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同盟の活動報告(2003-01)

2001 - ( 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 )
2002 - ( 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 )
2003 - ( 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 )

01 - ( 25 | 24 | 23 | 22 | 21 | 20 | 19 | 18 | 17 | 16 )
01 - ( 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 09 | 08 | 07 | 06 | 05 | 04 | 03 | 02 | 01 )

2003-01-30 Sunny

レクター博士の拘束具姿は何時見ても格好良いですね(問題発言

[030130-1] イメイジ・プレイ

低血圧、低体温で微妙にささくれ立っているのですが、明後日からはとうとう自動車教習です。ちなみに取るのは三ヶ月くらいかかるのですかと尋ねたら、普通はそんなにかからないと先輩に言われました。というわけで、少しイメージ・トレイニングをやってみたり。

先ず、バックミラーの位置を調整し、サイドミラーの角度を確認。左右に別の車がいないか確認し、ギアをファーストへ。ハンドルをしっかり握り、アクセルを踏む、どうだ←エンジンをかけていないので動きません

――――。

―――。

――。

―。

教官が親切な優しい人でありますように(祈

[030130-2] 許容範囲

昨日の活動記録がないのは、ダイヴ・トゥ・スリィプしたからです。少しだけ、明後日くらいに公開するAirのSSの序章付近を打ってました。一年半くらい前から資料や構想を集め続けてきた、美凪姉さんのお話です。人物的に好きなのはかなり晴子さんなのですが、書いてみたいと思うのはやはりなぎーの話である辺り、私は根っからのお姉さん属性なのだと思います。

そんなわけで(どんなわけだ)1話10KBから15KBくらいで少しずつ更新していこうかなと思います。どうも1ファイルが余りにでか過ぎると、私は弱ってしまうようです。というか、3年も経ってようやく最適の分量を掴んだ自分もどうかと思いますが、それはそれ。

多分、1ファイル(つまり1話)の平均は書く人によって違うのでしょう。私は今までの経験則からして30KBを超えると辛いと感じます。その半分くらいの分量が一番楽です。この辺の統計は、数限りないSS系サイトの全体統計を取ると私が死ぬのでやりませんが、無作為抽出で500くらいの平均を取れば割と当てになる平均ファイルサイズの値がでるかもしれません。それでも私はやりませんが。いつか、私と同じことを思った方がやり遂げてくれるでしょう(最低発言

私は統計学は好きですが、統計の鬼ではないのです。

[030130-3] 神様ごめんなさい

後は、多分一年近くぶりでSSを他サイトに送らせて頂きました。メイド美汐さんが目印のSS系サイトにて、そのインスピレーションの思いつくままに書いて送ったというかなりアレな経緯を持つSSですが、管理人さんはとても優しい方ですからきっと赦してくれるでしょう。ちなみに単独でも読めるのですが、時系列的に『Falling Down』という美汐SSの続きにもなってますので、前知識として読んでおくのも良いかもしれません。色々な意味で耐性がつきます。以上、ひよひよのお役立ち情報でした。

2003-01-28 Snowy

さて、今日のツリー掲示板情報。『長いお別れ』は積み本になっていて未読なので、私は介入できないのです、申し訳ありません。『館シリーズ』は逆に書くことが多過ぎて、一日ではまとめられそうにありません、もう少し待って下さい。

今日も寒かったが、明日は最高気温二度らしい。福岡はもう少し暖かい所だと思っていたのですが、日本は四季の影響から逃れられないみたいです。

――――。

―――。

――。

―。

でも、四季の影響は受けてみたいなあ←四季違い

[030128-1] 賭博黙示録

さて、特定の人にしか訳の分からない戯言を述べたところで。

ところで皆さんは高校の時、何してました? 部活? 勉学? ひょっとして恋してたなんていう人がいるかもしれません――この軟弱者めッ!(恫喝

勿論、私にはどの単語も相応しくありません。高校の思い出として喚起される最初の単語は、賭博です。賭博、さあみなさんも一緒に。

と・ば・く。

カイヂ君もメロメロなあの賭博です。

うちの高校は救いようの無いほど賭け事万歳、プレイング・カードどんとこいという恐ろしい所で、一年の頃から大富豪に託けた果てしないギャンブル・ロードをひた走る人間が数多くいました。言うまでもなく私もその一人で、昼休みになるとプレイング・カードを囲む卓が自然と発生し、休みが終わると共に消滅するという修羅の中で揉まれていました。まあ、一回五十円ですから私怨発生となるほどの闘いではなかったのですが、やはり金が掛かると集中力が違います。今日もどこかで革命が起きていました――みたいな? 感じで、合言葉は『いつも心に革命を』だったりしたり、しなかったり。

下手すると放課後にも闇賭場が開かれ、下校時間まで粘ることもあるという盛況ぶりでした。故に今でも私は、大富豪に関する駆け引きならかなりの自信があります。皆が流れを読み切り札を叩き付ける、革命には革命で対抗するしかない、くらいの意気込みで飢えた虎でしたから、それも当然でしょう。五十円でも、賭博は賭博。力こそが全てであるゼテギネアの理に支配されていました。ビバ、オウガたち。私もそんなオウガの一人だったのです、今は暗黒道から抜け出しましたが。

兎に角、他にやることがないのかってくらいのギャンブル狂は修学旅行でも大富豪、体育祭の裏に隠れて大富豪、遠足では勿論大富豪。

そんな訳ですから、没収されたトランプの数も悠にダースを超えていると予測されました。そして咄嗟に隠されたりして難を逃れた古いカードは新しいトランプのカード一式と混ざり、ブランニュー・大富豪ワールド確立です。ある時などはUNOのカードも混ざっていたような気もします。我が高校においてはプレイング・カードとUNOが素晴らしい融合を果たしていたのです。そして男達はギャンブルに明け暮れました。三年間、ギャンブルをっ・・・・!

そして男達はそれぞれの道を、そしてほぼ例外なく『大富豪を極めしもの』として世に出て行きました。それは何よりも昏く輝く勲章です。私もその勲章を持っています。

――――。

―――。

――。

―。

――荒んだ高校生活だったんだなあ、こうして振り返ってみると(汗

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2003-01-27 Rainy

「正しい答えがなんなのか……ついに……分からなくなりました……」

「だけど……考え続ける事が……答えなんだと思いました……」

(ブラックジャックによろしく/佐藤秀峰)

[030127-1] 私、光ってた?

こんばんは、ぷよぷよ中毒のフラッシュバックより復活した仮面の男です。さて、今日は二日遅れで『ブラックジャックによろしく』の4巻を購入したので、早速読みました。

――――。

―――。

――。

―。

衝撃を受ける物が強すぎて、身にクるものが多過ぎて、とてもじゃないですがまともな書評を下せそうにないぞ――(汗

でも頑張りましょう。

前巻でも少し思ったのですが、この『ブラックジャックによろしく』の物語は本来、一番エゴをむき出しにすべき――或いはそうしなければならない患者というものが、他のエゴに押しやられて何も主張できないという、本来医療という場面であってはならない事実というものが克明に描かれているように思えます。そこに焦点を当てると、今回のベビーER編はそこが最も強く押し出されているエピソードじゃないかと。

患者は己の思い、エゴすらも満足に表現できない――それどころか人とそうでない何かとの境界点にあり、他者のエゴに命を委ねるしかない新生児という存在で。親が『生きる価値がない』と断してしまえば、見捨てても罪にならない。その為、満足に治療が行われなくても医師は少なくとも法律的には責められない。一歩を踏み出すべきなのは分かっているのに、その為なら本当はほんの薄皮みたいな脆いそこを踏み出せないのです。愛情は確かに本物である筈なのに、助けたいという想いは確かに本物である筈なのに――本物であっても、寧ろ本物であるが故の苦しみ。

少し支離滅裂になりましたが、要はそういう医師の苦悩、両親の葛藤、それに対比されるかのような新生児の弱々しさが視覚化されて一気に飛び込んでくるのです。しかも並みじゃない掘り下げ方をしてます。ここまでのものを書く為にどれだけのものを見、聞き、そして感じてきたか私には想像できません。正直言うと、余りしたくありません。私も幼い頃からある程度の理不尽を被ってきたつもりですが、これ程の喜怒哀楽を描けるほどの眼識とは一体どれほどのものか。

正直にいうと、差別と障害に対する掘り下げ方は少し物足りない(色々あって20年近く、片時も頭を離れないテーマなんです、私にとっては――分からない人には決して理解して貰えないでしょうね)という感じもしました。感銘は受けましたが、答えとしては認めたくないというやつでしょう。しかし、一つの命が生まれてくるということにどれ程の重みと責任が圧し掛かってくるのかということについて、考えさせられます。そしてそれでいてまごうことなきエンタテイメントでもあり、面白い。だからこそ多くの人に読まれているのでしょう。

本来、多くの人がその魅力を語り得る物語については、私は追従せずにじっと見守るたちです。私なんかが言わなくても、私よりもっと影響力のある方が語っていますから、私など語らなくても十分でしょう?

