2001年10月の活動報告

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十月三十一日 晴れ

今日の一言
『跪け、そして抱きしめろ……息子を抱きしめるようにだ』

ARMSより、改めてアニメでみて感動した場面を……というか、
本当に泣きそうになりました。嗚呼、私は何時の間にかこういう
シチュエーションに弱くなっているのだなあ、と実感。

あ、昨日の日記で追加です。以前、妹にミステリィ好きが集まるオフ会が
あったらどんな役回りになるかと言われて『連続殺人鬼』と言われたこと
があります。……そんなに、殺人犯になりそうな言動や性格を形作ってい
るのかと思いましたが、私くらい『殺人は認めません』と考えている人間
ってそうはいないのに……と心の中で抗議しました。口喧嘩では女には勝
てません……これは私の持論です。

女性といえば、やはり文章にも男女間の違いというのは結構見えたりします。
男か女か分かりにくいという文には余りあったことがなく、ハンドルで判定
不可でも文章から来るイメージで感じ損ねたことはないくらい。

私はどちらかと言うと、女流作家のたまに気が狂いそうに成程の綿密な風景
描写とか日常風景、人間同士のやり取りの感覚が好きです、いや大好きです。
決して、女性そのものが好きだというわけではないので間違いなきよう。

そういう文章に迫るため、私もそういう部分は割と丹念に書き込んだりするの
ですが、どうしても根幹で男性であることがでてしまう。少なくとも、読み返
してみて、性別は隠せないなあと思ったことが多々あります。

文章上における擬態というのは事の他、難しいものだと思ったり。

さて――。
今日は『スナーク狩り』を半分ほど。ようやく読書熱が向上してきました。
で、今日は早く帰れそうだったのですが、会社の先輩が――。

(連絡係がいるから)『9時まで会社に残ってね(はぁと)』

はい、残業決定(泣)

けど、これはここのネタになると思い、積極的に引き受けた私が――。
むむ、なんかやばいです。このままではネタのため、一ヶ月休み無しとか、
徹夜作業ということも進んでやってしまいそうな気がします。

――後者はともかく前者だけは私、耐えられないかもしれません。
そのうち、ここは記憶の果てになるかもしれませんが、其の時は
皆さん、疲れて変なことを書いてるんだと思って見守って下さい。

話を変えます――。
『QED〜証明終了〜』の最新話が読めません。『探偵学園Q』の解答は
べったべたでしたし『金色のガッシュ』は相変わらず燃える展開持続中
でしたが、そのことは一抹の暗い翳となり私の心に根ざしています。

どうもこのところのマガジングレートの発行部数は絶望的になっている
ような気がします。どこの本屋にもコンビニにもありゃしません。本屋
の店員に聞くと「えっ、そんな雑誌あったけ」という視線をありありと
私にぶつけてきます。そんな哀しいこと言わないでよお(泣)

読んだ人、います?(おそるおそる尋ねる)

あ、昨日言ってたAIRのSSは70話から100話くらいになりそうです。
うん、感想の中に結構『〜についてもっと描写して欲しい』という
ものがあるので、もう毛の根も生えてこないくらい、端役の登場人物
に至るまで、気が狂うかもしれないくらいの細かい描写を試してみたい
のです……くどくならない程度で。

それこそ宮部みゆきが『模倣犯』を書いた方向性の一つと同じように、
いつまで経っても終わらないんじゃないかってくらいの話を。そういえば
私の初期の願望が『人狼城の恐怖』の長さを越える推理小説を書くこと
だったことを思い出したり(笑)

私の生きている間に人狼城を長さでも質でも越える作品が現れるかなあ
というのが私の生きる楽しみの一つだったりします、ふふふ。

今日はもう一個ネタ。 ここで紹介されてる
小説書きに100の質問というのをやって見た結果ですこれを読めば私が
如何に斜に構えた人間か分かると思います。これもまた、ネタの形。

100の答え(仮面の男さんVer.)


十月三十日 曇

今日の一言
『私は病人ではないということを、美味しい朝御飯に思い知らされる』

洟が止まりませんけどーー。

ちっす。今日は予定が外れて早く帰れましたのでここを書き書きです。
三日間の鬱憤は全てここに詰まっていることでしょう。

今日は一年間以上ずっと考えていたAIRのSSのラストがとうとう浮かびました。
その間に5つか6つくらいのネタが融和し、洒落にならない長さになりつつある
物語に終止符を打てるくらいの。でもね、そのラストも加えてどれくらいの長さ
になるか大体求めたら……最低でも原稿用紙2000枚以上かかるって……。

もしかしたら、模倣犯においつけるかもしれません(爆)
こんなネタをすぐに書き出すと間違いなく頓挫するので、今は進行中のSSを
粗方収束させてから、もっと細部まで練って公開します。

さて――。
まずは一寸先、読了した『ギリシャ棺の謎』について。
この話、ギリシャの棺なんて全然物語に関係ないですが、今まで
『チャイナ橙』『フランス靴』『エジプト十』の作品と比べると格段に
面白かったです。犯人との知的勝負、二転三転しながら鋭さの衰えない
名探偵EQ、混乱の局地の中で遂に指摘される犯人と凄絶な論理。

最初100ページは前にも言った通り、確かに辛いです。でも、その辛さを
乗り越えてすら読む価値の十二分にある作品でした。ここまで本格推理
の入った推理小説は久々に見たと同時に、私はこういう古典的なロジック
渦巻くミステリィが好きなのだと実感。その名に違わぬ名作でした。

現在は『スナーク狩り』を70ページほど。どうも本を行き帰りに読む体力
がなかったのですが、その気力くらいは今日で復活できそうです。

積読も増えたり減ったりのグラフを繰り返していますが、未だに私はここ
一年、幾人の人に薦められている冴木忍著『<卵王子>カイルロッドの受難』
読んでないですし、夏コミの時静村さんに薦められた篠田真由美著『建築
探偵桜井京介シリーズ』も読んでません。高田崇史著『QED』シリーズ
も何人かに薦められたけど読んでませんし、どの本屋やコンビニを探して
もマガジングレートが見つかりません。お蔭で加藤元浩作『QED〜証明終了〜』
が読めずにやきもきしていたりと、読みたいミステリィやファンタジィなど
あっさり潜在的に積まれてるのだなとひしひし思いました。

取り合えず『桜井京介シリーズ』のタイトルには突っ込み所があるのですが、
それは読んでからにします。色々と怪しい趣味を周りから勘繰られたり、年端
もいかない少年を引き取って暮らしている辺りは『御神楽少女探偵団』の蘭丸や
EQの作品によくでてくるジューナ少年等と共通するものが、あ、後は『銀河
英雄伝説』のユリアン・ミンツ少年も同じか(笑)

ただこの作品のお蔭で幾許かの精神的ダメージを受けたのもまた、確かなのです
が、これは敢えて語りたくもないことです。察して下さい。

さて――。
唐突ですが私は下戸です。お酒、ビールに中ジョッキで3〜4杯が限界ですYO。
その根底には、お酒を飲んで酔って前後不肖になるなんて高尚なる理性の追随
者である私には耐えられないという他人にはあまり解し難いポリシと共に、
基本的に酔うとすぐ眠くなるという特性がついているからです。

こういう性格は損だなあと思ったこともあるし、得だなあと思ったことがある。
得だなあと思ったのは、こういうロクでもない部分を剥き出しにした人間の行動
が、迷惑を被らないならば非常に興味深く眺めていられること。異常犯罪とか
の分析なんかより、酔人の行動を見てた方が余程面白いからです。或いはそれは
ミステリィを標榜としてしまった私の陰湿さなのかもしれません。

損だと思うのは、やっぱり純粋に酒で脳が麻痺していないとあのノリにはついて
いけず、楽しみを感じる心持ちをかなり損ねているところでしょうか? まあ、
今の世は暴虐な同僚や先輩たちが無理矢理酒を飲ますということもなく、下戸同
士でそれなりに楽しい会話はしているのです(例を挙げると、風来のシレン
関係で大学の同級生と懇々と語ったこととか)が、天の岩戸効果というか馬鹿
騒ぎできるタイプの人間を良い意味で羨ましいと思っているのか、それは不定です。

ただ言えるのは、総じて私は飲み会を楽しいと思ってることでしょうか。ただ酒を
飲んでる人間からしたら興醒めするような楽しみ方しかできないだけで。でも、や
はりそれだとこれからは流石にやってけないのかもしれないので、大学時代から
ちょっとずつ素面でも壊れているように見せることを練習しています。壊れてい
るように見せるのは、案外と難しいものですが……。

失敗するとEVA初号機のように暴走……!

