沖縄旅行へ行ってきました(三日目)

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 さて、沖縄旅行シリーズも今回で最終回です。

 といっても一日目、二日目ほど書くことはなかったのですが、泣いても笑ってもこれが最後です。

 翌日。日の出を見ようと頑張ったのですが、げろりんちょした影響と父の鼾がのし掛かったせいか、早起きすることができませんでした。それでもホテルの高層から見える沖縄の海はほれぼれするものがあります。既に高々と猛る太陽、夜中に雨が降ったのかやけにじっとりとした大気。南国を感じさせる朝です。

 朝食を食べようと早めに降りてきたのですが、席は既に一杯でかなりの待ちが入っています。時間を潰すため、少しばかりホテルの周りを歩いていると、卓球の台が空いていたので朝飯前の運動です。しかし外部備え付けの台なので昨夜の雨や夜露の影響を受けて、台上はびちゃびちゃ。打つ球打つ球が意図せずして魔球になるというダイナミズム溢れる卓球となりました。

 その後、席が空いたので朝食をもぐもぐ。各の部屋で休んでからリゾートホテルをチェックアウトし、最終日に赴きます。ホテルの前には一昨日もお世話になった運転手さんが、タクシーとともに待っていました。今日もよろしくお願いしますと家族で乗り込んで走ることしばし、運転手さんがふと訊ねてきました。

「そういえば一昨日、忘れ物をしてなかったかい?」

 ……。

 ……なんですと?

 ポメラを入れたポシェットの特徴を話すとどんぴしゃり。全く予想しなかったところからの失せもの発見でした。そう言えば一昨日、携帯の充電用電池を探すためにトランクを開けてもらい、鞄の中を色々とひっかき回したなあと、今更ながらに思い出す始末です。

 それにしても、運転手が同じ方でなかったらこの質問はおそらくなかったわけで僥倖と言わざるを得ません。もしかすると今年の運を全て使いきったかもしれませんね。

 閑話休題。

 今日はの主目的は美ら海水族館なのですが、その前に万座毛と呼ばれる見晴らしの良い崖のある観光地に立ち寄ります。むき出しの岩肌、背の高い草に天然の洞窟らしい地形、遠方までも広がるきらびやかな海の色。気分は昨日の洞窟に続いてマインクラフトです。

石炭欲しいです

 そんな光景をぱしぱしと取りながら三十分ほどで崖沿いの道を回りきり、最後の目的地である水族館に向かいます。

 ホテルからは一時間以上も離れた場所であり、途中で宝くじのよく当たる売場のある道の駅に寄ったり、また運転手さんがかつて海岸沿いに迷い込んだ鯨に銛を突き立てて狩る習慣があったこと、あの巨体だから海が血に染まったことなどを生々しく話してくれました。

 そうこうしているうちに美ら海水族館へと到着です。

 中に入るとまずはなまこやヒトデなどを触れるコーナーがありましたので、なまこの感触をほんの少しだけ確かめてしまいました。こういうお触り系のアトラクションはあまり得意ではないのですが、ふにふにそうな心地に耐えることができなかったのです。ほんまもんのふにふにやったでえ……。

 そこを抜けると南国風の色合いをした魚が、大小各々にふわふわゆらゆらと漂い、ひらひらとした泳ぎを見せています。昨日のダイビングでも見たのですが、あの時は運動音痴の我が身を制御するので精一杯でしたから、ここでじっくりと見られるのはありがたいことでした。

 それから有毒生物の展示に移り、マングローブに生息する小魚たち、うにょりとした顔つきのうつぼなど、次々と鑑賞していきます。あ、衣玖さんのお仲間さんにも出会えました。

キャーイクサーン

 どちらかと言えば中小サイズの海洋生物を通り過ぎると、そこから一気にスケールアップします。巨大なマンタにホオジロザメの二大巨体競演です。水槽も大きく、まるで航空機のように海を駆るその姿は平たい容姿と相まって、実に優雅、勇壮、闊達でありました。

まんたー!

さめがめ

 水族館を出ますと、次は単館で展示されていたマナティーのユーモラスな姿を、それからウミガメのどしりとした体躯を、それぞれぼんやりと眺めながらゆっくりと進みます。暑いので足取りも必然と気怠くなり、この辺りで時間も俄に差し迫ってきました。

マナフィー

げんじい

残すはイルカのプールのみ、鑑賞会を見られるかどうか少し不安だったのですが、丁度到着と同時に厩務の人たちがイルカを誘導し始めます。イルカの生態説明から始まり、颯爽としたジャンピングの披露までの約二十分、あっという間に過ぎていきました。流石、地球で二番目に賢いだけのことはあります。

いるか

 その勇姿の残り香に浸りながら水族館を後にした私たちは一路、空港に向かいます。時間があれば空港付近の観光もする予定だったのですが、水族館にみっちり入り浸ったため、空港直行となってしまったのでした。やはり見知らぬ地を旅するには二泊三日では到底、足りないということなのでしょう。

 最後は空港で軽く食事を取ってから、それぞれの帰途に着きました。その際に私が時間の見積もりを甘く取りすぎてしまい、発着ぎりぎりの搭乗となってしまったのですが、それはまあ旅のアクセントということで勘弁して頂けると幸いなのでした。

 †

 そんなわけで随分と端折った部分もありましたが、沖縄旅行の顛末でありました。今回は日本人的な弾丸旅行でしたから、次の機会があれば今度はもう少しゆったり、回ってみたいものです。家族で行くことはもう多分ないのでしょうが(主に出不精的な意味で

 それでは、沖縄旅行記は今回で終わりです。

 仮面の男さんの次回作にご期待ください。

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コメント

  1. Ahh188 より:

    猛烈になんとなく訪れてみました。
    いいですねぇ。穏やかな気分ですw
    ではではー。

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