2001 - ( 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 )
2002 - ( 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 )
11 -( 30| 29| 28| 27| 26| 25| 24| 23| 22| 21| 20| 19| 18| 17)
11 -( 15| 14| 13| 12| 11| 10| 08| 07| 06| 05| 04| 03| 02| 01)
剣は折れ、それを振るう力も尽きたか・・・だが、お前達は1000人で俺を殺したが、俺は一人で10000人のお前達の同胞を殺した。俺は、俺が想うがままに邪悪であったぞ!!!!
(幻想水滸伝2/ルカ=ブライトの最期より)
死ぬ時の台詞がここまで格好良い悪役ってのも、素晴らしいですね(挨拶
今月は、以下の本を読みました。
六冊七冊。地球平面はかなり微妙だったけど、他は良かった。まあ、モモとかドリトル先生が名著なのは、色々な人が色々なところで語り倒しているでしょうから、新著である『盗まれた記憶の博物館』を、今月は推薦しておきます。上下巻で800ページほどありますが――気にしちゃ駄目。これも含めてラルフ・イーザウ氏の著書は私的にプッシュしてる作家さんです。
次作は『暁の円卓』という、一冊が700ページを超えるという恐ろしい四部作が控えているらしいですね――畜生、第二外国語は中国語じゃなくて独逸語取っとくんでした(お
最近『Yellow Generation』というアーティストの詩が良いなあと思い始めた今日この頃。正直、歌はもう少し磨く余地のあるユニットなのだけど、詞先ユニットという位置づけもあって、凄く印象に残る歌詞を持っています。12-11には1stアルバムも出るそうですので、興味を持った人は上記サイトの視聴サービスと合わせて、聴いてみることをお薦めします。というか先日『北風と太陽』を聴いて、めさめさ気に入りました。この詩に声が届けば、一気に大ブレイクするんじゃないでしょうか、このユニットは。
ドラマでは『ダーク・エンジェル』という海外物のドラマに少し興味を示しています。先日、1stシーズンの最後を観たのですが、結構面白そうだったので。しかし――主人公の声ってどっかで聴いたことがあるんだよなあ。早速調べてみたら――この人かよッ! 道理で聞いたことがある声の筈だよ。そっかそっか――いや、世の中は面白いね。
小説は相変わらず『ライラの冒険シリーズ』を応援しています。この作品は、このサイト唯一の義務本ですので。いつか読むのか、興味ありますとかそういう言葉で後回しにすることは禁止ではありませんが、極めて推奨できません。
明日、シリーズ全部買って読みましょう。7300円なんて、ゲーム一本買うと思えば安いものです。
200000ヒットしてました。最近、めっきり更新の減りつつあるサイトであるというのに、来訪者が増えてるというのは心苦しいのですが――そこはまあ、目を瞑って下さるとありがたいと思います(某泥棒さん風
んー、折角のメモリアルなのですが、今日はちょっと精神状態良くありません。正直言って、少々――いや、かなりキれてます。私ゃ、小心者なので少しでも厳しい言葉を他者に向けるというのも苦手なのですが――嗚呼、やだな。故意に、憎まれることをすると分かっていて、それをするのは。
「うわあー!」
俺は絶叫し、せまい部屋の中をのたうち回った。密室の神様! どうしてあなたは私の元に降りてきてくれないんですか! 白い壁が、丸い蛍光灯が、几帳面に整理された本棚が、ビョークのレコードが、ギーガーのカレンダーが、オービタルのTシャツが、AKIRAのポスターが、俺を見おろしている。鉄雄! そんな目で俺を見ないでくれ!