『えヴぁー、胃の中の未消化物が暴走を始めています』

とマヤさん辺りの正確なオペレータぶりで戻したことが一度ほどありますので、
酔ったフリをする人はせいぜい自爆しないようにしましょう。

でも、一生に一度でも良いですからお酒なしで何処かの食事どころでミステリィ
について散々語っても許されるような集まりを主宰してみたいです。その時は、
某少佐の真似を乾杯の音頭の代わりに(笑)

さて――。
三日分貯めたネタは収まりません。

日本シリーズ、私がぼーっとしてる間に終わってました。
ヤクルトが日本一セールをやってることで、私はその優勝に初めて気付きました。
去年までは少なくとも翌日には結果を知っていたのですが、もうほとほとアレに
は興味が無くなってるんだなあと。ただ、どちらかと言えば近鉄に勝って欲しい
とは漠然と思ってたのですが。日本の性根の歪んだスポーツマンシップとやらを
見せ付けられた際には(苦笑)

でも、日本人ってスポーツの時だけすっごく日本贔屓になります。それこそ、
鼻に付くほど、反吐が出るほどに。あるスポーツ番組で、日本人が加わっている
サッカーチームが不審に喘ぐ中、コメンテータの述べた一言がなんだったと
思いますか? (その日本人の)『孤軍奮闘』だそうですよ(苦笑)

まるで、他の選手が無能そのものみたいですが、そういう人間と面向かったら
是非ともこう言ってやりたいです。貴方、本当にスポーツ担当記者? と。
どうしようもなくスランプに悩むことは誰にだってある筈なのに、あまりにも
その発言はエゴイスティックですらあると思いました。

日本人の大部分は、ここまでやらないと自分の国が好きだということにすら、
ろくすっぽ気付けないみたいです。今年話題の大リーグでもイチローや佐々木
といった選手はリーグ優勝に大きく貢献したでしょうが、二人しか活躍してな
いみたいな報道の仕方をするニュースが相当数あり、見る度にこいつらは大抵
スポーツのことなんか大して関係なく、精々が知識人たちがいう世界と言う名
の欧米で、活躍しているのが自分たちと同じ民族であるということに一握の
優越感しか抱いていないのだなと。これもまた、それらの報道は私にとって
苦笑のタネでしかありませんでした。

サッカーは日本人だけが活躍するスポーツじゃない。
野球は日本人だけが活躍するスポーツじゃない。
才能を持った人間が集まり切磋琢磨する、極ありふれたスポーツです。

もう少し、スポーツニュースキャスタはスポーツについて勉強した方が良いん
じゃあないかと今のニュースを見てると酷く思います。あなたたちが日本が
好きで好きで、日本人が優越なのを訴えたいのは分かった。けど、今の日本人
は大抵、日本があまり好きじゃないから、視聴者たちは日本人だけを褒め称える
報道にもううんざりしてるんだよ、と誰か提言はされないのでしょうかね。

さて――。
最後は毒に溢れたネタで〆てみました。


十月二十七日 晴れ

今日の一言
『ぼくたち、どうしてこんな力を持って生まれてきたんだろう』

飯田譲治作『NIGHT HEAD』より。
超能力を持った人物の悲哀を丹念に描いている傑作だと思いますが、
最後の『ミサキニテマツ』は意味が不明でした。そこをちゃんと補って
いれば……ちなみに劇場版がそれの続きと聞いたことがあるのですが、
私は見ていません。小説版にも続きが載ったそうですが、これも全然
見つかりません。

さて――。
今日は、完全なる偽善というものが何かどうか、
その実体験についての話です。というか、こういう体験をする
自体、ネタでしょうがないという気もしますが。

中学校の頃です。

クラスメートの一人が胃腸に出来た潰瘍のせいで入院しました。
まあ、こういう症状はストレスとはあまり関係なく起きることが
あるというのをそのとき初めて知ったのですが。その潰瘍を散らす
ための薬の副作用が、髪の毛が抜けてしまうという案外と辛いもの
で、何ヶ月か入院していたところを見ると酷い症状だったのでしょう。

そのクラスメートの友人は、本人が病院から退院してくるのに先立ち、皆に
こう言いました。ちょっと変わったかもしれないけど、それでじろじろ
みたり、奇異な表情で問い掛けたり、苛めたりするな、と。

これだけ聞くと美談ですよね。美しい友情と思いますよね?
私は何度か、その人物に苛めらしき行為を、受けてたのです……。

その時、私は、人間は得てして自分やその親しい人物のことは過剰なまでに
大事にするくせに、そうでない人間には、ましてや気に入らない人間には、
美辞賛句を覆してまで叩きに来るのだと。

少なくとも、そういう人間がいることを、知りました。

それ以来です。口先だけで綺麗なことを言う人間を過剰に信じられなくなった
のは。これがそれ以後の学校生活、有益になったかどうかは今でも疑問です。

まあ、今ならこういうこともネタにして笑い飛ばせるようになりました。
それが強くなったのか、鈍感になったのかと言えればそれも分からないですが。

さりとてあの時、私もONEの浩平のように叫ぶことができたなら、少しはすっきり
したかもしれないなあとちょっとした後悔を抱いているのでした。

では、現在のネタに行きましょう。
ある日、基本情報技術者試験を受けた同僚の方がこんなことを尋ねてきました。

曰く……。

『えっくすくるしぶ・おあって何?』

ごふっ(喀血)

ちょっと待って下さい。
何で基本情報技術者試験を受けた人間がそんなことを聞くんですか?
しかも明らかにたどたどしかったぞ、XORの発音があ。

しばらくそのことを考えて思考が明らかに停止した後、
私はそれが排他回路であることと、その動作を簡単に教えました。
実際の試験問題を例にして……(泣)

でも、まだ一つだけなら良いんです、一つだけなら。
しばらくして――。

『2の補数の絶対値ってどうやって求めるの?』

待ていっ(汗)

2の補数ってあーた……それ、参考書とかあればほぼ確実に重要とか、
覚えておいた方が良いと出る項目ですよ?

で、その後右へ1ビットシフトってどうやってやるの? とか、ミドルウェア
って何? とか、出題された問題の中で明らかに簡単な辺りを聞いてくる辺り、
試験を受けていない私の方が、絶望の淵に立たされ落ちる寸前だったことを、
神様じゃない何者かに告白しなければなりません。

で、私を突き落とした言葉。

『来年、試験受けたらばっちし』

――――泣きそうに、なりました。
世を儚んで、泣きそうになりました――。

硬軟のネタを織り交ぜたところで、今日はいつものように市内に繰り出しました。
まずDVDコーナで、先日ICQで絶賛された『Phantom of Inferno』のDVD GAME版を
買いに行ったのです。私の玉科信条の一つである『EVE burst error』かそれを
凌ぐ話であると言われれば、やらない訳にはいきません。が、店員に対応している
ソフトDVDかどうか確かめた方が良いと言われて、そのリストだけを貰って退却。

その後、うちのDVDウェアは対応していると分かったので、明日に買いに行く
予定としてその後、本屋で浦賀和宏著『頭蓋骨の中の楽園 -LOCKED PARADISE-』
(講談社ノベルス)を購入。序盤20ページほどして『笑わない男 安藤直樹』
おおーい、記憶の果ての時の直情っぷりは何処へ? と思ったものですが、
『ギリシャ棺』と『スナーク狩り』が読み終わったら、読みます。

その後は、一年くらい三度ほど書いてどうも上手くいかず破棄していたSS
がようやく良い形になったのでUP。後はCGIやスタイルシートの本を
読んだり、貰い吐瀉しそうになったことをまだ心の傷にしていたり。

とりあえず今は、明後日のサンデーのCMに心輝かせている状態ということに。


十月二十六日 晴れ

今日の一言
『情けなんてものは、この世にはないのさ』

宮部みゆき著『今夜は眠れない』より。
さて、今日は私、静かに揺れる電車に乗りながら帰ってきました。
終電一本前の際どいところです。

疾走する列車――。

揺籃する意識――。

吐く、声――。

()”#&)””〜〜#=”=!!!!!!

汚物に満たされる電車の中。

そう、都会の夜遅く。

意図するのは、実はただ一つ。

哀しき、ネタの宝庫――。

臭いで貰い吐瀉をしそうになった哀れな男の話。

そう、私――。

……。

……。

情けも救いも、夜の都心にはありません(泣)

という、お話でした。


十月二十五日 晴れ

今日の一言
『私は…強くなりたい! 私はその呪文で強くなれるかの?』

はい、ラストです。6/6、今回のガッシュ系一言は今日でお終いです。
今日は『ギリシャ棺の謎』を260ページまで(以下略)

はい、最近は日記だけに力を注いでいるような気がするので、今日の日記は
短く、武士の命のように野太く。

さて――。
今日は給料日でした。おそらく、数多くの会社が今日は給料日だったと思います。
何故、25日がそうなのかは分かりませんが、月末決算とかに都合が良いという
話は聞いたことがあるような無いような。

――――。
今日はネタが無いのでこれくらいに。


十月二十四日 曇り

今日の一言
『自分の意志をしっかり持って、その強い想いを実行し続ける…その姿こそが…ママの言ってた強い姿なんだ!』

今回はとっても真面目なシーンより。
くりくり目玉のガッシュの雄雄しい姿を充分に堪能してください。
何と来週の月曜日辺りから日本テレビの月曜日七時台において、
サンデー恒例30秒アニメの舞台において金色のガッシュがアニメで
疾走する姿が見られるそうです。金色のガッシュのファンなら要チェキ
な内容ですとも。というかこれを見るために、来週の月曜日は死力と尽力
を込めたいと今から策謀しているところです。ああ楽しみだなあ……。

さて――。
今日は『金色のガッシュ』で燃えな日なのですが、同時に『探偵学園Q』のプレ
真相当てクイズが発表されました。

――――。
暗号は凄く簡単。空中消失のトリックも何となく検討がつきました。
一度しか流し読んでないので詳しくは推理してませんが、こんなところかと。
いか、ネタバレ注意。

1.いろはにほへとちりぬるを……分かった?
2.トラップ系。障害物で足止めして、犯人が仕掛けを操作して空中へ放り出すと考え
ると、ゴム紐辺りを使うのか……ってそれじゃ某推理漫画のアレのまんまだ(苦笑)

適当ですが、こんなもんかと。まあ、もう一度くらい考えて見ましょう。

今日は『ギリシャ棺の謎』を160ページくらいまで。これ、前半の100ページが読む
のに無茶苦茶ヘヴィ。でも、段々とペースに乗れて来ました。

次は多分、宮部みゆきの『スナーク狩り』を読みます。この辺の予告は例によって
あてにならないので黙殺してOKかと。

と、前の会話からは全然関係ないのですが、 ここ のNow Writing
の文章を見て、身につまされることないって言ったらありゃしません。

私はウェブサイトではひたすらネタと推理小説と文章とにひた走っている上に、
現実世界では引っ込み思案なので、絵を描いてくれなんて気軽に頼める人が殆ど
いません。以前に一度頼んだ時も、出す前に一週間くらい悩んでようやくといった
次第です。その理由として、絵って頼みにくいって感じがするのですYO。いや、
ここを見た人でそれは偏見だって言われたら謝りますが。