しかし、この作品についてその鉄則を覆すつもりです。それくらい、私にとっては印象深い作品であると同時に、物語としての私の理想のようなものも感じるのです。本当にどうしようもない中でもがき苦しんで、後悔や逡巡を繰り返しながら、一個でも良いから最後に良き何かを掴めるそんな話。

ここまで辿り着けたら、盲目同然の私にも何か一つくらい、見えそうな気がするのです。

――――。

―――。

――。

―。

戯言ですけどね。

[030127-2] Ruby in the Smoke

さて、話は変わり。先程私はこう述べました。『本来、多くの人がその魅力を語り得る物語については、私は追従せずにじっと見守るたちです』と。

その為か、いつも他人と波長の合わない小説ばっか読んでて、どうしようもなく突っ込めない記録になっているような気がします。勿論、そんなことはありません。私は生来、節操のないミーハで面白そうだなと思ったものについて、色々と手を出しています。有名作だってほら。

例えば1月、私は『指輪物語』という英国の小説を読みました。1956年の発刊以来、50年近くにも渡ってファンタジィという作品の魅力を存分と語ってきた作品です。富士見系や電撃文庫系のファンタジィに手を出している方は非常に多いので、勿論その原点である上記作は当然の如く、読み下されているものだと信じて疑っておらず、私も読んで大変満足しました。素晴らしい作品です。しかし、ここでは一度も話題になりませんでした。それどころか、あれは九巻読了している方の割合がとても少ないということを後で嫌というほど知ってしまうのでした。がくし。

例えば2月、私は『デルフィニア戦記』という日本の小説を読みました。全18巻からなる壮大なサーガですが、その長さを感じさせず一気に読み通せる快作です。最近は文庫でも徐々に発刊されているのですが、絶対耐えられずに新書に手を出すと思うので、最初から新書版を18巻全て揃えて置いたほうが良いでしょう。キャラクタの魅力は随一なこと、相違なし。これはライトノベルの範疇に入るのか、結構ツッコミがありました。

例えば6月、私は『五輪の薔薇』という英国の小説を読みました。1998年のこのミス海外部門で一位とくれば、割とミステリィファンの多いこのサイトでは話題になるに違いないと思っていた作品です。壮大で重厚な物語を読んでみたいという救い難い発作はあったのですが、メジャーな作品を読んで歩調を合せようと思ったのです。反応は一件もありませんでした。どうも、閾値が高過ぎる作品を選んでしまったようです。

例えば8月、私は『黄金の羅針盤』『神秘の短剣』『琥珀の望遠鏡』という英国の三部作ファンタジィ小説を読みました。これは何かファンタジィを読みたいということで手を伸ばしたのですが、今年最大のクリティカル・ヒットでした。後で知ったのですが、日本の書評家がこぞって20世紀最後の傑作ファンタジィだと大絶賛されている作品ということです。余り日本人受けしない作風と宣伝不足から、知る人ぞ知るという位置に甘んじている物語でした。勿論、そんな訳だから反応などある筈がなく、寂しさで枕を濡らす日々が続きます(嘘

例えば12月、私は『ハイペリオン』から『エンディミオンの覚醒』まで続くSFシリーズ四部作を読みました。作者の名前で以ってシモンズ以前、シモンズ以後という区分が作られるほど、SFファンに感銘を与えた作品で、SF好きの人のツッコミがあるであろうと私はとても期待しました。物語は成程、私の少ないSF知識を全て包含し、更に数倍の余裕すら見せる広がりを見せる一大叙事詩です。きっとSFが少しでも好きな人なら速攻で読みきってるに違いないと今度こそ確信しましたが、反応はただの一件きりでした。どうやら私は、またもや閾値の高過ぎる作品を選んでしまったようです。

さて、私は本が好きです。本が好きです。本が大好きです(以下略 このサイトが本の話題で満ち溢れることを真に臨んでいます。ああこれは私も読んだ、良かったよねーと突っ込み返してくれることに無常の喜びを感じます。寧ろ、SSなどどうでも良いと思うことが多々あります。一層のこと、書評系専門サイトに転向しようかとすら考えているくらいです。感想用のツリー掲示板すら用意しました。

このサイトが本の話題で満ちるにはどうすれば良いか。色々と考えていて、上記の要約を作っているうちに、私は悟ったのです。

もしかしたらこのサイトを訪れる方が最も読んでるジャンルは、重厚なミステリィでも、本格的なファンタジィでも、宇宙をまたにかける壮大な宇宙叙事詩でもなく、ライトノベルなのではないかと。だから突っ込めないのでは――(泣

――――。

―――。

――。

―。

――――。

―――。

――。

―。

さて、現在の読書状況です。現在『オウエンのために祈りを』の上巻を読了して下巻へ、次はロバート・ハインラインの『夏への扉』を、次はオースン・カードの『死者の代弁者』を、次は福井晴敏の『亡国のイージス』を、次は村山由佳の『BAD KIDS』を、次はウイリアム・ロフティングの『蝿の王』を読もうと思っています。

――――。

―――。

――。

―。

『蝿の王』はでてくるの子供だけだから、ライトノベル扱いで勘弁して貰えないでしょうか(お

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2003-01-26 Rainy

何もかもが面倒臭くなりました。

いや、厭世的な意味ではなくて、兎に角眠いんです。はふ――。

そんな中で進めているものの一つ、クロックタワー3の記録より一部を抜粋してみましょう。

  1. アリッサたん焚殺キターーーー!!
  2. ああ、おじいちゃんが、おじいちゃんが。
  3. ハアハア

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―――。

――。

―。

次の話題行きましょう。

[030126-1] ありゃりゃ

コンパイルが潰れたということが、幾つかのニュースサイトで出ていて、やっぱ駄目だったのかかと残念な気分です。私は地元が広島で、ぷよまん本舗にも言ったことがあるので余計に残念というか何というか。特に『ぷよぷよ通』は狂ったようにやり込み、一時期は寝ても冷めてもあのゲーム画面が網膜から離れなかったくらいの、廃人ぶりを見せてました。これと風来のシレンに費やした時間はどれほどのものか――想像したくもありません。

今も多段連鎖の方程式が目を瞑ると頭の中に――。

頭の中に――。

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―――。

――。

―。

ああっ、兄さん頭が痛いよっ(管理人はぷよぷよ中毒のフラッシュバックに苦しんでおります、今日の活動記録はここまでです)

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2003-01-25 Rainy

「もっとがむしゃらに、自分勝手になりなさい。あんまり若いうちから、そんなに冷静でものわかりのいい人間になるのはおやめなさい。あなたが今よりちょっとやそっと自分勝手に、わがままにふるまったところで、あなた自身が思っているほどには誰も困らない。お母さまも、お父さまも、誰もよ。人間って、あなたが考えているよりずっと強くてしぶといものよ」

(天使の卵/村山由佳)

上記の科白、最後まで理緒の猫耳発言とどちらにしようか迷ったことはここだけの秘密(笑

[030125-1] 自動車免許

申し込みに行ってきました。どうやら視力検査は余裕でパスしたらしく、少し視力の衰えを気にしていた私としてはほっとしている次第です。うん、0.7はあるのだと。

しかし、300000円近くかかるというのは――少し懐が痛いのもまた確かで。私は長期休暇にしかアルバイトしてなかった口なので、大学の時はとてもじゃありませんがそこまでの大金を捻り出すことも出来ませんでした。かといって、これほどの金額を親に負担させるのも心苦しいことであり、東京に就職することが決まってからは決定的に免許取得を放棄していた節もあったのですが、やっぱポーズだけでも免許は持っておいた方が良いらしく。以前も述べたようにほぼ零運動神経の救い難い人間ではあるのですが、来週より頑張ろうと思います。

更新が予告もなくぷっつり途絶えたら――ああ、想像しただけで恐ろしい(泣

[030125-2] 現代人の病というか

アメリカでハンバーガー食って太ったからとマクドに訴訟起こした消費者の一団は敗訴みたいですね。というか、太った責任を食い物出してる会社に押し付けるとは、腐ってますな。勿論、個人によって体質の違いはあれど、ハンバーガー食いすぎたら肥満になることくらい、少し想像すれば分かるもんでしょうに。同様の訴訟で猫に電子レンジかけて死んだという事例もありましたが、そっちは訴えた側が勝訴したんでしたっけ? 素敵な国ですね、米国というのは(苦笑

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2003-01-24 Sunny

折角書き込んで頂いてなんですが、戯言遣いシリィズは全部読んでないので、私は話題に入れないのでした――どうしよう(泣

ということで分かる人、誰か話題に入ってみて下さいな。

[030124-1] すーぱーいなずまキック

『スパイラル 推理の絆』 の八巻を買いました。ほうほう、上記の科白のところまでの収録ですな――やばかった(管理人は吹きそうになりました

もう、完全に推理じゃなくて戦闘漫画になってますが、それでも微妙なバランスで微かに推理漫画っぽいです←どっちだよ

要はそれくらい微妙な内容なのですが、シリアスと笑いのバランスが絶妙過ぎて許せてしまいます。雑誌の方ではようやく推理で暴力を凌ぐチャンスが生まれていますが、結局は暴力に頼っているような、これもまた形容し難い状況となっているところです。おっと、詳しいことは企業秘密としておきまして。

しかし、どっか一話見逃してるのでした(汗 何故、理緒が『爆裂ロリータ』と呼ばれているのか分からなかったのですが、これで理解できました。理緒好きの諸兄においてこの巻に秘められた破壊力は凄まじいでしょう。私はひよのが出てれば良いのだが。主人公? そんなのは飾りです(酷

いや、歩くんにも頑張って欲しいと思ってますよ。

――――。

―――。

――。

―。

戯言ですけどね(遠い目

後は『12月のベロニカ』を購入しました。昨日、述べる暇がなく面倒臭く放っておいた分も含めると以下の四冊を購入したことになります。

最近は重厚なページ数の多い作品と、ページ数は少ないけどある一点で心を捉えて離さないような作品を交互に読んでる気がしますけど、今回買った四冊はどれも後者に当たるはず。その内、上の三冊はもう、涙が出るほど好きになってしまったので買うしか仕方がないというか。最後は、タイトル名と(笑 少しばかりプロローグを読んできっちりと舞台を練りこんだファンタジィという気がしましたので、購入しました。

良質なファンタジィは現在既に、富士見系や電撃文庫系からは間違いなく遠ざかりつつある印象を受けるのですが、良い作品であるか否か。色々な意味で楽しみです。

[030124-2] 喜んだら良いのか困ったら良いのか

昨日、ちと含んだことなのですが。先日、うちのSSに絵をつけてヴィジュアル・ノベルとして公開したいというメールが来ました。

正直、本気なのかからかわれているのか、本気ならどれくらいの展望があるのか分からないのですが、もし実現したら面白そうなのでOKしておきました。

実は以前も一度、同じような申し出があったのですが、結局は企画段階で有耶無耶になったようで、それ以来、私には何ら連絡が来なかったということがありました。きっと、ゲームを作ることは非常に面倒だと気付いたのでしょう。

今回もだから、話四分の一くらいで期待しておくことにします。

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―――。

――。

―。

――こういうのはもうちっと喜ぶべきなんでしょうか?

