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2002年5月の活動報告

(マイナな話題やミステリィ中心の殺伐とした記録ですYO)


五月 三十一日 三十日 二十九日 二十八日 二十七日 二十六日 二十五日 二十三日 二十二日 二十一日 二十日 十九日 十八日 十七日 十六日 十五日 十四日 十三日 十二日 十一日 十日 九日 八日 七日 六日 五日 三日 二日 一日


五月三十一日 曇のち晴れ

今日は、ここに書くことが何も思い当たりません。まあ、
こういう日もあるでしょう――。

さて、五月が終わりました――いえ、もう直ぐ終わります。
という訳で、ようやく恒例というくらいまでには回数を重ねて
来た、今月の読了本リストです。来月からは直接、感想部屋に
評価の方を書くので、記録に直接評価が来るのは、これで最後
となるのではないでしょうか――。

[2000/5の読了本]

★★★『五輪の薔薇』(チャールズ・パリサー著:早川書房)
★★『彼女は存在しない』(浦賀和宏著:幻冬社)
『浦賀和宏殺人事件』(浦賀和宏著:講談社ノベルス)
★★『キノの旅2〜5』(時雨沢恵一著:電撃文庫)
★『朽ちる散る落ちる』(森博嗣著:講談社ノベルス)

今月も数が少ない――今年は一年で150冊は読もうと思って
ますが、現在の時点で60冊ですから、少し下回るといった感覚
のようです。今月は『五輪の薔薇』で精根尽き果てた月でした。
まあ、精と根を注ぎ込むだけの価値がある本ではあったのです
が、それにしたってあのレベルの大作はもう、暫くは読みたく
ない――勘弁して下さい(泣

『キノの旅』は私的なお気に入り作品に心の中で追加され
ました。私はこういう皮肉めいた思考が本当に好きなんだなと
実感。特に『戦争ばかり考えている国も嫌だけど、平和のこと
ばかり考えている国も嫌だな』という台詞は、どこぞの国家の
国民の、武器と基地を捨てて話し合えばほら平和だなどとの愚
を抱いている方たちに、小一時間じっくりと説いてあげたい、
言葉でしたね――読んでるとすうっとする作品。

あと、久しぶりに彼の作品の痛切なさを思い出させてくれた
『彼女は存在しない』も、良い感じでした。来月は初っ端から
ノン・フィクション系に走る予定です。あとは銀色も、素早く
進めようと目論んでいます。引越し、それと色々――波乱万丈
な月になるやも、しれません。

さて、W杯が始まってますね――まあ、私は別にサッカー
ファンでも妄執的国家主義者でもないので、余り興味はないの
ですが。同僚はW杯のチケットを手に入れて狂喜乱舞していた
ので、楽しい一日を過ごせればと願ってます。日本があれほど
友好、未来志向、親愛なる隣人と呼びかけてきたにも関わらず、
W杯が台無しになるぞと至る場面で恫喝し、日本の譲歩を
引き出し、あらゆる面で日本に好き勝手やってきたその隣国
ですが、スポーツの一大祭典の時位は、そういうことをちら
つかせず、犯罪もテロも馬鹿なサポータも現れぬうちに、世界
に名だたる名大会だと思われたまま、幕を閉じて欲しいもので
す。チケットを手に入れた友人の為にも、サッカーファンの為
にも。本当に、ただひたすらに――。


五月三十日 晴

『今きみに心からの別れを告げるにあたって、私はきみに願う、わが親愛なる若き友よ、将来についてきみが描く人生の“構図”のなかで、あまりにも過剰に“正義”や“公平”に信頼を寄せたもうな』
(BY The QuincunX)

『五薔薇』の中で、一番印象に残った言葉。あれほど
主人公の中で固執されてきた言葉だからこそ、この一文は
深い重みをもって私の中に浸透していきました。

今晩は、妄想虚言症一歩手前な仮面の男です。五月も
あと一日で終わりですが、暑さは加速度的に増すばかり。

昨日、読了した例の本ですが――暫く頭を整理したも
のの、とても全部は解明しきれないものがありました。こ
の作品は、このミスで一位になった頃、結構流行ったらし
いので、読んだことがある人、意外に多いそうです。もし
そういう方がいたら、あそこはああだ、ここはこうだった
と色々、議論してみたいですね。取り合えず、最初から最
後までジョン・ハッファム少年に落ちていた暗い翳の真相
についてだけは、私なりに検討をつけたつもりです。但し
感想は、それらのネタバレはなしの方向で。

[五輪の薔薇の感想]

近いうちにもう一度読み直してみようと思いつつ、次
の本へ。数週間前の予告通り『ビューティフル・マインド
――天才数学者の絶望と奇跡――』を読んでいます。以前
も述べた通り、同名映画の原作です。映画化にちなんで、
色々と端折られた部分があるのだろうなと薄々感づいてい
たので、読んだ方が良いかなという推測は予想通り。映画
版の最初の方でアイン・シュタインの名前が唐突にでてき
たことに違和感を覚えたのですが、ジョン・ナッシュの在
籍していたプリミストン大学は第二次大戦当時、数学と、
物理学の最先端をいく非常に先鋭な方針を持つ大学で、数
多もの優れた天才や秀才を抱え、その拠り所となっていた
懐の深い学問の探求施設であったことが、これはもうある
種の人間にはたまらないというくらいの描写で記述されて
いて、こういうことだったのかとつい頷く次第でした。

他にも、映画では描かれなかった部分で、興味を持て
そうな話題がいくつもあったので、読み進めて行くのが、
非常に楽しみです。

これを読み終えたら積んだままの『エレガントな宇宙』
を読み、次は決まってません。ただ、どうやっても手に入ら
ない『フォックス家の殺人』を諦める決心がついたので、
その次は『十日間の不思議』『ダブルダブル』『帝王死す』
と続くライツヴィルシリーズ物の続きに手を伸ばすかも。
それにしてもこういうシリーズ物の癖に、何故二作目だけ、
同じ出版社から出ていないのか――卑怯だぞ私は断固
再審を要求する、この裏切り者っ(少し錯乱気味


五月二十九日 晴

ふふふふ、やりました――私はやりました。I done it.
です。ようやく『五輪の薔薇―The Quincunx―』(チャール
ズ・パリサー著:早川書房)を読了しました。

ほぼ五月中、半月近くを費やしてようやく読了したこと
になります――3000枚強という、ある意味で殺人的な(内容
も本の装丁も含めて)分量であった本作品。1月の『指輪物語』
2―3月の『デルフィニア戦記』に4月の『オイディプス症候
群』に続いて破壊的な大作を読み下しました、がっつ。

兎に角、昨今のミステリィなど目じゃないというくらい
に筋立てが複雑で、精緻と観察と思考に満ちている――と、
だけしか言えない、恐ろしいほどに込み入った内容で、現在
読了したばかりの頭では幾許の想いをも紡ぎ出せると思いま
せん。ただ、ここまでの遠大でかつ楽しみに満ちた作品を、
描ける才能をもつ人間がいるというのは、素晴らしいこと。
正直、読んでて辛い部分もあったのですが、貫徹して読みき
って良かったです。何とも言えないの一言に尽きます。

という訳で、この作品を読み切るので精魂を使い果たした
ため、今日の記録はこれで終わりです。

あ、そうそう一つだけ。私が引き込んだ手前と、なるべく
新しい情報を知っている必要があるので、取り合えずリンク
だけでも。詳細は明日として――。

[Operaの6.01、6.02のセキュリティ・ホール]

ということなので。取り合えずJavaScriptを無効にしてお
けば当面は防げるとして――ああ、ここもなのかあと、しばし
鬱に浸ること也。皆、臭いものには蓋をしておきたいんですね。
セキュリティという問題上、それが塞がれるまでできるだけ悪用
される可能性を少なくしたい、その為に敢えて情報を隠蔽すると
いうのは、私にも理解できます。しかし、問題を解決してからも
ただ『塞ぎました』で終りでは、昨今のセキュリティに対して、
関心の高まっている状況では誰にも納得されないでしょう。安全
性という点を売りの一つにしているのだから、そこら辺はもう少
し機敏に、明瞭に行動できなかったのかなあ――今時、MS社だっ
てセキュリティ情報程度は開示してるでしょうに――多分。

いかん『五輪の薔薇』の影響で明らかにマイナス思考だ(汗


五月二十八日 晴

じめじめとした、不快指数の高い一日。こういう時、
PCの稼動熱と煙草の煙で燻された職場だと、不快指数
が更に倍、低倍率なはらたいらさんに全額かけてもうっ
はうは――そんなことを妄想するほどに脳がぶち壊れま
す。煙草に軽いアレルギィ――というか拒否反応を持つ
故か眩暈までしてきました。明らかに、天候とは別の意
味で空気の淀んでいた一日でした。

唐突に引越し予定日の6月8日は『模倣犯』の初日
だということを失念していました。ああ、初日を狙って
いたのに――私の馬鹿っ、馬鹿っ!! そんな理由で、
模倣犯は9日に見ることに――うぐぅ。そういえば冬コ
ミの時、極々局所的にこの情報を伝えた方がいるのです
が、その方も観に行かれるのでしょうか、とふと思った
りしました。さて、中居のピース役ははまってるのかな?
ちょとばかし、まだ不安だったりするのです。

