2001年11月の活動報告

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十一月二十九日 晴

『口で言われることと本音が、まるで逆な人と言うのは珍しくありません』
(BY 未明の家)

酒を飲むと人格が反転する父も、この部類に含めて良いのだろうか――といぶかしむ
初冬のある憂鬱な午後。というわけで篠田真由美著『未明の家』(講談社文庫)を読了し
ました。いやあ、これは確かにネタに――ゲフンゴフン。

そういう部分を除けば、かなりミステリィとした作品でしたが、殺人事件は主題でなく
主題は寧ろ、館やそれを取り巻く秘密になるのでしょうが、やや小粒な感じがしました。
未明の家において主眼となる人物の生い立ちについてが一番、面白かったかも――。その
辺りを加味して――普通くらいだったでしょうか。可も不可も無く。

現在は『玄い女神』を読んでます、現在半分ほど。こっちは未明〜ほど物語のぶれが
なく、今のところかなりの好感触。これで解決が良かったら、素敵なのだろうけど。

で、明日は平日に休暇が取れそうなので色々と購入してくる予定です。正確に言えば、
冬コミ用の必要品とか、生活必需品の補充とか、そんなところ。後は、とことんまでDQ4
をやりたいですねっ。

で、ようやく混沌も収束したところ故に、冬コミの原稿が完成したら更新速度もあげら
れそうです。結局、十一月の始めに述べた感想文も一つもできなかったし――。

まあ、ガッツですね、ガッツ(謎


十一月二十八日 晴

今日の一言はなしにして、重要な注意を一つ。

ウイルス添付ファイルが、かなり来てます。現在で六通、今の状況を見ると
十通くらいは余裕で届きそうなペースです。掲示板にも警告を出しましたが、ちょと
セキュリティ認識に対する気構えを厳しくした方が良さそうです。特にNIMDA騒ぎの
時、IEやOUTLOOKのパッチを当てなかった方には重要なことです。

新種のウイルスについて

あと、ここからBADTRANS.Bに関する情報に色々と飛べるので、
是非とも一度目を通して下さい。このウイルス、かなり遠大に他人まで
巻き込んでウイルスを撒き散らすので、かなりタチが悪いです。

ウイルス情報のインデックス・サイト

私のところはNIMDAが流布してすぐ、対策を講じたため感染しませんでしたが、
脆弱性の存在する環境にウイルス添付メイルが流れると他人にも迷惑をかけること
になりかねません。クラッカのこん畜生、そしていちいち煩いぞと思いながらで
良いので、何らかの対策なり情報収集なりしておくことを強くお薦めします。


十一月二十七日 晴

『恋愛小説と青春小説を純文学でくるんでミステリで味付けて、隠し味に少しだけ読者を不快にさせる毒を一滴。その時の気分でSFを混ぜたりする。あなたはずっとそういう小説が得意だった』
(BY 頭蓋骨の中の楽園)

私には無理っぽいジャンルではあるけど、一つの理想ではあったりします。だから、
私は浦賀和宏氏の小説が好きなのかなあと思う昨今。

さて――。
世の中には、面白いのに意外と流行らない作品というのが残念ながら存在します。
おしなべて、ブレイクという程には遠い、けど私的には絶対押すぞっていう物語、
ゲーム、或いは漫画等等。皆様にも心当たりがあると思います。

私の場合、サイト設営の原動力やら半生をかけての啓蒙を誓ったゲームに『御神楽
少女探偵団』というPSのゲームがあります。『続・御神楽少女探偵団』とセットで一つ
のゲームと言っても過言ではない、本格ミステリィですっ。

作品の出来にムラがあったり、予告も無しに続いてしまい、その一年後、完結編を
出した時には既に斜陽状態、とてもではないが需要に見合う供給を成すことが出来ず、
一ヶ月くらいするとほぼどうにも手に入らなくなったという曰くつきのゲームでした。
また、再販がかかりましたが私が学生の頃に住んでいた岡山では一つも見当たらず、
ああこのまま御神楽はマイナ・グラウンド一直線だなと思った私の感は当たり、今も
『御神楽? 何それ』とゲーマかつミステリィファンの人間にも言われる始末。

とりあえず、ここのサイトで励讃活動をして何人かを御神楽に引き込んだ――、
もとい関心を持って貰うことには成功しました。そして、これからも仲間を求めて
誰かをこの作品に引き込み続けるだろう――と思う。

先程にも言ったがムラはあるけど『夢男・蘇る夢男』『蜃気楼の一族』
『さ・よ・な・ら』の三作だけでも充分に元は取れる筈。個人的には、蜃気楼の一族
が大お薦め。この話、はっきり言って下手どころか評価の高い推理小説とタメをはる
ほど、優れたミステリィです。冒頭の密室殺人から始まり、錯綜する人間関係、絡ま
る因果の果てに明かされるある関係。

それを聞いた時、私の思考は停止しました。本当に、あっさりと。『アクロイド
殺害事件』や『十角館の殺人』に匹敵する真相の驚愕。再プレイしての丁寧でいて、
大胆な伏線の再発見。この話をやり終えた時、ゲームでここまで優れたミステリィが
作れるのかと感動したのを今でも覚えてます。

ゲームでこの話を超えるミステリィは、未だ私の中にはありません。もしかしたら、
この作品を推薦する理由の半分はこの『蜃気楼の一族』という物語を体験して貰いたい
と思っているからかもしれません。


十一月二十六日 晴時々曇

『しゃぶしゃぶ食べ放題殺人事件放映中止』
(BY 某新聞記事より)

ええ――。狂牛病の煽りだそうですよ。
――これを見て笑ってしまった私は罪深い人間でしょうか。

さて――。
今日は久々、本を読みませんでした。朝は気分が悪くて、帰りは眠たくて。
他には特に何もなく平穏――ということで素直にBSXレポートへと残時間を捧げ
られます、あとDQ4に。現在、第二章のさえずりの塔まで。二章の最後はある意味、
ラスボスより腹の立つ『ベロリンマン』がでてくる印象深い章です。ベロリンマン、
名前と体躯に似合わない特殊能力で腹の立つ敵でした。ああ、ベロリンマンかあ――。

で、BSXレポートを以下。
前編:隔離された世界
後編:こんにちは世界


十一月二十五日 晴

『情報は末端に届かぬよう自動的に操作されてしまうんですね』
(BY エクセル・サーガ)

