ濃い内容ですが、読む手を止められませんです。本当にね、頭ががんがんするのですが――でもNo Problem。ここで気勢を弱めては最後までいけそうにないので、没落以降も続けて一気に読んでいこうと思います。ふぁいとだ、私。

しかしSFは読むの疲れます。『銀河英雄伝説』は苦も無く読めたのですが、あれが特別製なのかそれとも『ハイペリオン』シリーズが殊更、体力を使うのか。個人的にはこれと、ストック買いしてあるハインラインの『夏への扉』『月は無慈悲な夜の女王』だけでお腹一杯になりそうです。

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2002-12-15 Sunny

『スーパーロボット大戦 Original Generation』にウェンドロ四天王は出てきますか? 出てくるんだったら買います←密かにあの四人が好きらしい

『――の没落(上)』を半分ほど読みました。

後はここで書いても面白くないようなことをやってました。食べて、排泄して、風呂入って――そしてこれから寝ます。

『ハイペリオン』に関するツッコミは、やっぱりありませんでした。私、90年代最高のSFだと聞いてたんですけどなあ、ここを覗いてる方にはSFファンっていないのか――がっくり。

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2002-12-14 Sunny

『ハイペリオン(下)』読了。うわー、続き気になるなあ(汗 しかし、非常に濃い物語であるにも関わらず、まだ全編としては5分の1程度、読んだに過ぎないというのが……。最後の『――の覚醒』なんて前後編合わせて1400ペイジあり、多大な読書体力を使う作品であるようです。但し、体力を使い果たすまで読み耽る価値のあるものではあるようでして、開眼月間の初端を開くには相応し過ぎる感じ。続けて『――の没落(上)』を読み進めることにします。

『――の覚醒』が文庫落ちした直後ですから、こっちについては色々とツッコミが期待できそうです……と信じたい。しかし、やはり私はとことん日本風のより欧米風の物語と文章が肌に合うのだなあと実感です。あの、日本の読者くたばれっていうくらいの改行の無さと、論理的でいて精緻な文章の進め方には、かなり憧れるものがあります。

こういうものに触れると、ああ私の文章はまだ力が弱くて、改行も多過ぎるんだなって思いますな。

解像度、640x480の環境でアクセスしてる方が幾らか。今使っているPCは二台とも800x600が最低値なので確認できないのですが、きちんと表示されてるでしょうか? 私的には無理っぽい気がします。

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2002-12-13 Sunny

…おとなしくなさい?←疑問系なのが微妙にお気に入り♪

[021213-1] ごめんなさい

白状しますが、一昨日初めて再純粋妹姫の動画を鑑賞しました。ちなみに、英語に訳したら駄目です。ここは敢えて日本語で通しましょう。政府だって横文字を多用しない美しい日本語を推奨しているじゃないか(権力を傘にきた最低の言い訳

しかし、凄い動画でした。始まって三十秒後に近親相姦を要求してくる妹『サクヤ』の物語と、かつて兄妹相姦をやちゃったくさい淑女に学ぶ『シラユキ』の物語の二本立て。可愛らしい絵柄とは裏腹に、精神的な部分での十八斤描写が切に迫っています。くっ、これほど卑猥なものだとはッ!!

↑は冗談ですが、私には刺激が強過ぎでした。個人的にはえろ指定しても良いくらいです(笑

[021213-2] 頑張れ幻視詩人さん

というわけでつらつらと『ハイペリオン』の下巻を読み進めています。休日で『――の没落』までは読みきりたいです。で、来週までに『エンディミオン』と『――の覚醒』を。きっとそれまでには戯言遣いも見つかっているでしょう。ええ、きっと見つかっているでしょう(精一杯の願いを込めて

三日後、光ファイバが我が家に来ます。さて、如何程の速度が出るか楽しみ。

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2002-12-12 Sunny

『ハイペリオン(上)』読了。かなり格式張った翻訳調でちょと読むのに力がいりますが、入り込むとかなりいけます。まだ触りの触りなんで分からないですが、テーマの一つにグノーシスってのがあるような気がします。それにしても――以前からお薦めしている『ライラの冒険』も大きな流れの中にグノーシスが含まれてますし、如何様なるメディアでも同様のテーマを扱う、スケイルのでかい物語が増えていますな。最近は超基督、超宗教ってのが流行りなのでしょうか。しかし、超宗教的作品はやりきれなかったり残酷だったりするものが多いので、きっとぺしゃんこになりつつも楽しめるのでしょう、ええ期待しつつ下巻を読み進めていきます。