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2003-01-23 Rainy

好きしょ、4の発売が決定したそうです>公式サイトより

応援している訳ではないのでリンクは張りませんが『好きしょ』でぐぐれば簡単に見つけられると思います――なんでしょっぱなからこんな情報を広めているのだろう(汗

[030123-1] 立てた

予告どおり『メアリーの暗黒物質研究室』を立てました。旧サイトで立てていたツリー型掲示板を参考に、地味ながらも使い易すそうなものを。さくらWebは gzip や sendmail が使えるので、そちらの機能も on にしてみました。ある意味、これの為にさくらへ移ったんだよなあ。年が明けてサーバやftp、メイルの状況がとても改善されたので、上手く使っていけそうです。これで、地味ながらも三頭体制が復活しました。掲示板については、以前の力を取り戻したのです。後はSSの移転か(遠い目

ちなみに以前公開したレイアウトは完全に捨てたことをここに宣言しておきます。アイコンすらなくなっていますが、アイコンを使いたい人は『ウィルの権威切断方程式』へ書き込みをお願いします。こちらのアイコンも少し増やす予定です。作品は何にしようかな――最有力候補は『マリみて』なのですが、何か好きな作品があれば。あ、例の里子に出たウマゴンも追加するつもりですので、お・た・の・し・み・に(某お嬢さん風

[030123-2] 4巻でやっと気付いた

四ヶ月に一度のお楽しみである『ロケットマン』と『Q.E.D.』の同時発売月がやってきました。今回はそれぞれ4巻と14巻。私にとっては至福の月です。

『イレギュラーバウンド』もようやく鑑賞できました。なかなか上手くまとまってて――というか上手くまとまり過ぎてて、流石に今回だけは展開が読めましたよ。ミステリィとしてはかなり上質なものを繰り出しているのですが、この綺麗過ぎるが故に犯人だけは分かってしまうんですよねー。分かっても証明終了までの過程が見ていて飽きないのは、別の意味で凄い所なのですが。

『ロケットマン』は全て既読のエピソードなのですが、後半の事件・ラストにおける葉とそれを取り巻く人間の格好良さ――というか、美学は改めて見直しても震えが来るほど。

一応、アクション・ミステリィというジャンル付け(SFファンタジィなんて呼び方と同じくらい曖昧で胡散臭いジャンル)ではありますが、余りミステリィしてない方が作品としては秀逸な話が多いです。前半の話が密室事件だけ浮いてたのもその証左かと。

しかし、最初のタイトルロゴのペイジにハヤカワ文庫風英題の表示があることを今日、初めて知ったのは私の観察力の低さを示すようで鬱かも。でも良いですね、遊び心がキいてます。それにしてもタイトル名に『死者の代弁者』があったのにはなかなか驚きです。これも含めてロケットマンで題名を引用しているSF作品は全て読んでみたいので、着々と収集しているところなのでした。

それにしても、4ヶ月で2巻ってことは平均すると2ヶ月に1巻発刊しているということで、月刊や隔月なので気付き難いですが、何気に週刊作家以上のハード・スケジュールなのですよね、加藤元浩氏は。約400ペイジを4ヶ月、単純に4×4の16で割ったとして、一週間に25ペイジのペースだと! しかも原作無しで、ミステリィという最も計算の必要があるジャンルを――凄い人だ。

後は村山由佳氏の本を三冊ほど狩ってきましたとさ。

[030123-3] 発酵女(承前)

掲示板立ても無事終わったので現在、寄贈用のSSの続きを書いてます。暴れはっちゃくな美汐が主役のライト・ミステリィです。ライト・ミステリィ、とても卑猥な響きですね(お

しかし、美汐の本当の性格は結崎ひよのみたいにはっちゃけてると信じている私は駄目人間なのだろうか、きっと駄目人間なのだろう(決定

話は変わり。

なんか凄く驚くメールが届いたりしています。ただ、同じような申し出が過去にもあったのですが、そちらは企画段階で有耶無耶になってしまったので――今回も話四分の一くらいにとらえてるのですが、どうなるのだろう。

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2003-01-22 Cloudy

『オウエン――』は着々と読んでます(挨拶

今日はその、あれですな。以前から言ってた『メアリーの暗黒物質研究室』という名の掲示板を立てる準備をしてまして、活動記録をひねり出す余力がありませんでした。少し準備に手間取りまして、しかし明日にはお披露目できると思います。

少し変わった形ですがツリー掲示板なので、ネタバレとかも節度を以ってOKというものになります。要は本やゲームなど、特定のタイトルについて1スレッドを立てて色々と話題を交わすというタイプでしょうか。これで少しは本などの話題を振って下さる方が増えれば良いのですが。取り合えず、私以外で一番最初に誰がどの作品に対するスレッドを立てて下さるかが非常に楽しみです。『好きしょ』とか『炎多留』とか『ザ・ガッツ』とかだったら笑えますが。

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―――。

――。

―。

良いんですよ、私は(お

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えっと、もう少しネタもある筈なのですが、今日はこれでおしまい。

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2003-01-21 Sunny

昨日の相撲ネタですが、偶然雀鬼龍さんが私と同じで千代の富士を話題にしてたのでちょっとびっくりしました。やっぱ、千代の富士(現九重親方)は今でも人気のある力士さんなのですね、うんうん。

[030121-1] もっとも恐るべきは

ああ、そうそう思い出した(唐突

先週末『二つの塔』の前売り券を買いにいったんですよ。そしたら、登場人物のプリントされたバッヂが貰えるというじゃありませんか。で、ラインナップを見たらレゴラスだけいっとー、そっこーでそーるど・あうとしてました。

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レゴラス人気、恐るべし(滝汗

[030121-2] 確かに普通の17歳じゃ無理だ

『夏と花火と私の死体』(乙一著:集英社文庫)読了。これはとある場所にて、興奮して高校生が書く文章じゃないよと言ってたのを強い記憶に留めているのだが、確かに。十七歳という、ある意味もっとも女性に対する幻想の激しい時期に、ここまでの 『発酵女』 を描ける人なんてそうはいないと思う。年齢もそうかもしれないが、その『時期』こそが多分、凄いのだと思います。ちなみに発酵女の意味が分からない人は『Tactics Ogre』というゲームを買いましょう。それから主人公の名前入力画面で『MUSIC_ON』と入力し、サウンドモードでとある曲をセレクト・ヘルプです。これで秘密が分かります、一つ賢くなりましたね(お

ちなみに発酵女にカーソルを合わせると詳しい説明が出てきたりするので、詳しくはそちらを参照のこと。

内容的には、表題作には余り感銘を受けなかったり。どちらかと言えば、同時収録の『優子』の方に惹かれるものを感じました。というか上著作者には二つの作風があるらしく、もう一つの方の代表的なものも読んでみたいところ。誰か紹介しておくれ←他力本願

ということで次は今月のクライマックス? 『オウエンのために祈りを』 (ジョン・アーヴィング著:新潮社)をびしびし読もうと思います。こちらもタイトルにきゅーんと来て即座に購入したという作品ですが、どのようなお話なのか楽しみ。

しかし、本気でジャンルの定まらん読み方しとるな、最近(汗

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2003-01-20 Cloudy

時々、何処か妖しいサイトが偶然に引っかかってないかとアクセス解析を見ることがあります。そして案の定、たまに引っかかります(唐突に

まあ、前振りは良いんですよ。今日、私が聞きたいのはこれ一つ。正直に答えましょう。そうすればエデンの東が見えるはずですよ。

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――――――。

―――――。

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―――。

――。

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オーライ。

フレイさんに貶められ隊に行ってた人、手を上げるように(お

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―――。

――。

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――何てサイトを見つけてしまったんだ、私は(アセアセ

[030120-1] 感動ぶち壊しのOPの後で恐縮なのですが

『天使の卵―エンジェルス・エッグ』(村山由佳著:集英社文庫)読了しました。というかいけないよこれっ! 切ないよぅ――(涙

上のはっちゃけた態度に騙されてはいけません。今の私は『天使の卵』にこそ打ちのめされて、ノックダウン寸前なのです。終始、私の琴線をつきまくりで、今の自分よりもっともっと未熟であった自分のことを思い出して。壊れて砕け散った硝子のようなのに、それでもまだ綺麗に輝いてるんですよ。ああ、何でこんな文章が書けるんだろう。

