コミックマーケット65に一般参加した私の迷走っぷりがよく分かる内容に仕上がっています。大半は内輪ネタだったり、駄目ネタだったりするのですが、生暖かい目で見守って貰えると光栄です。
1.1. 空港
私、29日の午前中に東京着いたんですけど、まだ待ち合わせまでに時間あるから、空港ロビーの椅子に腰掛けて『スタータイド・ライジング』をひたすら読み耽っていました。デイヴィッド・プリン、有名なSF作家らしいですね、私初めて読んだのですけど。
1.2. 外国
13時過ぎ。何時の間にか寝てたので、財布とか一応チェック、ちゃんとあった! のでモノレール、山手線と乗り継いで、神田へ。10分くらい待って、天一オフ(天下一品でラーメンを食べようなオフ会)主催者であるすなふさんから電話が。曰く「待ち合わせ口どちらでしたっけ」、教えました、来ました。お久しぶりです、挨拶をしてオフに参加する人聞きました、具体的なメンバを把握してなかったので。残すは碧郎さんとαアルフライラさんで、現れるまでアイリッシュコーヒー飲みながらハワイ行ってた時のことを聞きました。標高3000メートル級の山があって、そこはかなり寒かったとか。100メートルにつき0.9度下がるのですから、3000メートル級だと常夏でも摂氏1桁台、成程。そこを半袖で闊歩する米国人に、日本人と違うものを感じたとのこと。あとは日本語問題なく通じるし、日本の免許証でレンタカーも借りられるそうです、勉強になりました。あと、わさび味のナッツとか見せられて戦慄しました、私わさび超苦手なのです。
1.3. 合流
14時半頃、オフの参加者その3、αアルフライラさんと合流、初めましての挨拶を。例によって出身地とか、遠方からコミケに通う『悲哀』とか、語り合ったのです。更に暫くして、既に昼食で焼肉食って非常に満ち足りた感じの碧郎さんとも合流しました。で、全員揃ったので天一にGO。ちなみにこの時私は、アイリッシュコーヒーに含まれていた僅かなブランディによって、少しふわふわしてました。アルコール、弱いんです。
1.4. 天一
天下一品です。取りあえず、私はネタ的にこってり頼みました。碧郎さんだけコーラ飲んでるのが、何となく勝者の雰囲気を漂わせていたような気がします。てなもんで、食べながら近況報告、食べ終えてからSS談義です。メインは殆ど初のSSを書いたαアルフライラさんが、どういうきっかけで第三回かのんこんぺに出展したのかということでした。初体験というのは何につけても興味深いです。ちなみにメインは絵で活動されているということで、その辺の活動についても色々と訊いたりしました。あと碧郎さんが中学生相手に講師しているっていう話でも盛り上がりました。その時、講義用に内容をまとめたノート見せて貰ったんですけど、全然読めませんでした。暗号だけで書き綴られたノート! もう少しでミステリ好きのスイッチがバチーンと入ってしまうところでした。疑問に思ってこれ読めるのですかと訊いたんですけど、二週間以内なら憶えていられるとのことでした。で、それ以前のは灰色の脳細胞にて記憶しているとのことでした。私、これから碧郎さんのこと、人間暗号器って呼びます――と言いかけて、飲み込んだのは君と私だけの秘密です。それと喫茶店での話題と重複したのですが、ハワイの話とかも。
1.5. 冥土
チェーン店で、しかも人少ないのに長く居座っているのも拙いので、出て秋葉原に進路取りました。で、メイド喫茶行くとかいう話に当然なりまして、二箇所ほど行ったんですけど、どちらも満杯でした、まあコミケの真っ最中だし。混んでる中、殺伐とした空気でメイドさんのもてなしを受けるのも嫌だということで無言の一致を成し、夏コミの時も拠点としたジョナサンに陣取ったのです。ここで何を話したかはあまり憶えてないのですが、皆ドリンクセットだけで何杯も粘ったことだけは憶えています。暫くして、久慈さんが仕事納めできたので合流するとのこと。しかし、場所が分からない、なんと。なので迎えに行くことにしました。
1.6. 謝罪