語録に『頭蓋骨の中の楽園』を追加。ここは寧ろメインなので、何れはじっくりと読み返して都度、追加していくつもりです。

本を買いました、色々と。

一作目は私の大好きな漫画家さんの最新作。ブレイドの方は読んでないので今度、初めてまとめて読んだのですが――良い、良いです。この絶妙なお惚け具合と繊細な画風、くうっ、オバチャン涙出そうだよ。

二作目は『今夜は眠れない』の続編。この二つ、一つを思い出すと何故か相補的にもう一つの作品を忘れる傾向があるらしく、その意味でも不思議な作品です(笑

三作目は私も100ゼニーで手に入れたかったのですが、古本屋にて発掘に失敗したので平積みしていたのを手に取りました。620ゼニーしました――くっ、負けたっ(涙

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2002-12-11 Rainy

ビックカメラに11125のだめーじを与えました(挨拶

うわははは、ポイントだけでCD買ってやりましたよ。よく考えれば先立って9万以上の買物をしていることを忘れてはいけませんが、何かただで物が手に入るってのは優越感に浸れます。というわけで昨日挙げた三点セットに加えて倉木麻衣の3rd『Fairy Tale』とMr.Childrenのシングル『HERO』を購入。取りあえずは『Key To My Heart』のすっごく透明な感じに和みますた。

明日は出張です、またかよ――まあ、移動時間3時間半を利用して『ハイペリオン』を一気に読了することにします。基本的に平日は家に帰っても本が捗らないので、こういう時間も少しは役に立つのかもしれません。しょっちゅうは嫌ですが。

来年から自動車教習所に通おうと思ってます。私、同期の中で高卒の方を除いて唯一、無免許なのですが、地方に来たらやっぱ電車だけでは賄えないものがあるらしく。個人的には更なる僻地に飛ばされる口実にされそうで恐いし、歩いている時でさえ思考がとめられない私が車を運転するのは公共の利益を鑑みると非常に間違っているとしか言いようがないのですが、挑戦はしてみます。ペーパ・ドライヴァになること決定ですが、金のかかる身分証明書と思えば良いのでしょう。免許証が身分証明になるのはとても危険なんですが。

余談ですが、今のゴールド免許証が簡単に取れるシステムは間違っていると思います。某医療漫画の主人公の言葉をそのまま車の運転回数と運転距離に置き換えると、日本免許事情の病巣が見えてくるかもしれません。

日本自動車免許システムの病巣
―運転しなくてもゴールド・ドライヴァ―

↑さて、どうでしょう。

発泡酒も20円増税ってことになるのかな。お酒は――私は全く理解できないのだが、飲んで愉快な気分になったり憂さを晴らしたいという人が一杯いるから、今年はそっとしておいた方が良いのかもしれません。お酒でストレスは晴れませんけどね(さりげなく暴言

忘れれば全てが無くなるなんて幻想さ。次の日もっと辛くなるだけだよ。

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2002-12-10 Cloudy

安藤語録を仮公開してみました。いつも新しいものを取り入れる気持ちで+単純なデータベースにスタイルを当てはめれば良いという感じなので、勉強もかねてXMLで構築。なかなか面白い。

例の本は進んでません。面白いのですが、電車の十分では読む数が限られてしまいます。いーちゃんはまだ見つかりません。どう考えても何処かで喪失してますが、その場所が何処だったかが既に記憶の果てです。

明日はYellow Generationの1st『CARPE DIEM』やちーちゃん――もとい、鬼束ちひろの3rd『Sugar High』やGarnet Crowの新曲『クリスタル・ゲージ』など、欲しいCDが一杯です。賞与も出たことだし、貯まっているビッグカメラのポイントでまとめて買い物しましょう(矛盾発言

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2002-12-09 Cloudy

カメラのレンズ拭きで眼鏡のレンズを吹きました。とても綺麗になりました(挨拶

東京は雪で電車に遅れが出たそうです。もう――そんな季節なのですね。私も予想以上の寒さに今年、初コートです。恐らく、今日が初コートという方は沢山いたと思います。それくらい、寒さが身に染みる一日でした。