でも、ゲストCGだけでも華やかなSS本もあるのですし、私ももう少し積極的に
交友範囲を広げるべきなのかなあと。私のような推理物気違いの気難しやさん
とは関わり合いになりたくないとか思われそうでヤですが。

ただ、浅い知識も深い知識も得てして大体の場合、同等に相手を辟易とさせる
会話パタンの偏りようは何とかしなければならないとは思ってるのですが。例
を挙げると……二階堂蘭子やアルクェイド=ブリュンスタッドより長く濃い、
吸血鬼講義が披露できるという点からも(これは本当ですよ、にはは)如何に
他人を遠ざけるカードしか持ってないか分かると思います。

ましてや、チャットでも思い切り引かれた話題で『生体十七分割のシーンは本当
にキレイでゾクゾクしたなあ』という感想を大っぴらに述べて回るのは流石に、
自粛の方向で。 ←書いたらばれるけど

取り合えず『スパイラル』か『金色のガッシュ』か『名探偵に薔薇を』の話題
なら、更に誰にも負けずに独走一直線できる自信があります。

と、自己分析したところで私にはほとほと広い交友範囲を持てそうな性格の
人間じゃないなと改めて思う次第でした。

うん、これから色々、頑張ろう(拳を握り締める)


十月二十三日 曇りのち晴れ

今日の一言
『わ、私…人からキレイなんて言われたの初めてで…初めてで!!』

真面目なシーンの台詞じゃあ、ありません(汗
金色のガッシュな一言も今回はあと二度。斜めな選びどころですが、
あまり気にすると負けです……。

さて――。
今日は朝に私の『宿命』が最大レベルで発動したため、帰りに少し本を読んだ
だけで終了しました。

そこで唐突ですが、公衆便所の少ない日本で、トイレに困った時、駆け込む
のが有効な場所というのを知っていますか? これは父に教えて貰ったので
すが『パチンコ屋』だそうです。

ここなら案外と大便の方も空いてますし、基本的に煙草の吸殻が多いですが、
キレイな場合が多いのです。しかも回りは誰もゲームに熱中していて反応しま
せんし、店員も駆け回ったり走り回ったりで突然の来訪者など気にかけません。
ある意味、気兼ねせずに用を足すにはうってつけの場所といえます。

それからオーソドックスですがデパート――但し、こういう場所は案外便器が
埋まってたりすることがあるので注意が必要です。次に駅前の公衆便所ですが、
特に都会では大の方の占有率が非常に高いです。

コンビニは個人に開放しているところとそうでないところがあり、確率は5分
と見て良いでしょう。

個人商店なども温情に厚い店長なら何とかなる場合があります。もうどうにも
ならないのは銀行や電気店。こういう場所は、ほぼ貸してくれそうにありません。
そういうわけで皆さんも、腹を下したらまずパチンコ屋を探してみることをお薦め
します。

話は変わり――。
最近の某人物とのメールでの会話。

いたずらメールが多いのでちょこっとメアドいじって変えました。
書きかえよろしくです。

携帯電話は、油断をしているとすぐにいたずらメールが増えるらしく、
もう五回ほどメアドを変えているのですが、どうしてこう携帯電話の
メールってマナーの悪さが払拭されないのでしょうか。まあ普通のE-MAIL
でもICQでもたまにSPAMは届くのですが、それだって一週間に数度です。
携帯って油断すると一日に数十通平気で、しかも他人の迷惑を顧みない
時間にどんどんと入ってきますからね。

私も最近、『au』に替えて携帯用のメアドも取得したのですが、SPAMが
結構あってとても公開する気になれません。ICQも、あまりオープンには
使えませんし、VIRUSはぽこぽこ生まれてくるわ、ちょっとした隙にサイト
の著作権をちょぱって行こうとするレンタルサーバもあり、逆に勝手に解析
したアクセス傾向を横流しするような悪質なCGIレンタルサイトなども微々で
すが存在する現状……。全く網を張らずにネットに携わるという
のが数年前と違って難しくなっています。

最新のセキュリティを確認しながらのネット生活なんて狭苦しい時代になり
つつありますが、自分なりの自由と束縛を付けてネットに携わらなければな
らないのだなと、最近、考えることが多いです。

さて――。
以前、こっそりここのSSを読んでいくという芸当をやった ここ の管理人さんへの
報復活動御礼返しとして、折角ですから『日記 DE 創作』の方に、
私も参加してみようかなと。私は逐次、ネタを追い求める人間であることを、
世に知らしめるために(お

――――。
いや、本当は楽しそうだからと思ったからまでですが。
テーマは『妹』という今、世にチェキされている寓意の代物です(笑)

SEQUENSE STARTS......

「お兄ちゃん、起きてる?」
「なんだ煩いな……今、夜中の二時三十分十四秒と三二一を過ぎたところだぞ」
「むー、何でそんなに細かいんだよー。あ、それよりお願いがあるんだけど」
「お願い? 何だ? 良い歳して便所が恐いなんて言うんじゃないだろうな」
「――えへへー、実はそうなの」
「――寝る!」
「あ、待ってよ。今日、友達から恐いゲーム借りてやってみたら本当に恐くて」
「――それで眠れないのか?」
「うん。だって本当に恐いんだよ。『かまいたちの夜』っていうゲームなんだけど」
「――ったく、前も一人でホラー映画見て同じことやってたじゃないか」
「だって、嫌も嫌よも好きのうちって言うでしょ」
「お前、用法が違うぞ」
「あれ、そうだっけ。まっ、堅いことは言いっこなしってことで」
「あ、こら、引っ張るなって、袖が伸びるだろ」
「それが嫌なら、さっさとついてくるのっ」
「――ったく、中学三年生にもなって餓鬼っぽい」
「お兄ちゃん、さっきからそればっか」
「知るかよ。それより、トイレは良いのか?」
「あ、そうだ。早く行かないと――」
「ほら、電気点けないと転ぶぞ」
「そこまで子供じゃないですよーだ」
「――子供の癖に」
「何か言った」
「いや、別に」
「――――じゃあ、逃げたら駄目だからね。それと覗かないでよ」
「覗くかっての――ったく、こんなんで俺がいなくなったらどうするんだ?」
「えっ、お兄ちゃん、いなくなるの?」
「馬鹿。もう半年もしたら俺だって大学生だぞ」
「そっか、いなくなるんだ――」
「何だよ、急に神妙になって」
「うん――せいせいっ、するなって思って」
「あーお前そんなこと言うか? しかもはっきりと、強調して」
「だって、これでアイスやおやつの争奪戦しなくても良いんだから」
「あそう、じゃあ俺は用事思い出したんで、上がるな」
「あ、待って待って、冗談だよう――意地悪なんだからあ」
「甘えた声を出すな、気色悪い」
「むー、そんなこと言うかなあ。折角、可愛い妹が頼んでるのに」
「人にものを頼む口調じゃないだろ」
「むー、ひどい言い方だよう、鬼畜だよう」
「お前、鬼畜だなんて言葉、どこで覚えてくるんだ?」
「さあ、どこでしょう――?」
「あ、くそっ、はぐらかすなよな。まあ、良いけどさ」
「あー、お兄ちゃんは私がめくるめくあんこくどうに突き進んでも良いんだねっ!」
「何だよ暗黒道って――」
「盛者必衰の儚い道だよっ!」
「――分かった、もう何も言わん。おやすみ……俺は寝る」
「あああっ、ごめん、もうふざけないから。だから側にいてよう。じゃないと、ストックを手に持った犯人が襲って来るんだよーー。生殺しだよーー。お兄ちゃんの馬鹿、鬼畜、変態、ベランダに隠してあるエロ本の在り処、お母さんに全部ばらすよーー!!」
「わっ、やめろ。お願いだからそれだけはっ!!」

「二人とも静かにしなさい! 母さん眠れないでしょ!!」

THEME [SISTER]
TITLE [NOISY NIGHT]

十月二十二日 雨

今日の一言
『ゆ…許してくれ! ゴメンよ…私は無敵じゃないんだ! 弱い人間なのさ!!』

――――。
ヤな答えです(お

さて――。
今日は『今夜は眠れない』を読了し、電車の中で『スパイラル』の5巻を読了。
現在、ふと衝動買いした『ギリシャ棺の謎-The Greek Coffine Mystery-』を、
読んでいます。言わずと知れた、EQです。

というわけで今日は、様々な苦悩と共に置いていた
霧舎巧著『マリオネット園』(講談社ノベルス)と、
宮部みゆき著『龍は眠る』(新潮文庫)の感想。

前者は、前三作の例に漏らさず、一杯一杯でわざとらしい本格推理の世界を、
背中を掻き毟りたくなるような青春と共に突き進んでます。ただ、前著のような
そこまで捻った状況ではなく(これを捻った状況ではないと言える私も相当、
変わっているのでしょうが)犯人もこの人かなと思った人物でズバリ。ただ、
ひねたところが無いが故に推理の出来は今までで『カレイドスコープ島』の
次に良いと思いました。ただ、シリーズ物の縁らしく第一作から読んでないと
きつい展開にはなっています。御注意を。

後者は、これは推理作家賞を取るタイプの物語ではないなあと言うのが正直な
感想。ただ物語的には、巧みな網を張りつつ一人の中年の視線から寄せられた
青年たちの姿が、時には切なく時には優しく描かれてます。今まで読んだ中で
は特に『模倣犯』や『レベル7』などは決して優しくはない状況なのに、何処
かで優しい世界というものを感じてしまう。クリスティの著作や深沢美汐の
『フォーチュンクエスト』を読んでいる時に似た感覚で、私の文章としての
嗜好の一種の理想に近いです。流行とかそういう問題ではなく、宮部みゆきの
作品は凄く肌に合います。