久慈さんには夏、失礼があったことを凄く謝りました、ごめんなさいゴメンナサイ。その後、秋葉原でαアルフライラさんと別れ、茶ってから再び神田へ。というかこの辺、リアル同僚に遭いかねない場所だから怖くて! でも、誰にも遭いませんでした。神田で色々合流、取りあえず数少ない御神楽同士であることのカゲロウさんに、新御神楽を奨めておきました。というか、懐中汁粉って和菓子業界ではまだ現役だったん? と、本当に驚きました。今度、試飲してレポしようかと思ってます。新が出て御神楽のプレイヤって増えましたし。で、和民に飲みに行くということで。誘われたので、レミングのように付いていきました。海に沈むかもしれませんが、面白そうだと思ったら、参加せずにはいられない体質なのです。
1.7. 和民
というわけで飲み。メンバは久慈さん、すなふさん、碧郎さん、カゲロウさん、ESさん、マドマンさん、雅さん、そして私。取りあえず酒精駄目なので、オレンジジュースを頼んだりするチキンな私を尻目に、強い拘りがあるのかモスコミュールばかりを頼み続ける久慈さんがとても印象的でした。個室なのでコミケの戦利品とか交換し放題、とても欲望に忠実な分かり易い構図です。私がリアル兄とか苛められている間、ひたすらハガレンの話題をしている花楠組の会話に耳を傾けていたりもしました。ハガレンの同人誌事情とか興味持って聞いたんですけど、やはしノーマルカップリングよりロイ×エドとか、ロイ×ヒュとか、そういう組み合わせが主流みたいでした。というかロイ、総攻めかよっ! 私的にはエド×ウィとか好きなんですけど、そういうのは割と日陰者らしいのです、がくし。あと懐かしのドラマやアニメとかの話題にもなりまして。少女鉄仮面伝説とか、懐かしいなとか思ったりしました。で、例にもれずカラオケルートだったんですけど、久慈さんが笑顔で『リアル兄は(徹カラ)拒否権ないから』と。で、参加することにしました。私、実はカラオケが大好きで。歌うと人格変わりますねと色々な人に言われているのです、なので参加。オールは11時からなので、それまで別のカラオケボックス行くことになりました。
1.8. 熱唱
歌いました。どういう歌を歌ったかは憶えてないんですけど、まるで安酒場みたいな眩しいだけのカラーライトが目に痛くて毛布で顔を覆っている碧郎さんはとても怖かったです。で、1時間ほど歌ってから顔を覆っていた怖い人とカゲロウさんは群れから抜けていきました。多分、たった一つの冴えたやり方だと思います。
1.9. 絶唱
力尽きました!! というか本気で何を歌ったのか憶えてないんですけど、明日へのBrilliant Roadを最後まで歌いきれなくて涙したことは覚えてます。あ、あれって結構歌うの簡単ですね、あと数回練習したら再現できるかもしれません。それと、ガガガSP歌うと何故か皆、スイッチが入ったように『トリエラ!』と、叫ぶの何故でしょう、言葉は覚えているのに理由を覚えていません。それと、久慈さんがやたら肩やら腰やら触ってきて! 微妙に貞操の危機を感じてました。というか私、小さい頃祖父に散々くすぐられたせいで腰とか肩とか結構感じやすくて……。キングゲイナーとかBUNP縛りとかブルハの替え歌連発とか、やばいくらいに激しい絶唱の場と化していました。あと、精霊流しが……。ともあれ、6時半まで歌い、そのまま有明に直行、凄まじい強行軍です。私、一般参加なので、7時から10時くらいまで屈んで寝ました。少しだけ頭がすっきりしました。
2.1. 徘徊
先ず、企業ブースにてdollの『歌姫vol.1』『歌姫vol.2』を購入。これで今日、この会場に来た目的は50%果たしたと言っても過言ではありません。入って色々とうろつきました。まこみし文庫の最新刊買ったり、Celestial Edenの新刊買ったり、ぶるま組の人の文庫買ったり、色々と。ひざうえの人たちは忙しそうなので後回しにするとして、藤津明さんのところへ。例によって近況報告を交わした後、マリみての話題を少しばかり交わしました。あと、コミックバンチにて連載中であるところの『新説・ブレイブ・ストーリー』が今一体どんな話をやっているのかという不穏な話もしたのです。いや、マヂで怖くて追えません。ネタとして1巻くらいは買ってみようかなと思っていますが、ウマゴンのようにガタガタ震えそうで。なんで宮部みゆき作品のメディアミックスって、当たりと外れが大きいのでしょう、哀しいことです。で、次は……言及するのやばいかもしれないので、会ったとだけ書いておきましょう。で、その方に調べ忘れていたまてつやさんのサークル場所を訊き、次の訪問場所に。で、会って。来年も宜しくお願いすることがあるかもしれませんが、宜しくお願いしますと言って別れました。次に風見さんのところへ。今回は割とミステリ話できたので、前回の雪辱を果たせてとても満足でした。あと、星を継ぐものとか、御神楽とか。それと、広瀬真希ヒロインのONESS題名の読み方を訊かれました。しまった書いてませんでしたかとばかりに読み方を説明したのでした。