『ハイペリオン』 は第一章を半分くらいまで読みました。SFっていうにはやはり、ちとファンタジックな感じがするところがまた良し。

今日はちょと、煙草や発泡酒の増税について少し熱く語り合いました。現状では発泡酒に対する増税は棚上げ、その分煙草に上乗せされるという話を振ると喫煙派の同僚はぷんぷんです。あんな不味い酒に同情などかけるなと、不満爆発でした。

私ゃ酒も飲まんし煙草も吸わんので被害を受けない人なのですが、にしたって今回のは阿漕だと思うのです。というか煙草で税収増やそうって魂胆が気に入りません。煙草は四半世紀から半世紀の時間をゆっくりとかけて全面禁止するべき薬物の筈です。癌発生率を高める、仕事の効率を落とす、依存症状はコカインにも匹敵する――行政のすべき事は税の搾取ではなく、禁煙指導と未成年者に対する徹底的な教育、それ以外には有り得ません。

まあ、煙草吸ってても八〇、九〇と生きる人はいるんで、一概には言えないかもしれませんが。ほぼ確実に空いぜきやしつこい痰の症状で、三十代過ぎると激しい苦痛を伴います。私的には二十代のうちに禁煙することをお薦めしておくことにしましょう。

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2002-12-08 Cloudy

新境地開拓って少し卑猥な響きがしませんか(挨拶

[021208-1] 静電気対策委員会(最終回)

上記とは余り関係ないのですが最近、皮膚の乾燥が酷いです。頭も痒いですし、全身のちょっと人に言えない所(ちなみに陰部とか臀部ではない)も痒いです。兎角、幼い頃からアトピー性皮膚炎の後腐れなのか、冬になると皮膚がぱさぱさのかさかさになります。最近、その傾向が酷いのは保湿成分が体から抜けていってるからだと思うのです――私も年を取りました。

で、その乾燥体質には更に幾つかの副作用があるのです。一つは心も乾燥します――というか、痒みで苛々する為か人を思いやる心がいつもと比べて三割減です。お前に人を思いやる心があるのかと言われると辛い所ですが、私にだってクワンダ・ロスマン将軍の首を刎ねないくらいには思いやりがあるつもりです(お

閑話休題。もう一つは――帯電します。もう、どれほど帯電するかと言えば自動車のノブを触ろうとして発生した静電気で火傷したことが一度。兎に角、鉄製のものに触ると必ず放電するのです、びりびり。最悪なことには他者との直接触でも放出します。最初、父親に対してこの現象が発動した時、まさかサイコメトリィかッ!! と思ったのですが何でもない、静電気の放出で。それから冬場になると、気のせいかもしれませんが父は私との直接触を拒んでいる気がします。

最近、先輩に対してこれが発動した時は痛いっ! と思い切り叫んでいましたから、年々帯電量が増えてるのは間違いないと思われるのですが、その内『Brain Valley』の主人公みたく、接触でPCを壊すのではないかと、少し怯えています。また『FERC』の以前の調査によると過剰静電気は『人体発火現象』の原因にもなるらしく、いつ『Parasite Eve』みたく発火しないかと思うと、酷く怯えています。

どうやったらこの体内に漲る電気を痛くせず体から放出できるのか調べた所静電気放出アンテナ静電気放出アンテナなるものを見つけました。

えっと、これで? 静電気放出、OK?

私、これを頭につけてシャア専用なアレにならないと救われないですか? 静電気が抜けないですか――うう――嫌、これは嫌です、勘弁して下さい。

別サイトを巡って更に情報を収集すると有力情報を発見しました。要するに服を着る時に心がければ良いよう。静電気の対策方法はこちらにも記述されてますが、要は『重ね着するなら同じ材質の服』を、そして保水性の高い木綿等の自然繊維系衣類を着るように心がけるのが大切なようです。静電気に悩んでいる人がいれば、確かめて下さい。