こういう恐いところをさらりと流すのがこの漫画の恐ろしいところでしょう。
第一巻のクリスマスに対する部分とか――さあ(遠い目)

さて、今日はBSXでした。その前、眠る前には作ってあった表紙のデータをPOPLSさん
に転送、これで第一段階終了です。さて第二段階、文章の方ですがもう少し推敲してから
来週の今日が締め切りです。

肝心のBSXのレポートは、眠いのとDQ4の所為で明日にちょっと回します。というか、
懐かしさと衝動で買ってしまったDQ4、何だかひしひしとはまりそうな予感がしますYO。
ああ、良くも悪くもFCでかなりはまりましたから――楽しみですね。

というわけで今日は、リンクの修正と以前に寄稿したSSの掲載のみです。


十一月二十四日 晴

『大切なのは、間違いがあったならそれを認めることです、隠さないことです。ミスで生まれた犠牲を最小限度にくいとめるために、力を惜しまないことです』
(BY パーフェクト・ブルー〜)

というのも、ここ十日余りでそれらを認識させるようなことが一気と
身に降りかかったからです。それを語るには難しいですが、ようやくそう
いう状況から脱却しつつあります。四日ぶりの記録です。

まあ、一応毎日の記録は残しておきました。というのも、ここ辺りは毎日更新
してる故に一週間くらい居なくなると難事が起こったとか王大人死亡確認とかいう
心配をかけるかもしれないからです。まあ、それはあまりなさそうですが。

さて――そうこうしてる内に明日はBSXだったりします。草案は一週間くらい前
に作っているので、後は刷って折って持って行くだけ。問題は、不手際で届かなかった
荷物を埋める分を担いでいかねばならないという点ですか――厳しいですね。

後は、スペースの方に来られると予告された方が何人かいて、委託の関係で挨拶に
来る可能性もあり、トライアルとしてペーパなんかも作ってみた関係で、ポップの作成
ができなかったりで、飾りは少ないです。布が届かない荷物の中に入っているのは辛い
なあ――代用品はあるのですが色が良くないので、というのが現在の状況です。

両手で本を持たず片手でぺらぺらーと本を傷めるような読み方をする人間以外に
関しては、話し掛けて下さったら歓待するので、暇でしたら話でも振ってみて下さい。
ミステリィ系のネタなら多分、揃ってますので。

現在は『未明の家―建築探偵桜井京介の事件簿―』を半分ほど読みました。半分ほど
読みましたが――結果については読了まで保留。なかなか微妙な内容です。

話は変わり――リンクメッセージの変更やURLの変更などの申し出がありますが、
それは明日に回します。後は剛久さんより『シエル先輩』のCGを頂きました。こういう
のを頂くのは久方ぶりなので、嬉しいです。

ところで『Internet Ninja』というブラウザ名を発見。忍者?
あと、ブラウザ別ではUNIX系のOSって大学とか経由かしらんと少しばかり思った今日です。


十一月二十日 晴

『これは、普通の状態じゃない。とても危うくて、ぎりぎりで、本当に奇跡みたいな状態なんだ。ちょっとしたことで、人は死んでしまう。そして、二度と生き返らない。壊れてしまったら、機械のようには直せない。だからこそ、人が生きていることことは、とても大切で貴重なことなんだ』
(BY 女王の百年密室〜)

この言葉は――月姫の主人公、遠野志貴の哲学に近いと思いますが況や。
さて、十一月も残すは十日、徐々に迫る寒空と清冽で冷厳な風吹き荒ぶなか、
何かの締め切りに追われている方々も、少なくは無いと思われます。勿論、
私もその中の一人ですが――。

現在、土日も含めてちょっと雑事がこまごまとしていて、ここや他の更新もなかなか
できない所在です。三週間ほど前に言っていた『街』の大プッシュもできないですね。
今はノベルゲームが沢山出てますが、私としてはやはり本家本元であるチュンソフトの
新作サウンドノベルを望む数少ない? 一派なのです。

私は不思議のダンジョンシリーズも好きなのですが、過去に様々な意欲作や快作を
飛ばし誰をも虜にする作品を作ってきたチュンソフトには、様々な面白いジャンルの、
作品を見る機会に恵まれてみたいです。正直言えば、不思議のダンジョンシリーズだけ
を出す会社ではあって欲しくありません。あそこは今、本当に面白いゲームを作る能力
を持っている、数少ないゲーム会社だと思ってます。

まあ、この辺りは筋金入りのチュンソフ党の人間の戯言だと思って聞き流して頂いても
結構ですが――街という作品にはまだ少なくとも十人以上の主役となれる可能性を秘めた
人物が潜んでおり、彼らの物語も敷衍してみたいです。これは、叶わぬ夢かな――。

さて、次のネタはアクセス解析ネタです。以前、私はブラウザ名に『セガ信者』を
発見しました。私はこのブラウザ名でアクセスしてきた人間を真のセガ派だと断じまし
たが、世の中には

それ以上の兵が!!

いることが判明しました。これから、その証拠をお見せしましょう。

第一に、素晴らしいブラウザ名を発見、驚愕。その正体とは――。

HMX-12 Multi-inside rowser/1.2
K-SattelliteSystem/0.9

ディ・モーーーールト、素晴らしいッ!!!

こういう兵こそ、私は求めていたのです。MultiにSattellite Systemとは、正に
私――というかこういうジャンルのサイトの琴線を突きまくっています。

更に第二弾、アクセスしているPCのOSの種類にもそれは含まれていました。

HMX-Thrtn/S

スパシーヴァ!!
これは恐ろしい来栖川製OSです。

HMシリーズの基幹OSかなあと、想像は膨らむばかりです。もしそうなら、
頑張って下さい。ネタだけだとしても、個人的には凄くうけました、最高ですっ。
これから、どんなブラウザ名とOS名で楽しませてくれるか、ますます
アクセス解析のログから目が離せない昨今です。

と、DASH村のナレーションらしく〆て見たところで今日の記録は終わりです。
それと100001HIT記念リクエストのONESSですが、ようやくタイトルとプロットが
固まったので、数話に分けて今月末辺りから披露できるかと。ちなみにタイトルは、
『いつか一緒に輝いて』――このタイトルを見てピンと来る人、いるかな?