2.2. 無茶
で、花楠組のところに行って懐中汁粉の実物を見せて貰いました、おおなんか想像していた以上にお手軽っぽくて私、密かに感激してましたよ。で、13歳少女メイド! でバチーンとスイッチが入る寸前で撤退、ひざうえ10cmの方々に改めて挨拶に伺いました。忙しそうなので直ぐ撤退したのですけど、適度に眠そうな久慈さん、凄まじく眠そうなすなふさんが印象的でした。どう考えても一睡もしていません、無茶過ぎる! 私だって3時間くらいは寝ているというのに。
2.3. 反省
思い出して先日御神楽の話題を出していたおりくらさんの所へ初めまして先日はお世話になりましたで、訪れました。思う存分、御神楽の話ができて、とても嬉しかったです。御神楽の話を出来る人はとても少ないから……。で、どうやら仮面をつけていなかったのが不満だったようなので、次に訪れるときは『パピヨン仮面』を被ってくることにします、パピ! そうこうしているうちに、派生して唯一神の話題で盛り上がりました。腹を切って死ぬべきである! それだけで僕たちは笑いあえるんだ。で、せいるさんが戻ってこられたので、改めて挨拶を。密かにその隣に村人。さんもいたので、続けて挨拶を。実は初めてではなくて蝶久しぶりだったのですが、向き合って早々、とても哀しそうに諭すように『恋愛って良いものですよ』と言われて……言われて……言われてしまって……。私、改めてどす黒い太陽だと自覚したのです。で、そんな会話……のような感じの雰囲気でいると、後ろに気配。七瀬友紀さんと初遭遇しました。で、ヨルダさんを全速力で引っ張りまわしていると言ったら、怒られました。売ったことで、更に怒られました。なんか、叱られてばかりでした、ごめんなさい。横では桜木克典さんに挨拶している村人。さんが余りに初々しかったです。ええ、分かります。私も尊敬できる人に目の前に立たれたら、そうなりますもの。それから、腹を切って死ぬべきである! 何度も連呼した後におりくらさんの所を立ち去り、適当に歩き回っていると、不意に見知った顔を見つけました。剛久さんじゃありませんか、横にはNaoyaさんもいて蝶お久しぶりです。その周りに、7人くらいの人が一緒に歩いています。さて、誰でしょうと思って考えること数秒、証明終了です。この人たち、ぶるま組だ。
2.4. 遭遇
出会ったーーーーー!! 各所で出会ったらお持ち帰りするとか言ってたぶるまの人たちと出会ってしまいました、なんてこった。攫われる。さーらーわーれーるー。
2.5. 挨拶
というわけで、ぶるま組とファーストコンタクトです。即ち、剛久さん、峻さん、なげさん、Ryo-Tさん、竹仙人さん、相沢和也さん、じぎーすたーだすと(じぎー)さん、Piro-Sukeさん、Naoyaさんの9人、はわわわわ。しかも何か、かごめかごめされてる風味ですよ。で、簡単な挨拶をしました。といってもはっちゃけたものでなく、至って普通の挨拶だったんですけど、じぎーさんだけ「AHHです」って蝶嘘吐きました、オノレ。で、私レミングですし、付いていったら何となく面白そうだなーという単純な動機でパーティに加わりました。先ずひざうえさんの所に行きましたが、その人数に久慈さんとすなふさん、目を丸くしてました。本気で驚いていた気がします。それから、ぱんつ組の集合場所知ってますよと示唆し、二つの組を出会わせました。思えばこの日、私はこのためにコミケ会場に来ていた気がします。ぱんつ組とぶるま組、2003年に生まれた象徴的な2つのSS集団を引き合わせたのです。もう、何というかここまでレアなイベントはそうなかったと思います。私はさよならと行っておきながら再びやって来たことを肩身の狭い思いをしながら再挨拶。凄いですねとのコメントが印象的でした。これだけいれば、この場でこんぺとか開けたんじゃないかな、開けたんじゃないかな?
