頒布日時 | 2009年10月11日 |
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スペース | G-51a |
題名 | 『少女と少女と少女の偽 〜False, false and false〜』 |
書いている人 | 仮面の男 (文章サンプル1)・ (文章サンプル2)・(文章サンプル3) |
描いている人 | 藤津明 |
サイズ/ページ数 | A6(文庫サイズ)/460ページ |
頒布価格 | 1,300円 |
ページ数がおかしいですよね、分かります。誤記じゃないんだぜ、これ……。
前回、上下巻に分けたら下巻のほうがあぶれるという怖れていた事態が発生しました。上巻の展開で掴めなかったのが悪いというのが大きいのですけれど、やはり同人で上下巻に分けるのは極力避けたほうが良いと判断し、分冊せず敢えてこの分量にしました。
本著は一つの長編と二つの中編から構成された、連作長中編集となっております。そのため、文章サンプル1〜3までを用意してさわりの部分だけ少し読めるようにしてあります。
サンプル1の『空のあなたの道へ』は、早苗と文の微妙な恋愛性についての話です。おそらく非常にべたべたしい内容となっております。
サンプル2の『少女と少女と少女の偽』は、霊夢と魔理沙と早苗の人格が入れ替わるという、別の意味で非常にべたべたしい内容です。それぞれが自分にないものを相手にみつけ、もんもんとする描写などを楽しんで頂ければ幸いです。
サンプル3の『そのスピードで』は、題名通り速度に関する話です。
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どの話も『他者は異者』である、ということが強く念頭に置かれています。種族など関係なく、自分と異なればそれは他人に過ぎない――その残酷さと向き合う話といっても良いかもしれません。といってもそこまで堅苦しい内容ではないので、気軽にお手に取って頂けると幸いです。