『五薔薇』は第四部パルフラモント家まで読了しま
した。現在、ラストスパートを必死で駆けている最中。
しかし、ほぼ半月専らこの作品に時間を傾けてたような
気がします――電車の中という時間がなければ、もしか
して読了し切れなかったかも――そういう面では長い通
勤時間も、ある意味では役に立っているのでしょう。
その生活も後、二週間ほどで終わりなのですが。

あと、数日前に感想室のリンクが無茶苦茶になって
いるのに今更ながらに気付き(一年間、誰からも指摘が
ありませんでした)感想の内容も今見れば少し雑風味だ
ったので、ページのレイアウトも含めて刷新を決意。こ
こに分離すれば、記録も少しは短くなるかなという計算
も込めてのことです。ただ、改訂したばかりで以前の感
想が消えているのみならず、非常に偏った選択であるこ
とは、ご容赦のほどを頂きたい次第であります。

というかクリスティと笠井潔と城平京しかないって
のはどういうことなのか――(汗 いや、しばらくは、
二日に一度くらいのペースで更新しようと思っている
ので、そんな格差は徐々に無くなっていくと思います。
思うのですよ(半信半疑

ともあれ、後はプロフィールを更新すれば、大分、
最新の近況にはなるかと思われてきました。こちらも
数日後に、最新の趣味嗜好を備えたものに更新します。


五月二十七日 曇時々雨

帰ってきたら、オちてました。

いや、私、今日コミケの当落が届くことを全然知ら
なかったんで、とりあえず唐突過ぎました。そして落選
してました――うーん、やはり三回連続ってのは、確率
的にそろそろストッパがかかったというわけか。

しかし、今年に入って抽選のあるイベントって全部、
落ちてますね――まあ、落ちるのは確率的に仕方がないの
ですが、うちは本気で友好範囲が極小なので、委託を頼め
る方が居なさそう。

という訳で一つ、運が良ければ二、三ほど厚かましい
お願いをしてみて、駄目でしたら前に表紙絵を描いて下さ
る方を紹介してくれた静村さんにはごめんなさいと謝らな
ければならないかもしれません。

まあ、それは追々考えるということで、私信はこの程度
にしておきましょう。

本は『五薔薇』が330ページくらいまで。ようやく
下巻も半分程度、今月中には何とか読み通せる目処が
立ってきました。あと300ページほどでこれがまとめ
られるかというくらい、大風呂敷を広げてあるのですが、
収束と解決のパートが今からとても楽しみです。

あと、昨日と今日の境界線でUPしたSSですが、以前
から、私が出したいと思っていた『ギャグでなく素で強い
七瀬』というものを、ようやく形にすることができました。
非常に歪んだ感覚かもしれませんが、私の中で七瀬は冷静
にぶち切れると、マジで強いという歪んだ認識を持ってま
す。だからこそ、乙女ーな七瀬を見てると余計に可愛いの
ですよね?(同意を求める

にしても『死んでろ豚がっ』って――何でこんな凄惨
な台詞が浮かんできたんだろう(汗

あ、そうか。『ねーちん』の影響だ(お
やっぱりねーちんは偉大でした。

えっと、前言を覆すようですが、最後にもう一つ私信。
妹へ、最近ここを見ているようだから書いておくが、私の
引越し先の隣が墓場だということは、決して両親にはばら
さないように。宗教的なものには結構、煩いような気がする
から。でないと今度から、PCに関する質問は一切合切、拒否
しますからね、おほほほほ(鬼


五月二十六日 晴後曇、後雨

今日は引越し先を決定してきました。現実、福利厚生
の差し引きや節約できる代金を鑑みて40000円くらいまで
なら、殆ど影響を受けずに暮らせるということを判断し、
ここ一ヶ月ほど密かに活動していたのですが、場所性、
通勤までの時間性、利便性をとっても相当に理想的な場所
を発見できました。月額家賃はジャスト40000円。

駅徒歩15分は許容範囲だし東京へのアクセスも今の住居
と同様以上、通勤時間は半分。部屋も中が7畳、キッチンが
3畳、リフォームしたばかりで内装も良い、築年数も十年で
鉄筋コンクリート。近くにはスーパやコンビニや上手い飯屋
もあるらしい。

何故、それだけ条件がよくて40000円かと訝しんだのです
が、不動産仲介屋さんの一言で納得。マンションの隣は――。

墓場

でした。実際、案内して貰ってちゃんと確認しましたが、
ベランダから本当に『墓場』が見えました(笑 もしかしたら
夜は『妖怪大運動会』が見られるかもしれません。

私は霊感など皆無ですし、条件が良い上にネタになるとな
れば、物件としては抜きん出ています。ということで、
今日付けにてここに決定。

とまあ、こういうことがありまして、探し物と『銀色』
の続きは後日になりましたとさ。


五月二十五日 晴

死にかけました、仮面の男です(お
いや、やっぱ3種類以上のお酒を1度の宴会で飲むのは
辛いっす――何とかソフトドリンクで中和しようとして
も、文句言われて別のお酒を注文されて、それを少し、
飲んだ辺りから強烈に気持ち悪さと鬱屈が――。

皆さんも、もうこれ以上飲めないという時にははっき
り、ノーと言いましょう。今、求められているのはノーと
言える日本人です――ううっ、ううっ(滝涙

そんな中でしたが『五薔薇』は少しずつ進んでいます。
現在230ページくらいです。しかし、後半の作品紹介に疑い
無しですね。過酷というには余りにも哀しい人生です。

そして、例の忠告に従ってお菓子と飲み物を用意し、
どっかりとPCのディスプレイに構えて始めた『銀色』は
現在、第三章了まで進みました。残すは第四章と第#章
のみ。にしても第三章は、私の心的外傷のトップ5に入り
そうです。現実世界にまで、夕奈さんの罵り声が聞こえそ
うです――ああ、ごめんなさいっ、私が裏切り者で愚かで
駄目人間ですぅ、と屈服させられるくらいに。ありゃあ、
逆自己啓発――というに相応しいものでした。

さて、明日はようやくメールが届いたので不動産屋に
物件の最終から二番目くらいの相談をしに。続く足で色々
と探索(色々というのはまあ、色々ですね)をし、尚且つ
『銀色』のプレイ継続といった感じで潰れるでしょう。引
越しは多分六月上旬になりそうです――その前に電気と、
電話くらいは手回しして、電話番号が変わる序でに、妹に
対抗して非対称デジタル加入者線にしてやろうかと算段し
てます。これで私も一歩、広帯域人種に近づけます(謎

荷物は9割以上が本なので、段ボールに詰めれば後は
自動的に運んでくれるでしょう。引越し業者斡旋の不動産
物件なので、その辺りも明日、相談できるでしょう。後は
金がどれくらいかかるか。冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ビデ
オまで揃えて尚且つ引越しや敷金なども含めると30万くら
いになる筈。現在の貯金の35%が消費されますが、まあ、
当分は古本だけ買って当面の最大支出である本を自制する
ことで越えられそうなレベル。さて、色々と頑張ろう。

広帯域人種になったら、オンライン・ゲームもやって
みたいなあ(遠い目


五月二十三日 晴

良い天気が続くと思ったら急激に暑くなりました。
二ヶ月ほど季節がずれてると錯覚してしまうくらいに。
もしかして、緑の髪を持つ少年少女達が地球の公転を
そっと早めたりしたとか――。

まあ、最早異常と言うには起こり過ぎた異常気象の
せいでしょう――多分。

ちなみに上のネタの出典を知っている方はいるのだろ
うか――有名な少年漫画雑誌に載ってた漫画だから、名前
を聞けば思い出す可能性が高いのですが――私は意地悪な
ので、直ぐに答えは出しません。

本です。『五薔薇』は第三部まで読み終えましたが、
下巻に入ってからかなりの早さで物語が進み始めた感じ
です。残すところまだ500ページ――今週中にはちょっと
読み切れそうにありません。

それにしても、本の感想が貯まりに貯まり切っていて
感想部屋に移す気力がありません。あそこはリンクと内容
の関連性が無茶苦茶だし、なるべく早い内に直さねばとは
思っているのですが、着手できずにいます。

しかし、ここで書く感想にしても基本的にほぼ大半の
作品については甘い甘い評価で、これは良いですと頻発し
ているので、何気に説得力がなかったりするのが、難点。
基本的に私は、目につく良い所があれば多少の悪い部分に
目を瞑れてしまうので――実際は、ちょっとでも駄目な部
分があればすぱすぱと『詰まらない』と切って、たまに誉
めるくらいの方が、説得力が出るのかもしれません。

こういうことはよく考えるうえに、いくら考えても思考
がスパイラルなので、考えない。というわけで、ネタ一個。

先日、私はタイプ8という謎の発言がありましたが、
誰も突っ込んでくれなかったので認知度低と見なし、
ネタ元を紹介します。

キャラミル研究所

某所(というか分かる人は分かるでしょうが)の掲示板
で出ていたものですが、これも一種の心理試験です。私は
言及したとおり――タイプ8。

曰く『岩を砕く波のような冬の稲妻』だそうです。

当たってるから、痛いなあ(T△T)


五月二十二日 晴

もっと心に名探偵を、をモットーに日々推理力の研鑚を
推奨する仮面の男です。

今日は『五薔薇』の下巻を読もうとしましたが、何故か
上巻が入っていました。これはきっと、こっかけんりょくの
いんぼーだとおもいます(お

真実は多分、寝ぼけて間違えただけでしょう――。

仕方がないので、上巻のダイジェスト読み。実を言うと
一読しただけでは分かり難いところもあったので、下巻への
おさらいに向けて丁度良かったかもしれません。

今日は、気になったニュースを幾つか。と言っても、
ゲームネタや業界ネタではありません。基本的に、それら
をうちに求めることは無理だと思いますし、うちより情報
ソースの濃いところは沢山あるので、無理はしませんと。