十一月十八日 晴

『目を瞑り、私は彼の一部となった』
(BY そして二人だけになった〜)

こういうセンスある物言いは――うん、何というか素敵ですね。
今日はBSXの準備をしてました。何か、日曜以外は休めそうにないので――。
ということで、日記の更新も、大体がこのサイト自体の更新が月末までかなり、
疎かになりそうですが、御了承下さい。

今日は、これで終わります。


十一月十七日 晴

『水原さん 僕たちは神様じゃない だから真実を知るときも受け入れるときも努力が…そして覚悟が必要だと思いますよ』
(BY Q.E.D.〜証明終了〜)

燈馬想の含蓄ある言葉――この台詞の背景にはやはりあの事件が横たわっているのでしょうか。
ということを考えざるを得ない台詞です。

さて――。表紙が出来ました、同人誌の。
やはりライト・ヴァージョンであれPhotoshopは楽です。
私の場合、描くことはしないから編集にはこれで充分なのですよね。
金がないからだろという意見は耳を塞いで退けます――図星だから。

とはいえ、GIMPとPIXIAで編集して、仮にBMPに変換して、GVで連結して、TIFFに 変換をかけて表紙を作成するという、かなり効率の悪いことをしなくとも、PSDファイ ルで表紙が作れるというので、作業効率的には少しだけ上がりました。JUST A LITTLE という単語は正に中学生から、この時の為に習ったのかも知れません。

なお、上記の方法で画像レイアウトの編集をして完成させて見て下さい。はっきり
いって、気が遠くなりますから――。


十一月十六日 晴

『なんで急に動物園に……』
(BY Q.E.D.〜証明終了〜)

理由→言うな! だそうです(笑)
それにしても、雑誌で未読の作品であった冬の動物園を半年以上の空白を埋めて読んだ
のですが――うん、何というか良い方向に騙されたというか。ただ、流石にあのネーム
センスは如何なものか――。返して寄る辺の海は既に既読でしたが、改めて読み返して
見ると端から端まで丁寧に伏線を拾わなければ到底勝てません。というか一読しただけ
で筋が読めたら、天才の称号を与えて良いかと。

後は『そして二人だけになった』を――そして行きでほぼ読み切ったので帰りは、
篠田真由美著『琥珀の城の殺人』(講談社文庫)を読み始め、そして建築探偵シリーズ
でないことを知り崩れ落ちそうになる――といった一日でありました。

何事も、気をつけないと駄目ってことでしょうね――。

段々と寒くなっています。皆も風邪には気をつけて下さいといおうとしているうちに
ゴロゴロと病人の存在が感知できる昨今、私も最近、感冒に弱くなっているので実は一番
注意しろと言われそうな人種ではあります。馬鹿は風邪をひかないというのはもう数十年
前の格言と成り果てている模様――支離滅裂ですが、せめて厚着位は心掛けましょう。

あ、ようやくBSXの案内が届きました――荷物を預けた方とも連絡がつき、とりあ
えずは一段落です。でも、いま一番の問題は『休みを取れるか』ということなのですが、
それは来週の私の頑張りにかかってるのですね、頑張れ私。

さて、後発ですがカウンタ変えました。で、これは簡易アクセスログが取れるように
なってて(こういうアクセス解析が嫌いな方に断っておくなら、深めの個人情報は取得し
ていません。使用ブラウザ、来訪時刻、OSのみです。ホストも取得できるのですが、
表示はできないようにしてます。)眺めてると面白い。

第一はブラウザで、私の知らないものを使ってる人がちらほらと。ただ、中に一つ
面白い情報を引っ掛けていて、ブラウザ名が『セガ信者』という、筋金入りでした。
そんな、設定の仕方すらわからない場所にそんな情報を埋め込んでおくなんて、この
人は余程筋の通ったセガフリークに違いありません――素直に感服。

後はDOS窓とか、IE2系とかで流石にこのページは見れないだろうな――とか
そういうことを感じました。IE4とかNN4以上ならレイアウトはあまり崩れないと
は思うのですが、テーブルとスタイルシートが使えないとかなり辛いですから。その辺
り、どうすべきなのかは個人的に興味のあることではあります。ブラウザでのタグサポ
ートの有無や互換性の問題、同じタグでも解釈が異なるなど、既にどの環境でもWeb
ブラウザさえあればという理想は崩れちゃってますからねえ。Strict系やCSS等の普波
で、将来的には統一しようという動きもあるようですが、統一機構を認めない人々だっ
て自由に存在して良いのがネットの良悪でもある――但し故意にそれをやり世間をかき
回しているMSは除く――以上、少なくとも十年位は整合性で悩んでいくのでしょう。

と、適当なことを述べたところで今日はおしまいということで。


十一月十五日 晴

『犯罪の推理は、もはや、中世流に水晶玉をにらんでご託をならべるわけではない。もっとも精緻な近代科学の一分野である。そして、その根底に、よこたわるのは論理である』
(BY ギリシア棺の謎)

ミステリィの猛者に授けるのにこれほど相応しい言葉もないかと。
残念ながら、私はそこまで論理的に物事を考えることができないのですが。

さて――。今日は今日とてなかなか切羽詰った事態だというのに、BSXの案内がまだ
届かないやら、荷物を預けている関西の方と連絡がつかないやら、実は仕事の方でも、
一つあるのですが、ここで披露するとその話題性から確実に素性が分かってしまうので、
ここでは伏せておきます。

昨日は初めて、メールを十通以上返信するというなかなか忙しなく感じられる夜を
過ごしていました――と言っても12時前に寝たのはもうしばらくぶりではないでしょう
か――と書くだけでも、私が如何に睡眠を無視した一種の不健康さを醸し出しているか
分かると思います。ネットで数年間、同一のアドレスで過ごしていればメールの返信で
てんてこまいということもあろうでしょうが、そういうことはないみたいです。

まあ、平和なので宜しいのでしょう――。

今日は『そして二人だけになった』を260ページまで、もう少しで読了です。次こそ
『女王の百年密室』を、次からは篠田真由美の『建築探偵シリーズ』を読もうかと。あと、
進呈用のSSの方はちょいと忙しいため、遅れ気味になってます。11月中は必然的に忙しい
ので、12月にずれこむと思います――どうもすいません。

久々の業務、乃至日記連絡でした。


十一月十四日 晴

『携帯電話だろっ。ちゃんと携帯していろよ。肌身離さず持ってろよ』
(BY とらわれびと)

一理あるような無茶苦茶のような論理ですが、私は似たようなことを言った
覚えがあります――至極、真っ当な理由で。

今日は心身共に疲れました。故に日記を休みます。
最低限の連絡を済ませたら今日はすぐ寝ます――あでゅ。


十一月十三日 晴のち曇

『ここにはもう敵はいない…公爵のような貴族も…私のような犬も……もう…この解放軍にはいないのだから』
(BY Tactics Orge)

ガンガンWに連載中の、松葉博氏の漫画より――原作でも出たかな?
ああ、同漫画もワールエドエンドフェアリーテールも、スパイラルアライヴも
やってないガンガンWには見たい作品がありません。妙に沈みそうな内容の漫画に
好みが偏っているとか言われそうですが、気にしちゃ駄目ですよッ!