2.6. 関係
なかなか歴史的な邂逅のあと、今度は花楠さんの所へ。碧郎さんはぶるまの中にも知り合いが多いって知っていたんですけど、挨拶に伺った途端、Ryo-Tさんと相沢和也さんが苛められ始めました。両脇に二人を挟んでいる碧郎さんの顔は、とても清々しそうでした。成程、力関係がよく分かりましたよ。で、碧郎さんは二人に「会場で(女性を)引っ掛けてくるように」との指令を出していました。流石だと思いました。
2.7. 合流
風見さんの所へ向かったのですが、丁度すれ違い。なので、暫く時間を潰すこととなりました。で、なげさんのお姉さんと合流することになったんですけど、短い距離であるにも関わらずはぐれました! 大人数で移動することの困難さをまじまじと感じながらも探して、直ぐに発見できたんですけど、コミケ会場ってはぐれると合流しにくいので、ほっと一息。で、そのお姉さんとも合流できたのですが、一目見て私の中にある思いが去来しました。
2.8 勝者
リアル弟は勝者だ!!
2.9 反復
リアル弟は勝者だ!!
2.10. 会話
とまあ、余り繰り返すと引かれそうなのでやめておくとするのですが、成程、会話や思考が私の妹と良く似ています。男同士のカップリングを嬉々として語るさまに、何となく既視感。予備知識なしで全ての会話を理解できた私は、きっと無意識のうちに教育されていたのでしょう。私は横目にRyo-Tさんと話していたんですけど、彼はなげさんのお姉さんと話したがっていたみたいで、少し悪いことしたかなーと、今更ながらに思ってみるのでした。それから暫く会場外をうろついて、再度風見さんの所に。人間が十倍に増えているので、とても驚いてらっしゃいました……そりゃ皆、驚くわな。それを影からにやにや眺めていた私は、黒い人間です。ともあれ、これで公的?な訪問も終了したようで、ここからは分かれて行動することとなりました。
2.11. 熱話
私は一人だけ離脱。ひざうえの方々に最後の挨拶をして、花楠の方々に最後の挨拶をして、それから藤津さんとマリみての昨今や金色のガッシュについて存分語り合いました。よく考えれば、ガッシュファンは沢山いたのに、ガッシュについて語ったのはこの時だけだったのが不思議なのですけど、それは多分瑣事でしょう。アニメ化されたガッシュベルやビクトリーム様、そしてボンジュールと駆け抜けてきたガッシュについて、熱く言葉を交わし合いました。で、4時になったので終了の拍手をぱちぱちと。それから合流場所に集まると、さあでは向かいましょう。えっと、どこに向かうんでしょう、私目的地知らないのですけどー。
2.12. 拉致
ということで私は、ぶるま組忘年会の会場に拉致られていったのでした。
3.1. 列車
10人パーティで、目的地に向かいます。勿論、某電波少年的に目的地着くまで場所が分からなかったとかそういうことはなかったのですけど、その目的地、私が以前住んでいたところでした。素晴らし過ぎる偶然と、二ヶ月もせず福岡に行く羽目になった一連の思い出が脳裡を過ぎり、私心の中で密かに一滴くらい涙を流しました。まあ、それは誇張なんですけど、列車の中では相沢和也さん、Naoyaさんとひたすら幻想水滸伝とTactics Ogreの話題に興じていた気がします。原作とコミックス版との差異とか、熱中時代とか、そんなことを。ちなみに現在まで明らかになっている真の紋章は17個らしいです。道程は住所特定されるのを防ぐため、省略。その会場はPiro-Sukeさんのご自宅だったんですけど、初めましてなのに何度も家に上がったことのあるような態度を取ってしまい、物凄く失礼な人間だった気がします、すいません。
3.2. 会合
集まったところで些事が処理され、一年お疲れ様ということで一本締めがなされました。その団結具合は、今までにあったどの集まりよりも組らしく見えました。で、これからパーティの始まりということで何をするのかと思ったら、これからある共通したお題で書いたSSを見せ合い、評価、作者当て、投票が行われるというのです。これが噂に聞いていたオフこん(Office Computerに非ず)と、目をぱちくり。で、成り行きから頑張ってみることになったのですが、何しろそれが『南と詩子』だったので……私、南って素で誰か分からなくて、端々の会話聞いてようやく思い出したのですが、キャラ掴めてないのに何か書けるほど器用ではありませんし、好きでないカップリングを書くのは辛い体質だったりして、しかも隣で大富豪始めるんですよ! 私、隠してますけど実は大富豪狂いで、高校三年間ずっと一部の友人と賭け大富豪に興じたほどの、大富豪好きなのです。禁断症状が体中を駆け巡り、SS書いてることなんて出来ようはずがありません。頭下げて降参しました、ごめんなさい。
3.3. 腕力