おちつき。

まだ、冷静に読後の感情を述べることはできないのですが、それくらい私の心を掻き乱してくれましたのさ。

何の評判にも推薦にも預からず、完全に直感で購入した作品ですが、私のそれにはなかなか信頼できるものがあるのかも。以前 『ライラの冒険シリーズ』 を掴んだ時みたいに、読み終えた時に胸を一杯に満たしてくれました。うん、これは良かった。 『エンダーのゲーム』 とは別の意味で、私の心を切なくさせてくれた作品です。

二作目の 『BAD KIDS』 は既に押さえてあるから、なるべく早く読みたいです。次は薦められること半ダースを超えるであろう乙一氏の処女作 『夏と花火と私の死体』 を読むとしましょう。次が今日到着した 『オウエンのために祈りを』 を、次が 『夏への扉』 でしょうか。

本当なら先に『クビシメ――』の予定だったのですが、今は無性にアーヴィングとハインラインが読みたい気分なのでした。

[030120-2] 貴乃花が引退らしく

私は 千代の富士 という偉大な力士が引退して以来、相撲ブームの際にも如何様な食指すら動きませんでした。こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、私の相撲にかけた情熱は千代の富士が引退して萎んでしまったのです。それくらい好きな力士でした――あの反則に近い勝ちっぷりと格好良さを兼ね備えた、横綱と呼ぶに相応しい力士でした。もう十年以上前の出来事になるんだよなあ(遠い目

ともあれ、その千代の富士に引退を決意させた力士の引退というものは個人的に感慨を覚えます。と同時に、否が応でも私の通り過ぎてきた時の量というやつを思わざるを得ません。それに最後まで足掻き、苦しみながら立ち向かう姿は相当嫌いじゃないです。

というわけで相撲に何の思い入れなき者が述べても白々しいだけかもしれませんが、ご苦労様でしたとここで述べておきます。

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2003-01-19 Sunny

「愛で地球が救えると、救いきれない馬鹿が言う」

(男道、獣道/マスターアジアの恨み節)

『機動武闘伝Gガンダム』のヴォーカル・コレクションより。師匠の懐の深さを感じますね(汗 弟子が愛で地球を救ったことがこの歌に更なる味を添えていますが、それは指摘しない方が良いのでしょう。

[030119-1] 『エンダーのゲーム』読了

『エンダーのゲーム』(オースン・S・カード著:ハヤカワSF文庫)読了。題名の軽さとカヴァのダークさに違和感を感じながらも、最初はもっと痛快な話を想定していたのですが、全然違いました。敵対勢力として想定されているバガーとの異種間戦争よりも寧ろ、ゲームというもの自体に貫かれた、徹底的な無邪気さと冷たさが強く描かれているように感じられます。そして人生の一部、現実の全てまでがゲームであることを強制させられながらも、それを打ち破ろうともがき苦しむ主人公、エンダーの物語が詳述されています。

私は主人公であるエンダーの苦しんでいる姿が痛くて、それでも彼がどういう方向に進んでいくのか気になって夢中で読み進めました。特に、彼が最終的に何をやらされようとしているか気付いてからは――後半に入る辺りで大体、検討がつき――ラストは読んでて特に苦しかった記憶があります。ああ、君は取り返しのつかないことをしようとしているのに――と、心の中で何度繰り返したことか。

全てが成された後、だから最後にエンダーの選んだものには何だかとても寂しいものを感じました。天才であるが故に誰からも理解されなかったエンダーを唯一理解したもの。その為に、彼は長い長い旅路へと赴き、そこで物語は幕を閉じます。

とまあ、偉そうな注釈を加えてみましたが、確かに世の人をして唸らしめる力を持った作品であることは確かだと思います。微かな温かみを持ちながらも、冷たさで貫かれた『エンダー』の『ゲーム』の物語、そこには確かな魅力がありました。読むことができて良かったです。

ということで既に、続編である 『死者の代弁者』 も購入済。

さて、次は『天使の卵』(村山由佳著:集英社文庫)を読むとしましょう。風邪引いて少し呆けた頭で、タイトルにきゅんと来たという理由だけで手を伸ばした完全な勘買いですが果たして当たりか否か――なかなか楽しみであります。

[030119-2] ようやく見つけた

『黒猫の三角』コミックス版をようやく発見できました。よく考えれば、それこそオンライン書籍販売にて購入すれば良かったのかもしれませんが、その度にすっぱりと忘れていたり、探す気分になった時には売り切れたりと、私が生来持つ間の悪さを存分に見せ付けられた気分です。

以前に読んだ『すべF』の方と違って、こちらはとても私のイメージ通りに描かれていて物語も原作に忠実で、しかも目が光らないので(笑 個人的にはとても良い印象を受けました。勿論、原作を読んだ人向けということで少し情報が端折られていますが、原作を読まずしてこれを読む人間というのを想定できないので、問題は無いのでしょう。

私的には、子供の頃に意味も無いような馬鹿馬鹿しいことを皆、通過してきているんだなあということが再確認できて、微笑ましい気分になりました。

私も小学校の頃は車が走ってくると電信柱の後ろに隠れたり、赤い車の数をカウントして悦に耽ったり、車のナンバプレイトの四桁の数字を足してそれが10だったり20だったりすると無性に嬉しいものを感じたり、11:11を目撃すると何だか得した気分になったりしたものです。

子供は世の中や数字に対して、誰しもが無駄な妄想を描いて生きてるんですよね。

――――。

―――。

――。

―。

――えっと、そうですよね?(ちょっと不安

ちなみにもう一つのコミックス探し物である『幻想水滸伝III 運命の継承者』の2巻はやはり、見つかりませんでした(泣

[030119-3] そんな話は聞いてない

前々から探していた北方謙三氏の 『三国志』 ですが、文庫で並んでるのをあっさりと見つけました。ただ、13巻もあるというのは想定外。皆あっさりと、試しに読んでみなされ軽い内容ですぞ、みたいな薦め方をしてくるので分量はそこまでないと思っていたのですが、見事に騙されました。

せめて、10巻超えるくらいは予め申し含めておいてほしかったですな。軽い気持ちで読むには些か、分量が多過ぎます。

[030119-4] サイト近況

1月になっての更新がクロックタワー3のプレイ日記だけという、余り誰にも喜ばれないものになってるような気がします(笑

一応、並列して書いてるものはあるのですが、どれもリプレイだったりネタだったりしてどれもが未完成なのが救えません。唯一、公開出来るレヴェルにあるものは別の理由で公開されません。とても駄目な状況です。

ちなみに年始の挨拶も半分くらいしかやってません。この辺りは申し訳ないのですが、一月末くらいまで待って貰えると嬉しいです。SSの更新は2月に入ってからになります。こちらも公開に色々と準備の必要なものでして。

というわけで1月は基本的にここ以外の更新があることを期待しない方が良いということで、近況をしめておきます。

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2003-01-18 Sunny

今日は活動中のことや『エンダーのゲーム』について書こうと思ったのですが、ある事件で完全に吹き飛んでしまいました。

てなもんで、今日は私の心からの叫びを、残すだけにしておきます。

おちついて、おちついて。

――――。

―――。

――。

―。

オーケー。

碧郎さん、貴方の2003-01-11の日記は全く以って正しかった。

――――。

―――。

――。

―。

女が男をダメにするのはとてもとても簡単なんですね(笑

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2003-01-17 Sunny

「おまえたちの大半は氷詰めで退去(アイス・アウト)するだろう。それに慣れろ、ちびすけども。おまえたちの大半は実戦科(コンバット・スクール)止まりだろう――おまえたちには、深宇宙操縦(ディープ・スペース・パイロッティング)をさばくための脳がないのだから。おまえたちの大半は、バトル・スクールへの途中のここまで運び上げる料金に値しない――それに要するものを持っちゃいないのだから。おまえたちの何人かは、うまくやるかもしれん。何人かは、人類にとって何かしらの価値があるかもしれん。だが、それに賭けたりするな。わたしは、ただ一人に賭けている」

(Ender's Game/Orson Scott Card)

ちょとトップページの構成を変えてみました。と言っても、一言紹介を天井に持ってきただけなのですが。あとruby タグをちょこちょこと導入しています。個人的にはルビの入った行がその分だけ膨らむのが、どうしても気になってしまうのですが、スタイルをいじれば何とかなるだろうかと色々調整してるところです。

[030117-1] 頑張れ、えんだーくん

というわけでオースン・S・カードの 『エンダーのゲーム』 を、150ページほど読み進め。これは数ページ読んで、ぐっとツボに来ました。展開も密なままに軽快なので、明日には読了してしまえると思います。これはかなり本気で入り込めそう――上記一言もそうですが、箴言諫言の類が非常に素敵な作品っぽいです。

気に入ったら『死者の代弁者』も買おうかなと画策中です。ただこのシリィズ、聞くところによると三作目までは進むごとに、エンダー<代弁者<<<ゼノサイドくらいの比率で難度が増すとか何とか。取り合えず、エンダーは割と楽に理解できるような気がします。

ちなみに書評系のサイトを見ると、昔はSFを 『Space Fantasy』 と勘違いされてる方が結構いるみたいでした――と書いてるサイトが幾つかあったので、ふーんそういう勘違いもあるのだなあと関心するというか何というか。あれは 『Science Fiction』というのが正しいので、ここでしっかり覚えておきましょう。きっとセンター試験にはきっと出ませんが。