さて――。
私は基本的にミステリィに関してはあまり突っ込んだ感想は書いてません。
下手に書くとネタバレするからです――よねえ(同意を求める)

個人的に『Xの悲劇』『グリーン家殺人事件』『黄色い部屋の謎』『盗まれた手紙』
『ホッグ連続殺人』はネタ晴らしの起こり易い作品かつ初心者で無いと楽しめない
と思うので、これから推理小説で読む海外作品は? と聞かれたらこの五つの中で
まだ読んでないものがないか尋ねるでしょう。特に寝た晴らし度急上昇なのが、
デアンドリア著『ホッグ連続殺人』(ハヤカワミステリ文庫)でしょう。

もう手遅れかもしれませんが見つけたら読んだ方が無難――というのが、私の偽ら
ざる感想です。ただ、面白いことは保証つき。

――と書いては見るんですが、私の『面白いという保証つき』というのは極めて私の
素養や精神面に寄ったものなので、警戒が必要です。寧ろ警戒するべきです。

最近、よく書評系のサイトを回るのですがよく私が推す『名探偵に薔薇を』などは
好きな人は好きだけど肌に合わない人は悉く良い評価を下しません。

『模倣犯』なども、あの長さと饒舌さを何とかしろと抗議する人間も――私にすれば
あの饒舌さこそが魅力だと思うのですが――無視できない数いますし、個人的にお気
に入りのトップ10に急上昇した浦賀和宏の著書などは、これも結構好き嫌いが別れ
るみたいです。まあ、あの文章に癖があるのは私も認めるとして。

ちなみにそこで『コズミック』の方が評価が良かったのには個人的にへこみましたし、
『暗闇の中で子供』に至っては絶賛するサイトが殆どでした――何故?

『煙と土と食い物』もタイプとしては同じ、というか全く同じなのに、何故、
第一作の方だけしか評価できないのか……不思議。

ということは私が何気なく薦めまくっている小説も読んで損したとか思われたり、
『金色のガッシュ』や『スパイラル』や『QED〜証明終了〜』の啓蒙に励んでいる
のも密かに嫌がられてたり、『御神楽少女探偵団』や『クロス探偵物語』や『逆転
裁判』のことばかり取り上げることに辟易とした感情を抱かれていたりするのでし
ょうか?

……ああ、考えるだけで憂鬱になる(汗

――――。
何だか今日は愚痴っぽい内容ですが、たまにそういう時は日記にかこつけて少し
くらい鬱憤発散をしてるのだと思って下さい。

そうそう――。
何も暗い話で〆ることはないのです。
私には、にへらー笑いと、信じるものの幸福があるのですよ。

↓理由。スパイラルの五巻の、

表紙のひよひよは可愛いなあ

――――。
これ以上続けると、支離滅裂になるので今日はここで〆ます。

十月二十一日 晴れのち曇

今日の一言
『鉄のフォルゴレ〜〜〜 無敵フォルゴレ〜〜〜』

――――。
答えは明日っ(お

さて――。
何が何やら分からない導入部を経て。

今日は古本屋に行き、ほぼ40冊の本を5冊の本と等価交換する形でお買い物。
というか『頭蓋骨の中の楽園』も『涙流れるままに(下)』もなかったのは、
何かの呪いだと思いますっ(泣)

結局、買った本は以下の五冊。

宮部みゆき著『今夜は眠れない』(中公文庫)
宮部みゆき著『取り残されて』(文春文庫)
宮部みゆき著『スナーク狩り』(光文社文庫)
冴木忍著『旅立ちは突然に』(富士見ファンタジア文庫)
冴木忍著『出会いは嵐の予感』(富士見ファンタジア文庫)

下の二冊は、ずっと『<卵王子>カイルロッドの受難』というタイトル
だけを聞いて、見つからないと何度も訴え、ええ置いてあるよという
レスを受けること何度か。もう、縁が無いと思って本屋をぶらついてると、

<卵王子>カイルロッドの受難はサブタイトル

ということに、やっと気付いて手に入れたものです……というかお願い、それを
教えてくれないと分からないよ……(泣)

まあ、手に入ったものは良し。最近、ライト・ファンタジィ系の作品を全然読んで
なかったのでリハビリの意味も兼ねて読んでみます。面白い作品らしいし。

今日は、ずっとやってみたかった表現というのを実現してみました。よく推理小説
にある『生きていた○○の姿を見たのはこれが最後だった』という一文です。
こういうのに憧れるのは余程の変人だと言われそうですが、まあ良いのです。
私限定の浪漫とでも思っていて下さい。


十月二十日 晴れ

今日の一言
『貴様はその薄汚い木槌を鳴らして一言「有罪」と言えばいいのだ』

史上最狂の検事『狩魔豪』の一言です。
この男は色々な意味で鬱陶しいです。逆転裁判をやっていてこの男に
会ったら、クライマックスだと考えて貰って良いです……恐え人ですから。

さて――。
今日は起きたのが遅くて古本屋に行けませんでした。
最近は電車に乗らないと本を読まないので、何も読んでません。

――――。
ええ、どうも文章の方も進みません。

無彙の病に掛かってしまっているかのように、気の聞いた言葉や満足する
描写などが一切、浮かんできません。最近、日記以外の文章が疎遠なのは、
そういう理由だったりします。

人間、必死にがんばってもダメなことってあるものです。

私は基本的に最初が早く、中盤戦が酷く鈍間で、終盤になるとブースタでもついた
かのように文章の更新速度が速まる人間です。ここのHPに一年以上前からアクセス
している人間は、それが痛いほど分かると思います。ええ、思いますとも。

さて――。
現在、97000HITを越えました。
どうも二周年で100000というのは無理っぽいですが、
11月中には達成しそうな感じです。

100000を踏んだ人にはリクエストのSSを進呈する予定ですが、
どうしても18禁のSSをリクエストすると私が血の涙を流すので、
そっち系の指定は不可です。『遠野屋敷の上面図か見取り図』を
くれるというなら話は別ですが(お

あ、遠野繋がりで思い出したのですが、以前、妹とこういう会話がありました。
『AIRで一番書き易いのって、誰?』
『うーん、美凪かな?』
『あんな変な性格が一番書き易いの? 変なの』

変とは何だ、変とは!!

……変ですか?

あとは探偵学園Qの二巻を読みました。雑誌掲載時は載っていなかった、
『アリバイトリックの真相』が、ラストに掲載されてました(笑)

というかその解説漫画のタイトルが正に――。

S(さぶろーまる)の悲劇!!

あ、あはははははははははははははははははははははははははははは(乾いた笑い)

――か、可哀想過ぎる……。


十月十九日 晴れ

今日の一言
『人間、必死にがんばってもダメなことってあるものです。それをこの林間学校で学べた…それだけでも大成功じゃないですか…』

勿論、雷句誠作『金色のガッシュ』の三巻より、迷台詞です。
初見じゃないにも関わらず、私は電車の中でこのシーンを読み、吹きました。
とにかく林間学校の回は、ラスト3ページの崩壊ぶりが最高です。
その他、フェイン戦、エシュロス戦、キャンチョメ戦? と見所のない回は
一つもないという密度の高い展開を保ってます。というか、林間学校の回を
読むためだけで、この漫画を買う価値はありと思います。

うん、取り合えず人形の方は申し込みます。
ええ、ガッシュ人形ストラップ、です。一生の天運の半分を使ってでも、
手に入れたい代物ですYO。

さて――。
今日は霧舎巧著『マリオネット園』(講談社ノベルス)を読了。
感想は……今日は疲れたので明日。今は『捨て童子〜』か、
明日買う予定の『頭蓋骨の中の楽園』のどちらを読もうか思案中。

うむ、昨日とは違って日記っぽいです、うん。
昨日の『私の抱えた胃腸の爆弾』の話は地雷系のようで、誰も突っ込み
難く感じた気がします。

しかし、日記が話題になる場所というには何かの特徴がありますことも、
事実なのでありまして……。

対話式、会話式、人形式、地雷系、電波系、薀蓄系、義侠系と、
極めて特徴の分かり易いパターンのものを挙げてみました。ちなみに
『人形式』とは森博嗣氏のVシリーズ第二弾ではありません。

……私もバルカン300との『対話式』で『人形式』な日記にしようとの
密かな目論見もあるのですが、電波と暇が続きません。

成「異議あり!!!!」

(バンと机を力強く一杯叩く)

成『バルカン300は人形ではありません!!』

……そうですね、企画倒れになると思うので止めておきましょう。


十月十八日 雨のち曇

今日の一言
『我々は身体のうちに、それぞれ一匹の龍を飼っている。底知れない力を秘めた、不可思議な形の、眠れる龍を』

今日も、昨日と同じ引用元より、です。
というわけで、同著を読了しました。今は少し整理中ゆえ、感想は週末に。
現在は霧舎巧著『マリオネット園』を読んでます……まだ、何も言えない状態。
これは明日中に読めそうなので、次は……決定『捨て童子松平忠輝』ですね。
しかし、齟齬はあると言えようやく古本屋で買い占めた本を読み切れてきました。

さて――。
今回は私の中に眠れる龍の話です。

唐突ですが、私は胃腸が弱いです。
どれほどかと言えば、ほぼ毎日、下痢かそれに近い事態を体現するくらい。
それに消化機構も人に劣り、食べたものを完全に消化するのに人の1.5倍
くらいかかります。それは小食で済むということで、趣味に金の大半をかける
人間にしては助かるのですが、如何せん辛いこともあります。

まず、昨日の食事が起き立ちの胃に堪えます。これはたっぷり二時間ほど、
胸に鉛の入ったような不快感を味合わせてくれます。続いて下痢。これは
朝、すぐにウエイブが来ればOKなのですが、世の中そう簡単にはいきません。

そう、察しの方は分かると思いますが、行きの電車でそれが起きます、時々。
すると世界の大都市で圧倒的に公衆便所の数と設備の不届きな日本、公衆便所
で便意を我慢するのも命がけです。

更にそれが一本の電車の遅れも許さないタイトな行軍の場合、耐えねばなりません。
正に干殺しに等しく……たまに胃痙攣というおまけもついてきます。

上と下から攻められ――と書くと卑猥なことを想像する御仁もおられるでしょうが、
ONEの七瀬留美のように上が来たら下が収まるなんて悠長なことは言っておれません。

本など読んでる暇もなく、均衡が破れないよう胃と直腸を同時に哀れみ、脂汗を
じっとりと浮かべて進む道は、たまに地獄に通じているよう、思えたりします。

そう、人は体のうちに一匹の眠れる龍が住んでいます。それが一度、暴れ出したら
後は祈るだけしかないのです。お願いです、どうか私に救いの手を差し伸べて下さい
……と。そんな手、ありゃしませんがね(泣)

今日は私の一生背負うであろう、宿命についてでした。
――ヤな宿命を持ってるなあ、私って。

追記:しまった、ガッシュの3巻買うの忘れた!!