あ、そう言えば語尾がカタカナの小さいツだと何か激情に駆られているような
感じがしませんか? 但し屍術師二バスは除く――。

今日は――女王の百年密室の行方がわからなくなったので先にそして二人〜を
読み始めました。後は色々と準備――そう、色々と。

そのために、ここに皺寄せが来てカタカナのツなんて怪しい話題一つで終わって
しまいます――最近、どうも威力が弱いです、駄目駄目ですね。


十一月十二日 雨のち晴

『関係していないものなど、何もない。全ては何処かでつながっている』
(BY とらわれびと)

因果の果てしなき連鎖、そして記憶の果てに――。
浦賀和宏氏の小説を読んでいると、つくづくそのことを思わされます。
ということで『とらわれびと』を読了。個人的には『頭蓋骨〜』よりこちら
の方が好きでした。徐々に壊れていく世界――そして壊れていく人たち。
癖になりそうだと思う私は嫌な人間でしょう――きっと。

次は『女王の百年密室』でその次は『そして二人だけになった』を続けて。
今年だけで百冊本を読めるかどうか微妙なところです。

さて――。
今日は吉報があって冬コミの方、通ってました。
出す予定の本の方は、第一次推敲が終わり表紙も大体完成。
後は奥付とおまけSSとしおりの金型作成のみ。ページ数は多分、
300――になりますっ。

ごふっ(喀血)
これで『光と〜』と同じ厚さの本がもう一冊――。

もう、死ぬほど重いのは目に見えてますので、今回も設営やら何やら助けて
貰わないと圧死します。というわけで、夏コミの時助力と沢山のネタとを賜った
御二方に近日中に打診してみようかと。ボスケテ〜〜〜〜〜と。

ああ、これで二段バルカンや(初代と三代目のたっぐなんか良いなあ)ぱにぽに
で出てた○カリの友達作ったりとかそういう雑多な計画が頭の中に色々と――。

非人間友達祭りです――ふふふ。

あ、その辺りは明日にもサークルインフォでも紹介しますね。


十一月十一日 晴

『どんなに人生を楽しむことの出来ない人間でも、音楽とセックスだけは楽しめる』
(BY 頭蓋骨の中の楽園)

うーん――。それは流石にリビドー炸裂気味って言うか。
ここで笑うか頷くか――それが運命というか嗜好性癖の分かれ道かも――。
あ、でも絶対やったらまずいとは思うけど、大勢人がいる前でこれを言って、
どういう反応をするかは確かめてみたいと思ったりします。面白いだろーな。

今日はプラスディスクの発掘――しなければならない程部屋は散らかっている
――に成功したので閑話月姫と歌月十夜を一巡だけ。閑話の方はいつ豹変するか
楽しみにしながら――残念ですが私程のミステリアンでもこの程度のトリックでは
欺けません。歌月はまだ一巡だけ――何も分からない。何十周と繰り返す後に、
色々と起きる話のようなので暇な時にちょくちょくと。本編のように、一気と生気を
奪われる内容ではないことは幸いかもしれません。故にコツコツと。

さて――。今は女王の百年密室――を飛ばして『とらわれびと』の方を読んで
ます。我ながら浮気性です。今日は他には特になし――引き篭もりクンでした。

今日は、HPの全面改正のためやや疲れ気味です。ここにもう一つ書きたいことも
あったのですが、今日はパスです。リンクの方も訂正が追いつきませんでした――。


十一月十日 雨

『人間の名前など、単なる文字列に過ぎない』
(BY DESIREのCDドラマより)

痛い――信じたくない言葉ですが、親は子供にどういう願望や目的を持って名前を
付けるのか? と考えると、一笑にはふせない言葉だなと、思います。
私も文字列とまでは行きませんが、本名の所以を聞いて画数判断と言われた時には結構な
ショックを受けました。文字列ではないにしても、それと同じかそれに近い方法で一生を
左右されたと思うと、悲しく思うものです。

明確でも、簡単でも私はそこに意味がある方が良いです。例え最初に生まれたから一郎
でも、名前を占いじみた方法で決められたことに比べればまだマシだとすら思えます。基本
的には、私は両親に反感することもなかったですし、口煩かったけど満たされていると思っ
てますが、画数判断で名前を決められたということだけは嫌だと思ってます。もっと少しく
らい、願望やおもいを載せてくれても良かったのに……私はそれくらいで潰れるほどには、
弱くないという自負もありますし。

さて――。
暗い導入でしたが、今日も今日とて本を買う人でした、私は。チェックしていたノベルスの
新刊では綾辻行人著『どんどん橋、落ちた』――はい、ハードカヴァで読みましたし島田荘
司著『Pの密室』――あれ、これもハードカヴァじゃなかったっけ? と森博嗣著『そして
二人だけになった』――うん、これもハードカヴァですね。はい、ここが突っ込み所。

ハードカヴァ→ノベルス→文庫

というのはちょっと阿漕過ぎるような気がするのは私だけでしょうか……。
というか、余程上の三方が好きな人でなければ買いませんし、意味が余りないのではと
思わざるを得ません。ええ、カモにできるのは私のようなミステリィ中毒だけですよ。

ええ、察しの通り買いました。『そして二人だけになった』と浦賀和宏著『とらわれ
びと』です。確信犯的ですが、やっぱりカモられてますねえ、私は(笑)

でも『そして二人〜』はハードカヴァで買おうか悩んでいたので意外な収穫でした。
『とらわれびと』は発見したので即GET。いや、見つからなかったんですよね、今まで。
『P〜』は――パス1。

ゲームの方は週末になると、何かのトラブルでできないのですね。例えば、UPDATE失敗
とかそんな些細な――前週参照――ことで。そういや『Phantom of Inferno』はDVD版、
どうも対応してないらしくて。PC版を買おうかなと思ってます。どっちが良いんだろう?
PC版もやった方が良いと聞くのですが――どちらにしても来月の給料待ちですね。無駄
遣いできるお金が今無いので。