今回は、真面目も大真面目な時事です。ある意味で、
ここに引用するのが納得できるような――そんな話題。

[<補助犬法案>関連改正3法案が成立]

ようやく、日本もこの辺りまで法整備が進んだかという
感じかと。というか、有事法制とか、青環法とか憲法破りの
法案を形振り構わず一部の票田の為だけに通そうとする気力
が有り余ってるなら、こういう福祉法の整備にもう少し重点
を置いて欲しいものです。はっきりいって遅過ぎですし、こ
れすらも記事にもあるように、熱心な草の根運動があったか
ら通ったようなものみたいですし――。

かと言えば、未だにこの程度の認識しか持たない組織も
あります。なんともはや――。

[盲導犬「トランクに」=JR四国バス]

盲導犬とはっきり言っているのに、大型のペットと間違
える筈がないでしょうが。私も小さい頃、犬に噛まれたとい
う痛い経験があって、犬は余り好きじゃないですが、どちら
が譲るべきくらいは心得ていますよ。盲導犬が乗っているか
らといって大した理由もないのにごねる客がいるのなら、そ
ちらの方に乗車お断りするのが、筋でしょう。

法が整備されても、人間が無神経ならどうしようもない
という現状は、未だにかなり根強いみたいです。


五月二十一日 晴

『あ、そやそや、ほれほれ、超音波とか、ふんだんに使ってもええんよ』
(BY ROT OFF AND DROP AWAY)

紫子姉御の台詞――掲示板でも取り上げましたが、この
台詞は電車の中でなければ爆笑ものでした。こういう天然は
実に、貴重ではないかと――ええ、思いましたね。

最近、掲示板の回りが速くて良い感じです。と同時に、
やはりこのサイトの中心は美少女系ゲームだと実感。私も
『水夏』『銀色』と続けて、こういうタイプのゲームから
は余程のことがない限り、抜け出せないだろうなと確信
した思いです。下手すると一生(お

とか言いつつ、今日は本の話題しかなかったり――。
先ず『朽ちる散る落ちる』を読了しました。なんか――
相変わらず凄い荒業だったなあの一言。成程、あれとあれ
が結びつくのかあという感じでした。謎を残されるのにも
ようやく慣れてきたところで――もう、次が完結編になる
のでしょうか? これも非常に謎なところです。

で、明日からは『五薔薇』の下巻を。これ読み終えたら
『ビューティフル――』その後が今日、偶然入った小さな
書店で発見した『エレガントな宇宙』を読む予定。よく夜
空を見上げる妄想狂な私として、最新の宇宙論という奴は
どうにもこうにも気になる話題だったりするので。そうい
う知識を持っていると、より深い夜空が目の前に現れてく
れるかもしれないかもしれませんし――多分、それは心理
的錯覚だろうけれども――。

と、少し綺麗にまとめてみました。で、今日は昨日の
オチの続きです。

あれからNaoyaさんのサイトの日記を見て、一つだけ
謎だったことが明確に判明しました。062番さんのSSは、
予想通りで良かったみたいです。やっぱ村人。さんで、
良かったのか――タイトル見ただけで半確定でしたが、
やっぱ私の推理は案外正しいのだと分かって満足。

で、本当にそうかなあと思って当人のサイトを覗き
見て――当たり。当たりだったのですが、何故か私のSS
のことも話題に上がっていて――照死。なんか、かなり
誉めて頂いてるみたいで、キィボードに突っ伏しました。

謎もある意味、全て解けてなおかつこういう嬉し恥ず
かしいオチがあるというのも――うん、現実も小説と同じ
くらい、面白いなあと思った今日この頃でした。


五月二十日 晴

『…眩しかった日のこと…そんな夏の日のこと…』
(BY THE SILVER)

こんばんは、タイプ8――仮面の男です(謎

さて――今日は『水夏』をコンプリートです。第2章を
もう一度プレイし、選択肢を考えて第4章をプレイしたので
すが、同じ選択肢だったのに、何故か今度はちゃんとベスト
の方にいけた不思議。もう一つ、のベストも見て、閉幕まで
きちんと鑑賞しました。成程――最後でタイトルと絡めてく
る辺り、細部までけれん味のある作品だなあ、と思うこと。

最早、私如きが申すものでもないのでしょうが、この作品
は良かった、本当に良かったです。何よりミステリィ好きの
私には琴線触れまくりな描写が多過ぎ。キャラ的にも、自分
がこうも移り気だとは思わなかったくらい、お気に入りが
頻発してました。お嬢にさやか先輩に華子姉、メデス――
もう、うっはうはですよ、うっはうは(謎

各シナリオごとの完成度(特に第二章は単独で出しても
ってくらい質が高い)が高く、しかも全体としてラストの
演出を高めるために巧く使われ、消化されているっていう
のが、これほどまでの魅力になるとは思いませんでした。
絵も綺麗だし、曲も良い(特にあのしっちゃかめっちゃか
パニックシーンの曲)――僅かに冗長なのを差し引いても
文句のつけようがなかったです。

取り合えずはこれを終了した時点で次回作の『D.C.』と
あとは前作の『インファンタリア』もプレイしてみようか
なと思うこと頻り。DC版の水夏にも心が――散財の予感。

で、クリアして次に取り出したるは『銀色―完全版―』
です。こちらも四章仕立て、しかも相当にクるシナリオだ
と聞いていたのと、後はずっと放りっぱなしにしていた、
罪悪感からでしょうか。矢継ぎ早に手を出しました。

で、現在第一章了まで進んだのですが――。

う、う――ううっ(涙で前が見えない

まさか、ここまで破壊力のあるものだとは――。

刹那過ぎる――。

どうやらまた、どっぷりとゲームに漬かれそうです。

話を変えて――。

今日もまた本関係で散財してきました。『ロケット
マン 第2巻』(加藤元博作:講談社)に『アリソン』(
時雨沢恵一著:電撃文庫)に『ビューティフル・マイ
ンド―天才数学者の絶望と奇跡――』(シルヴィア・
ナサー著:新潮社)の三冊です。

最初は言わずもがな、二つ目は『キノの旅』シリ
ーズの作者さんということで、脊椎反射的に購入。
最後のは、純粋なノン・フィクションと映画との差
を、この目で一度確認しておきたかったので購入。
最近、ちょくちょく数理系のノン・フィクションを
読むのですが、こういうタイプはライタに力がある
と、爆発的に面白いです。知的生産に付随する歓喜
や苦悩、そのプロセスというのは前も述べたと思い
ますが、当事者でなければ興味深く映るものなので
しょうね――きっと。

で、今日はもう一つオチた話題を――。

例のこんぺのSS、何人かにはばれてました(焦
確認できただけでメール一通、ウェブサイトに書
かれていた方が一名――軽く巡回してこれですから
実際にはもっといそう――。

ちなみに数少ない読了SSの中で一番好きだなと
思っていた作品が2位になった040番、広木真紀さん
のSSです。読み終えて、天地ひっくり返ってもこの
方の作品には勝てないと思いましたが結果見て納得。

ちなみに、私が事前予測できたのは2作品でした。
047番のNaoyaさんと070番の青単西本さん――前者
は一行目で、後者はタイトルではっきりとこの人だな
と脊椎反射的に理解できました。ある程度読んでて、
しかも特性のはっきりとしている文章は一目でこれと
分かるということも、改めて勉強できた気がします。

欲を言えばもう一つ、明確に予測できたっ、と思
っていた作品があるのですが、非公開だったので確認
できなかったのが残念でした。

他者からの評価、純粋に順位に対する興味など、
こういうどきどきできるイベントは初めてでした。
管理が無茶苦茶大変そうですが、機会があったら、
同じようなイベント、あったら良いなと思います。
うん、とても楽しかったですよ。

 

最後にサンクリ16の通知が届きましたが、見事に
落選だったことを付け加えておきます。これで四連続
かな――どうも、結構な確率になりつつあるのでは
(大体、落選サークルは毎回応募者の約1/8程度みたい
なので、約1/2000ですね)ないでしょうか。

きっと、こういうのを真の意味で無縁というので
しょう――でなければ局所事象変異でも起きてるか。
どっちにしても、稀有なことに違いはありません。


五月十九日 晴のち雨

久々の晴天――昼間は少し暑いと思いましたが、爽やか
天気の方がやっぱり気持ち良いです。休日限定ヒッキーの
私には余り関係なかったりしますが(お と思ったら、今
現在、雨が降ってるようです。

今日は取り合えず幾つか本やCDを売り、ほぼ等価の物質
として『五薔薇』の下巻を買いました。もう一つ草思社から
発売されている『エレガントな宇宙』(ブライアン・グリー
ン著)が欲しかったのですが、発見できず。代わりにビュー
ティフル・マインドの原作本が発売されていたので、それを
買おうと思ったのですが、財布の中身は5000円ほどだったの
で、結局『エレガント――』も『ビューティフル――』も買
えないと判明。この辺は明日、逆襲予定にセットしました。
ここはアクシズを落とすような気持ちで(謎