十月十七日 雨

今日の一言
『電気仕掛けで卵を泡立てる機械を作れる国なのだから、なぜもっと、本当に<便利さを必要としている>人間のためになるように、その技術を活かすことを考えないのだろう』

宮部みゆき著『龍は眠る』(新潮文庫)より。
本当は後発にもっと続く言葉があるのですが、一番と痛みを伴った部分を
抜粋しました。私も粗末ながらも一応、技術の一端を担う人間ならば、
やはり一度や二度はそういうことを考えてしまうのですよ。

現在、同著は400ページ近くまで読了。これを読み終えたら次は、霧舎巧著
『マリオネット園』(講談社ノベルス)を読む予定。週末は古本屋で、
『頭蓋骨の中の楽園』と『涙流れるままに(下)』を買う予定。本は、
肥やしのように着々と貯まっていくのです……恐いくらいに。

と、というわけで、そろそろ魂と部屋を圧迫せぬよう、私の大事な本以外を
ちょこちょこと売り、身軽になろうかな、と……いや、九割以上は売れない
って体で分かってるんですが、そろそろ四畳と僅かの空間では過ごしつらく
なっている実情は、打破されるべきなので……。

まあ――。
私の部屋の事情など普通はどうでも良いでしょう。
ということで、今日は私の疑問と思っていることを一つ。

本を読むスピード、どれくらいですか?

いえ――。
私は大体、新書の上下二分割タイプで、大体一時間百ページというのが本分です。
最大でも百五十ページは越えたことがないよう思います。文庫だと百五十ページ
くらい……但し創元推理社系の悪訳がとって周ると百ページくらいに激減します。
海外物を読む時は、やはり訳は大切だということですね。

しかし況や、このペースは速いのか遅いのか、いまいち分かりません。
タイプはミステリィでほぼ固定なのですが、結構気をつけて読むとこれくらい
かかるものなのか、それともじっくり見過ぎなのか……。

これは一度、統計を取ってみたい話題ではあります。
では予告通り、九月十八日から今日までに読了した本のリストです。
例によって星二つが一級のお薦め品、星一つがなかなか面白かった
という部類です。ただ、私の面白いは他人とかなりずれてる面がある
ため、他のネタバレなしの評論サイトでも示し合わせた方が良いです。

基本的に、宮部みゆき強化月刊になってるか……(汗

★★宮部みゆき著『心とろかすような』(創元推理社文庫)
★★宮部みゆき著『我らが隣人の犯罪』(新潮社文庫)
★宮部みゆき著『魔術はささやく』(新潮社文庫)
宮部みゆき著『レベル7』(新潮社文庫)
★宮部みゆき著『東京下町殺人暮色』(光文社文庫)
★★宮部みゆき著『火車』(新潮社文庫)
高木淋光著『成吉思汗の秘密』(ハルキ文庫)
西村京太郎著『終着駅殺人事件』(光文社文庫)
エラリィ・クイーン著『チャイナ橙の謎』(創元推理社文庫)
エラリィ・クイーン著『エジプト十字架の謎』(創元推理社文庫)
舞城王太郎著『暗闇の中で子供』(講談社ノベルス)
★★浦賀和宏著『時の鳥篭』(講談社ノベルス)

十二冊かあ、案外と少ない……。勿論、全作を読んでないから詳しい
ことは言えませんが、というか今更言われなくても分かるわと言われ
そうで恐いですが、宮部みゆきの著書はどれもレベルが高いです。こ
れらの良作が積もり重なっていき、やがては『模倣犯』のような最高
傑作をも生み出し得たのだと思うと……まあ忸怩たる気分がします。

後は浦賀和宏の『時の鳥篭』が個人的お薦めです。笠井潔の矢吹駆シリーズ
と同じで第一作から読まないと辛いですが、それこそ第一作『記憶の果て』
とセットで読了する価値のある作品だと思います。若き日の強さ弱さ、
優しさ刺々しさ、楽しさ苦しさ、嬉しさに怒りと、絶望に微かな救い……。
こんなのを好きになるのが青臭いと思われようが、私は断固指示します。

『終着駅殺人事件』は、推理作家協会賞を取った作品だけあり、謎は
それなりに。ただ、深い印象は受けないものでした。

他は、前述の感想以外に述べることは全く無いです。


十月十六日 晴れ

今日の一言
『――正しかった筈だ。自分の選択した行動は、正しかった筈だ。そう、信じたかった。信じなければ、気が狂いそうだった』

こういう気持ち……私には痛いくらいに分かります。
私も正しいことなんて確信をもって得られた試しがほんの数度あるだけですし、
そう思わなければ……辛いことがあります。

さて――。
暗い話はこれくらいにして今日は高木淋光著『成吉思汗の秘密』を読みました。
うーん、やっぱりこういうのは最新の説との反古が有る所為でしょうか。こじつ
けっぽいなと思われる感情が先立ってしまいました。それでも、推論として興味
あるなと思う部分もありましたし、もう少し突っ込んだ内容だったら更に良かっ
たのではと、私は思いました。

今は宮部みゆき著『龍は眠る』を読んでいます。まだ第一章を読んだきりですが、
彼女の紡ぐ世界はやっぱり好きだなと思います。女流作家にある描写のくどさと
いうのは大概、許容できる性格ですし、それが成ると非常に面白いです。

というわけでそろそろ、一ヶ月に読んだ本のまとめをしようかと。
こういうのは、乱読する人間にとって道標となりますしね。

……というか最後に一言。

このサイトはどうも、
GXのネタによって結びついていることが確認できました(汗


十月十五日 晴れ

今日の一言
『彼は有罪のためなら手段は選ばん男だ』

あ、昨日のトップのメッセージ、変え忘れたので今日にケイゾクです。
決して、さぼったわけでもネタ切れしたわけでもありませんよ。

今日は、朝から『涙流れるままに』の下巻を読み始めようと思いましたが、
出かける間際に、

上巻を二冊買っていたことが判明

して、自らの迂闊さを思わず呪わざるを得ませんでした。

NOOOOOOOOOOOOHHHHHHHHHHHHH!!

古本屋の人は、見事に何も突っ込んでくれませんでした。
お願い、可笑しいって指摘して……。

同人誌じゃあるまいし、同じ内容の本を、しかも古本を二冊も買うわけ
ないではないかああああああ!!!

おかしいじゃないですか!

おかしいじゃないですか!! ←おかしいのはこいつだ

しかし、多分に自分に突っ込むのも虚しく、古本屋で購入した『チンギスカンの
秘密』を懐に潜め、いざゆかん。

まあ、帰ってきてからは例によって生産性のない日記を打ってます、と。
今日のネタは朝に集約していたと言って良いでしょう(笑)

……あ、昨日の会話で思い出したことです。

『あの脇役二人の名前って?』
『ウイッツとロアビィですよ』

『細い奴と太い奴とかあったような』
『あとワイヤー出す奴もいましたよ。細い奴の名前はコルレルで……』

『カトックさん、格好良いですよね』
『ええ、あの人は格好良いですよ』

『フォートセバーンは全般的に好きです』
『あ、私も。あとエスタルドの話も好きですよ』

……GXの会話しか咄嗟に思い出せないよう(泣)

というか何故、あの細い白いMSの名前がコルレルだって、覚えているんでしょうか?
しかもワイヤーを出す奴はブリトヴァ、太い奴がガブル、最後のNTに目覚めた奴の
機体がラスヴェートだってことも知ってます。

……覚えすぎ、ですか?

でも、イルカ編のタイトルは覚えてないのですから、
まだ足りない方ですよ……ね?(不安気味)


十月十四日 晴れ

今日の一言
『彼は有罪のためなら手段は選ばん男だ』

――。
ギャグでしょう?

