御神楽少女探偵団・登場人物紹介

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ここでは『御神楽少女探偵団』『続・御神楽少女探偵団』に登場する主要キャラクタについて簡単な紹介を。本当は画像などもあれば良いのですが、それはちと望めそうにないので。

鹿瀬巴 | 久御山滋乃 | 桧垣千鶴 | 御神楽時人 | 蘭丸 | 守山美和 | 諸星警部 | 栗山刑事

鹿瀬巴

年齢
十七歳
出身
長野県松本市
職業
御神楽探偵事務の所員、カフェー山茶花の女給(事務所が暇な時)。
キャラ雑感

御神楽探偵事務所の所員たち(通称三人娘)の一応リーダー格。白のブラウスにフレアスカートが普段着で、山茶花で働いている時は制服と思われる着物を着ている。明るく溌剌とした性格で、洞察力も高い。ただ巴自身は、恋愛に対して極端に疎いようだ。

危険な事件の時は、内腿のホルスターに装備された懐中鉄砲を使う時もある。腕前は巴自身の口ぶりから察するに、中の上くらいか。

巴の家は二十三人も兄弟がいるという恐ろしいほどの大家族らしい。そのせいか大量に菓子(主にお焼き)を余らせ、そのお裾分けの量で探偵事務所の所員を辟易とさせている。

個人的には頬を膨らませた顔が可愛くて良い。栗鼠のように、口の中に食物を蓄えられそうな雰囲気すらある。後はムンクな表情と、崩れ顔で涙ボロボロの表情が非常に笑える。三人娘の中では、ギャグ的要素が最も高いと言えるだろう。

久御山滋乃

年齢
十八歳
出身
東京府(戦前故の呼称)港区白金台
職業
御神楽探偵事務所の所員。
キャラ雑感

時人が事件を解決する場面を目撃した滋乃は彼に一目惚れし、半ば強引に事務所の一員となる。普段着は水色の服に白のロングスカート。彼女の容姿や透けるような長い髪の毛は、ほぼ間違い無く母親譲りだと考えられる。

護身術として合気道を足しなんでおり、一回り程身長差がある大男でも軽く投げ飛ばしてしまう。おそらくかなりの実力の持ち主だろう。滋乃は久御山子爵家の令嬢でもある。故に物腰はお嬢様口調で一見すると丁寧に見えるが、そこから発せられる彼女の毒舌に耐えるのにはそれなりの心の鍛錬がいるだろう。

実際、単純な巴はいつも滋乃の皮肉な口調に怒りながら反応している。それを抑えるのが、次に紹介する桧垣千鶴の役目となるのだが……。

桧垣千鶴

年齢
十七歳
出身
神奈川県川崎市
職業
御神楽探偵事務所の所員、日本画家見習い。
キャラ雑感

三人娘の最古参、御神楽探偵事務所の良識、そして影のまとめ役でもある。普段着は黄色を基調とした着物で、絵を描くときは薄藍色の作業服を着ている。

巴や滋乃のように、直接犯人と対決するような身体技能は身に付けていないが、ある意味それ以上に大事な役割を持っている。御神楽探偵事務所は事件を選り好みするような所やその他諸々で、大抵余裕がない。今まで事務所が存続して来たのは、経理としての千鶴の手腕に寄る所が大きい筈だ。

三人中では最も冷静で、容疑者の証言の些細な点にも鋭く突っ込みをいれる。そして巴と滋乃の喧嘩に突っ込みを入れるのも千鶴の仕事である。

一応画家として高名な日本画家の元で修行中なのだが、仕事が忙しくて真剣に打ち込んでいる暇はないのではと思ってしまう。また甘い物に目が無く、とらやの懐中汁粉(お湯を注いで作るインスタント風の汁粉らしい)を愛飲している。だが巴のお焼きだけは食べ飽きている様子だ。

余談だが、ある場面で出てくる照れ照れ千鶴は非常に可愛い。それと彼女のジト目のパターン絵は一番笑える。

御神楽時人

年齢
三十歳
出身
東京都世田谷区
職業
御神楽探偵事務所所長
キャラ雑感

帝都にその名を轟かす名探偵。だが普段は、ピンの甘い顔に櫛も通していないざんばら頭、だらしない生活と現世に対する適応能力は極めて低い。いつもはシャツの上から茶のベストを着ており、生地の古い蝶ネクタイはいつも曲がっている。

目はいつも瞑ったように細められていて、どことなく頼りない印象を受ける。実際、家事全般は住み込みの助手である蘭丸少年に任せきりである。おまけに事件の捜査は三人娘任せのくせして、推理の肝心な場面は絶対に教えてくれない。まあ、そんな性格でもなければ探偵小説の探偵は勤まらないのだが……。

だが決める時にはきっちりと決める所は、流石に名探偵と言われる所以を皆は目撃することになるだろう。女性に興味を抱かない所からホモではないかという噂も囁かれているが、時人には探偵事務所のあるビルのオーナーである森山美和と言う意中の人がいる。

その想いが報われているかどうかは別としてだが……。

蘭丸(ランドルフ丸山)

年齢
十二歳
出身
不明
職業
御神楽探偵事務所の住み込み助手
キャラ雑感

住み込みの助手として、時人の身の回りの世話をしている。名前から察するに外国人と日本人のハーフらしいがその点は不明。いつもはシャツにサスペンダー付きの半ズボンを着ている。

時人がずぼらなせいで、蘭丸は家事全般を自然とこなせるようになってしまった。年の割りには大人びた物言いが多いのも、おそらくそのせいだろう。

元は浅草の浮浪孤児で、時人の財布を掏り取ろうとして捕まったのが縁で、探偵事務所で働くことになった。それにしても、彼は色々と苦労の多い人物である。そう、色々と……。

森山美和

年齢
二十六歳
出身
不明
職業
古美術商
キャラ雑感

御神楽探偵事務所のある守山ビルのオーナーをしており、一階で古美術商を営んでいる。また、御神楽探偵事務所にやってくる客を案内する時もあるようだ。勿論、探偵事務所の面々とも仲が良い(一部を除く)。

白い肌に薄紫色の着物が似合うその姿は、典型的な日本型美人。美和自身は時人が自分に好意を寄せていることに気付いている節があるが、奥ゆかしい彼女の心を見透かせるものは誰もいない。

諸星警部

年齢,
四十六歳
出身
不明
職業
警視庁の警部
キャラ雑感

警視庁の警部だが、何故か浅草で仕事をすることが非常に多い。御神楽時人と協力して幾つもの難事件を解決して来た。よって御神楽探偵事務所の調査にも、非常に好意的に接してくれる。

背が高く、体もごつい、ついでに言えば顔は厳しい。しかし彼のことをいい男だと奥さんは言っているらしい。おそらくは何らかの格闘技に長じているのだろうが、本格探偵小説風の世界である御神楽でその能力が発揮されたことは残念ながら一度もない。

栗山刑事

年齢
二十六歳
出身
語られていない
職業
浅草所の刑事
キャラ雑感

浅草署の刑事で、通称クリさん。だが、刑事と言うには粘り腰もやる気も全く感じられない。若い女性に弱く、話の種に事件のことをペラペラと喋り、三人娘を呆れさせている。

甘味好きで、給料日前にはとらやの前で和菓子と睨めっこしている姿を多々目撃されているらしい。

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