まあ、宇宙物だと前者の意でも通じる作品は沢山あるでしょうから、使い分けるのもおつかもしれませんね。DVDが 『Degital Versatile Disc』 という意だけでなく、時として 『Degital Video Disc』 と間違えられて何の問題もないように。

[030117-2] 残念ながら

福岡では 『ななか6/17』 のアニメをやってないみたいです、と。

以前にも言いましたが、私は上記作に限らず一部例外を除いて八神健氏の作品は大好きだったりします。何というか、厳しくも優しい気持ちになれるではないですか。特に『密リターンズ』の文字通りリターンしてくるまでのお話は、いつもどきどきとしながら読んでました――青春の位置シーンですね。

ちなみに 『ななか6/17』 は、大人と子供の間にある葛藤を非常に丁寧に描いた漫画だと思いますので、是非とも一度読むことをお薦めしておきます。ただし、あの作品にはまり過ぎると『はわわー』が口癖になるらしいので、それだけは注意しておいた方が良いでしょう(笑

[030117-3] 明日、明後日は

センター試験ですね。このサイトの特性上、ここを訪れる方で今年センター試験を受ける人は殆どいないでしょうが、受ける人は頑張って下さい。但し、焦らないように。あの試験で上手く想定内の結果が出せなかったとしたら、八割方は焦りが原因だそうですから。ちなみにもう一割が風邪、もう五分が寝不足、最後の五分がトイレの行き忘れかと思われますので、十分前くらいに自分は本当にトイレに行きたくないのか自問することが大事です。石橋は叩き壊さない程度には叩いて渡るのが、基本的には吉に繋がります。

いざとなったらサイコロを転がしても全部埋めましょう。人間が壁にぶつかってすり抜ける確率よりはきっと高い筈です。神様と違って人間にはサイコロを振る権利が与えられているのですから、それを活用しない手はありません。これはかのアインシュタイン博士も提唱していることですから間違いなし(笑

そしてラスト・レッスン。緊張したら自分にこう言い聞かしてください。童話物語というファンタジィ小説の一節です。

『誰だって、自分が思っているよりは凄い人間だよ』

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2003-01-16 Sunny

無感動の(apathetic adj.): 結婚して六週間を経た。

(The Devil's Dictionary/Ambrose Bierce)

個人的に一番キた台詞。というわけで色々な本の合間に 『悪魔の辞典』 の項目を色々と摘み読んでいます。良いですね、こういう皮肉に富んだ世の中の見方って私は大好きです。

[030116-1] 名探偵コナンはたぶんジャンルチェンジした

やっぱ 『メジャーリーガー』英語に訳せの合図 は強引だと皆、思ってるんですね(汗 え、何の話かって? 二時間スペシャルのコナンですよ。あそこまでの電波チックな推理を衒いもなく披露して見せた目暮警部のへたれっぷりに、乾杯。かつて、名探偵コナンの推理ミスなんて本が出ていた頃が懐かしいですね。今ではもう突っ込むところばっかりばっかりで、きっと批評家もそれを本にまとめちまうことを諦めたのでしょう――素敵ですね。

元々コナンは 『推理で人を追い詰めて殺してしまう探偵は殺人者と変わらない』 という言葉を主役に吐かせた時点で激しく失望しましたが、立ってるキャラを別ジャンルに向け始めたみたいでめでたしめでたしですね、頑張って下さい――私は決して応援しませんが。

そういや以前、なんで上記の台詞が嫌いなんですかって聞かれたことがありましたね。犯罪者の権利を散々に踏み躙り、しかも法曹に媚びた胸糞悪い正義ぶったあの台詞をどうやったら好きになれるか私は理解に苦しみますが(苦笑 私ゃコナンは少し愛し方が歪んできてるにしても愛しているのですが、あれだけは大嫌いです。

[030116-2] クロックタワー3レポートの続きについて

ログを見ると 『アリッサ』『ハンマー男』 で検索している人がいて、あの記録が受け入れられてるかは兎も角、読まれてはいるんだろうなってことが分かってドキドキものです。

第3話は既にできているのですが、あの作品が深作欣二氏遺作 になってしまってまだ一週間も経たないというのに、あんなはっちゃけた内容のレポートの続きなんてとても公開できません。流石に私もそこまで無神経ではないのです。迂闊に疎まれたり嫌われたりしないように、予防線を張ることを人間は忘れてはいけません。出ないと、工藤新一のように決して言ってはいけないことを言ってしまいますからね。

まあ、私について言えばもう手遅れっちゅう気がしないでもないですけどね、あはは。誰にも好かれていないことに関しては、かなり自信がありますから。

まあ、月が変わるまでは公開を止めてちまちまストック作業に入るとしましょう。そして、その人生の最後を私の大好きなゲームのシリィズに捧げた同氏に深い哀悼の意を捧げます。

[030116-3] ははん、成程――。

『クビキリサイクル』(西尾維新著:講談社ノベルス)を読了しました。成程――だから(この後に続く言葉は、読了した人には綿が染み込む水の如く理解できるでしょうが、読んでない人には微塵も理解できないでしょう)タイトルが片仮名なんですね(笑

確かに色々な方が仰ってた通りに凄く微妙な内容だとは思うのですが、でも面白かったです。一人としてまともな登場人物がいないってのがまたアレなのですが、丁寧かつ丁寧でない作りをしていて私のツボには非常にはまりました。矛盾してるようですが、そういう仕様なのです。

色々ありました(その事情は私が作ったのですが)が、読み終えたことをここに報告しておきます。面白かったですよ。というわけでしつこく推薦くださったHrrachさん希さん、他数名の諸兄に感謝の意を述べます。そして、妖しい帯の文句でこの本を遠ざけた清涼院流水御大を本気で呪います(笑

さて、次は 『Ender's Game』 を読むか。

[030116-4] 読んでる人は読んでるのだね

密かに作ろうと思って150冊くらいまで本をリストアップしていたファンタジィ度チェックでしたが、もう既に作っている人がいるようなので、私のは破棄してご紹介しておきます。例によって私は30作くらいしか読んでない似非ファンタジィ読みのですが、なんだ 『ライラの冒険シリーズ』 って、そこまでマイナじゃないんだなと、少しほっとしてます。やまねこ翻訳クラブという児童文学専門の評論サイトでも極めて高い評価を受けているようで、読まれさえすれば必ず惹きつけられる作品なんですよね。

となればやっぱ、地道に広めていくのが最良の道ですかな。

[030116-5] 花粉症

一月も後半に差し迫って来たのをカレンダで確認すると共に、あの花粉症って厄介な症状に対する恐怖が身に沸々とわいてくるのを感じます。あと一ヶ月もすれば杉花粉アレルギィの方は須らく、マスクした妖しい人物に成り下がってしまうのでしょう。ああ、何と呪わしいことよ。ちなみに今年の花粉は 『多い』 のレヴェルに属するそうなので、今からくらいのタイミングで花粉症対策を始めることをお薦めしておきます。抗アレルギ系の薬は二週間ほどしなければ効き目が現われ難いそうですからね。

それにしてもああ――考えるだけで鬱に。全く――悪魔の辞典の中に 『花粉症:世の中の大抵の病気より苦しむが、決して休むことを許されないという点で、同情される。しかし理解はされない』という一文を追加して欲しいものですよっ。

[030116-6] 生きない

二月から自動車教習所通いです。

サブタイトルが少し不穏当だと思った方は、気のせいです。ダンカン監督の作品が無性に観たいなと思っているだけですから。はあ、もう自動車教習所に通って私がですよ、自動車に乗るんですよ。こんな、逆秘密兵器レヴェルで運動神経の鈍い私を――人を轢いてからじゃ遅いんですよッ!←問題発言

というわけで(どんなわけだ)力の及ぶ限りは取りますが、運転は恐らく車で長距離運転する時の交代要員くらいにしかならないと思います。あんな鉄の箱で車や人や自転車がひしめいてる中をドライヴするなんて想像するだけでも怖い――それだけで世界がいっこ壊れますよ、本当に。

やっぱ乗り物というのは他人が運転している後ろでのうのうと背もたれにもたれかかりながら安穏するのが一番素敵ですね(お

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2003-01-15 Cloudy

改行について意見を下さった皆様、ありがとうございました(挨拶

[030115-1] 本について(2003-01-15)

『クビキリサイクル』、現在250ページまで。ああ、なんか久しぶりにミステリィを読んでるって気にさせてくれた作品ですな。予定としては次に読むのが 『エンダーのゲーム』、次が 『天使の卵』、次が 『夏と花火と私の死体』、その次はタイトルに猛烈に惹かれて思わず買ってしまった『オウエンのために祈りを(原題:A Prayer for Owen Meany)』(ジョン・アーヴィング著:新潮社)という小説を順繰りに読んでいく予定でして、ミステリィからは暫く逃避する予定です。

というわけで私はきちんと約束を守っているので 『黄金の羅針盤』 も読んで下さいね、Naoyaさん。あとまてつやさんも――マリみて全巻読んだんだから、冬コミで交わした約束どおり、読むのですよ。トップにも書いてありますが、ライラの冒険シリーズ は私が良心の全てを賭けて薦められる唯一のファンタジィ作品なんですから。

[030115-2] 最後の弁護人を見て

うーん、なんか想像してたのと違うなあ(汗 もっと指を突きつけるなりはっちゃけるなり、頑張らなくちゃ。あれでは古畑任三郎の焼き直しに過ぎません。

やっぱ、阿部寛氏のはっちゃけぶりをミステリィで最大限に活かせるのは堤監督だけなのかな。もっと恥を捨てなければ、面白くならない気がしますな。

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2003-01-14 Sunny

昨日、ICQを復活させたのですが、いきなりメッセージが入ってきました。

曰く――。

『あなた、ナースですか?』

――――。

―――。

――。

―。

ざけんな(怒

そんなにナースとお話したいなら足折って入院すれ。何がナースだ、爽やかに人の神経を逆撫でするようなこと言いやがって。第一、今は看護師と呼ばないといけないんだぞっっっ!