さて――。
今日は『逆転裁判』をクリアしました。
うん、とっても全編にお馬鹿な雰囲気の漂う作品でした。
というかこの雰囲気を許容できるかどうかで、作品自体を
受け入れられるかどうかが決まりそうです。

相手の矛盾を暴くというスタイルはミステリィっぽいのですが、
うん、とにかくそのやり口とかが果てしなく笑えます。

他に犯人候補がいなければ、指をびしいっと差し、
貴方を犯人貴方にも犯人の可能性があると他人を惨禍に巻き込み、
あと追い詰めると犯人はテンパり豹変し、逆切れします。

恐すぎます。

逆転裁判、恐るべしです(笑)

ただ、面白いことは確かです。
GBAを持ってる人は迷わず買っても良い代物でしょうし、
ミステリィや馬鹿ゲー好きな人間なら、本体を買ってでも入手するべき
くらい、ミステリィのツボは押さえていることも保証できます。

あの法廷のはっちゃけぶりを体験するだけでも、
このゲームをプレイする価値はあると思います。

さて――。
次はギャルゲーの紹介をするべきだと思いつつ話題を変えて。

Eternal Kanon3に行ってきました。
主目的は『feel wind』さんの文庫本と、碧郎さんが東京に来ているというので、
夏の日にあまり話を出来なかった分も含めて挨拶の方にと。

で、並ぶ気なんてさらさらなかったので、11時頃に家を出て、1時前くらいに到着。
途中で軽くパンを摘み、胃腸を整えてから入場したのは良いのですが、結局入って
三十分くらい経ってから訪ねた碧郎さんのところのスペースに居座ってました(汗)

ミステリィに始まり、アガサ・クリスティの古今の作品について盛り上がり(げに
ネタバレなので、ここでは内容は明かせないのですが)、探偵学園Qについて私が
『エジプト十字架の謎』で受けた惨禍を切々と話し、更にはガンダムXのタイトルを
一話から順に上げていくという、怪しい会話に。

その途中、宇宙編のあの哀しい急ぎっぷりや放映時間の変更について語り、タイトル
をあげていく途中で『エニル=エル』の執念深さに話が至ると、

「女なんて皆、あんなもんですよ」

という、ある種、身も蓋もない意見が。
いや、エニルの執念深さは……。
あの、年下大好きストーカっぷりは、常人にはできません(お

その後も第三話のタイトルは、
『私の愛馬は凶暴です』か、
『愛しています、殺したいほど』の
どちらが良いかで微妙に盛り上がり、

ティファの喋るタイトルはよく覚えていますと指摘され、
実はティファに弱いことを自覚させられ……。

『LOLELIEの海』を喋ったのがオルバであることを忘れ、
フロスト兄弟のファンである私としては自己嫌悪に捉われたり……。

と、色々斜めな話が出来ました(笑)

もしかしたら私に合わせてくれたのかもしれませんが、
GXやクリスティで話で話のあそこまで合った人は、初めてでした。

いや、本当はもう少し色々と話をしたのですが、
眠たくて思い出せないのです。夜通し裁判やってたから……。

というわけで、思い出したネタは明日ということで。


十月十三日 晴れ?

今日の一言
『こんな夜に聴くのがピッタリなのに……あれは、地球の夜に向けての夜想曲だから……』

浦賀和宏著『時の鳥篭』(講談社ノベルス)より。
地球の夜に向けての夜想曲……私はこういう言葉のセンスが好きです。
意味は通らないけど、染み透る。意味がないからこそ染み透る、そんな
言葉。だからこそ素晴らしいのかもしれないけれど。

さて――。
少し以前まで戻っても『時の鳥篭』の感想を書いてないことに気付いたので。
凄く、痛く、切ないけど……それでも良い話です。定型的なミステリィでは
ないけど、綺麗な、そしてラストに至って分かる序盤の伏線とタイトルの意味
を知り、思わず涙を流しそうになりました。物語の力も収束性も『記憶の果て』
より遥か上。『名探偵に薔薇を』や『模倣犯』でもそうでしたが、私はラスト
に少し余韻を残して去っていくような、そんな話が好きなようです。

そう言う意味で、『MOON.』から『AIR』に続く一連の作品に深く傾倒している
のも分かる気がします。ただ個人的に、どんどんと現実離れしていっている、
ような気がしますが……。新作の方はどうなのかなっ?

話は変わり――。
現在は『天使の〜』の第四話を打っています。最近、また週一ペースに戻り
ましたが、九月分に文章を書くエネルギをかなり使ってしまったのと――
200KB以上打ってる……――感想が来ないので、まああまり焦らなくても良い
のかなと思ってます。

そう言えば『終わりなき〜』の方も、全部を通しての感想はあまり来てない
ような気が、します。以前どこかで『シリアス系で長いやつは感想があまり
来ないんです』という話を聞いたことがありましたが、本当でしたYO。

――途中で読むのが嫌になった可能性もあるか……長いですものね。

さて――。
私は昨日も宣言したとおり『逆転裁判』をプレイしています。現在第三話途中。
でもこれ、逆転というより『豹変』とか『反転』とかそういう言葉の方が相応
しいような気がするのは私の気のせいでしょうか?

でもね、法廷シーンのところが凄く面白いんですよ。
揺すって証言を深く得て、証拠を突きつけて矛盾を指摘するために、
相手の言葉や手持ちのカードとにらめっこし、思惑が当たった場合の、
あの爽快感といったら、一度体験したら病みつきになります。

ただ普通の推理系ADVと違うのは真相を探り当てることではなく『被告人が
無罪と考えて、それを証明するにはどうすれば良いのか』を探る点にあると
思います。そこが純粋なミステリィともまた違うかなと。

内容的にはやはり『古畑任三郎』の『喋りすぎた男』でした(笑)


十月十二日 晴れ

今日の一言
『あなたにあいたい』

小学校の頃、実の姉や兄と共に散々つけまわしたあげく、好きだと告白文
を出して愛を騙る……そんな手紙を受け取った時、貴方ならどうしますか?

勿論、破ります(笑)

さて――。
現在は島田荘司著『涙流れるままに』(光文社ノベルス)を読んでます。
現在、前半だけで300ページほど。いやあ、この話、読んでてじわり、じわり
と募るような恐怖があります。

一人の人間が、訥訥と狂っていくさま。
続きもかなり、楽しめそうです。人間はこうして良い物語を与えることで、
収支を合わせようとしてくれてるのだと思われるのでした。

さらに――。
収支を合わせすぎのような、収入ばかりの毎日。

シレンの新作発表。

アスカを主人公に据えた64版の番外編。
年内に発売のこと、GBC版のシレンも合わせてGETしたいですYO。

KEYの新作発表。

タイトルは『CLANNAD―クラナド―』
意味はケルト語で『家族』
ええ、私は、痺れましたYO。

逆転裁判。

ミステリィ、物です。それ以外に何を言う必要がある(お

これだけの朗報、朗報が一度に背を揃えれば、
昨日の怒りも霞の如く、消えていくことは疑いようもありません。

というわけで興奮も冷めやらぬ現在――。
今日は『逆転裁判』をやり抜きますとも。


十月十一日 曇のち晴れ

今日の一言
『オレの夢は平穏に寝て過ごすことだ。こうやって安眠を邪魔されるのが一番許せねー』

今日はさりとて『ワールドエンド〜』の第三巻より。
うん、私も毎朝、眠い時はそう思いますよ。
ただ、私の場合は、惰眠を貪りたいというだけですが。

さて――。
『暗闇の中で子供』を読了しました。
読了後、ぱあんと布団に本を投げつけました。

これ、第一弾の『煙と土と食い物』に比べて格段につまらんです。
読んで損したと思った本はこれが久々でした。

今は島田荘司著『涙流れるままに』を読んでます。
『時の鳥篭』で得た充足感を、これで取り戻せると良いのですが。

今日は、一つ考え違いをしていました。
今まで本の送料を200円と設定していましたが、
私の出している同人誌は他に比べて軽々と5、6倍の質量があるのを
失念していました。

――というわけで。
すいませんが、送料を300円にします。
実際は310円なのですが、端数切捨てで。

ああ――。
紙って重いんだなと改めて認識しました。
そういや、模倣犯を電車で立ち読みする時なんて、
腕がかなり疲れていた覚えがあるからなあ……。

さて――。
明日は『逆転裁判』が出ます。
中々の好ネタになりそうな臭いがする本ソフト、GETして早速プレイですよ。
うん、楽しみです。

えと――。
そういやこの一ヶ月間、ギャルゲの話をしたでしょうか?

――――。
月姫。

はい、伺いました。
では、他の話題をしているのを見たことがある人は?

――――。
無いや、てへっ。

――あ、御神楽も一応か?

うん、でも、ミステリィだね。
御神楽はミステリィだし、月姫もミステリィ色強い。

堅気? の訪問者にはもう、見捨てられているかもしれません、ここ。
というか、サイトの様子を見に来てここを見て退散……なんてことが
あったら嫌だなあと思う今日この頃。

でも、買うゲームは『逆転裁判』
読んでる本は島田荘司著『涙流れるままに』

喫煙者を禁煙に導くより、私にミステリィ断ちをさせるのは、
難しそうです。

――そんなこのサイトに幸あれ(お


十月十日 雨

今日の一言
『足なんて飾りですよ』

お偉いさんには、それが分からんのです――。
私が先月、大阪に行った時に学んだ真なることの一つです。

バルカン300の足も、況や(笑)

さて――。
うん、今日は一日中、雨だったな。

さて――。
ああ、今日は一日中、雨だったね、兄さん。

――。
すいません、今日は書くことがないんです。

取り合えず、今日は舞城王太郎著『暗闇の中で子供』(講談社ノベルス)
の残りを読んで、寝ます。

なに――。
それだけでは面白くない?