と、そんなこんなで根性のない私を尻目に、舞台はトランプから何故か腕相撲に。竹仙人さんが無敵の左手を披露するかと思えば、剛久さんが日々のトレイニングで鍛えた上腕筋を惜しげもなく曝す。ぶつかる白熱、意地の一本勝負。なんか真冬なのに、見ているこちらも熱気で顔が熱いです。なんか、炎のエフェクトをつけたい、みたいな。勝負は竹仙人さんの圧殺勝ち。その後も彼は、峻さんやNaoyaさんやRyo-Tさんや相沢和也さんを次々に撃沈し、何というか浮沈戦艦ぶりを誇示しておりました、すごいや! その後も勝負は人を変え品を変え意味なく続きました。皆が腕と腕を交差し、筋肉に一瞬をかける。ガンホー、ガンホー、ガンホー! なんでこんな無駄に熱いのか、ステキすぎます。え、私ですか? 見ているだけでした。私、腕とか骨とか割と脆いので。というか、観戦しているのが一番楽しかったですから。というか本戦の前に皆、力を半分使い果たしている風味です。この先、テンション落ちないんでしょうかと少し心配に。
3.4. 読書
落ちませんでした!! ということで、オフこんの始まりです。基本的には匿名、当地にて印刷したものを配布するという形式だったのですが、若干一名気合を入れて製本までやっていた御方がおりまして。中身を見ると、よくサスペンスなんかで出てくる切り貼り脅迫状を手作業で再現しているんですよ。なんか、その勢いに負けてしまいました、投票はしませんでしたが。読む人読む人、皆一行目で笑って恐らくその部分でも笑って。おかゆまさき系文章の再現度も凄かったですし、ネタ的には断突で一位だったのではないでしょうか。あと、趣旨無視して触手18禁系短編書いている人が若干一名。他の人の南は人間族なのに、そのSSでは触手持った異種族な訳ですよ。これ、異星人は貴女の直ぐ側にいて地球の危機はそこまで来ている、みたいに解釈すれば良いのかなーと、遠い時空に思考を飛ばしかけました。まあ、そんなこともありながら読書タイム終了。作者当てが実行に移されます。
3.5. 同定
ほぼ満場一致で作者特定されたのは峻さん、竹仙人さん、剛久さん。前者二人は特徴満載の文章やキャラクタを展開させる方たちなのでさもありなんなのですが、剛久さんは……家内制手工業のせいでばれちゃってたのでした。私は「脅迫状の出てくるミステリ書こうと思い立った時には彼に協力を仰ごう」と、心に深く刻みます。大体においてバレたのはRyo-Tさん、じぎーさん、Piro-Sukeさん。この辺はお互いに作品を読み合っている組らしい、細かな同定の過程で、私には区別がつかなかったりしました。作者当ての錯綜したのが、Naoyaさん、相沢和也さん、なげさん。この三人、示し合わせてもないのに、まるでそうしたような迷彩がかかっていて、とても紛らわしかったです。皆を悩ませ錯綜していたのですが、私は相沢さんとなげさんの作品、一見しただけで分かっちゃいました、えっへん。で、わいのわいのと賑わいまして、クライマックスの開票。最多得票者はNaoyaさんでした。で、オフこんが終わるとスイッチが入ったように皆、飯飯飯、飲む飲む飲むの空気です。若いって良いなって、思いました。
3.6. 対立
ここで鍋が用意されるわけですが、出来上がるほんの少しの間に、用意されていた泡盛、日本酒、チューハイが軒並み消失、なんてこった。しかも台所では、お好み焼きの粉と水の分量を巡って、相沢さんと剛久さんが競い合いを始めたではないですか。実は料理の鉄人の大ファンであることの私は、二人の戦いをじっと見守っていました。片や目分量と大阪生まれのプライドと勘、片や論理と方法に基いて慎重に、互いの生地作りはここに最高潮を迎えていました、なんて青春。邪魔になりそうだったので、私は一時撤退して鍋組でまったりとしていたんですけど、台所の方から水入れ過ぎたかもとか平気で聞こえてきて、とても和みました。で、かといって相沢さんが成功したというとそうでもなく、こちらは粉の比率が少し多過ぎて、ぱさぱさになっている風味です。お好み焼きというのは関西風、広島風を問わず、中がしっとり、外がぱりっとしているのが好ましいわけで。一層のこと、お互いの足りない所を補えば良いんじゃないかな、なんて思ってました。でも、美味しかったですよ。鍋は豆腐が絹ごし、木綿と両方揃っていて素敵でした。鍋の主役といえば豆腐でしょう。あと、意外に美味しかったのが豚肉で、なげさんがもさもさと食べてました。うん、肉は美味しかったです。
3.7. 御大
あんなこんなで、皆が食の大騒ぎをしていると、来訪者が現れました。先程まで仕事されていた、神海青人さんで、こちらも初めましてです。挨拶しようかと思っていたら、いきなり皆が神海さんに向かって地に足を付き頭を低くし始めるではありませんか。その時、私はぶるま組の本当のヒエラルキを知ったのです。不等式にして表すと。
3.8. 公式
神海さん>>>>>>(超えられない壁)>>>>>他のメンバ
3.9. 自爆
以上、証明終了です。勿論、初めましての挨拶をしました。で、ようやく全員揃いましたので、改めて顔合わせを。そういや乾杯とかしてない気がするんですけど……まっ、それは良いか。で、何気にどこからか「これから仮面の男さんもぶるまですよね」と聞こえてきます。で、私は「ふつつかものですが……」入ってしまいました!!