[021208-2] 巡礼船団に思いを馳せて

現在は『ハイペリオン』を読んでいます←ちょっと待て

え、戯言遣いはどうしたのかって? いや、その――失く、しちゃいました、アハハ。いや、買った筈なのに何処からも見つからないのです。五冊まとめて袋に入れたままにしてあったので、失くすわけはないのですが――きっと、記憶の国に至る門を通ってクワシニア、にでも言ったのでしょう。見つかり次第、そちらの方を最優先しますので、今はハイペリオンを読むことを許して下さい。

と言いつつ、まだ序章しか読んでないのですがこう、脳内をびゅんびゅん刺激しそうな単語に溢れていて非常に好感触です。というか科学万能時代の人智に及ばぬ力、聖書関連から抜粋された戦艦の名前など、何処かのRPGと非常にだぶる部分があるような気がしてなりません。

[021208-3] 私の知る最高の漢達……。

『Ever17』をちょくちょくと再開してます。目指すはつぐみグッドの方向で。倉成さんはなかなかの好漢なので、好漢好きな私としてはぐっと来るものがあります。『T2U』の堤伊之助以来のクリティカル・ヒットかもしれませぬな。

ただ、真の好漢には程遠い。私が信じる真の好漢とは『女王陛下のユリシーズ号(原題:H.M.S. Ulysses)』という海洋小説に出てくる乗組員達のような男を言う――と私は思っています。三年位前にお薦めを頂いて読んだ小説なのですが、乗組員の漢っぷりには本当に涙が出るのです。未だにこの作品は私の中で、バイブルと言っても良いくらいに大好きな作品ですが、もし真の漢を目指す、或いは憧れる方には読んでみて欲しい作品です。

[021208-4] 今日買ったもの

光ファイバ接続用のルータと、デジタルカメラを買いました。前者は16日に敷設される光ファイバに備えて、先物買いです。うう、やっと、ようやくうちも高速大容量データの送受信へ一歩踏み出しました。これでアレですな。アレやアレも素早く落としたりできます、アレもアレも。

――少しでも卑猥な想像をした人は思い知りなさい。

後者は、まあ時の流れに乗ってというやつで特に意味はありません。何時の間にか『バルカンと休日』などという、激しいパクリ企画が立ち上がってたりするかもしれませんが、目を瞑って頂けると、嬉しいです(笑

2002-12-07 Cloudy

あの時、人間っていいなあと思ったんだ。ひとつのものを見て、みんなが無条件で美しいって思えるなんて、すばらしいことだよ。あの時の虹はすぐに消えちゃったけど、ぼくは今でもよくおぼえてる。人間はつまらない生き物なんかじゃないよ。地上に来て分かった。消えていくものだって永遠に残すことはできるんだ。人間には、地上のすべての生物には、そういうすごい力があるんだ。
(童話物語/大きな物語の終わり)

10万桁まで計算された円周率に意味はあるのかい? そんなこと言ってる時代はもう終わりました。既に円周率は1兆桁まで計算されているとか。凄げえ――これこそ究極の無駄というに相応しいですね(挨拶

『童話物語[上・下]』(向山貴彦著, 宮山香里絵:幻冬社文庫)を読了。850ページ強という大作ですが、6時間くらいかけて一気でした。本作は 『妖精の日』 という、世界が滅びる日とされている日のことを題材とした、ハイ・ファンタジィ作品です。が、最初はファンタジィというより、現実でも十分に有り得るであろう虐待や貧困、それに類する犯罪が精緻に描写されていて、妖精が出てくる以外はファンタジィらしくないなあという思いを受けながら。しかし上巻の半分くらいまで読んで、止められなくなりました。読んでて本気で引き込まれたのです。

そこからはファンタジィの部分も幾つか入っているのですが、それを本当の意味で自覚できるのは最終章くらいという気がしました。それくらい、幻想描写より人間描写に強きが置かれており、登場人物一人一人の葛藤が痛いくらいに伝わってきます。主人公周辺のそれは特に強く、読んでるだけで涙が出そうになるような場面もありました。最初はうわ、跳ね返りだなあと想っていた主人公ペチカも、幾つかの場面を追体験する内に段々と好きになれてくるから不思議です。というかこういうアリス然したおにゃのこ主人公は元々好きなのですが、序盤はかなりアレな描写も多かったせいで余計に感じます。