SSの方では二周年記念の壊れた話を――アレは分かる人には分かるでしょうが『逆転
裁判』の某から天恵を得ました。というか、あの会話のマシンガンぶりは面白すぎます。
アレに迫れたら良いのでしょうが。

で、NOLISさんからのリクエストは上月澪のお話ということでしたので次はそれで。
これはすぐには出来ないので、来週の末くらいまでに。

後は業務連絡ですが、ちょっとカウンタを変えるつもりです。カウントデータは受け
継ぎますが、形式をPNGに、ロックもしっかりした日集計込みの奴を仕入れてきたので、
数日中に。それに伴いindexとindex2を統合します。index2にリンクを張ってる人も結構
多そうだし、私もTOPだけのページを抜けるのは鬱陶しいと思いましたから。それと同時
で、GIF形式ファイルを直リンクを除いて滅却しようと。金払ってないし(苦笑


十一月八日 晴

『デビル尿もれパンツは保水力』
(BY ぱにぽに)

――何が?
唐突ですが、今日は日記にできるネタがありません。
カイルロッドの受難の二巻目を読んだくらいで。

というわけで、今日はこの日記お休みさせて頂きます。

『第一宇宙速度ーー(謎叫)』


十一月七日 晴

『友達を作ってきました』
(BY ぱにぽに)

はい、友達です。最近、こういう友達が流行りなんでしょうね。
千枚通しと割り箸があれば作れる友達第二弾、うん、これも機会が
あったら披露しましょう。ただ、その結果非人間の友達ばかりが増えて
いる気がします――こういうのを本末転倒と言うのかもしれません。

それにしても一条さん良いです。私はあのタイプの天然系『も』好きなんだなあ
と実感。見境なしですって、それは敢えて言わないで下さい。

今日は『取り残されて』の続きと<卵王子>カイルロッドの受難第一巻、
『旅立ちは突然に』を読了しました。『取り残されて』の方はミステリィじゃ
なかったですが、それなりには。個人的には「私の死んだ後で」という話が、
一番好きでした。

後著は色々な人が熱心に勧めるだけあってかなり面白かったです。明日は続けて
二巻も読んで、続刊も古本屋でまとめて購入してきます。はい、読む気満々ですYO。

最近、よくYOとかNEとか使うのはDJになったつもりかと思う方もいるかもしれません
が、それは気のせいです。何となく、その場のノリですNE。

さてーー。
本格的に100000HITが流れたので、今は二周年用のネタとNOLISさんのリクエスト待ちの
100000突破記念SSと、他にも色々とやってます。

今日は夢を見ました。何か、うちの父が『第一宇宙速度がー』と叫んでる夢です。
はっきりいえば、何でこんな夢を見るのか分かりません。第一、何故私が『第一宇宙速度』
に心的外傷を抱かねばならないのでしょう。全く以って、謎です。今度は母が『第二宇宙
速度』とか叫び出したら風の報せとでも受け取れというのでしょうか……ヤな夢だなあ。
そういや私、幸せを感じる夢って見ません。妙に支離滅裂で、夢は記憶の掃除とも聞きま
すから、私は普段から意識無意識にとても変なことを考えてるに違いありません。

好きな人の写真を枕にはさんでという古典も中学にやったことがありますが、結果は
車に追いかけられる夢でしたからねえ――最低(泣)青春の過ちは、いつか誰かが散々に
踏み躙っていくという暗示かもしれません。がーーーーん。


十一月六日 雨後曇

『個人的にはキャンキャン泣いてるところが見てみたいわ』
(BY ぱにぽに)

1―Cの魔女の台詞です、性悪。明日は私が一番好きなキャラの台詞予定です。
とりあえず、キャンキャン泣かしている様は非常にツボでした。まる。
さて、節目が終わった後が大変なのは私のサイトだけではないでしょうが、
明日はサイト開設から二周年です。二周年――飽き易い私がよくぞここまで続いた
ものです。継続されて、無価値な情報はどんどんと堆積されていくのかもしれません。

今日は『ロケットマン』の第二話を見ました。『QED〜証明終了〜』の方がどうしても
読めぬから、せめてこちらだけでもと読んだらおお、公開鍵暗号と素因数分解がテーマだ
ったので予想以上に楽しく読めました。この辺の知識は何故か知ってる故に。

ただ素因数分解自体は二千年前のレベルから進歩せず、素因数分解を高速に行う
プログラムというのも、ただ無駄な部分を殺ぎ落として最適化したというのに過ぎま
せん。もし素因数分解を数学的に高速に行う方法が発見されたとしたら、ノーベル賞
かそれに類する賞を手中にできることは間違いないと思います。それは素数に対する
学問の驚くべき進歩であり、また暗号解読者にとって勝利が目の前にまで現れること
を意味しているからです。

というのも、公開鍵暗号では素数同士を掛け合わせた数を暗号の鍵として使っている
からです。後は特殊一方向関数でしたっけ――その辺りはよく覚えてませんが、全世界で
広まり情報の暗号化に役立っているこの暗号を簡単に破る方法として最も期待されている
のが『素因数分解の高速化』だったりします。

これはロケットマンでもありましたが、非常に大きな素数同士の掛け算の和から
素因数分解して元の数字を見つけ出すのは非常に困難です。寧ろ、学会なんかでは素
因数分解の高速化を妨げる制約理論が存在する可能性が高いという予想まででている
状態で――無論、こちらが証明されても世界の注目は反証的に得られます。何しろ、
これが証明されれば公開鍵暗号に対する手段は計算機の高速化しか存在しなくなるから
ですが――そうなると事実上、即効性解法は存在しないことになります。

二つの素数を掛け合わせた合成数を作る時、素数が1000桁もあれば恐らく今のテクノ
ロジィでは私が死ぬまでに暗号を解くことは不可能ですし、10000桁もある素数が発見さ
れれば、ほぼ公開鍵暗号は完全となる筈です。そのために求められているものとして『素数
発生の完全法則化』というものがあります。これさえあれば、人類はどれほどでも強固な暗
号を作れるのです――凄いことに。ただし、この法則化も二千年以上完全なものは成されて
いません。素数は無限にあることが証明され、7が孤独な数で無くなった今でも、です。こ
うして二千年も前から研究されてきたことが、今になって唐突に結びついてくるのですから、
数学というのはいやはや不思議です。それこそ宗教なんかより何十倍も。