(浦賀和宏殺人事件/浦賀和宏)
初めて読んだ時、腹が捩れるほど笑いました(挨拶
まあ、それはおいといて。
永遠の冬をもう一度夢見てみませんか? ということで、管理人にも気付かれない程密かに『ワールドエンド復活署名活動本部』に賛同しました。物凄い独特な雰囲気を持つ作品ですが、絵の緻密さとか独特のギャグとかでものすっごお気に入りの作品でした。現在はコミックブレイドで『R2』という作品を連載中とのことですが、個人的にはこっちを連載再開して欲しいなというのが、本音だったりするので。。
というか、せめて4巻は出しとくれエニックスさんと声を大にして言いたいわけで。事実上は分裂せずに同じ会社のままなんだから、出し惜しみしなくて良いと思うのですが、社内間の確執とかがまだ激しいのかもしれません。
――わわ、どうも今月中に200000ヒットいきそう。やっぱ、何と言われようとキリの良い数字に対して『秋野秀和並み』の拘りがある私としては、騒がずにはいられない数字です。あと222222ヒットでしょうか――もしこの2つのどちらかを踏んだ方がいれば、リクエストを受け付けることにします。
この本を優先して読めとか、このゲームを優先してやれとか、そういうリクエストですな。絶版で、数十万出さないと変えないとか、百科事典とかそういうハードルが果てしなく高い奴は拒否しますが、それ以外ならOKってことで。
それか、SSのリクエストでも何とか。ちなみに何でも良いという場合やギャンブラーという場合には、この三つから選んで下さい。もれなく、拒否権なしに送ります。
――三択の中にえろはありません、念の為に。
閑話休題。
私が極めて一方的に、人生と雑記の師と仰いでいるWAYさんのWAYと愉快な倦怠期さんを読んで夜中に大笑いしました。恋人が倦怠期を乗り切るには、ここまでの涙ぐましい? 努力が必要なのですね。いや、凄い。ここまでネタにまみれてて笑える雑記はらあやさんの『ブライアン・ウォーカー紹介』か、雀鬼龍さんの『音夢と休日』以来かもしれないです。18禁ということで達してない人は見たら駄目ですが、達してる人は読むが吉。(色々な意味で)人生観が変わりますよ。
――そういや、今年がその予定年ですが、もう飛ばしたんでしょうか(独り言
ようやくNTTから光ファイバ設置の電話が来たヨ。これで来週くらいにも光ケーブルが私の部屋にこんにちは――となりそうです、どきどき。
今日は面白いニュース見つけたネ。250Mbpsの量子暗号データ送信に成功とのこと。今までの暗号はその強度如何に関わらず、計算上は破られる暗号だったけれど。量子暗号化というのは、物理学の法則が覆らない限りは、決して破られない暗号らしい。サイモン・シンの『暗号解読』という著書で、このことが僅かに触れられていたけど、実現の段階に向けて着実と進んでいるんですねー。
ただ『暗号は兵器』と公言している米国の動きがどうなるか――ってことで、話が変わるのでしょう。でも、良いですね――やっぱ暗号には浪漫があります(お
ちなみにその手の浪漫が何かを知りたいって方は上述もしている『暗号解読』(サイモン・シン著:新潮社)[Amazon|bk1]を是非読んでみて下さい。ことある毎にお薦めしているノンフィクション読物ですが、そこらの詰まらん小説一山集めてきたより余程ドラマティックな、暗号に関わる人間のお話です。
正直、日本の数学教師は教科書の前に生徒にこの本と『フェルマーの最終定理』を読むことを義務としたいくらい。ええ、私ゃ半ば本気でそう思ってます。そうしたら、日本人から数学嫌いなんていなくなるでしょう。数学に取り組むのが苦手という方はいるでしょうが、しかし数学が嫌いなんていう人は絶対、いなくなります――と思います(最後が腰砕け
『私立霧舎学園ミステリ白書 六月はイニシャルトークで連続誘拐』の発売はやっぱ12月でした。5月が夏コミで、6月が冬コミかあ――流石、期待を裏切らない方ですな。ここ数ヶ月、こんなにも斜めな意味で楽しみな作品が他にあるだろうか、いやない(断言
しかし、物凄いネーミング・センスだ。イニシャルトークで連続誘拐って何ですかっ!(滝汗
あとは。GARNET CROWの新作『クリスタル・ゲージ』が12-11に発売みたいです。このサイトはかなりGARNET CROWファンの人が多いので、書き連ねておきます。書き書きと。
死の蔵書は週末で読み切って童話物語>いーちゃん>ハイペリオンの続きで読破して――。あ、TOD2もあるなあ、BOF5もあるなあ、積んでるゲームが沢山あるなあ。
――誰か私に救いの手を差し伸べてください(お
『ハンナの小屋』に監禁しますよッ!(挨拶
『ファントムの夜明け ―DAWN OF THE PHANTOM―』 (浦賀和宏著:幻冬社)をGetっ!(嬉々 内容的には『彼女は存在しない』系っぽいので、かなり期待してます。最近の一発ネタ? 路線も嫌いではないのですが、やっぱこの方の作品は『記憶の果て』や『時の鳥篭』や上述のような、触ったら壊れそうなほど鋭くて壊れそうな物語が一番の魅力だと思うのです。