話を少し前に戻します。『BOOK OFF』で買い取り作業待
ち中、店内をうろついていたら見つけましたよ『Voice of
Hallelujah』を。その場で思わず小躍り――これでようやく
補完できました。中古CD屋を巡り巡って来たのがようやく、
報われた形になります、万歳。早速、静聴しましたが、綺麗
な曲、元気な曲、切ない曲とどれもかなり素敵です。ゆきう
さぎという曲が、マークしてなかったですが、かなり良しで
した。正直、思い出すものもありましたし。

さて――話を変えましょう。例のSSこんぺです。

掲示板でも言及がありましたが、もう秘密は秘密でも何で
もなくなったので種明かし。私は130番で参加していました。
どの作品か分かったです、ということだったのでどきどきも
のでしたが――感想を見ても私だと気付いてる人はいなかっ
たし、予想も外れていたみたいで一安心です。もしかしたら
分からないフリをしてくれたのかもしれませんが、どちらに
しても種々の感想、ありがとうございます。うん、最初は10
箇所くらいしか改行がなかったのだけど、そういう仕様にし
なくて良かったと改めて感じました。それはそれで、どんな
評価になったか面白いかな? とも密かに思ったのですが。

私は50本くらいしか読まなかったので、もう少し感想も
書いて時間が許し限り閲覧しておくべきだったなあと、少し
後悔もしました。嗚呼、引っ込み思案で怠惰な性格が憎い。

しかしタイトルが『Q.E.D.―証明終了―』からの引用、
で途中の台詞に『証明終わり』――後から考えればよくばれ
なかったものだ(滝汗


五月十八日 曇のち雨

こんばんは、昨日晴れて恋愛障害者認定1級を取得
しました、仮面の男です。

なんて、こと――――。

まあ、これも運命だと思って諦めましょう。私は兎では
ないので、一人でいても寂しくはない筈――多分。

話を本の方に変えましょう。

昨日から今日にかけて、色々と本を読み漁っています。
『キノの旅』の4、5巻――これで現行発売されているシリー
ズについては全て読見終えました。今は『ちるちるみちる』
『朽ちる散る落ちる―ROT OFF AND DROP AWAY―』を半分ほ
ど読んで継続中。明日は『五薔薇』の下巻を買って、来週か
ら続きに突貫します。上巻だけで670ページ――下巻も同じ
くらい。でも、こういう大作の常としてのってきた現在続き
が読みたくて堪らない状況です。にしても原稿用紙3000枚強
の作品が処女作だなんて――世の中には探せば凄い人間がい
るものだという認識増大。

後は2、3方から指摘のあった誤字を修正。というか、
誤字の多さが何時まで経っても直らない――最悪だあ。で、
ぶっちゃけた話ですがまだ、解答を送ってきた方は一人も
いません。さて、八月末までにどれくらい集まるかドキドキ
ものです。零――でありませんように(祈

さて、話は変わって――ウイルス対策というのは見ると
何処も大変そうです。私も昨日は何とも羨ましいことにCATV
と契約なさった妹に、WindowsUpdateの使い方を教授しまし
た。ここの重要な更新をマメにチェックするようにしとけば、
セキュリティに対するリスクはある程度軽減されると信じた
いのですが――まあアンチウイルスソフトも手配したし、
そこまで酷いことにはならないだろう――多分。

ただ、ウイルスメールが届いたのがきっかけで巡回先に
なったサイトもあります。これも一応の一応、運命の出会い
というのでしょうか――いや、第三種接近遭遇はまだ果たし
ていないので、出会いでも何でもないのでしょうが。

ですから、将来的にそこに初書き込みする時は題名を、
第三種接近遭遇と書いてみようと企んでいます。ということ
で、ここで宣言することに意味はないのかもしれませんが、
以前にウイルスキャリアだった人は可能性があると考えてみ
て下さい――ふふふふふ。

とまあ、兎も角迷惑なウイルスですが、そのお陰で趣味
範囲が広がったという稀有な例を紹介してみました。


五月十七日 曇のち雨

なんかここ数日、心がどうしても上や前を向きません。
下や後ろばかり向いています。もしかして、これが五月病と
いうやつでしょうか(怖 というわけで、私は己を取り戻す
べく、色々なところで存在を囁かれているあるものに、挑戦
することにしました。

[恋愛障害者認定テスト]

私は自分でも歪んだ、かなり捻くれた恋愛感を持っている
と自覚していますので、はたして私の恋愛能力が如何ほどの
ものか、確かめておくことに。

で、以下のような結果が出ました。

【テスト結果】

恋愛関係構築力: 13
恋愛幻想度: 275
あなたが今後の人生で出会う異性(同性愛者は同性)の数: 150人
あなたが今後の人生で経験する恋愛の回数: 0.04回

 

重度の恋愛障害が見受けられます。この段階ではもはや
仮に恋愛をしたいと思っていたとしても身体が言うことを聞
きません。恋愛障害を抱えているという現実を受け止めた上で、
それでもなお人生を楽しく生きられる道を模索 することが大切
になってくるでしょう。もっとも、果たしてその時に恋愛以外で
楽しいことはあるのかというのが 次の問題になってくるのですが。

【結論】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恋愛障害者認定1級

最高クラスじゃないかッ、畜生ッ!!


五月十六日 曇

――マジで、晴れん(焦

このまま、終末まで振り続ける雨が降り始めでもした
ら、大変だなあ――(汗

さて『五薔薇』はようやく第二部のモンペッソン家迄
読みました。第三部、如いてはそれ以降がどうなるのか、
取りあえず今日中に上巻は読み終えて、日曜日に下巻を
購入して続きを楽しむことにします。

――いきなりですが、ブラウザ名が楽しくなっています。
今日のアクセス解析より。

 

『アミバ様「俺は天才だぁ〜」』

『失態だな、アンドリュー』

『俺たちは騎兵隊なんだよ! 地球っていう城を守るな!
by機甲戦記ドラグナー』

最初のは誰だか激しく分かってしまいました。

二番目は――前回のバージル中佐ネタに続いてはマーグリス司令
ですか――なかなか渋い所を突いてきます。

三番目は――ドラグナーを殆ど知らないです、すいません。

 

で、解析ネタついでに一つ。

[IE累積パッチの2002/05/15版]

特にIE6系を使っている人はCSS問題やローカルファイル
の改竄、任意のアプリケーション実行等、結構セキュリティ
的に危ないホールの対策が多いので、当てておいた方が良い
でしょう。勿論、5.0x系や5.5系を使っている方もです。

これで、私のIEも累積パッチ数が4になりました。多分、
次期版が正式にリリースされたら5.x系のサポートは切るので
しょうが、それまでにいくつ累積されるのか、どきどきもの
だったりします。X箱も値下げと言うし、セキュリティパッチ
がわんさと出るというのも対策をようやく本気で講じ始めた
証と好意的に見るとして二、三年後には信頼を取り戻してい
るのでしょうか? それとも途中で『文句言う奴は買うなっ、
そんな奴は死ね、死んでしまえっ。批評するならコピィなん
かせず、製品を買ってから批評しろよっ』と、迂闊に逆切れ
して、元の木阿弥に戻るのか――。

ネタ的に後者だと面白いのかもしれませんが、あまり、
笑い事でもないような気がした今日この頃でした。


五月十五日 曇

『水夏』は色々な意見を統合するとどうやら幕間を見る
条件を満たしてなかったようです。というわけで、今週末
に再び突貫です。平日は――部屋の整理を少しずつ。ただ
五月末から六月上旬にかけて重大な封筒が届くので、引越
し自体は二、三週間くらい遅らせるつもりです。それが、
何なのかは察しがつくと思います――多分。

さて、今日は久々にアクセス解析の方を覗いてみました。
うちのはリファラとか逆リンク解析とか、程度の高い奴では
なく、使用ブラウザの傾向とか使用OSの傾向とか、そうい
うのを簡単に狩るだけのものです。それだけでも、見ていて
結構楽しいものはありますが。

ちなみに使用ブラウザは圧倒的にIEが多いです。穴は
多くても、やはりこれでしかまともに表示されないサイトも
ありますし、私も巡回サイトに幾つかIEでないと表示すら
されないサイトがあるので、止むを得ず使ってます。シェア
は以前にニュースサイトで見た、90%近くという発表と大幅
に食い違うことはありません。5.x系、6.x系だけで80%強、
4.x以前も加えると85%くらいです。

Netscape系は全体からすると5%強――Mozilla1.0が最近、
リリースされましたが、その影響で今後、どれくらい盛り返す
のか、もう二度と盛り返さないのか――微妙なところです。
6.2系になって、レスポンスは結構上がった気がするので
すが――6.0系のあの重さは反則でしたからね。だからこそ、
私はOperaに乗り換えたのですから。

ちなみに私が常々宣伝してるOperaは、数人しか使用者が
いませんでした。というか、わざわざ英語の説明を読んで、
それでもえいやっと入れる人は、殆どいないみたいです。私
を除けば、見事に数人くらい。うぬぬ、まだ第三のブラウザ
への道は遥か遠くにありそうです。

で、それに横並ぶ形で『生きた証ってもんをさぁ!!』
が、一定の票数を獲得してました。バージル中佐の亡霊が、
さ迷っているようです。っていうか、誰だよッ!! 面白す
ぎるじゃないですかッ!!

