ノンフィクション 賢しらなるもの、仮面の男 仕事を終え、仮面の男さんは最寄り駅近くのコンビニで夕飯を物色していました。すると、四十代ほどの女性が話しかけてきたんですよ。彼女は何かの証明書らしきものを開いてみせ、それから訊ねてきました。 「これ、いくつかサイズがあるけど、どれで印刷すれ... 2009.04.27 ノンフィクション
ノンフィクション 『ポアンカレ予想 世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者』[ジョージ G.スピーロ/早川書房] 4152088850 トポロジーの歴史、ポアンカレ予想の奔りから、ペレルマンの証明までを纏めたドキュメンタリィ小説です。 読んでて何度も脳が茹だりそうになったぜ……というより、後半で語られたくだりは明らかに大半を読み飛ばしたと告白せざるを得... 2008.02.15 ノンフィクション感想
ノンフィクション 『なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか』[スーザン・A. クランシー/ハヤカワ文庫] 4150503133 エイリアンは、新世界の神と信仰を具現化したものだったんだよ!! な、なんだ(ry ――。 というのは半分冗談で(そして半分は本気)、エイリアンに誘拐されたと思い込むメカニズムについて、時には冗句やたとえ話も交え、論理的... 2006.10.05 ノンフィクション感想
ノンフィクション 『ビッグバン宇宙論』[サイモン・シン/新潮社] 41053930304105393049 同作者の『フェルマーの最終定理』や『暗号解読』を読んで以来、すっかり虜となってしまった作者の、待望の新作です。前著より今著の発売まで五年、だから非常に用心深く読み始めたのですが、数ページ捲るなり、こ... 2006.06.30 ノンフィクション感想
ノンフィクション 『春になったら苺を摘みに』[梨木香歩/新潮文庫] 4101253366 これも『永遠の出口』と同様、文庫落ちを楽しみにしていた作品です。 作者が英国での下宿生活の中で体験した、印象的な出来事を綴ったノンフィクションなのですが、作者の持つ機知の利いた上品な好奇心が心地良く、ほろりと来るエピソ... 2006.04.03 ノンフィクション感想