うーん――。
残念ながら、ネタというのは一朝一夕で生まれぬ、
例えばシレンで言うと石でこけてその隣が大型地雷だったりする、
そんなネタを拾ってくるのは難しいものです。

ネタ限りある者――ですから。

それに、嫌でも『逆転裁判』が手に入れば、
ネタ、塗れの毎日になるのですから。

それでは――。


十月九日 晴れ

今日の一言
『けれども……、どんな人形だって、同じ。どんな人間だって、同じ。操られている。形のないものに、操られている』

『Shape of Things Human--人形式モナリザ』より。
ただ、人を操るものが何なのか、案外にして人が一番知らないものです。
例えば、命が重いと信じることや、平和が大事だと訴えること。
価値あるものの殆どは、そこから最も遠い場所で生まれたというのに――。

さて――。
少しばかり哲学的ですが、それは私の心情が多々して内向的モードに傾いて
いるだけであり。魂の疲弊、というか風邪による消耗も収まり、何とか、
泳ぐように生きています。

とか言いつつ、昨日『月姫祀』に言ったのは誰だと言われそうですが、
もう風邪は治りました。ええ、治りましたとも。休日を消費して、満足
して去っていきました。

さて、それで件のイベントの方ですが、特に何も書くことが。
マナーのわりぃ人間が結構いて、三度も割り込みされて一時間くらいで、
切れるように出ました。人が多いのはまあ良いのですが――というか慣れた。

けどさあ、最低限の規則として割り込みはしちゃ駄目だと思います。というか、
小さい頃、ママンに教わりませんでしたか? と皮肉ってやりたいくらいでした。

勿論、現実に誰かを皮肉るのは、煙草吸ってる人に『ここは禁煙ですよ』と、
注意するのと同じくらい、人間関係を損ねかねませんから言わないですが。

とまあ――。
愚痴はこのくらいにして、内容的には盛況でしたし、文庫本がちらっと歩くだけ
で四冊も手に入ったのは嬉しい限りです。後はJ・ディクスン・カーやアガサ・
クリスティ、金田一耕助等のネタがふんだんに盛り込まれたミステリィ系のSS
本を――SSだけではないのですが――発見したのが、兄さん大収穫ですよ。

その本は『月夜の一群』というサークルさんの『月姫探偵団』という本でした。
上記にあげたネタが一つでも分かる人は、見かけたら買ったが得ですよ、旦那。

さて――。
不肖、私、そしてもう一つだけ言いたいことがあります。
僭越ながら、今までにこのツッコミがどこからもでないという
ことに、私はやや驚きの念を感じざるを得ません。

私はやっぱり、人と焦点の付け所が150度くらいずれてるのでしょう。
或いは、これは言ってはならないことかもしれません。
でも、言わずにはおられないのです。では――。

何で、志貴の顔は揃いも揃って――。

燈馬想君にクリソツなんですかあ(爆)

――あ、燈馬想を知らないって人は本屋にいって月マガの単行本が並んでいる
ところで『Q.E.D.〜証明終了〜』の1巻か2巻を買って下さい。

その漫画に描かれている眼鏡燈馬君。
デリシャスにデンジャラスに志貴兄さんとそっくりでした。

いや〜〜。
かつて、真賀田四季博士も死の線が見えそうだというネタが掲示板でありましたが、
燈馬想君も死の線が見えるみたいです。

この事実は、私的にネタとして最高ランクの一つでした。
これから遠野志貴を思い浮かべることは、戦闘スタイルの、
燈馬想君をイメージすれば良いのですね。

――駄目だ、超絶似合わねえ(笑)

うん――これで月姫系の同人誌を読む楽しみが一つ増えました。

で、私しか笑えないネタはこれくらいとして、私は主目的の一つ、
まてつやさんにカレーパンを実行。

でもね。
どうでもよくなりました。

二番煎じなんて、意味がないんです(大泣)

それは、

ピースの欠けたパズル(BY MOON.)

と同じで、意味を成さないのです。

負けた、この私が?
ネタで負けたというのですかあ!!

――昨日、魂が疲弊していた本当の理由です(笑)

あ、後は夏コミぶりにあったNaoyaさんと村人。さんとにご挨拶。
う〜ん、二人にもカレーパンをあげたら良かったかなあ?
と思いましたが、一個しか買ってなかったので、以前から約束していた
まてつやさんの方に進呈してしまいました。

――次に会ったら段ボール製の黒鍵かバルカン300(三代目)でも進呈
しようかなあ、と思ったある秋の日でした(笑)

――あ、近々、三代目バージョンバルカン300を乗っける(以前言ってた、
ひみつのものとはこれだよ)予定なのでイベントとは関係ないですが、
お楽しみに。

――これって、イベントレポートって言うのでしょうか?
答えは永遠の謎のように。


十月八日 曇のち雨

今日の一言
『私、こんど生まれ変わったらピアノになりたいな。それであなたに弾かれたい』

はい、今日はだるいので今日の分は明日に繰越です。
その代わりコミケレポートの完結編と『天使の〜』の続きを
UPしたので、勘弁して下さい。というかそれらの文章を書いた
憂いで、ここを更新する気力がなかったりするのですが。

取り合えず『時の檻籠』は読み終えました。
これの感想も明日――ただ、私の求める痛切なさのベクトルと
凄く似てました。読んでて恥ずかしいというか苦しいというか、
それでいて心動かされるというか――まあ、この辺りも後に。

今日は、風邪を完全に治すため、早く寝ます。

魂の力が足りないの(泣)


十月七日 晴れ時々曇

今日の一言
『あの眼鏡 オレの言葉使いを馬鹿にしやがった 許せん……』

背景が燃えてるのに……こんな情けない怒りのシーンで笑えます。
今日は箱田真紀作『ワールドエンド・フェアリーテール』の第三巻より。

というわけで、同書を読んだ訳ですが、相変わらず背筋がぞくっとする
ような、淡々と紡がれていく話なのに、心に徐々と込み上げてくる不安
感と、気だるそうな日常と、ぞくりとするような場面とで、繊細に織り
上げられているような、不思議な感覚を覚えます。大体はガンガンWを
読んでいるので粗筋は知っていたのですが、それでもまとめて読むと、
また違うものを感じます。

とにかく、この感覚が何なのかを説明できないのがもどかしくてしょうが
ないといった感じです。ただ言えるのは、凄く綺麗だということ。本当に
ただそれだけしか言えません。

さて――。
今日は飯以外はこもってました。
風邪を治せというのが至上命令だからです。
誰からの至上命令かどうかはさておき、咳が出る以外は
辛くないのですが――咳をしてると基本的に病人みたいです。
補記しておくとゆっくりしたお蔭で風邪は殆ど治りました。

というわけで『終着駅殺人事件』の残りを読んだり、
『天使の消える街』の続きを書いたり――こちらは明日に公開予定、
秘密のものを作っていたり、ちっとも片付かない部屋の整理や、
秘密のプロットを練ってたりしました。

秘密というのは、まだ着手にすら至って間もないので秘密なのです。
あ、ものの方は『バルカン300』じゃないですよ。確かに明日はバルカン
300(3代目バージョン)を渡す格好の相手がいることはいるのですが、
以前に別の人に渡したら内心、いらなさそうな顔をされたので止めておきます。

ちなみに渡す機会というのは『月姫祀〜秘初〜』というイベントです。
最近はこういうイベントに、同人誌等を見に行くのと同時に、

格好のネタを進呈、或いは仕入れるため

という理由を同等かそれ以上のモチベーションとしている部分が多いです(泣)
どうも最近、私は欲望より『ネタ』寄りの人間となっているようです(大泣)
でも、凡人であるが故にネタが寄ってこないのです。有限なのです。
ワールドエンド・フェアリーテール風に言うと……。

ネタ限りある者…

そのなんと愚かなことか…

痛っ!!

自分で言ってて、これはかなり痛いです。

でも、世の中には常人より少しばかり痛い生き方を好んでする人間が、
いるということも心の中に留めて置いてください。

少なくとも明日のイベントの主目的が、

カレーパンを、届けるため!!

という人間がいることを――。
そんなことをする人間は生き方が根本的に間違っているということも、
そういう人間がいるというより強く、心に留めて置いてください。

――は、話を変えましょう。
街へ出れば本が増えるとの法則通り、今日は『フォーチュンクエスト外伝』
の三巻をGETしました。ああ、ずっと読みたかった続きですよ、つ・づ・き。

今日はそれを読んで、明日多大に発生するであろう時間は買っておいた
宮部みゆきとEQの作品が底をついたので、浦賀和宏の『時の檻籠』でも
見て、過ごすこととしましょう。それでは。


十月六日 曇

今日の一言
『タダキチーシルブプレー』

ほら、油断すると今日の一言がギャグに走ってしまうのですよ。
再びあずまんが大王の3巻より。しかし、フランスと聞いて、
エッフェル塔とかよりも笠井潔の作品の舞台だなあと即座に
浮かんでくる私は、人間として大事な部分が無くなっているの
かもしれません。まあ、どうでも良いことですが。

ってね……。
何で『逆転裁判』のことを話題にすると反応があるのでしょうか?
いや、まさかツッコミがある話題とは思わなかったYO!!