――そういや、ゼノサガも早くクリアしなくてはいけま
せんね。うーん、積みゲームが増えてるなあ――ゲームは本
と違って、通勤中にはできないですから(言い訳

話が逸れました、解析の話に戻りましょう。

OSは90%以上がWindows系です。こちらはもう少しシェア
が多いと思ったのですが。意外だったのは、『Dream Passpo
rt』でアクセスしている人が、Macでアクセスしてくる人の数
と殆ど変わらないこと。結構根強いですね――更に意外だった
のは、XPを使っている人がほぼ皆無だということ。まあ――、
その気持ちは分からないでもないです。Windows98が4割強です
が、多分それで正しいのでしょう。私もチャンスがあれば、
今のPCのOSを98のSEにダウングレードしたいですね(お

とまあ、こういう統計も見てるだけで面白いですね。これ
が半年前だとIEは5.x系が主流だったのが何時の間にかシェア
が6.x系と逆転してますし。それにしても『生きた証ってもん
をさぁ!!』は誰なのでしょうか(どきどき

話は変わり『五薔薇』は500ページ過ぎまで進みました。
ようやく上巻のゴールが見えてきた感じです。ただ、まだ上巻
とほぼ同じ太さの下巻が待っています。『模倣犯』の時にも
感じたのですが――長いっ。

そう言えば『模倣犯』の映画が6/8に公開ですね。さて、
どんな話になっているのか――どきどきものです。


五月十四日 曇

相変わらず、冴えない天候が続きます。こんばんは、
駄目人間街道まっしぐらな仮面の男です。

件の水夏ですが、よっしゃ四章終わりさて幕間に
――とかぽちっと押したら。

クリア後のお楽しみ――
って、ゑぇッ!!

もしかして、全部のルートを出さないとおまけは見られ
ないのかしらん。

まあ、それは、おいといて――。

水夏、全体的にとても素晴らしい作品でした。 透子さん
――三章は、陰惨な話になるのかな―― 透子さんが――
と思ったのですが―― とても ――最後は意外にあっさりと
していました―― とても恐かったです ――包丁でぶっすり
とかいう話を期待していたのですが―― あの人の妄執が怖
いですよぉ(震
――まあこれもこれで、面白い。ちなみに
途中に混ざる電波のようなものは、三章をクリアした人だけ、
反転して御覧になって下さい。

四章は、ああ前章までのここでこういう風に絡んでくる
のだなあと感心しながら、感動できます。大体、第二章が
終わった辺りで殆どの人は彼女の役どころが何なのか検討
はついていたと思いますが、それでも後半、切々と語られる
ストーリィの節々が胸を突付き――得も知れぬ郷愁とあい
混ざって、最後の方は眼が潤みっぱなしでした。いや良い
わあ名無しの少女、そしてアルキメデスーーーッ(叫

いや、マジもので良い作品に巡り合えたと思います。

ちなみに、第四章の裏名台詞は某眼鏡女性の――。

ぶちむかつく

だと思いますが、どうでしょうか。

話は変わり『五薔薇』は400ページくらいまで読み
ました。金持ちの親子が段々と堕ちていく様は、見て
いてはらはらするような、どきどきするような――、
でもこの作品、絶対年代や立場によって応援する側と
いうのが代わってきそうです。私は子供の方を応援し
たくなるのですが、もう少し年が上がって40や50にな
ると、もしかしたら親の方を応援する人が多いかもし
れません。ちなみに、この作品を以前に読了した方っ
てどれくらいいるのだろう――ちょと興味あります。

あとは――日常の子ネタを。

腹を出したり、冷たいジュースをがぶ飲みしてい
たお陰で、ようやく便秘が治りました。一週間近くで
なかったので、お腹が張ってしようがなかった――、
下痢も辛いけど、出ないのも辛いですね――女性は特
に慢性便秘になり易いという話を聞きますが――大変
なんでしょうね、本当に。

にしても腹の調子が不安定だわ胃も結構弱いし、
アレルギィにも弱い、夜盲症の進行も進んでいるわ、
私の体もなかなか貧弱に出来ているようです。


五月十三日 曇

今日は水夏休暇でした(嘘)
いや、本当は例によって平日でしかできない処理なども
いくつかこなしたのですが――郵便局や市役所の怠慢め
がっ(大泣

まあ、とはいえ大半は引きこもって水夏をやってた
のですが――まあ、良いですよね。その甲斐あってもう
少しで第四章終わりそうです。いや、アルキメデスは、
最高ですよッ(お

では、私は水夏の続きに突貫するので、これでさよ
ならです。感想は以前の予告通り14日ということで。

あとは『天使――』の問題編を全てUPしました。これ
でようやく、私の好きな読者への挑戦というものができる
訳ですよ、奥さん。

期限は2002/09/01 00:00:00までですので、てめえの
温い謎なんざ解けたぜという方はメールをお願いします。
ちなみに掲示板はネタバレするので不可ということで。


五月十二日 曇

頭が無いよ痛いよ――。

睡眠時間が足りないのと、今日の徘徊の所為で明らかに
何処かの回路がヒート・ダウンしてやがります。まあ、
少し昼寝したら直ったので、まだ私の回復力もそこまで
捨てたものではないということか――これが、すぐに回復
しなくなるようだと、とうとう衰えというものを意識しな
ければならなくなるのでしょう――そう考えると、少しは
週末の都市部徘徊以外の運動もしなくてはならないという
ことか。改めて不健康な生活を送ってるなと実感せざるを
得ない今日この頃。

で、新宿の某所をフィールド・ウォークして来ました。
相変わらず人が多い割に会場が狭い所為で密度が異様に高く
殺気立ってる人間の多いこと多いこと。まあ、人が多いのは
我慢できるのですが、携帯電話を使用しながら他人を盾に使
い、肘で他者を強引に押し退け、何者をも省みないような人
間がいるのですな、やはり。こういう人間がドミノ倒しの
起点となれば、下手すりゃ死人が出るくらいの人数が会場に
詰まっているのは自明であるし、少し考えれば如何に危ない
行為であるか――悟ってて欲しいものです。

人が死んだら、こういうイベントは真っ先に潰れるんで
すし、人知れず殺人者になるのも気持ちは良くない筈です。
という訳で、欲望に忠実なら忠実なりに、もっと負担分担
は綿密に事前にやっておきましょうということで。もし該当
する人がいるのならば、次からは考えて見て下さい。苦しい
なりに楽しいものなのですから、無くなるのは偲びないでし
ょう? と、一つ凄く危険だなと思ったので、この場を借り
て注意を促して見ることにします。

で、ここからは私の欲望の記録なのですが、某所の――
他は駄目でもここだけはと決めているサークルさんの便箋の
絵がXenosagaのKOS-MOSで、無茶苦茶可愛いし格好良いの
ですよッ! と力を込めて言ってみたり。それと、個人的に
あの娘はエロ担当ではなく、ギャグ担当だと思いますよ。

彼女は可愛格好良いという稀有な属性の持ち主なので、
もっと色々なところでその存在を明らかにするべきかと(お
しかし、久々にサイトの傾向と話題が一致したような気がす
る――下手すると一ヶ月でも二ヶ月でも別話題のことを延々
と垂れ流すので、これは稀有なことではないでしょうか。

いや、最近は結崎ひよのとか白川さやか先輩とか名無し
の少女とかKOS-MOSとか、結構頻繁に萌えてる気がするなあ。
あ、矢吹駆とかもですね(お

もしかして、私、駄目人間街道、更に驀進中ですか?

 

こほん、話を変えましょう。

後は純粋に報告の義務というか何というか。表紙絵の方は、
何とか第一種接近遭遇に成功し、どういうイメージかどうかは、
伝えておきました。後は、祈るのみ(森博嗣風に

その前に、私が文章の方を完成させないと駄目なのですが。
『天使――』の問題編の方が明日、残りを全部投げられそうなの
で、その後は暫く専念することにしましょう。

以上、定期報告でした。


五月十一日 晴

今日は、引きこもりの、日でした。

それだけでは短いので――水夏は第三章の半分くらい
まで行ったのではないのでしょうか。詳しくは14日の記録
を、お・た・の・し・み・に(某お嬢様風に♪

明日は、一身上の都合によりレヴォの方に逝きます。
字が違うような気もしますが、あそこに行くのは半分、
死と同義かもしれませんので、同じ字を使っちゃいます。

とある目的があって――というか明日の場で表紙絵の
構図を渡すという話にしてあるのですが、元々、このサイト
のトップを見れば分かるように、私にそんな才能は微塵も
ありません。ああ、どうしようか(悩

取りあえず、最近買ったノベルスの中にお気に入りの
表紙デザインがあったので、それを参考にしようか――。
よし、決定。後は人物配置を決めて試しに投げることに、
しよう。

さて、話は変わります。

昨日は並行宇宙ということをちらと話題にしました
が、実はもう少しあそこから派生するネタがあります。
リアルドラえもんよりは格が落ちますが、アニメと直結
したネタであることは確約します。但し、ガンダムファン
の方は怒らないようにお願いします。

昨日の雑記で並行宇宙という言葉が出ましたが、並行
宇宙というのは妄想ではなく、現段階の物理学において、
時空と物質の統一された理論空間においては、最も有力視
されている宇宙モデルです。これにはブラックホールとい
う皆様もお馴染みの超重力場なども包含できると、現段階
では論じられています。

つまり、宇宙は超重力場やブラックホールを通じて、
並行する無数の宇宙と接続されているという、何だかファ
ンタジックな世界なわけです。勿論、この学説が将来的に
は覆される可能性もあるのでしょうが、今回はこの学説に
おいて話を進めます。