そういえばn>2となる素数でない自然数は、それまでに現れた素数の和で表せるという
予想はまだ証明されてないのですが、私は100まで試したところで果てがなさそうなので留
め置きました。これも証明されたらかなり面白そう――。(上記の例を途中まで。4=2+2
6=3+3 8=3+5 9=7+2…100=17+83)

ちなみに1〜100までの素数。2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53
59 61 67 71 73 79 83 89 91の25個……法則性として分かるのは2を除く素数の下一桁が1 3 7
9だということくらいか……って偶数や5だと絶対に素数にはならないから当たり前か――。

なお、詳しいことは色々な著書やサイトで紹介があると思うので私の俄か説明はこれでおしま
いということにします。

さて――。現在は宮部みゆき著『取り残されて』を200ページまで。これを読み終わったら
<卵王子>のシリーズを読みませう。というか最近、ファンタジィはフォーチュンクエストしか
読んでないので、もう少し本腰を入れて読もうかと。ただ、とすると年末までに読んでおきたい
本が20冊くらいあるので――主に話題のためにですが――そちらも優先して読んでいきませう。


十一月五日 晴れ後曇

『社会の中で、あるレベル以上の表現者になれない人間は、ネット上でもそのレベル以上の表現者にはなれないんです』
(BY 頭蓋骨の中の楽園 --Locked Paradise--)

上引用の言葉は、同著を読んで私が一番ぐさりと来た言葉だったりします。確かに、ある程度以下の
閉鎖世界にあるネット上では、その価値を如何に過信することも過少することもなく、自分の位置を
発見することは難しいことかもしれません。他にも、ネットやその周りのことで――もしかしたら作者
自身が被ったからかもしれませんが――その中にどっぷり浸かって生きている人間には胸が痛いなあと
思うこともしばしばでした。勿論、それが主題ではなく、首切りの問題――かどうかも疑問です。

個人的には、ミステリィであったが故に『時の鳥篭』よりは少し評価が落ちますが相変わらずの
全てを傷つけるような刺々しさは、薄まったとはいえありますし、利己的で腹立たしい人物たちを
描かせたら浦賀和宏に並ぶ人ありやなしやという、あまり嬉しくないかもしれない称号を与えても
良いかも……。しかし、であるが故に前二作以上に人を選ぶでしょう。私は気に入っていますが。

さて――。
今日は100000HITを突破しました。6桁、うちがそんな桁数のサイトになるとは夢にも思っていません
でしたが、このことは素直に喜んでよいことだと思えます。

が――。

が、です。只では終わりません、うちのサイトは。
そんなハッピィ・エンドなんて誰も許してはくれないのです。

100000HIT踏み逃げされましたぁ――。

まさか、こんな節目の到達点を逃げられるとは思ってませんでした。
記録や特別な数字に拘る私の尊厳は、ぐっちょんぐっちょんに踏み躙られて、
ただ東京湾の汚泥の底に沈むのみです。

ということで、もう記念については半ば諦めます。もし、11月7日午前0時ジャストを
以って100000HITを踏んだ人間が現れなかった場合、SSリクエスト権は最もニアな方に権利
変更となります。具体的に言うと100001HITを踏んだNOLISさんに権利が移行します。もし、
指定した時間以降に申し出があっても不受理です。三日待つほど私はお人よしではありません。

ああ、お人好しじゃないって何だか私、格好付け過ぎですね。まあ、二日待って来なければ
踏み逃げは確実だって経験則から網を張っただけですので。

明確な境界線を張ったところで、今日の日記は終了します。流石に節目なのか、書き込みも
メイルもなかなか存在します故に。


十一月四日 晴れ

『自分…ウサギですから…』
(BY ぱにぽに)

――――ウサギ?
うん、ちょっとお薦めしてあるところがあって買ってみた氷川へきる作『ぱにぽに』の
一巻より。なんか、場がすごーーーーーーく変な感じです。あ、勿論良い意味で。
他にはラストとなる松葉博作『Tactics Orge』の四巻を。まあ、WINGの方で結末は
見ていたのですが、気に入ったところで終わられるのはつらいものがあります。
箱田真紀氏の『ファイアーエムブレム〜暗黒竜と光の剣〜』もそうでしたし――。

昨日、私は戦う人でした。
予告通り『歌月十夜』をやるため、公式サイトからパッチを落としてきてから本体インス
トール。その後、パッチを実行するとエラー。何度実行してもエラー。

本編で2.0のパッチを当ててないためシエルのグッドに進めなかったあの屈辱を
晴らすべく先行してパッチをあてようと奮戦すること二時間、駄目。

次の日、落ち着いてもう一度サイトの説明を見ると書いてあったこと。

同一フォルダ内に移動して――。

ぐはっ(喀血)
な、なんか人間として大切な部分を見落としていたらしいです。
うん、こういうのを門前の小僧、習わぬ経を嗜むと言うのですね。

――――。
まあ、先程の諺は勿論嘘として、色々な準備のために今日は一日を費やしました。
100KHITの準備とか、そんなものです。どうやら二周年を迎える前に到達できそ
うで、ただひたすら感謝ですっ。

まあ、一周年の時もさらっと流した人間ゆえに、今回はもうちっと派手に……ったって
うちの場合はお馬鹿な雑文かSSくらいしか賑わいがないのですから、そのどちらかにな
ることは推理しなくても分かってしまうのが悲しいところです。案の定、短く纏まりそ
うなネタが殆どなかったりします。気の遠くなりそうなくらい長いネタならあるんです
が、それをやると来年の今頃までかかってしまいそうです、いや、掛け値なしに。

――――。
――――――――。
そうだ、現在、三つくらいネタがあるから一番リクエストの多かったやつで。
十万HITのリクエストSSとは別件で、選んで見て下さい。これ以外の何かを書け
というのは、今回だけは却下します。

1.ONEで澪の話。とてもシリアスです。
2.Kanonで美汐の話。とてもギャグです。
3.月姫で志貴の話。とてもダークです。

えっ、もっとほのぼのとしたやつはないかって?
そういうのは苦手なので、余程調子が良くないと沸いてこないものです。
ちなみに、11月8日一杯でどれにも一つもリクエストがなかった場合、
この企画は流してしまうつもりです。さよなら天使です。