――――。

―――。

――。

―。

とは流石に打たなかったのですが、真面目な話、ICQで不特定のメンバに向けて 『貴女、ナースですか?』 と打って本当にナースである可能性なんて皆無に等しいと思うのですよ。もしかしたら、ナースの出てくるそれっぽいゲームを紹介すれば喜んでもらえたかもしれませんが、生憎と私はそういう系統のゲームを一切知らないのでした。いや――本当ですよ。私は、知らないのです。

まあ、割とどうでも良さそうなことなので先に進みましょう。

[030114-1] Key to My Heart

というわけで(どんなわけだ)現在は 『Tales of Destiny2』 をやっています。

まだ始まりなので、少女がレンズの中から生まれた? 少し先くらいまでしか行ってないのですが、取りあえず主人公であるカイルくんに一言。見ず知らずの仮面被った男の人にいきなり 『ジューダス(JUDAS)』 なんて名前つけない、失礼です(JUDASとは基督教第十三番目の使徒のこと)よー、流石に。あ、カイルの世界はなんとか神団だから良いのか。まあ色々あったりするのですが、テイルズを関するシリィズはみんな買ってる辺り、やっぱりテイルズ好きだなーとか思ってしまうわけです。シナリオは王道さんなんですけど、それが故か。

例によってオープニングが良いですね。眼福、眼福。

取りあえず、途中でほったらかしにならぬよう、祈って下さい(お

[030114-2] 最後の弁護人

明日(性格にいうと今日ですが)の午後十時より最後の弁護人という推理物の連続ドラマが開始されます。主演が阿部寛、しかもはっちゃけた感じがぷんぷんする作品だけに、否が応でも期待が膨らみます。特に 『Trick』スキーの方はきっと、この作品をらんらんとした眼差しで注目してるのだと思います。勿論、私も始めてコマーシャル見た時から興味津々でしたよ。

さてさて、どういうお話になるか楽しみですねー。

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2003-01-13 Sunny

[030113-1] 脱出

『Ever17』 ココ編終了――以って、コンプリィトしました。総プレイ時間はおよそ35時間、というかなげーよ。でも、面白かったです。噂に違わぬ少し強引ながらも見事な収束っぷりでしたね――私のように捻くれた性格とシナリオを求める人間にはかなりうってつけなのではないでしょうか。まあ、テーマ故に矛盾が出るのはある程度仕方ないとはいえ、よくここまで丁寧に伏線を組むことができたものです。

まあ、色々述べるとそれだけでも良くなさそうですし、誉めてる人間がごまんといるからして私は深く述べることをしないようにしましょう。ただ、評判どおりとだけ言っておきます。

[030113-2] 本を買いました(2003-01-13)

本を買ってきました。このことについては誰もが何ら反駁を行う余地を持たないでしょう。本を、買った。それだけです。

晴れてお薦めのあった二点と、例の奴ですね(笑 それでもう一つの例の奴はゲームの為に読むのは今週中ってことになりそう。

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2003-01-12 Sunny

神様は賽の目で遊ばない

(Albert Einstein)

僕様ちゃんというのは凄い一人称ですね(挨拶

とまあ振ってみたのですが、実際には 『Ever17』 の為に多言することがないのでした。しかし既に沙羅編グッドエンドも見終えましたし、残すはココ編のみとなって来ました。ということで心の盛り上がりが失せぬうちに、色々と噂だけは聞いている――ええ、色々な人からネタバレじゃない噂を、しかもとても変な噂を聞いているのですよ(遠い目――ラストまで一気に雪崩れ込みたいと思っています。

でわ皆様方、さやうなら。

追記:個人的に最近、火山高って映画に惹かれてます。福岡では2003-01-25公開だそうですが、都会では既に公開されてるところもあるらしく。見に行かれた方っていますかー。

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2003-01-11 Sunny

人生とは、夢でなければ何であろう

(Through the Looking-Glass/Lewis Carrol)

旧アンフィニ・ブランドの車のエムブレムは非常によく盗まれるらしいですね(豆知識

[030111-1] 正義派に見られようとする為、嘘八百を並べる例

『約束を先に破っておいて、後から脅しをかけるのは果たして外交かどうか』と、ブロードキャスターというTBSのニュース番組で言ってました。

ニュースキャスタの癖に本気でそんなこと言ってるのでしょうか? 外交に決まっているじゃないですか。脅し、宥め、すかしは外交の基本行動の一つです。現行のマスコミのメイン・コメンテイタがそんなことを言ってるから、日本人ってのは外交に甘っちょろいセンスしか持てないのです。誠意を持って問いかけ、平和を祈り、戦争から目を瞑る――そんなことしか教えないから、日本にはロクな外交官しか育たないというのに。

私は、北朝鮮の外交のやり方はずるいと思いますが、巧いとも思います。日本の外交官に、果たしてこの三分の一もの外交センスを発揮できるか甚だ疑問です。そもそもずるくない、巧くない、誠意を示すだけの人間なんて、外交官やちゃ駄目。ずるい、巧いを兼ね備えた上での誠意というのは最終的な武器になりますが、誠意だけの人間なんて食べられちゃいますからね。

要は――日本人はフレイさんの変わり身をもっと勉強すべき←結局はアニメネタに落とすのかよ

[030111-2] 布石かな?

メタルマックス リターンズ あーんど メタルマックス2がリニューアルしてGBAで登場らしいです。

これはDC版にて幻に消えた ワイルド・アイズ への布石なんでしょうか? だとしたら良いなと思う今日この頃。というか今度こそテッド・ブロイラ殺す(実は2をクリアしたことがない駄目ゲーマ)ことを心に強く誓いました。

これで ランドストーカー がリニュされると私的にすっごく幸せなのですが。というか SEGA様 にリクエストするべきかしらかしら(某影絵少女風

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2003-01-10 Cloudy

ねえ、ドリス。なにを恐れてる? なぜクリスのような人を信じる気になれない? この世には、目に見えない善いものがいっぱいある。愛とか、喜びとか、幸せとか――そういうものを、もっと信じようじゃないか?

(Miracle on 34th Street/Valentine Davies)

『The Rise of Endymion』 の影響で、300ペイジ程度の物語すらも重く苦痛に思えてしまいます。故にリハビリの為、もう少し軽くて心の温まる物語を先んじて読むことにしました。読んだのは 『34丁目の奇跡 ―Miracle on 34th Street―』 (ヴァレンタイン・デイヴィス著:あすなろ書房)です。

とてもほっとできるお話です――としか言いようのないのですが、人の善意が時として何よりも尊いものだということを、汚れた魂に注ぎ込んでくれた物語でした。そうですよね、クリスマスは商魂に走ったり無駄にカップルが溢れたりなんてイメージが半ば定着してしまいましたが、本当はこんなにも暖かいものなんですよね、ええ、暖かいものなのでしょう。

クリスマスを尊ぶかどうかは兎も角、クリス・グリンデル のような心を持つことってきっと、大切なのでしょうね。ささやかな、しかし人の心を暖かくする善意を抱き、それを成す無邪気な心というやつが。

――ほろりときましたよ。

気付いた方もいるかもしれませんが、スタイルを少し変えました。どこをどう変えたかは、間違い探しの要領で頑張って指摘してみてください。結構、バレバレですけどね。

ところで話は変わり――。KanonのSS書きさんって文章規則に異様に厳しい人が多いという印象があるのですが 会話の後で改行しないってやり方はOKなのかNGなのか、是非とも聞いてみたい と、常日頃から思っていたりします。色々とその手の議論をやってる所を見ても、会話の後で改行するか否かを論じ合ってる所って一つもないように記憶しているので。もしかしたら、他にそういうことをやってる人間がいないので端緒に上がらないだけかもしれませんが(笑

ちなみに会話の後、改行がないっていうのはこういう書き方。

「どうして、100人の萌えっ娘の中にお姉さんが一人もいないんだっ!」僕は猛然と腕を振りかざしながら、抗議の言葉を続けた。「確かに今の世の中は妹が良いという人間が多数派なのかもしれない。でも、お姉さん属性の人間もいる筈だ。弟を苛めて、でも心の奥では深く愛していて、えろいシーンになると気が動転して主導権を握られてしまうような、可愛らしいお姉さんこそ真の萌えだと主張するっ!」

――文章がアレなのと、どうして100人の萌えっ娘なのかは気にしないで下さい。基本的な文章作法として、会話分の後は改行+一文字分のインデントと共に地の分を続けていくというのがあります。それを無視してるというわけです。海外作品の翻訳ではしょっちゅうでてくる改行殺しなのですが、これって許されてるのかなあというのが私の疑問です。もしかしてかなり嫌がられてたりするのかもしれません。

――これって、問題なしだと皆、思ってるのでしょうか?