この概念の中で、先ず最初に定義すべきものがあります。
物質の最小構成要素は素粒子ではなく、振動する短い紐だと
いうことです。故に超弦(ひも)理論と呼ばれるものを仮定
し、元々において超弦は10次元(9次元+1次元)において
振動する世界において成り立つものらしいです。

はっきりいって、私は10次元なんて絶対イメージできま
せん。それどころか、2次元だって怪しいものです。ちなみ
に、人間は基本的に3次元を明確にイメージするのがほぼ、
限界だとされています。例外を出すならば、かの物理学の
天才、アルベルト=アインシュタインは4次元までをある程
度、明確にイメージできたそうです。高校の物理学の先生の
話なので、本当かどうかは謎ですが。

この超弦理論は超大統一理論――つまり弱い力、強い力、
電磁力、重力の4つの力を一つの系で説明でき、ブラックホール
やビッグバンなど、他論理系では破綻するような特異状態に
おいても明確な設定が可能だそうです。最も、私は物理学専攻
でも何でもないので、数式などの詳しいことは全く知りません。
私が言いたいのは、そもそも学術的に突っ込んだものではなく、
単なるネタ振りで伏線の一つと捉えて頂けると幸いです。

で、結局、何が言いたいのかと申しますと――。

機動戦士ガンダムという、ロボットアニメの名作があり
ます(かなり唐突に

その設定の中で、この超大統一理論を解き明かした人物と
してミノフスキィ博士という人物がでてきます。で、その超大
統一理論の応用副産物として発明されたのが、世にも有名な、
ミノフスキィ粒子というやつです。そう、粒子なのです。

私は敢えてオチを説明するほど、親切な人間ではありませ
ん。自分で考え、笑うなり怒るなり適当に流すなりして下さい。
ちなみに訳が分からなかったという人がいる場合には、後日、
ここで説明してみようと思います。

以上、斜めに分かろう、超弦理論の時間でした(お


五月十日 曇

『ぼんじゅ〜る、おっひるごはん♪』
(BY WATER SUMMER)

愉快な気持ちなので、もう一日保存しておきます。

さて、今日は『浦賀和宏殺人事件』を読了しました。
テーマが密室なのに、殆どミステリィという感じがしませ
ん。寧ろ電波小説です――これ。いや悪い意味ではなく。
タイトルの通り、作者がそのまま出てくるのですが、
素敵に譫妄状態が激しく――最後のページにこれまた衝撃
的なことが書かれているのですが、私はそれを少し信じそ
うになりました。

ただ、内容的には初めて先が読めました。というか、
流石にこの人の作品を全て読んでいたら――うみゅ。それ
よりも私は、まるきりあの性格だったら逆の意味で最高な
のになという、かなり不埒なことを考えました。

で『五薔薇』の続きにリターン。今日は「良かった、
延期じゃなかったよ」と胸を撫で下ろした『マレー鉄道の
謎』(有栖川有栖著:講談社ノベルス)に『怪盗クイーン
はサーカスがお好き』(はやみねかおる著:青い鳥文庫)
の二作を購入しました。前者は言わずもがな、後者は稀代
の変人探偵(笑)を生み出したはやみね氏の新シリーズ。
探偵の次は怪盗もの――こういう王道的なは何時になって
も何冊読んでも楽しいと思える人間なので、こちらの方も
期待して積読リストに加えておきましょう(鬼

さて、今日は気になる話題かつ、非常に私好みのネタが
あったのでご紹介です。

[ドラマ版かまいたちの夜]
http://www.dengekionline.com/news/200205/07/n20020507kamaitachi.html

これは、既に知ってる人もかなりいそうですが。ただ、
2サスになったミステリィは酷い出来になるものも多いので
個人的にはかなり不安だったりもしますが――この手の作品
で面白いなあと思ったのは過去に夏樹静子の名著のドラマ化
が成された時だけでした。この作品は果たして、2番目の例
外になってくれるのでしょうか?

そして、もう一つ――これが実現すればアルベルト・アイ
ンシュタイン並みの偉業となること間違いなしです。

[リアル ドリーム ドラえもん プロジェクト]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020509-00000070-zdn-sci

何だか、素晴らしく素敵に無茶っぽいのが、逆に頑張れと
応援したくなるような――。

素晴らしいネタッ!!

ですね。

今日の朝、会社で『四次元物も再現するのか』『いやそれは
流石に無理だろう』という、議論を戦わせたばかりですが、それ
は並行宇宙や空間の拡がりに対する議論がまだ果てしなき継続中
の現在、無理ということで私も確信しています。で、次に目がい
ったのが、演算周りでした。

情報・演算周りのメインフレームとして『論理的指向型人工
知能』という仰々しいものが出てますが――まだその前段階に
あたる推論型すら研究途上にある中で、いきなり第六世代型の
情報処理装置など作れるのだろうか。私は演算装置がどのような
発展を遂げているのか詳しく知らないので、もう基礎研究は
既に終わっている段階だと言われたら返す言葉もないのですが。

ただ、これが実現すれば二〇一四年の段階で第七世代型、
いわゆる教育型と呼ばれる情報処理装置も実現するかもしれま
せん。ちなみに言うと、汎用人型決戦兵器のアレですね(笑

まあ、この段階で失敗しても積み重ねられた理論や知識の
蓄積は後のドリーマに引き継がれていくのでしょう、きっと。
なお、このサイトに来ている方には猫型ロボットより寧ろ、
HMXという略称で記載されるものを作り、家庭に広めてくれ
と思った人も多々いるでしょう。そういう欲望には素直になる
ことが大切です――正直、私も思いました。

ある種の情報には禁欲になるのが良であるのと同じよう、
ある種の欲望には正直になるのが優でしょう、やっぱり。


五月九日 曇

『ぼんじゅ〜る、おっひるごはん♪』
(BY WATER SUMMER)

他にも亜種に『さのばびっち、ばんごは〜ん♪』等が
あります――さのばびっちって、挨拶違うような(汗

とかまあ何とかのたまってるのですが、帰りが微妙に
遅くて水夏はプレイしてません。ただ13日にほぼ『水夏』
の為だけに休みを取ったので(本当は休日出勤の振り当て
だが)安心して突貫できます。

で、本。『五輪』は丁度第一部の終わりまで。ただ、例
の『浦賀和宏殺人事件』(浦賀和宏著:講談社ノベルス)
が発売されていたので、こっちを最優先。他『朽ちる散る
落ちる』(森博嗣著:講談社ノベルス)と『奇蹟審問官
アーサー』(柄刀一著:講談社ノベルス)の二作をGET。
『マレー鉄道の謎』は並んでなかったのですが、延期だ
ったとしても、私はもう驚かないでしょう。それにしても、
ある種の本格ミステリィ作家の延期攻勢はKeyの作品にも
勝るものがあるような――と思っているのは、きっと私
だけでないと思われるのですが、如何ようなものか――。

あと、最近は密かに『相対性理論』の解説サイトを、
あっちやこっちやと巡っているところです。数学の歴史
などもそうですが、こういうのは無為な傍観者となり、
詳しい数式など必要としない純然とした知識の中で観察
できるのなら、非常に面白みのあるものだと思います。

ああ、持ってて意味の無い知識ほど得るのが楽しいな
あ――と思うようになってきた今日この頃何だか、知る
ことが私をまた一歩、駄目人間に近づけているという感じ
です。きっと安藤君の『情報に禁欲になれ』というのは、
こういう時に使うべきものなのでしょう。

さて――。先日、極身近な方からSSの感想を貰ったの
ですが、粘着質で理詰めでとても万人向けじゃないという
耳の痛い言葉でした。それはまあさておき、そこで訳のわ
からない疑問が浮かびました。そういや理詰めは明らかに
ミステリィの影響だけど粘着質って何の影響だろう――。
感想を貰ってから数日間、考えてました。

で、至った結論が――。

私の精神は元々、粘着質なのだろう。

――と気付いてしまい、やるせなさが浮かびました。


五月八日 晴のち曇時々雨

耳を清ませると、たまに聞こえてくる――。

げっほぐおっほうぇぉほ、ぐえっほげっほごっほ。
げほっ、ごぼっ、ごほっ――。

私の住まいは寮で、しかも入口すぐがトイレ兼洗面
施設なので、時折、夜中にこんな咳き込む声が聞こえて
きます――お願い、病院行って――一週間に一度のペー
スで聞かされる死にも似たその咳は私にとって精神攻撃
に等しいのだからと祈らずにはいられない今日この頃。

『五輪の薔薇』は150ページくらいまで読みました。
まだ物語は序盤も序盤、動きさえ殆ど見せない状況です。
ただ2段組で150ページと言えば、ものによっては物語を
一つ紡ぐことのできる量ですらあるのに――まだ序の口。
つくづく、物語には色々なタイプがあるのだなと思いま
す。でもその両方にそれぞれの面白さを見出すことができ
るということは、結構幸せな読書体験をしているのかな
と、感じるのです。まあ、某瀬在丸家のお嬢様? では
ありませんが、風船もたまには針で突付かないとパンク
してしまうのでしょう――と、結論。

しかし、以前の『オイ症』といい、持ってると無性に
本の魔物の呪文を唱えたくなりますね――寧ろ唱えてみた
いです。さぞかし鬱憤は晴れそうですが――代わりに近隣
住民の不興を買うことは目に見えてるので自制してますが。
自制、自制――自制しろ、ですね。


五月七日 雨

『時間って人を変えるから、私はあの頃の私じゃ無いけれど…… でも、時間ばっかりが私を変えたわけじゃ無いの』
(BY WATER SUMMER)

今度はより、しっとり系の台詞で攻めてみました。
含蓄がある言葉で、良いことを言う娘だなあと火星
少女二号と心の中で呼んでいた自分を恥じました(お

さて、今日から件の『五輪の薔薇』を読み始めました。
上下巻、二段組で合わせて1200ページ近く。両巻合わせて
8000円、1ページ辺りのコストは今まで読んだ小説の中で、
最高ではないでしょうか? 確か2-3年前のこのミス海外部門
一位のミステリィ小説だったかな? 兎も角、先月のオイディ
プス症候群に続いて突貫する予定です。

『水夏』は3章をちょこっと進めました。週末までには
クリアして、万難を排して4章を迎えたいですね、是非とも。
個人的に『アルキメデス』にはかなり惹かれるものがあり
ます故に。ええ、正直に告白しますと『名無しの少女』にも
です。あれほどかわゆい年下系の少――いやげふんげふん。

まあその――話を変えましょう。

何で、メインが更新されないのにヒット数が通常の倍以上
になっているのだ? まさか『モヨ子』で引っ掛かったのか?
それとも『読むドラッグ』で引っ掛かったのか?