今日買った本。
今日読んだ本。
『死の蔵書』(ジョン・ダニング著:ハヤカワミステリ文庫)を200ページほど。作者の、鼻をつくほどの古書に関する薀蓄が、本好きの私には堪らない作品です(笑 惜しむらくは、その作品の大半を私が未読であるということか。これらを揃って読み明かしているくらいの、本当の読書狂ならもっと楽しめたに違いないのに。それだけが、唯一の心残りです。
と、この文章は帰宅途中の新幹線上で打っています。だからといって、旅情の匂いが文章にのることはないのですが。何故なら味気ない社用主張だからで。新幹線内はまるで貸し切り状態。平日の夜のこだまがこんなにがら空きとは思わなかった。まあ――偉い人間になったようで気分は悪くなかったりするのが、私の俗物根性丸出しな部分でもありそうですが。
さて、問題は来月、どんな本を読もうかということです(唐突に
取り合えず『童話物語』と『いーちゃんシリーズ』は個人的な興味がたたったので最優先で読んでみることに。後は『ハイペリオン/エンディミオン』シリーズも外せませんし、余裕があれば他にもお薦めされてる作品優先で、読んでいきたいなーと目論んでいます。
発刊ペースから言えば『霧舎学園の6』が出そうな気もしますが、もし発売されればこれも良いネタになりそうです。
後は――。
スクウェアがエニックスと合併された場合に『Ogre Battle Episode8 ―In The Lap Of Gods―』の、何時来るか分からない発売日が、更に伸びない事を祈るだけです。
最近は名作の続編が、色々な事情で発売されないという例が多いので、これからも胸をどきどきさせながら動向を見守らなければならないのでしょう――鬱だ。
どうか『Mother3』や『Metal Max Wild Eyes』のようになりませんように。特に後者が発売中止された時、私ゃ本気で泣きそうになりましたからね。メタルマックス――あの、隠れた名作の新作を闇に葬るなんて、世の中間違ってるよ(青年の主張
『ロード・オブ・ザ・リング―二つの塔』の公開は2003年2月22日だそうです(挨拶 私にとってみれば『自称・史上最強のファンタジィ』よりこっちの方が余程気になります。
引越しで何時の間にか日が過ぎててマガジンGREAT経由でQEDの最新話読むのをすっかり忘れていました(泣 タイトルは『イレギュラー・バウンド』かあ、こりゃ12月か新年1月に出る14巻を見逃すなかれですな。
ごめんなさい(取り合えず謝っておく
今日は書くネタがありません。
というか、同人誌の表紙を描いて下さる方からの連絡が全くない時点で、どうしようもない状況最大限だったりして(汗 絵心のない私にしてみりゃ、これだけは本気でどうしようもない事態。二ヶ月くらい返事がないので、本気で路頭に迷っています――どうしよう?
そんなわけで目下、修羅場よりも酷い、針のむしろっていう状況です――はあ。
よくよく考えれば、全然沈降モードになってないじゃないですか>昨日の記録
まあ、良いか――。本は一心不乱のミステリィをということで『死の蔵書』(ジョン・ダニング著:ハヤカワミステリ文庫)に挑戦です。それからは――その時考えます。
と、昔のメモファイルを少し整理していると、以前お薦めにあがった作品のリストが。やば、殆ど読んでも買ってもない。というわけで記憶に留めて置く為に、まだ未読のものをこの記憶の博物館に記述しておきます。
――ああ、これだけの作品を読めるかと思うだけで涎が(お
では、今日は沈降モードということで、おさらばなのです。
ウイリアム・ブレイク全集が欲しいッ(挨拶
沈降モードといっておきながら、いつもと分量の変わらない記録がここに。ええい、今日から本当に沈降モードさ(逆切れ風味
今日は外出しないので、最近思ったことでかきそびれたことをつれづれと書き記すことにします。本当はこういう時こそ昨日観たアニメのこととかを話題にすれば良いと思うのですが、それは私より専門家がいますから。ええ――私は敢えて口を紡ぐのでした。
平井堅が『大きな古時計』のリメイクを出しているという話題からして、あの歌の最後がどうなるかという話に飛ぶ。私は時計が止まって終わりだと思っていたのだが、実際は時計が壊されて新しい時計がやってくるというのが歌の本当の結末らしいのです。私がへえと感心すると、その話をしてくれた先輩は。
人間って途中の部分だけ覚えてて最初や最後を忘れるってことが良くあるなあと、感慨深く語っていました。あー、そりゃ確かにあるかもなあ。歴史にしたって、その発端と終端から忘れ去られていくのが常ですし。或いは、時計が止まった所で歌が終わった方が美しいと思う人が存外にも、いたのかもしれません。どちらにしても――印象に残る部分だけ抜き出しがちになるのが人間の認識における性なのかなあと、思わせる言葉でした。
今月初め、実家に帰った時です。とある外食店で順番待ちの時に、私たちを忘れて後から来た客を席につけたとき、実家のおっかあさまが言いました。
『癪だねぇ・・・・!』
シーマ様っ!?