あ、それと面白い100質があったので前回のも合わせてこことTOPから飛べるように
しました。とにかく渾身のネタを込めましたので、こちらも御覧にどうぞ。

くじういんぐ 主催『二次創作作家に100の質問』の解答です。

十一月三日 晴れ

『悲しい時〜 テープに録音した自分の声を初めて聞いた時〜』
(原典なし)

今日、そごうの八階にて本を物色していた時、偶然に聞き及んだ台詞です。悲しい時〜という
出だしで有名な芸人さんが来ていたらしいですが、この部分だけ妙に共感。私の声は自分以外
に、こうも変な音として認識されているのかと思うと、一寸悲しくなりました。言い得て妙。

今日は八神健作『ななか6/17』の四巻と平野耕太作『ヘルシング』の四巻を購入。一番欲し
かった『夢見が丘』と『マガジンGREAT』の最新刊は見つかりませんでした。

ほうほう成程……うん、これが少佐宣言か(苦笑)分かる、分かるよ。これだけのネタだもの、
突っ込んだりパロディにしたりしない筈がないものだということは。タイタニック号の船頭でアイ・
アム・ア・キング・オフ・ザ・ワールドなんて叫ぶより何十倍もイかれてます。

にしても今月は『マガジンGREAT』が本気で見当たらない。洒落にならない程。


十一月二日 晴れ

『強いということにはそれなりの理由があるものだ』
(BY 花の慶次)

同漫画で、母に苛まれ毒さえ盛られた伊達政宗の行動を見ての一コマだったかと。
ちなみに言うと梵天丸ではありません……あんなの正宗じゃないやい(投槍)

さて――。
人間、毒電波、しかも真性の毒電波には耐性がないものです。私にはミニモニ。の、
ミニモニジャンケンぴょんを聞いて発狂指数が俄かに増加したところに、二曲目、
ミニモニテレフォンりんりんりんを聞いて頭が混沌サマに支配されそうになりまし
た。混沌サマとは、人間の発狂や狂気なんかをちょこっとだけ司る存在なのです(嘘)
私は拡声器を叩き割りたい気持ちと早くあの小さいのを黙らせろっ、今、すぐにだっ!
という憤懣やるかたない感情が湧き出してきました。きっと、つんくは私の頭脳を
含む、捻くれものの頭脳に穴をあけようとしているに違いありません。

だから私はきっと、某妹姫のちっちゃい娘だけが集まってテンポの数歩ずれたような
妙に無邪気で舌足らずな、そんな歌を披露されたら絶対に道端で叫ぶに違いありません。
『だれかあ〜〜〜の〜〜〜うた〜〜〜を〜〜〜と〜〜め〜〜て〜〜〜〜〜〜〜〜〜』
ごくごく、亞里亞風に(笑)

ああ、想像しただけでも恐ろしい……。皆さんもこの恐さが分かるなら、曲がり
間違ってもミニシスやプチシスといったユニットが生まれないように祈ってください。
……最近、妄想が酷くなってないかって? 言うな(滂沱)

さて――。
今日は大事なことに気付きました。ええ、とても大事なことです。
最近、答えをUPしているにも関わらず『生徒会室の謎』に関する解答が続けざまに
二通届いたので、なぜかなと思い念のため、リンクを確認しました。

ああ、ごめんなさいごめんなさいぃぃっ!!

リンク、切れてましたあっ!!!!

今まで解答を読めなかった人(と言ってもそこまで奇抜な話でもないのですが)
ごめんなさいです。これはFIRST CASEなのでもうとっくに解答は出てる
のです。というわけで、ご迷惑をおかけしました。

んで、サイトのデザインをほぼ完全にスタイルシートに分離してみました。但し、
indexとindex2とkinkyouのみ。これからはデザイン系タグが徐々に廃止になっていく
そうなので、今のうちに耐年制を少しでもあげておこうかと。

と言っても洗練されてなかったり、コーディングに誤りがあったりするかもしれ
ないので、もし人のサイトに来てソースを眺めるという趣味をお持ちの方がいれば、
指摘して貰えると嬉しいです。って、そんなにHTMLLintにかければ一発で
分かってしまうのでしょうが。

それにしても、誤字脱字の多い私にもそういう自動修正機能がついていたらなあ
と最近、とみに思います。人間、脊髄反射に近い状況で文章を打つのは良くないこと
なのかもしれませんが。

明日は『QED〜証明終了〜』の最新話を読むために色々とさ迷う予定です。もう
どうしても、どうしても読みたいのですよああ。

それと今週号のファミ通を見てちょっとショックを受けました。どうやら街の続編は、
出すのが非常に難しいらしいからです。個人的には、あそこまで複雑な話を考え出し、更に
十数人のパイロットを作成して綿密に昇華し、それを完成させたというだけで、しかもそれ
が抜群に面白いのですから、もっと評価されてしかると思うに商業的に見れば決して成功で
はないらしいのですね。

逆を言えば、実写系のADVはあそこまで完成度の高い作品を創り上げても、あまり、
購買者にとっては魅力にならないみたいなのです。最近、サウンドノベル系の作品を出さな
いなとはうすうす思っていたのですが、やはり興業的な失敗があったのですね……。

うん、ということで私もファミ通の企画に便乗する形で今月は暇があれば『街』の魅力
について少しずつでも語っていこうかと思ってます。あれは正しく、ノベル系のADVの一つ
の源流を作った作品の、その最高作品ですし、サウンドノベルという一つのゲームジャンルの
奔流がなければ、より小説に近い文章のノベルゲームというものは今より遥かに少なかったに
違いありません。不思議のダンジョンシリーズと同じくらい、サウンドノベルの方も作品を
出し続けて欲しいんですよ。ええ、熱を込めて言います。

『街』をやってなければPSというゲーム機の魅力を少なくとも二割は損ねているに相違
なく、絵、物語、音楽と最高クラスの完成度を持つ、あれはノベル系ADVの最高傑作の一つ
です。実写であるという先入観など、一切捨ててしまいましょう。同人ゲームであるというだ
けで『月姫』をやらないのと同じくらい、それは貴方のゲーム人生において大きな損失ですから。


十一月一日 晴れ

『お腹すいてるから嫌です』
(BY ONE-輝く季節へ-)