――と思ってたのですが、多分SS-Linksの方から来客が
一時的に増えてるだけのようでした。『モヨ子』でヒット数
が倍になったのなら、それはそれで面白いもするのですが。

『モヨ子』でヒット数が倍増する驚愕のウェブサイト、
『佳励なる仮面劇場』――微妙だ(汗


五月六日 晴

『どこかの銀河の提督も言っていた。
補給路の確保できない 戦いに勝ち目はない。
OK。あなたは正しい。僕は愚かだ』
(BY WATER SUMMER)

誰だよッ、その、銀河の提督って――(汗
という訳で(どんな訳だろうか)進行中のゲームも小説も
放り、今日はずっと『水夏』をやってました。いや、この
作品は私の脳髄に無条件でクリティカル・ヒットです。

何がクリティカル・ヒットって言えば『月姫』と同じで、
衒いもなしに古今東西のミステリィネタを披露してくれると
ころ、ですかねえ(^ー^)

第一章は名前的に幾つか(というか普通のじょしちゅー
がくせいは猫に『モヨ子』なんてつけんでしょう)で、第二
章はとにかく雰囲気全体的。あ、でも主人公の名前は『蒼司』
でしたよね――うん、素敵。あとは『ゴッホとゴーギャン』
の下りなんて、うちのサイトに来ている人なら大体、機知の
事実でしょう、きっと。その辺のネタがあるのも○。

名前的なネタがさっぱり分からないという人は『虚無への
供物』と『ドグラマグラ』の両作品を参照することを強く推奨
します。前者は講談社文庫、後者は角川文庫辺りを探すと割合
見つかり易いんじゃないかしらん。ちなみにジャンルは両者と
もミステリィの名前を借りた『読むドラッグ』です。さあ――
皆で真のミステリィジャンキィの道を開きましょう――。

ヤな誘いだなあと言う莫れ――。

本題に戻ると進行状況は現在、第三章の触りまで。盛んに
陰惨系の匂いがするので、個人的には楽しみです。

で、後は『彼女は存在しない』(浦賀和宏著:幻冬社)を
読了しました。この人の作品は、おかしい部分はかなり明確な
筈なのに、それでも毎回騙されるのが癪に触るのですが――、
やっぱラストまで読むと悶絶しているのです(泣 最後の場面
は『時の鳥篭』にも似た痛切なさがあり、個人的にはかなり、
良いと思いました。上手く説明する余力はないので、見つけた
ら買って(或いは借りて)読むのが吉でしょう、以上。


五月五日 晴

こんばんは、結婚式に参加して感動と疲労の両方が、
肩にずっかりしっかりどっかりと。やっぱ、私はああいう
冠婚葬祭の場って苦手だ――(泣

でも、式の要所要所はきっちり〆てましたし、宣誓の
場面は緊張しましたし、新しい夫婦が生まれたという瞬間
に立会い、それなりに厳粛な気分でした。個人的に綺麗な
花嫁見つけやがってひゅーひゅーみたいなことをやってみ
たいなと思っていたのですが、厳粛過ぎて無理でした。

ただ、ただ、やっぱり――外人の神父さんには、やはり
外国語で全てを通して欲しかったです。なんか、荘厳な雰囲
気にあれだけが違和感ありまくりでした。最初、英語でスピ
ーチしたので「おおっ!」と思っていたら「ミナサンコニチ
ーワ」いきなり片仮名表記が似合いそうな日本語に変わるの
は駄目ーーッ!! イメージ度五マイナスポイント。

披露宴はどちらかというと若者系のノリで、フランス料理
という強敵もありましたけど、堅苦しくない感じ。宴中に流れ
る音楽は恐らく新郎新婦の二人で選んだのだろうけど、ミスチ
ルの曲が三曲も流れたり(従兄弟殿は大のミスチルファンだっ
たりします)乾杯の音戸場面で平井堅を流されて飲み物を噴き
出しそうになったり、斜めな意味でも楽しめました。

最後に次は私の番とか言われたのが一寸、弱点を突かれて
憂鬱だったのですが――まあ聞き流しときましょう。耳の錯覚、
喉の錯覚、ネピリムの歌声でしょうから(いけしゃあしゃあと

と、これが五日分。
ただ、ネタ的に強烈でこのサイト向けのな出来事は寧ろ、四日
に集中していました。もう、まじもので疲れました。

 

[まるで転がり落ちる石のように――]

朝、七時に起きて出立の準備。八時半発、九時半着。待ち合
わせ場所で、家族や親族の泊まるホテルの前に。家族が到着した
のは十時十五分頃。そこから私は、PCに火を噴かせた妹の新し
いPCを物色しに行きました。役立たずな当の本人を連れて。

物件は足で探すものという鉄則に従い、三時間ほど歩き回って
結局、要望とそのもの合致したモノを発見することに成功。問題は
WindowsがXPや2000ばかりで98のSEが何処にも無いこと。製造中止
になってることは知っていたのですが、んなもの私の知ったことで
はありません。中古ソフト屋でこっそりGET。

さて、表向きの用事も終わり某有名な地下室のラーメン屋にて
昼食を取ることに。ずるずると麺を啜っていると、突然横の方から
声がしました。

「やおいって許せるかな?」

ごほっ、ごほっ、ごほっ!!

ここでッ、そんなッ、話をッ、するなッ!!

しかし、心の叫びも虚しく何度も何度も何度もッ! 同じ言葉を
連呼してはラーメンを鼻から吐きそうになりました。

――ただ、その言葉に過敏に反応してしまう兄妹というのも、
相当に駄目な気がします。駄目人間です。

飯を喰らい。中古音楽CD屋で宇多田ヒカル『光』を購入。
特に予定はなかったので、何処に行きたいのか妹に打診。

「同人ゲームの店」
「待ていッ!!」

ええ、まあ――案内しました。これもまあ、社会勉強には、
なるんじゃないかな?

ただ、あの雰囲気に完全に負けたようで、結局は何も買わず。
何か私に隠れてコソコソといくつか買い物してました。きっと、
女性向ゲームに違いありません。

と言いつつ『水夏』を堂々と買っていた私も人のことは言え
ないのですが――まあ、目を瞑っておいて下さい。どっこいどっ
こいじゃねえかという感想は破棄しますので。

最後に某K本屋にて『ななか6/17』の7巻と『成恵の世界』の
4巻を購入。ななかの方はホテルの方で読んだのですが、やっぱり
世界観もキャラも含めて好きな作品だなあと感じました、まる。

で、それが読み終わった頃、家族や親族達と夕食に。が――。

何でも良いと言う割には結構、我の強い人間の集まりゆえ、食の
好みで闘いに。結局、何でも揃う駅前のファミレスに落ち着きまし
た。まあ、そこは目新しいものが喰える土地柄でもなかったですし、
こういうジャンクっぽい食事の方が私は好きだったので問題なし。

さて、ここからは上のおちゃらけモードと違って真面目モード
です。さあ、どんと来い(お

 

[A BEAUTIFUL MINDという映画について]

夕食が終わると、私は近くに映画館があるということで一人、
抜け出してずっと見に行こうと思っていた『ビューティフル・マイ
ンド』を鑑賞しました。何気に己達の世界に埋没したカップルが多
かったのですが、まあ内容上仕方のないことなのでしょう。

さて、この『ビューティフル・マインド』ですが、アカデミィ
賞受賞作という訳ではありませんが、出来は良かったです。という
か、中盤から終盤にかけての流れが秀逸。人の力の素晴らしさに触
れられ、感動できるという広告に偽りなしです。内容は端的に、そ
れでいてネタバレなしで言うのなら――。

人が自分の心とどう向き合っていくかということを、ジョン・
ナッシュという数学者の半生を通して伝える――そんな作品です。

人間とは何か、心とは何か、愛するとはどういうことなのか?
2時間強という上映時間の中で、ストレイトに少し切なく、けど
暖かみを帯びた形で、私に伝えてくれた、そんな話でした。

ここに来ている人で、該当者が何人いるかは分かりません。
また、一人で観に行くことにだって何の遜色もありません。ただ、
願わくば大切な異性や恋人と、一緒に観ることができるのならば、
より強い印象を抱くことができるのではないでしょうか。