齢ン十年にして何という口癖を身につけられたのか、うちのおっかあさまは(汗
最近、会社にアガサ・クリスティを読むという方がいます。とても良い心掛けだと思いました(お で、今持ってるというので作品を見せて貰うことに。勿論、未読だったら次に貸して貰おうと目論んでいました。すると、出したのは「ハヤカワ文庫と書かれた白の背で『愛の重さ』と書かれた書物」です。
ほうほう――えっ、ちょっと待って下さい。ハヤカワミステリ文庫のクリスティの背は赤だったのではないですか、俄かに慌てていると謎が解けました。で、これはミステリィじゃないという少し衝撃的な言葉と共に、こういう説明を添えました。
「アガサ・クリスティはミステリィだけでなく『メアリ・ウェストマコット』という別名義で恋愛小説も出してるんですじょ。ミステリィは背が赤い奴ですじょ」
まあ、これは――分からない人の方が多いでしょうね、ええきっと多いでしょう。私だって某作品の後書きで読むまで、全く知らなかったですし。しかし『アクロイド――』や『ABC――』すら、知らない人の多い現実というのも理解できた気がします。私は少なくとも上記二作は『知らぬ人のいない名作』だと思っているのですが、そういう認識はミステリィ好きの予断と偏見ってやつみたいです。そう言えばクイズ・ミリオネアでも『ポアロの出身国は?』って問題が250万の問題として出てたなあということを思い出したりもしました。
もう直ぐ200KHITのようです。100KHITするまでに2年の歳月を有していたのですが、それから同じ人数が訪れるまで1年の歳月を有したようです。更新の頻度は落ちている筈なのですが、訪問者は増えているらしく。ありがたいことです、本当に。
しかし、SSは分かるとしてうちの雑記に何を求める人が多いのかというのが、私ゃいつも気になってます。何時の間にか巡回先になってたり、何時の間にかアンテナを張られたり。大抵、数日から数週間遅れで、私はそれを知ることになるのですが、えっ何時の間に捕捉されてる? みたいな(汗
正直、うちはゲーム好きというより本好きの方が楽しめる記録にしようと目論んでいるので、ゲームやアニメネタは本当に最小限だったりします。そういうわけで、特にこれといった派手な話題がないのですが。今は古典児童文学がマイ・ブームなので、小さい時にこういう作品を読んだ或いは今こういう作品を読んでいるなんて言葉を頂けると、管理人は小躍りして喜びますです、はい。
追記:infoseekランキングのエンタメ・ゲーム欄で『御神楽少女探偵団』に続いて『DESIRE』が紹介されてました――かなり熱い語りっぷりで、この記事書いた人はは余程、思い入れがあるのだなあと。珍しいのでスクリーン・ショットにも取っておいて保存。
しかし、セガサターンが最早手に入らないこの状況では、プレイできない人も増えてくるのでしょう。ちなみにこのゲームも例によらず妹から薦められたのですが、語るとなると必ずある一人の人物がでてきて――プレイしたことのある人にはそれで事足りてしまいます。その人物とは――。
マルチナ・T・ステラドビッチさん。
噂によるとこの人の名前を聞くだけで、涙が出そうになる人もいるとかいないとか。
――――くっ、目頭が熱い(お
それから、みんなはずっと幸せに暮らしましたとさ?