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2003-01-09 Sunny

創作を志す者には、どんなに長い一生でもたりないんだよ、ロール。そして、自分自身を理解し、生のなんたるかを理解しようとするものにとってもね。それはたぶん、人間であることの業だ。それと同時に、至福でもある。
(The Rise of Endymion/Dan Simmons)

『愛って何なんでしょう、先生』

心の弱い人間が、都合よく寄りかかれる人間を探す為の、奇麗事あるいは方便だよ――本当はそんなもの、存在しない。

――――。

―――。

――。

―。

え、何が言いたかったのですって?

――――。

―――。

――。

―。

風邪がぶり返すと、辛いんだぞ――ということを←関係ないじゃないか

ええ、昨日の更新がなかったのはそれが理由です。治ったっぽい時ってのが一番危ないんですねー、改めて認識し直しました。

ということで、風邪は治りかけた時に油断すると良くないですよーということを、この場で皆様にもお伝えしておきます。

え、上記の愛についての考察は本心か知りたい?

――――。

―――。

――。

―。

それについては企業秘密ということにしておきましょう。

2003-01-10 02:00 Add

『エンディミオンの覚醒(下)』 を読了。これで 『ハイペリオン』 から連綿と続くSF四部作を全て読み切ることができました。長かったあと思う反面、終わってしまったあという寂しい気持ちも沸いてきますがそれはさておき。

上巻は少し読んでてしんどい所もあったのですが、下巻に入ると一気に読めました。訳者後書にもあったように某人物の勘違いという形で無理矢理、物語を再構築している部分に反則くさいものも感じたのですが、そこも含めて広げに広げきった大風呂敷を畳んだ力は見事の一言に尽きました。 『琥珀の望遠鏡』(ライラの冒険シリーズ最終章) を読了した時にも感じたのですが、神や愛という単純にして深遠なテーマをよくぞここまで描けるなあと、溜息の出る思いを感じるところでありました。

去年の今頃は 『指輪物語』 というファンタジィの巨人に挑んでいたのですが、このシリーズもそれに負けないくらいこれから先のSFの礎になってく作品なんでしょうね――まあ、そのような自明なことは私が述べるまでもないですが。

多少なりともSFというジャンルを好きな人においては、量的なものに怯まず臆せず読む価値があるのではないでしょうか。勿論、活字に飢えてる人も既存のSFはちょっとなあと思っている人も。というか小説読みを自認しているなら全員読んどけ、損はしません。

というわけで、年末からひきずっていた課題も片付け、これで 『クビキリサイクル』 に集中することができます。ごめんね、今までずっと読まなくて(笑

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2003-01-07 Sunny

『クロックタワー3 プレイ記録(3)』をひたすら書いてました。完成率はおおよそ70%といったところです。

――――。

―――。

――。

―。

それだけじゃ駄目?

[030107-1] では実家にいた時の話(1)

帰郷した時のことなんですが、正月三日に家族で焼肉を食べに行きました。もしゃもしゃ食っていたのですが、何の話題からか 『女性は弁が達者で逞しいから長生きする』 というようなことを父が言い出したので私は 『違う、水分と脂肪の量が男性より多いからだ』 と返したのです。水分、脂肪、女性ホルモンの複合効果こそが女性の長命の理由ですからね。

そしたら母が 『そんな、興味のないことを詰まらなそうに切り捨てない』 と、注意するのです。 『いや、正論じゃないですか?』 と答えると 『世の中は正論だけじゃ生きていけない』 と、何処かの小説にでも出てきそうなことを言って私を諭しました。

――――。

―――。

――。

―。

そういう問題なのか?

私はそんなことないと否定したのですが、家族全員で言い含めるので反論できませんでした。うーん、私ってそんなに興味ない事象だと素っ気無い態度を取ってるのかなあと振り返ってみるも思い当たらず。私は、他人が知っていて自分が知らないっていうことに対してかなり激しい妬ましさと知識の無さに対する自己嫌悪をおぼえる性質なので、興味のアンテナは至る所ににょろにょろと伸ばしてるつもりです。でなければ 『童話物語』『ハイペリオン』『エンダーのゲーム』 も手にしてはいません。

しかし、家族揃って肯かれるってことはかなり顕著なのでしょう。これからはもっと気を付けねば。

[030107-2] では実家にいた時の話(2)

以前、大里さんの掲示板に書き込んだのですが、私ゃ家や会社の人間に ハリー という屈辱的な仇名で呼ばれてます。ハリーと言っても ターンエー じゃなくて 額に雷のマークが付いてる 方です。そういうのは眼鏡かけてるもっとちっちゃな男の子に言ってあげて下さい。もう直ぐ24になる人間にその仇名は、屈辱以外の何者でもありません。というか大体、部長が直々に広めるってのは正直どーよって思います――イジメカッコワルイ。

ということを母や妹に訴えたのですが、聞き入れてくれませんでした、畜生(涙

眼鏡かけてる皆さん、仇名に 『小暮君』 とか 『ハリー』 とか 『江戸川君』とか呼ばれないよう細心の注意を払いましょうね←私は全部呼ばれたことのある不遇の人です

――――。

―――。

――。

―。

本当に気をつけて下さいよっ! 付けられてからじゃ遅いんですからね(血涙

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2003-01-06 Sunny

やっぱ、昨日の目標は撤回(唐突に

よく考えたら、やっぱ間違えてました私。孤独に生きちゃいけません。それで突っ走ったら休日ヒッキーどころか平日ヒッキーになって、人生に幕が下りそうです。

というわけで単純に 『斜めなネタに生きる』 を今年の目標にします。

取りあえず、そんな私がどう考えたって地雷だと分かっているのに1年間以上も気になっている本があるのですが、これを買うべきかどうかで未だに迷っています。誰か、良い意見を下さいということで敢えて話題を振ってみましょう。

[030106-1] その本とは――。

『リアルおにごっこ』 って本、知ってますか?

――いや、知らないにしてもタイトルだけで気になるでしょう? どう考えてもネタじゃねえのかって割に色々な本屋で凄く熱心に薦められてて、史上最強のホラーとかバトルロワイアルを超えたとか凄まじい文句が飛び交っている、黒一色の本ですよ――ちなみに1000円でした←値段まで調べたらしい

書評とか見ると目茶目茶ボロクソなのですが、このタイトルは今日に至るまで私を捉えて離しません。リアルおにごっこ――誰しもが小学校低学年の頃には想像したりすることだと思います。ごっこじゃなくて本当に(さら)いに来るとか殺されるとか、そういうことを考えて思わず怯えたりした思い出はきっと皆にもある筈です。

それをあまつさえ文章にし、本にまでしてしまう奇想(或いは妄想)がどれほどのものなのか、読んで確かめてみたいというのは当然の欲求ではないでしょうか?

『コズミック』クラスの後悔をしてしまうことは目に見えてそうですが。人間、それでも試練に挑まなければならない時がある――そうは思いませんか?

――無駄に試練を増やしてんじゃねえよと突っ込んでくれる方を、当サイトは激しく熱望しております(お

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2003-01-05 Snowy

昨日はやはり調子が良くなかったので 『Ever17』 の空編を一気に――え、やってることが先日までと変わらないって? キィボードを打ったり、予定を立ててた家族でカラオケに行く気力や 『エンディミオンの覚醒(下)』 を読む気力はありませんでした。よって昨日の更新はなかったということです。

[030105-1] クロックタワー3は真性のネタゲー

現状は気力も体力も回復し『クロックタワー3 プレイ記録(2)』も書き上げました。え、そんなのどうでも良い? いや、2002年最後に燦然と現われ、変えてはいけないものを沢山変えてしまったハイ・レヴェルな馬鹿ゲーですよ? ここで馬鹿にレヴュウせずに、何処ですると言うのです?

えっと――本音は、私が生粋の 『クロックタワー・フリィク』 だからというのが大きいのですが、身贔屓というやつを少しくらいは発動しても罰は当たらないんじゃないかなっ(不安気味

まあ、アレに本質的なクロックタワーを求めてはいけないということだけは、ここで明言しておきます。そういう人は2を引っ張り出して再プレイしたほうが、心理的には優しいと思うので。3はネタが欲しい人のみ、プレイすべきでしょうというのが、あの作品をコンプリィトした私の感想です。ただ、それを差っ引いても 『クロックタワー3』 はネタでした。ネタを文章にするのは、きっと私に課せられた使命の一つだと思うのですよ(断言

ということで、上記記録はもう少し続きますということでお願いします。

追記:ちなみに今回紹介した『硫酸男』ですがジョン=ヘイグという名の実在する殺人鬼だそうです。興味のある方はこちらの記録も見ると、硫酸男に対する理解が深まるでしょう。

[030105-2] 妹の主張するところによると――。

『茜ヶ崎 空』 は誰にも渡せないそうです(挨拶 『フロド LotRヒロイン説』 といい、問題発言をサラリとやってくれます、うちの妹は(笑

一部に少し間違ったものを内包しつつも『Ever17』 は茜ヶ崎空、田中優美清春香菜のエンディングを見ました。残すは忍者むしゅめ(松永沙羅)と爆裂お元気少女(八神ココ)のシナリオのみです。

でも、良いですねえ――空の講義は。n次元における内包条件のくだりなんて、聴いてるだけでもう胸がドキドキって感じです。こういう数理的薀蓄って深い部分を外して外側だけ聞いてる分には凄く面白いですね。そう思いませんか?