愛が無限であるかは誰にも分からない。でも――信じることは
できる。けど、それを信じるには愛というものは余りに難しすぎて
――それでも貴方は、信じてあげることができますか? 無限の愛
と信頼と、友愛と、現実を。

 

[私を、眠らせて(懇願]

――タイトルが斜めですが、ご容赦の程を。『ビューティフル・
マインド』の余韻に浸りながら、ホテルの部屋に帰還です。ダブルの
部屋にいた父は既に眠っていたようなのですが、私が入ると起きて、
しかも酒飲みな上に不機嫌で、三時間ほど仕事に対する説教を懇々と、
更には世界情勢や政治家についての不満等、休みの日には話しすら、
したくないようなことを日が変わるまで――ちなみに五日は午前五時
だったので、かなり迷惑だったのですが、酔った父は自制できま
せん。きっと、安藤君にも無理でしょう。

で、辛抱強く話を聞いた後、ようやく眠ったのですが、眠ったら
眠ったで酒精が入っているのでいびきが五月蝿いのだよう(泣

布団で、耳をふさいで、それでも聞こえてくるそれは私にとって
拷問でした。結局、眠れたのは三時間少しでした。

そして、物語はこの日の記録の当初、五日へと飛ぶのです。

終わり。


五月三日 晴

眠って、起きて、必要なものを買って、また眠って。
最終的に目覚めたのが午後十時過ぎ――眠りの一日でした。
寧ろ、眠りがメイン。

昼にはスーツ用のYシャツを買い、本屋でずっと探して
いた『彼女は存在しない』を購入することに成功。これで
多分、現存する氏の作品は全て揃った筈。というわけで、
昨日予告しておいた分は後回しにして先ずはこちらを読む
ことに決定。これで昨日も触れた件の『浦賀和宏殺人事件』
と含めて、五月上半期はきっとお腹が一杯です(お

あとは――カラオケ行きました。今日は喉の調子が良い
のか低めの女性系ヴォーカルくらいなら楽に出るので、調子
に乗ってThe Gardensの『Future's Memories』を歌ってみ
たら流石に高過ぎて轟沈。所詮、私は男ということか(泣

それと久々に七緒香の『恋は舞いおりた』とかにも、
チャレンジ。久々に聴いた感があるのですが、予想以上に
ストレイトなラヴ・ソングだったことに自分でもびっくり。
でも、やっぱり良い曲だと思うのですよ(力説

さて、話は変わり――。

明日は、前々から言っていた従兄弟の結婚式の前準備の
為、自宅に不在なのでここは更新されません。明朝、東京の
某所にて集合し、色々と。問題は冠婚葬祭の雰囲気にどれだ
け馴染んだフリができるか、そして父が羽目をはずしてお酒
を飲み過ぎないか――の二点。まあ――多分、大丈夫でしょ
う――従兄弟側の会社の上司か何かがくどくどと話を続けな
ければ。冠婚葬祭における部外者の長々とした話ほど苦痛な
ものはないと個人的には思っていますから。

この雑記自身がくどくどしているという感想をもたれる
方もいるかもしれませんが、それには容認の方向でお願いし
ます。将来、話で疎まれる傾向を恐らく私は潜在的に秘めて
いるので、注意しておこうと思った今日この頃。

んでは、今日はこのくらいで。


五月二日 曇

こんばんは、最近グノーシス化の激しい仮面の男です。
虚無の浜辺が私に優しい――。

というのは冗談として『キノの旅』の第二巻と第三巻を
読了しました。いや、やっぱりこういう皮肉のどことなく
効いた話って好きです。私は露骨な皮肉しか心に現れない
人間なので、余計にそう思えます。

明日以降は例のアレと『キノの旅』の続刊を交互に読み
ながら。旅――そういや、社会人になってからゆっくりと
一人旅をしたいと思っているのですが、微妙な長さの休み
しか取れない為に、結局はぼーっとしてます。個人的には
倫敦に行きたいです――倫敦、紳士(ただ倫敦は犯罪発生率
が結構多いので、紳士というのも語弊ありそうですが、語呂
的に良いので問題にしません)淑女(但し、最近英国は低年
齢の荒んだ恋愛や低年齢出産がある種の社会問題にもなって
いるので淑女というのも語弊ありそうですが、語呂的に良い
ので問題にしません)の国ですね。

前段の、語呂の悪い感想は無視を奨励します。

にしてもやはり、米国よりは英国です。何と言っても、
『家達』や『ヘラクレス』や『貴族探偵』や『ビア樽博士』
など古式ゆかしい、しかし独自的な探偵の住まい場所という
のが良いです。もう少し新しいのだと『ヒーホー雪達磨精霊の
片割と同名の刑事』や『井戸女探偵』とか、読んだことがある
方もいるのではないでしょうか。

ちなみに『』の本名は順に『シャーロック・ホームズ』
『エルキュール・ポアロ』『ピーター・ウィムジィ卿』
『ギデオン・フェル博士』『ジャック・フロスト警部』
『コーデリア・グレイ』です。これは試験に出るので是非
とも覚えておいてください。できれば彼らの出てくる探偵
小説は最低一冊でも読んでおくと心の友です(支離滅裂

それに霧栄ゆる都、高遠なる田園、労産階級の集まる小
汚い賑やかな酒場、高級サロンでのコントラクト・ブリッジ、
荘厳なる鳴鐘術――なんか、妄想が余りに素晴らしくて
現実はアレでしょぼんという典型的な人間の思考のような
気もしますが――やはり、一生に一度は外国に行きたいで
す。言ってみたいな他所の国――そう言えばタイタニック
二世号を作るという計画は何処に言ったのでしょうか?

初代と違い、施工前に計画段階で沈んでしまったのか
もしれません――。

[2002/05/03 00:45:00 ADD]

今月号の講談社メルマガで、浦賀和宏氏の新作が今月
発売とのことでした。やったよ兄さん、私は嬉しいっ。

タイトルは『浦賀和宏殺人事件』だそうで――って、え?

な、なんか、微妙だ、とても微妙だぞっ(大汗
でも、今回はごにょごにょまで出てるから、ごにょごにょ。
いや、まあ――楽しみです。

あと、六月にはお気に入りのシリーズ(例のドッペル
女子高生と社会不適格中年の奴です)ものも発売されるみ
たい。ああ、楽しみだわ。


五月一日 曇

今日は早く帰宅できる日だったので、五日の結婚式用
スーツを洗濯に出そうとしましたが、家に帰ると実家で
パソコンが壊れた云々で酒を飲んで酔った父と妹にそ
れぞれ丁寧かつ懇意に事情を説明したりその他色々あ
って、気付くと八時半。もう、クリーニング屋閉まって
るよ(汗 まあ、卒業式以来着てないスーツだから構わ
ないことにしときましょう――しておくんですっ(逆切

ただ、そのスーツに合うYシャツが紛失していたので、
3日はそれを買いに出なければなりません。スーツなんて
量販店物の他は縁がないので、高級品なぞ千葉の何処を探
して良いか分かりません――何で、私はそんなものを失く
してしまったんだろうか(大泣

まあ、結婚式に出るのも初めてです。噂では、従兄弟が
結婚式を挙げるホテル――神父が外国人で、それなのに誓い
の言葉を日本語で言うのだからイントネーションが変過ぎて
笑いを堪えられなくなるということなのですが――英語で良
いじゃないですか、別にそこまで無理しなくても、ううっ。

いや、それより更なる前提として基督教型の結婚式って
原則はその信者か、信者の紹介ということでなければ実現で
きないと聞いたことがあるのですが――その辺の問題はどう
やってクリアするのかなっ? まあ、婚礼の儀なんてやっち
まったもの勝ちだから、誰も拘らないのかもしれないです。

うーん、身も蓋もない台詞――。

さて、五月です。GWは如何お過ごしでしょうか。ま、
私にはどうでも良いことですが(冷

それは冗談として、Xenosagaを何とかクリアしたいです。
ネピリムの敵が強いので、どうやらDQ7のラスボス前と同じで
レベルをあげとかないといけない感じ。意識してやらないと辛
い場面というのはここだったのか――納得。

あとは従兄弟の結婚式と前後のゴタゴタで今年のGWは消費
されそうです――ま、妥当なところですか――。

[2002/05/01 22:34 ADD]

先日、某氏(匿名)とメールで非常に斜めなやり取りが
ありました。何でこんなやり取りをしたのか、夜中であまり
覚えてないのですが、過去ログ整理してて思わず笑ったので
公開してみました。何か言いたいことのある人は、いつで
もお相手します。

ちなみにAが匿名氏、Bが私です。
一応、反転必須。問題発言ゆえ。

A>そっかゼノサガやってるもんね、
A>今。後どれくらいで終わりそう?


B>GW中には。
B>というか一人、
B>凄いキャラが――。

B>ロリコン、変態、
B>狂い笑いの三重奏。

B>いや、凄いっす。


A>モモ狂いの人?
A>かわいい奴めーとか言ってた。


B>ありゃ――。
B>凄まじいっす。

B>とうとうモモをさらって
B>セクハラまがいのことを。
B>というかいいのか、
B>ナムコはっ!

B>危険すぎる。


A>うわお、ヤバイね、
A>それは(T_T)泣ける。
A>誰か止めてやれ…
A>なんでそこまでモモに
A>執着してんだ、そのおっさん?

いや、もう一度繰り返すけど何でこんな会話
したんだろう――(大汗


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