そんな言葉で断ろうとする純朴な一撃が私は好きです。
はい、こんばんは。今日から十一月となり寒さも一際となってきたのではないでしょうか?
私は狭く、熱がこもりやすい部屋に常駐しているのでそこまでは答えません。但し、空気が
悪いのでしょっちゅうの換気を忘れるだけで喉がやられてしまいます。なかなか便利なのか
ヘヴィなのか分からない環境です。

で、実は今日からエディタ替えて見ました。所謂、TAG挿入型のHTMLエディタなのです
が、これが案外と使い易い。私が使い始めたのは[HTML PROJECT2]というものですが、CSS
やJavaScriptのハンドルも上手く挿入できるため、下手すると[FRONT PAGE]のような、
プレビュ型のHTMLエディタより使い易いかもしれません。

しかもフリィソフトですし、世にはまだ役立つツールが沢山あるのだと。今までは、
[EmEditor Ver1.27]というフリィのエディタを使っていましたが、予約語の色分け
表示が便利な[Tera pad]と前に挙げたエディタ二つでことが足りてしまいます。用途に
合ったものを上手に探せば、シェアのエディタなんて必ずしも便利さで勝るともいえない
というのは、素晴らしいなあと。

良いエディタというのは色々な作業の手間を上手く省いてくれるので、メモ帳で
物足りないという人はせっせことフリィのエディタを探してみることをお薦めします。
[HTML PROJECT2]は本当に快適にタグを挟めるので、HTMLをいつも打ってる人には、
なかなかお薦めです。まあ、TAG挿入型には馴染めないと言われるかもしれませんが。

さて――。
今日は宮部みゆき著『スナーク狩り』を読みました。
様々な思惑が微妙に絡まり、ラストがやや読めない感もないけど一つに収まっていく
その様子は、読んでてドキドキします。このドキドキという感覚は、良い作品によく
感じるものでしたので、その着地地点を確認し、はあと一つ溜息。

彼女の作品は本格派という訳ではないですが、決して事件と殺人が起これば、
ミステリィというような既存の社会派気取りと違い謎も出てくるし何より伏線の
収束のさせ具合が非常に上手いです。もう、黙って兜を脱げという感じで。

次は浦賀和彦著『頭蓋骨の中の楽園』を読みます。前二作がもうドツボにはまっ
たので楽しみ。これが浦賀和宏の最高傑作と上げる人も多く、尚更楽しみ。

さて――。
あなた、さてという言葉を多用して名探偵と思われようとしてるという指摘があるか
もしれませんがそれはさておき「BUMP OF CHIKEN」の新曲『ハルジオン』をGET♪
でも最初、私はこれをハルシオンと……これでは超短期型睡眠導入剤です(お

また一つ、このバンドが好きになりました。それ以上の言葉は要りません。

今日は、魂の叫びというやつが何かという実例です。以前、私と妹が電話で
会話した時に、彼女はこんなことを言いました。その時の会話ログ再現です。

私『Kanonの中では誰が一番好き?』
妹『舞っ(断言)』
私『ふーーん、それでどういうところが』
妹『うーん、あの無表情なところも良いし、凛々しい所も良いし、天然ボケな所とか
あと可愛い所とか、ああもう言えないっ! とにかく全部好きなのっ!』
私『分かった、OK分かった。ふむ、じゃあ名雪辺りも好きなのか?』
妹『ああ、名雪はあんまり好きじゃない』
私『む、どうして?』
妹『私、学校に遅刻しそうな時に、わざとらしく邪魔をするのって大嫌いなの。ほら、
急がなきゃって思うのに。もう、水をやるのなんて後回しにすればいいじゃん。朝食を
食べていると遅れるし。もう、早くしてって感じであああああ腹が立つ……』
私『そ、そうか……(冷汗たらり)』

あ、あのー。私が実家に居た時、寝起きが悪くて悪くて、のっぴきならない時点で
起こそうとするとごねるは切れるわで私を慌てさせ、キング・オブ・寝起きが悪い母と
一緒に私を実に苦しめていた事実を、貴方は忘れてらっしゃるのでしょうか?

と、突っ込みたい気持ちがむらむらと湧いてきましたが、辛うじて抑えました。
ああ、同族嫌悪ってあるんだなあ……。

今日から週末までは、折角良いタグを吐き出すエディタを手に入れたので、今まで
放置していたTAG用法の誤りなどを分かる範囲で潰していこうかと思います。とりあえ
ず、今日はTOP周りを更新です。

それと、立ち上げたばかりで恐縮なのですが、私自身全くと言うほど入れず使用者も
いないようなのでチャットと、あと人気投票の項目を明日辺り削除しようかと。

この際、掲示板とチェッカ以外のCGI周りもしばらく様子を見て、反対がないなら
削除しようかと思ってます。絶対、管理が行き届いてないし。

あとは秋らしく、また感想文強化なんてやってみたいと思います。取り合えず、
去年挙げなかったお薦め作品と、ゲームの感想をもっと強化する予定。一人でも多く
の人間が『御神楽少女探偵団』と『クロス探偵物語』をやってくれるように。

そう言えば、DCでミステリィ系のゲームが二本紹介されていました。一つは、
FOGより『MISSING PARTS』というタイトル。サブタイトルはダサいので省きました。
これは名家連続変死『鳴らないオルゴール』とアイドルの自殺疑惑『赤いカメオ』
の二本立てで、全六話の三部作となる予定だそうです。ただ『御神楽』や『クロス』
もそうだったのですが、完結するかどうか非常に不安にさせられるので、完結と傑作
であることを天に祈ります。

もう一つは『21-TWO ONE-』というタイトルで、これは病院内での事件を描いた
ものです。これ、PCの移植版だよなあ(汗)PC版買おうかどうか悩んでたので、も
しかしたらDC版を買うかもしれません。そういや『火焔聖母』もやってないし、むむ
ミステリィゲームが貯まってきたなあ。あ、販売社は見るの忘れました。

そういやFINE SECTIONの『胎山町の殺人』の方も全然手を付けてないし、横浜
かまいたちの会よりダウンロードした『1999CHRISTMAS EVE』もやってないなあ。
『歌月十夜』もまだですし、その他にも未プレイのゲームが沢山。これは未読の本
よりゲームの方を片付けてしまう方が先決のようです。

ということで明日辺りから『歌月十夜』を断行予定。平行して『高機動幻想
ガンパレードマーチ』をやりませう。らあやさんの日記等を見てて無性にやりたく
なったので。さて、週末戦はどうなることやら。

注:予定は突然変わることがあります(爆)


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