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―――。

――。

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いやその――思いません?

えっと、私はあの部分で空にある種の良さを感じてしまったのですが――それって、もしかして歪んだ人間の愛の証だったりするのでしょうか(アセアセ

[030105-3] そういや愛の証と言えば

冬コミ期間中のある集まりにて言われた(その辺りはまたリポゥトでも詳細に記すとしまして)のですが、私の愛情はとても歪んでいると言われました。

私はただ 『いつもは強がってても誰よりも弟のことを愛していて、それでストーリィが進むと弟のことが好きすぎて、逆に愛情余って憎しみで刺しに来るような、ナイーヴで包み込んであげたくなるようなお姉さんが好きだ』 と少しばかり主張してみただけなのですが、そういうところを好きな人間は駄目に愛情が歪んでいるらしいですね。

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良いじゃんか 『Tactics Ogre』カチュア姉さん好きでも。 小町つぐみ だって 琥珀さん だって フレイさん だって性質は似たようなものじゃないですか(問題発言

誰も僕を責めることはできないッ!←某SRPG2章Lルート風

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――。

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――ですよね?

[030105-4] 話を元に戻して本に――。

『エンディミオンの覚醒(上)』 を読了しました。結局、年末は読む機会と気力が無く、来年に持ち越してしまったのですが、敵は未だにして強しです。下巻を読み終えるのは来週の今日くらいになりそうですが、やはりSFを読みたいって想いだけで読み切るには分量が多過ぎのような気がしました。

今度はもっとペイジ数の少ないものを読みます。先ずは西尾維新著 『クビキリサイクル』 を。次がオースン・K・カードの 『エンダーのゲーム』 ですな。

――上記とは関係ないですが、何気に 『悪魔の辞典』 とか 『蝿の王』 とかが薦められる辺り、素敵だなあと思ったりもしました。題名からして黒いじゃないですか。実は両方とも機会があれば買おうかなあと思ってた作品であったりしますし(笑 特に後者は人間の理性という幻想が子供達からどのようにして失われていくかを精緻に描いた作品だそうで、二重の意味で楽しみ(悪趣味的微笑

[030105-5] 忘れていたこと。

えっと、クロックタワー3にかまけて今年の方針を忘れていたので、ここに記述しておきます。勿論、社会人としての目標はありますのでそれを除いてということになりますが。

本を百冊以上読む――は昨年と同じか。

あとは、もうちっと癖の無い読み易い文章を心がけるということにしておきましょう。やっぱSSこんぺという場に文章を出して分かったのですが、私の文章は癖が強く人によっては出だしで拒絶してしまうようです。実際、言われましたしね(笑

まあ、原因は何となく、分かるのです。三年くらいしがないSSを書いてきて、コミュニティとか派閥とかそういうものからほぼ完璧に無関係で、平均化される機会が一つもなかったからなんでしょう。

――そう考えると、今の私じゃ矯正不可じゃないか(泣

前言撤回。こうなりゃとことん我が道を貫いて、癖や独自性が出まくっても、それでも読みたくなるような力のある文章を書けるように努力するに変更。今年も7よりも孤独に生き抜いてやります――うん、今年の目標は 『7よりも孤独に生きる』 だ、決定。

ということで、7よりも孤独で斜めなことを目指す当サイトを今年も宜しくお願いします。

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―――。

――。

―。

――私、間違ってませんよね?

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2003-01-03 Rainy

今日は、少し風邪気味なので記録は短めに。というか出すべきメールもあるのですが、現在は最低限の更新と送られてきたメールの確認だけをやってる状態ですので、すべき連絡や返信ができてない状況です。その辺の連絡は少なくとも5, 6日頃になると思いますので、宜しくお願いします。

と、事務連絡を残した所で。今日は家族と一緒に 『ロード・オブ・ザ・リング』 を見ました。以前から見ろ見ろと言ってきた代物なのですが、ようやく一つの指輪の如く誘惑することに成功しましたよ。ただ、母は最初から最期まで眠っていました――オノレコノヤロウ(怒

ですが、観ている間に妹は何度もフロドを 『LotR』 のヒロインだと言ってききません。まあ、私もあの守られっぷりを見ると納得できるものはあるのですが、それを除いても第一部だけではホビットの帯びるものが分かりにくいかもしれませんね。彼らが本当は強い種族であるということは、もっとストーリィが先まで進まないことには分かりませんし。

個人的には、第一部だけを見て話のバランスが悪いとかホビットが嫌いとか言って欲しくない――それは余りに早計に過ぎるというものです――のですが、そもそも日本では三部作であることを先立って映画会社が宣伝しなかったらしいのですね。実際、それを知らずに観に行った母の知り合いは 『酷く中途半端』 だと言ってたそうですし、単体で観ると人によってはバランスの悪いものに思えるのかもしれません。

そういう人は原作で第一巻から一気に読むこと(半命令口調

ちなみに第二巻から読むと 『ホビットという種族の理解に対する致命的な手続き不足が起こる』 ので、やはり第一巻から読むのが正しいやり方でしょう。ということを、私は例え誰が主張しようが覆さないつもりですので、そのつもりで。

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2003-01-02 Sunny

とうとう俺達まで引きずり出したなアリッサーッ(挨拶

――というわけで(どんなわけだろうか)今日は『クロックタワー3』のプレイ記録と『コミックマーケット63』のリポゥトと『Ever17』に費やされました。

ということで『クロックタワー3 プレイ記録(1)』をここにもリンクしておきます。クロックタワー、或いはネタを愛する諸兄にのみお薦めできるという限定ネタですが、口汚しにでもなれば光栄というやつです。

本当は今日もかなり色々とネタが生まれたのですが、過去の遺物を記録に残すだけで精一杯です。そのような事情があり、今日は実家で買った本のリストを公開して幕を下ろしておきます。では、どうぞ――。

乙一氏の著書は色々な方に薦められたので、さくっと購入です。反じて村山由佳氏の著書は恐らく 『黄金の羅針盤』 以来の勘買いです。雰囲気と、何よりタイトルが私好みっぽかったので。この三冊はどれも薄いから、もしかすると実家にいる時に全て読み通せるかもしれませんね。

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2003-01-01 Sunny

お前も硫酸風呂に入るかーーーーーーー(挨拶

察しの良い方なら――もとい、プレイされた方なら気付いたかもしれませんが、新年一日は 『クロックタワー3』 をやってました。以前、何度も雑記で取り上げたように、私はクロックタワーシリーズが大好きです。しかしヒューマンが潰れ、もうこのシリーズは出ないんだーと嘆き、酒に逃げる日々が続いていたのです(大嘘

そんな私だからこそ、3の制作が決定したと聞いた時には喜びました。しかし、権利を買い取ったのがカプコンだと聞いて一抹の不安も感じていたのです。ただでさえ外伝作の『Ghost Head』がバイオもどきだったのに、そのバイオ作った会社が権利を有して作るのだというのですから、最早バイオと変わらなくなってしまうのではないかと。

駄目なバイオになってしまうのではないかと、ずっと思ってきたのです。しかし、カプコンは私を裏切りませんでした。よりアクティヴにはなりましたが『クロックタワー3』は、バイオではなくクロックタワーだったのです。怪人のはっちゃけぶり、間抜けっぷり、しかし追跡される恐怖。

怪人のヴァリエイションには、この私も目を剥かれました。ハンマー男、硫酸男、オノ男、シザー兄妹――どいつもこいつも斜めに怖いです。正統派の怖さもないことはないのですが、そのインパクトの強さには逃げるしかありません。ええ、主人公でなくてもこんな殺人鬼に遭えばパニクるだろうという、癖の強いものばかりです。というか、実在のモデルがあるとはいえ、こんなのを思いつく人間はある意味、膨大な電波を身を浴びているのでしょう。特に一番上の 『お前も硫酸風呂に入るかーーーー』 は、この言葉を思いついてしまったシナリオライタと声優の演技に乾杯するしかないのではないでしょうか。

そしてシリーズ定番。主人公のひ弱さしかしある臨界を越えると人格が反転してしまったのではないかと思うくらいの勇敢さを見せるおにゃのこ主人公。健気で優しい、正統派ヒロインです。ハンマー男や硫酸男なんてものと互角以上の戦いを繰り広げていく姿は、ロソの気がないにも関わらず惚れそうになりました。しかもカプコン一流の職人芸とポリシィに裏打ちされているであろう 『見えそで見えないスカートの中身』 が、別の意味でプレイヤをやきもきさせること請け合いです。

そして忘れてはいけないのが、怪人以上にイちゃったヒト、です。その辺りは 『バイオハザード Code:Veronica』 でアシュフォード兄妹という窮極の愛情に満ちたキャラを生み出したカプコンのこと、ええ、裏切りませんでした。ある意味で、上記作以上の歪んだ愛の形が作品世界を通して目一杯展開されていたのです。

実質プレイ時間は五時間強ということで、既にゲームはクリアしちゃったのですが、解説すべきこと、リポゥトすることは何よりも大きいゲームです。2002年の最後に現われ、何か残してはいけないものを残してしまったのではという気がひしひしします。それを2003年初クリアゲームとしてしまう私は違う意味で駄目人間なのかもしれませんが。それでも面白いゲームであることに変わりはなく、そして斜めぶっちぎりでした。

当サイトでは、そんな『クロックタワー3』のプレイ記録を、明日から数回に分けて公開していきます。そして、その斜めさを――感じてください。

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