その部分は最終章と密接に絡んでくるのですが、この辺は企業秘密ということにしておきます。言ったら楽しくないですしね。

精神観念と結びつけた胡乱な解説は下巻の巻末に任せるとして、私自身としてはただただ、上記の一言を実感する為の(勿論、他にも色々とテーマはあるのでしょうが)物語なのだなという印象を、強く受けました。本当はもう一個大好きな言葉があるのですが、それは直撃的にネタバレなので、ここで記すのは止めておきます。

以前にお薦めした梨木香歩氏の 『裏庭』 もそうですが、俄仕込みじゃなく一から世界を創り、それを魅力的に展開させ、そして収束させる力を持ったファンタジィ作家さんというのは本気で尊敬できます。一から舞台を作り、謎を至る所にばら撒き、完璧な収束に持ち込めるミステリィ作家さんに抱くそれとよく似ていますが、やっぱ素敵です。

大里さん、前回の『ゲド戦記』に引き続き素敵な物語の推薦、ありがとうございました。

次は 『クビキリサイクル ―蒼色サヴァンと戯言遣い―』 に挑もうと思います。

bk1で頼んでいたマリみての最新刊までと、ドラゴンファームの最新刊までが到着しました。家は本で溢れています。取りあえず、中途半端に溜まったアンソロや攻略本や文庫――いやいやいや、文庫は売らない。これでも福岡に来る時、厳選した品物ですから売るものか、くわッぱ。

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2002-12-06 Cloudy

ボク、生まれ変わったら鋼鉄番長になりたいよッ!!(世迷い事

英国でライラの冒険シリーズがドラマ化に舞台化ですか――正直、どんな出来になるか分からないのですが、両方とも是非、聴きたいし観たいです。ああ、これ観る為に当日、英国に行きたい。それで空間の狭間に渡ってミュレファと牧羊的な生活を営みたい(妄想

この熱の高まりからすると映画の方もきっちし三部作で取ってくれそうです、良い感じ。問題は白熊のイオレクがどのように再現されるか――本物か? CGか? でも本物を使った動物虐待になりそうなので、やっぱCGって気がします。どちらにしても頑張れクマさん(お

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2002-12-05 Cloudy

妹の話題なんてここにはないんだよッ!(挨拶

そういう訳です。世は再純粋妹一色に見えるこの世界ですが、私は凛々しいお姉さんの恥らう姿に何かを感じる人間だったりします。いつもは弟に対して主導権を持っているのですが、いざとなると主導権を奪われるのです。良いですね、とても良いです。

しかし、真にお姉様萌えを満足させる作品はずっと少なく、世のお姉様好きは己ごとにその妄想を燃やさなければなりません。

それで何が言いたかったというと。

やっぱアイエネスお姉様らぶです←月マガ読んだらしい

今日はちと脱力しているので、このくらいで。週末辺りにはっちゃけた話題(霧舎学園の6とか)が集中しそうなので、ここは抑え気味に。

ちなみにロケットマン4巻は2003-01-17発売とのことです。

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2002-12-04 Rainy

吐魂中(挨拶

いや、今回はかなりギリギリでしたね←何が

ええ、色々とそう――ギリギリだったんですよ(遠い目

ただ、それも今日で終わり。明日からは積本を攻略していこうと思います。取りあえず、明日からは『童話物語』ですね。誰かは忘れましたがこの作品、めさめさ感動できるらしいので、感動系を求める私としては心して読むことにします。

TMRの『Invoke』を購入。この人はネタに走らなければかなり良い歌を歌われる方なんですよねえ――久々にTMさんの正統派っぽい曲を聴けたので、私的にはかなり満足。ああカラオケいってWhite Breath歌いてえ。冬になると無性にこの曲が歌いたくなりますね。

Moailla1.2.1リリースされてます。UA蒐集家の方はチェキです(笑

Operaでも正しく表示を運動が始まってるらしい。確かにOperaを常用ブラウザにしてる私にとっては有難いが、シェア1%未満のブラウザに対応してくれる法人ってあるんだろうか? 個人ならまだ対応も簡単そうですが――でも草葉の陰から応援してます、ひっそりと。頑張れOpera派。

密かに某所へ送りつけるためのSSを書いてます。何処にどのようなものを送るのかは秘密として――フフフオモイシレ(謎

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2002-12-03 Rainy

中学の時、こんなゲームを英語の時間でやりました。サイモン(Simon?)が言ったら命令に従い、サイモンが言わなかったら(要は冒頭にSimon Saysの付いたことにしか反応したら駄目ってこと。Simon Says "Sit Down"とか)何もしない。この原則に反すると負けというこのゲーム。よくある赤白旗揚げによく似てますな。

私、ずっと疑問に思ってることがあるのですが――。

結局、サイモンって、何?

