夜が再び停まるとき、未曾有の混乱が郷を襲う――
幻想の静止する日(上) 扉絵

あらすじ

 夏の暑さもやっと和らぎ、幻想郷は安寧と豊穣の秋に入るはずだった。そんな予感を打ち砕くように奇妙極まる怪現象が郷を襲い始める。

 太陽が日食でもないのに突如として隠れ、機械が停止するようになったのだ。そして一部の者は太陽が隠れた闇の中で、月によく似た輝く球体をも目撃していた。

 現れてはすぐに消える偽物の月を元凶として対処するため、郷の実力者たちはかつての異変に倣って時を停め、一夜のうちに

解決しようと画策を始める。

 かくして満月の夜に計画は実行されたが、偽物の月は何者かによって隠蔽され、闇に乗じて大量のアリが羽虫が郷中を席捲して

いき、かつてない混乱に包まれていく。

 郷を襲う未曾有の事態に、果たして太刀打ちする術はあるのか。そして偽物の月との関係とは?

 霊夢だけでなくあらゆる勢力を巻き込み、三度目の異変がかつてないスケールで展開される。

《ロング・ノヴェル》で連載中の遠未来幻想冒険譚、シリーズ第三弾。

2XXX年の幻想少女とは?

 2000年前後の科学や技術が限定的に解放された、遥か遠い未来の幻想郷を舞台にした東方二次創作のシリーズもの作品です。

 霊夢の名前を継いだ博麗の巫女や、稗田の15代目の乙女が未来だからこそ起こる事件、機械が隆盛を誇りつつある時代だからこそ訪れる幻想や異変を相手にすることになります。

 ロング・ノヴェルのサイトに連載されており、都度更新中ですので今からでも興味を持たれた方がおりましたら、また書籍版を読んでいただき続きの気になる方がおられましたら、サイトを訪ねていただけると嬉しいです。

新刊情報

著書名
2XXX年の幻想少女・3 幻想の静止する日(上)
判型/ページ数
文庫判/252ページ
頒布価格
会場:¥1000、書店委託:¥1500
頒布イベント
博麗神社例大祭15
頒布場所
東2ホール た28a 「La Mort Rouge」
本文
仮面の男 - WebSite | Twitter
装画
EO - Twitter | Pixiv
サンプルページ
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それ以降も気になった方はロング・ノヴェルの連載ページに、行こう! 続きも読めるよ!
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