3.10. 迷走
まあ、それは置いといて。鍋も一段落すると、皆がそれぞれの行動を取り始めます。Melty Bloodをやり始めるもの、食に更なる拘りを見せるもの、脱ぎ出すもの。で、Piro-Sukeさんが片隅でチャット始めたんですけど、『11身合体!スブルマン仮面』という強烈なハンドルで……。そこに美鈴さんとか久慈さんとかすなふさんとか、チャットでよく話をする面々が入ってきたのですけど、半ば忘年会会場実況中継みたいになり始めました。まあ、暫くは普通の実況だったんですけど、力尽きてなげさんがソファに寝転んだからさあ大変。それを見た竹仙人さんが、上半身、脱いで! なげさんに覆い被さり始めたではないですか、わーお、うわーおー。やばいこれやばい倫理的にやばい。良心、とNaoyaさんの方に目を向けると、彼は嬉々として写メールしてました。働いてない、良心全然機能してないよ! 部屋が妖しい熱気を帯び始めました。ああ、また、上半身、覆い被さって、今度は三人で、そんなっ!
3.11. 感想
ムチャすぎる、色々な意味で!!
3.12. 沈静
なげさん、暫く耐えていたのですが、やはり精神攻撃には抗いきれず、ソファを脱出。これにより、ゲーム組とリビング組に分かれます。ゲーム組はMelty Blood、そこから派生して第二のいもぶるとか言い出して、凄く妖しげなエロゲ出して皆でプレイ大会です。若さ、若さってなんだ、振り返らないことさ、そういう歌が聞こえてくるようでした、元気過ぎる! 私は渋くも鉄板で料理を作る神海さんの料理に舌鼓を打ったり、チューハイを何本も空けて既に顔が真っ赤な相沢さんと話をしたり、えろげ空間を探索に言ったりと、色々なところをちょこまかとしておりました。ちなみに峻さんがいつのまにか撃沈していたのですけど、彼は無傷でした。
3.13. 就寝
深夜も1時を過ぎた頃、Naoyaさんがなげさんの眠っていたソファで眠り始めました。もう、悪戯する気力がなくなっていたのか、彼はとても優しい眠りを享受しておりました。その後、余った鍋の汁にご飯投下、雑炊が皆に夜食として振舞われました、蝶美味かったです。その後、少しばかり活動したと思うのですけど、この辺記憶からロストしています。で、2時頃、机の中に入って眠りました。私、狭いところで眠ると凄く安眠できるので。5時頃、何人かが出て行く夢を見たような気がしました、夢ではありませんでした。きちんと挨拶していたのか、それがとても心配です。
3.14. 帰郷
結局、本格的に目覚めたのは8時でした。残ったメンバで9時にPiro-Sukeさんの家を出て、10時過ぎに秋葉原到着。黒須ちゃんねる設定集を購入して、忙しなく挨拶して会合から離脱と相成りました。で、羽田→広島→実家と辿り着き、家族と再会。疲れたので暫く寝て、目覚めると頭が酷く痛く、がっつんがっつん。年末年始をひたすら熱にうなされ、すごすことになるのでした。
3.15. 終幕
コミックマーケット65 オフレポ、これにて完結っ。