――今日は最頂点なのでこれでさよなら。

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2002-12-02 Sunny

取り合えず『Yellow Generation』は割と本気でお薦めしてみようと思います。2ndの『北風と太陽』を借りて聴いてみたのですが、クリティカル・ヒット。Mykeさんの言うとおり、ごまっとうが一位になってる場合じゃないですな(挨拶

Opera7 beta1.v2がリリースされてた、早ッ!! 諸所の情報を見てると、穴埋めの為のマイナヴァージョンアップらしい、成程。セキュリティに強い拘りを見せる同社ならではってことですね(さりげなく持ち上げてみる

てことで改めて使い始めているのですが、テーブルの描画周りをかなり変えてるなというのは疎い私でもよく分かりました。アイコン掲示板などを閲覧すると、その違いがよく分かります。

CSSは――うちくらいのデザインだと違いがないのですが、細かい部分でmarginなどの整合性が取れてる気が。この辺は確認する暇ないので、もし根気があるならば誰かやって欲しいものです(他力本願

一つ注意。フォルダにカーソル合わせて右クリックからopenすると、そのフォルダ内のURL全部についてタブを開いてしまうので、余りスペックの高くない環境ではまずいとのこと。私も一度やってしまったのですが、50個近く一気にタブが開いてしまい、大慌てしました。気をつけましょう――って、こんな認知度も低いブラウザのしかもベータ版なんて、他にどれくらい使われてる方がいるか、甚だ疑問でありますが。IEよりも数段スムースなブラウジングができることは、胸を張って保証します。バナーに目を瞑ればフリィで使えますし。

町って合併して村にランクダウンすることもあるそうです――可哀想というか運が悪いというか。しかし、この記事見てるとやっぱ、村<町<市なんですなーと思うこと頻り。地方自治なんて何処もぴいぴいで、大して変わらないと思っていたのですが、やはり市の方が強い影響力を持てると――せめて、町はキープできることを私は祈っています。

しかし、やっぱスクウェアとエニックスの合併は何処でも取り上げるのだなあ。Questがスクウェアに合併された時はほんのちょっぴり騒がれただけだったのに、欝だ。FCやSFC世代の子供達はみんなオウガバトルシリーズで犬でも豚でもない生き方を学んだんじゃないのもう全くあのときはちょっと淡白過ぎだっただねオバチャンちょっと寂しいよ。

カタカタカタカタ(威嚇活動

追記:掲示板のレスは四日にまとめてします。

追記2:――正直に告白しますと冥土美汐さんに萌えました(お

ボクハホネノズイマデダメニンゲンデス、ゴメンナサイ。

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2002-12-01 Sunny

真賀田四季はやっぱ死線が見えてるんだよ(妄想

零崎双識の人間試験ってのがやってます。いーちゃんシリーズの最新作(というより外伝作かな?)なので、好きな人はどうぞ。私はPDFで小説読むのが嫌いなんで、本落ちするのを待つ予定。

12月になりました。管理人はすっかり、人間かたつむりやってます。

今月は(多分)SF開眼月間です。ダン・シモンズのハイペリオンを筆頭に、この手のテーマの作品を読み耽ります、ああ楽しみ。

マリみて、ドラゴンファーム、最新巻まで購入。

コミケ、Key・Tactics文章系のサークルは『ヤ』に固まっているらしい。うちは申し込みで文章系と宣言したにも関わらず『ム』なんですが――どうして私だけ仲間外れですかっ! いらなくなったらポイですかっ! ←ちょっと違うような

幻想水滸伝IIの『Chant』を聴きながら、今この文章を打ってます。すっごく荘厳な気持ちになれると同時に、妙に憂鬱な気分になれます。暗鬱な文章を打つ時はこれ、素敵です。

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