まあ、それはゲームが手に入って再び話題にするが如し。
今日はそんなことよりもっと重要な話。

加藤元浩氏の新連載、ロケットマン

です。勿論というか今日発売の月マガ、これが目当てだったというのは
言うまでもないことではあります。

で、早速読んでみましたが導入部としてはすいーっと惹き込まれるような、
素敵なお話でしたよ。ロケットマンというタイトルの異名は今回のラスト
で明らかになるのですが――壮大な物語になりそうな感じでした。

さて、このラストに何か突っ込みを入れたさそうな人が一人くらいいそう
ですが、その人も月マガを読んでいるので、是非とも『ブライアン』と
交えてロケットマンにツッコミを入れて欲しいものです(笑)

スタンスとしては主人公(燈馬風)、その相方(可奈風)、
謎の人物R(ロキ風)……ああ、紹介が斜めですけど、でもそう
思ったのだから仕方がない(笑)

興味深く思ったのがQEDの主人公、燈馬想とロケットマンのキィパーソン
Rの思想の差異。燈馬が真実に興味があるという性格であるのに対し、
Rは真実になど拘る必要はないというスタンス。そういう考えの差が今後
の物語にどう影響するのか、それが楽しみところです。

でも、私、これだけは言いたいのです。

Rはロキにしか見えん(泣)

さ、さて――。
今日はあと

霧舎巧著『マリオネット園』(講談社ノベルス)
六道神士作『エクセルサーガ8』
箱田真紀作『ワールドエンドフェアリーテール3』

を購入。『ワールド〜』は弥勒編も終了し、物語もどうやら
最終局面に近付いているようです。こちらもかなり楽しみですよ。


十月五日 晴れ後曇

今日の一言
『トランプでやつらの陰謀を暴いてやるわ』

トランプ迷探偵、御園ミリア嬢の一言です。
トランプが犯行の決め手となる作品は、小道具が好きな
推理小説で結構利用されてるはずです。と言っても、私が知って
いるのは以下の作品、またはドラマ、漫画くらいです。

アガサ・クリスティ著『ひらいたトランプ』(ハヤカワミステリ)
ヴァン=ダイン著『カナリヤ殺人事件』(創元推理社文庫)
金田一少年の事件簿作中・明智警視の事件簿1(短編集の第一巻収録)
ケイゾク第四話『泊まると必ず死ぬ部屋』(DVD,ビデオにてレンタル中)

……すくないなあ、もっと多いと思ったのに。
それとも、私のミステリィ読み込みが足りないのでしょうか?

さて――。
今日は西村京太郎著『終着駅殺人事件』(光文社文庫)を
読んでます。この作品は本格ミステリィにかつて根ざしていた
西村京太郎の名残だと思われている作品です。と知って、興味
を持ったので読んでいます。本当は月9ドラマの同タイトル
作品を見るつもりだったのですが見逃しました、とほー……。

そして――。
なんと一年か何ヶ月ぶりにSSの方を寄贈して貰えました。
こんな、誰もついて来ないような内容の日記を書く、
微妙な風邪引きさんの私の元に……ありがたいです。

話は変わって――。
今日、久々にファミ通を読んでいたら面白そうなゲーム発見。

その名も――。

逆転裁判!!

髪型の変な主人公の弁護士と、服装の変な検事の攻防せめぎあう、
四つの事件を収めた擬似法廷体験アドベンチャらしいです。

具体的な内容を見ると――。
この作品は『推理』パートと『法廷』パートの二つがあり、
法廷で探偵して集めた証拠を用いて相手の矛盾などを指摘し、
真犯人の虚構を暴くというなかなかミステリィチックなもの。
矛盾の指摘回数には限度があり、正しいタイミングと正しい
証拠を突きつけなければ真犯人の犯罪を暴くことはできない。
間違った指摘を続けるとGAME OVER。何か、御神楽の推理トリガ
システムを犯人当てに適用するとこうなるのかなという風な、
勿論、私の興味を激しく煽り立てる作品です。

話のタイプは倒叙系、もっと絞っていうと『古畑任三郎』きっての
名作『しゃべりすぎた男』で何パターンも話を作ったような、連作
物らしく。

評価も高かったようですし、これ買います。
買って、来週のメインネタにします(断言)

というか熱血な主人公の目が、翡翠のようにぐるぐる(笑)
この人、もしかして、洗脳裁判官でしょうか(汗)
……色々な意味で楽しみだあ。

で、Q.E.D.の11巻は11月16日に決定。
明日には加藤元浩氏の最新作『ロケットマン』の掲載された
月刊マガジン11月号が発売されます。こっちも楽しみです。

さて、今日の話題にミステリィじゃないものはあったでしょうか?
答えは――永遠の謎のように。


十月四日 晴れ

今日の一言
『これから先、お前たちが背負っていく社会には、「本来あるべき自分になれない」「本来持つべきものが持てない」という憤懣を、爆発的に、凶暴な力でもって清算する――という形で犯罪をおかす人間があまたあふれることになるだろう、と』

『火車』よりの引用です。
というわけで同書を読了しました、どんなもんだい。
実は、診察待ちの時間であらかた読み切ってしまったと
いうのが本当のところです。都会の診療待ちは一律長いのだなと
ひしひし思いました――喜ぶべきか、泣くべきか。

喜ぶべきだったのは、この作品が良かったこと。カード破産から
行き着いた驚くべき事実と、それに即する追跡行の終着点。
読んでて目が離せないというか、やっぱり凄いなあと。物語の
作り方が丁寧で、時には陰惨な事件であってもどこか暖かいというか。
特に中年や老年の描き方が上手くて――私が彼女の作品で好きになる
のはほとんどそうです――そういう点でも好きだったりします。

悲しむべき点は勿論、待ち時間の長さ……。

さ、さて――。
どうやらですが、ここからしばらく更新の時間帯が翌日にもつれ込む
可能性が強くなります。よって、ここの日記は翌日午前二時くらい
までに更新がなければ、その日は日記を書くことを諦めたと思って下さい。
或いはサボったと言います。ようは言いようですね。

そして今日はもう一つ。今まで『恋恋蓮歩の演習』の読み方がどうか疑問を
呈してきましたが、誰も答えるものがいませんでした。よって、もうこの
議題は興味がないのか、誰も知らないのかということになりそうです。

故に、もう聞きません。
心の中に、そっと、閉まっておきます。

まあ、六人の超音波科学者が、
『ろくにんのちょうおんぱかがくしゃ』と読まないという事実があれば、
また蒸し返すかもしれませんが(お

では、明日は何の本を読もうか考えつつ、さよならです。


十月三日 晴れ

今日の一言
『欠けた肋骨が痛む……』

もとい、咳のし過ぎで肺が痛いです。
ええ、風邪引きました。季節の変わり目、
御用心の時期です。昨日のことといい、泣きっ面に蜂とは、
このことを言うのかもしれません。

故に、今日の日記はここまでです。
かふっ……。


十月二日 曇

今日の一言
『裏切ったな、ぼくのこと、裏切ったな!』

えヴぁーのいかりしんじくん風に(笑)
その理由は、分かる人には分かると思いますが……。

今日『エジプト十字架〜』を読了しました。
ねえ、解決編まであと20ページで安心してたのよ。
ねえ、残りの20ページでそれが覆されるなんて。
畜生、畜生、畜生、ネタバレじゃないか。

裏切ったな、ぼくのこと、裏切ったな。
ぼくのこと、裏切ったんだな?
畜生っ!!

探偵学園Qの馬鹿ーーーーーーーーっ!!!

――はあ、すっきりしました。
ああ、古今東西の古典、ネタバレなしで乗り切ってきたのに。
十字架が、エジプト十字架があっ!!
とまあ、そういうわけで私の心は打ちのめされているのです。
『火車』を読み進めてようやく興奮は収まってきましたが……、
これでマガジンの推理漫画には二度の辛酸を舐めさせられたという
ことです。一度目は言わずもがな、エキセントリック名探偵の
処女作ですよ……。

あの雑誌にかかれば、古典も新本格も容赦なくばらされます。
きょうとい、きょうとい……ていうかやっぱり畜生……。

昨日も今日もやや穏やかでない話題が続きますが、実生活の方は、
どうやらここ二週間が会社の波乱気真っ只中で、それでも10月8日
には、思い当たる節のある人たちに直撃をかけるイベントや人物が
あるので、その日だけには引きずられないよう、勤めている所です。

適当な近況ですが、それはこの日記を書いている人間が基本的に
良い加減だからです。だから、気付いた時に妙に更新にスパート
かかっていたり、逆にゆったりだったりするのです。

取り合えず、十月は『悪夢の〜』と『天使の〜』の方をちょびちょび
UPしていく気がしてます。

あ、実は月姫のネタも幾つかあったんですよ。たというのは最早、
過去形というわけです。だって――私の思いついたトリックが全部、
オフィシャルの解説本の設定で既出だったんですから(泣)

もう、こうなると八つ墓村の呪いというか波長が近過ぎるのか、まさか、
私が数年来考えていた『存在密度の操作可否』というネタまで、きっちり
二十七人の死徒の中の一人の能力として設定されていると知ったら、
流石に泣けますよねえ?

というわけで、真に意表を突くトリックを思いつく日はまだ遠そうです。


十月一日 雨

今日の一言
『”彼らは神が一艦長にさずけた最高の乗組員だった”といったのです』

私が海洋冒険小説の最高峰だと信じている作品『女王陛下のユリシーズ号』
よりの引用です。この言葉の意味を知った時、私はもう目が眩むほどの
感動を覚えました。アリステア・マクリーンという有名な冒険小説作家の
処女作ゆえに、読んだことがある人も多いと思いますが、未読の方は是非
とも読んで見て下さい。ハヤカワ文庫より出てますが、凄く感動できます。

さて――。
十月になりました。
それがどうした、という感じですが、
会社の上では重要な区切りとなる一日でした。

今日は『エジプト十字架の謎』を400ページ近くまで、もうすぐ読者への
挑戦です。この作品、チャイナ橙よりはよほど読み易いし、作風も手頃に
猟奇風で私の肌に合ってます。勿論、解決がどうかによってその採点は
変わるでしょうが。

……すいません、今日言いたいのはそれじゃないです。
寧ろ、アレクシア第二形態などどうでも良いと思われることです。
いや、SSの感想のことでね、一つだけ胸に黒鍵を突き立てたのが、
ありました。いや、良い悪いはどちらだろうと感想だから構わないです。

でもね、やっぱり言わせてください。

避妊をしてないってツッコミは、
私には辛すぎましたじょ(号泣)

いや、気分を害した訳じゃありません、決して。
ただ、一番ツッコマレルのが恐かった部分だけに、
ずばり指摘されて目の前が真っ白になりました……比喩なしに。

やはり人間、慣れないことをやってると分かってしまう
ものなのだと……目立ってしまうのだと、はい、思いました。

……以上、独り事でしたとさ。


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