紅楼夢お疲れさまでした/そうだ、奈良へ行こう

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先週の日曜日は東方紅楼夢の第七回が開催されまして、今回は告知通りにサークル参加でした。訪れて頂いた皆様、ありがとうございました。本拠地から遠く離れてのイベントというのはサークル参加であれ一般参加であれ緊張するのですが、お陰様で良いイベント時間を過ごすことができました。

今回のイベントで出した新刊ですがメロンブックスに委託させて頂いております。特設サイトのほうにも書いていますが、当日イベントに来られなかった方がおりましたら、こちらで手に取って頂けるとありがたいです。また冬コミにも申込みをしているので、当選すればそちらにも持っていく予定です。

さて、その昨日ですが奈良に行ってきました。一昨年の星蓮船参りに続く、神霊廟参りということで、今回は叡福寺と法隆寺を訪ねました。前者は太子廟のあるお寺で、後者は言わずもがなです。法隆寺は一昨年も訪れたのですが、その時は参拝時間を一時間弱しか取ることができず、満足に回れなかったのでそのリベンジも兼ねているのでした。

夜行バスに乗って大阪駅に着いたのち、妹と連絡をすれ違ったりもしたのですが、概ね恙なく第一目的地である叡福寺に向かいます。大阪駅から天王寺へ、そこから近鉄に乗り換えて喜志駅まで。更にバスで乗り継ぐことしばし、目的の場所まで辿り着きました。

肝心の太子廟は二重の柵が設けてあって近付くことはできなかったのですけれど、重要文化財となっている多宝塔や金堂、聖霊殿など趣のある建築をぐるりと回り、亡き太子の面影みたいなものを拙い詫び寂び力で感じ取ろうとしました。有料展示物もあったらしいのですが、急いで回らないという気持ちに押されたのかその時は気付きませんでした、がくり。

で、時間があれば大神神社まで足を伸ばしてみようと思っていたのですが、無理そうだったので素直に法隆寺を目指します。天王寺まで戻り、そこから奈良行きの快速で法隆寺前駅へ。せんとくんがお出迎えしてくれました。

せんとくん

そしてバスに揺られること数分、法隆寺の入口に到着します。二年ぶりの再会ということで、まずは前回行くことのできなかった夢殿を訪れてみました。生前に太子が住まっていたとされるこの建物は、神霊廟五面の背景になっています。六角形の非常に整った、私好みの建築物で色々な角度からぱちぱちと写真を撮りつつ、その生活をしのんだりもしました。

夢殿

前回の未踏地域を観ることができたので、引き返して正規のルートを一から改めて回ります。金堂に五重塔、大講堂に鐘楼が集まった伽藍をぐるりと見て回ったのち、聖霊殿を拝してから宝蔵殿へ。様々な時代の仏像、芸術品、身の回り品などの展示をじっくりと見て回り、飛鳥を堪能したところで雨が降り始めたので、雨煙る法隆寺より退却し、少し早い時間ですが奈良を後にしたのでした。

五重塔

とまあ、駆け足の説明でしたが、このような流れで二つの寺を参り、堪能することが出来ました。先にも述べた通り、参りたいところは他にもあったのですが、それはまた次以降の機会ということで。出来るならば数日をかけて、ゆかりある寺社を余すことなく見て回りたいものです。

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