いいえ。いろんなお話がそういいますが、そんなふうになった人はだれもいません。きみたちのように、かれらにも幸せな日々がありました。そして、きみたちも知っているように、苦しい日々がありました。おなじように、かれらにも勝利をおさめたときがあり、敗北したときがありました。ベストをつくさなかった自分を恥ずかしく思ったことや、神が立つように運命づけた場所に立ったこともありました。わたしがいいたいのは、だれもが、それぞれひとりひとりが、その人にできる暮らしをしたということです。
(The Eyes Of The Dragon/Steeven King)
↑上述は航海記を読んでふっと思い出した一節です↑
某所で推薦に預かったシリーズのタイトルがこれだったのですが、いや良い作品でした。航海記という割には物語の半分にならないと航海に出なかったり、航海がメインでなかったりしますが、まあそれは些細なことで。一章一節ごとが、ユーモアに溢れた話やハラハラとする場面、思わず笑いの漏れるような場面で構成されており、折り重なって一個の楽しい冒険物語として紡がれておりました。ああ、やっぱ小学生の頃に読みたかったよ、これは。
短い話を積み重ねて、長い話を読ませるというやり方は子供が親に聞かせて語るに良いスタイルなんでしょうね。甥ができたら一緒に読みたいという気持ちも分かる気がします。
あとがきでは大人が特定の子供向けにあてた作品というのが色々と紹介されていましたが『クマのプーさん』もそうだったのですかー、初耳でした。ともあれ、同じような経緯で書かれたという『ピーター・ラビット』などと併せて、折を見て読んでみたいものです。
――しかし、流石に対象が対象だけあってキャロルが近所のアリスちゃんに求婚をしたことは書かれていないようでした(笑
本当は一章程読んだところで切り上げようと思いましたが、ついつい続きが気になって先を読まずにはいられなく、気付いたら読了していました(汗
類稀な力を持ちながらも傲慢である若き魔法使いゲドが、呼び出した影との戦いを通じて魔法使いとして、更には人間として成長していく様子が質実剛健に捉えられ、語られていくさまは一時も目を離せないくらいに魅力的でした。正直、禁欲的で会話や派手な描写がないので活字に慣れてない人には少し辛いかもしれませんが――そんなことは気にしてはいけません。そんな些細な理由でこの物語を読まないのは勿体無さ過ぎです。
この本も推薦に預かった作品なのですが、夢中で読み通せました。私ゃ、こういう真面目さや禁欲さを求める書物というのが結構好きなので、尚更のことです。良い作品を推薦下さってありがとうございました――感謝、感謝です。
今は積んでる本が多いので直ぐに続きとはいきませんが、二巻以降も是非とも読んでみる予定です、ういうい。
以下の本を購入です。
八冊買い占めたのかよッ! という突っ込みには是の方向で。硬質なSFということですが、扱うテーマや帰結が『ライラの冒険シリーズ』と似ているということで興味を持って購入してみました。最終巻の『――覚醒』だけ文庫落ちしてなかったのでどうしようかと悩んでいたのですが、今日文庫になっていたそれらを見て急いで買ってしまったという次第です。
というか、SFにはまるだろうという自己預言は、この作品を読むことを見越してのことだったりするのでした。これまでも幾つか積んでますが、SF読み計画の第一弾としてはこのシリーズを一気に読み通してやろうと思っています。
リンク1件追加。趣味です(笑
寝る(管理人はとても疲れているらしい
――実際は一日中、建物の中にいて天候など全く分からないのですが。そういう時は仮に晴れという形で登録させていただきます、仮面の男。
この巻だけは読んだ記憶が少しだけあるのですが、今読んでも十分面白いです。活字を縦横無尽に駆け回り自己主張する動物達と、何時までもマイペースなドリトル先生の対比が楽しくて、行き返りの列車で一気に読み込んでしまいました。動物の言葉が分かるってだけで、世界はこんなにも騒々しくなるんだなあと、子供じみたことまで考える始末です。
この物語の原形が戦争の為に残された二人の子供の為というのも、基本的にファンタジィが子供の為にあるんだなあということを再認識させます。でも、かといってそれを大人が読んでいけない訳じゃないし、寧ろ子供向けの本を大人が読んじゃいけない、恥ずかしいというのはとても狭い了見の考え方だとも感じるのです。正直に白状しますが、大学の時『百万回死んだ猫』という絵本を読んであたしゃめっさ感動しましたよ、泣きそうになりましたさ。
これを幼稚いと取るか、それとも優れた物語はどのような世代の人間にも何かを与えると取るのか。勿論、どの作品にもそれを読む最適な年齢や状況というものはあるかもしれませんが。しかし、どの年齢や立場の人間がどのような種類の本をも手に取れる、という自由な心だけは失くしてはいけないと思います。少なくとも、私のような読書狂にとっては切に――。
にしても、大戦で薬物の知識を得て数多のミステリィを書いたアガサ・クリスティといいこのヒュー・ロフティングといい。数百万人、数千万人の命を奪った大戦の中で同じく、数百万人、数千万人を感動や熱狂の渦に巻き込む物語が生まれる――。人間の生の流れってのは、もしかしたら想像以上に循環的なものなのかなあ。
今日一日だけ、このサイトは地球平面委員会です(笑
読み終えた感想。
えっ、終わり?(汗
何かあれです。御神楽少女探偵団で、時人が撃たれてどうなるかってところでエンド・ロールが流れたような、アレですな。要は前・後編なのに後編があることを予告しなかったかのような、ブツ切れ感でした。
相変わらず、自分勝手な人間や休日ヒッキーを描かせたらこの人の右に出る人はいないのですが、上著の主人公の大三郎くんは安藤くんと比べたら壊れ方が足りません。もっと壊れましょう――終わり。
でもFlat Earthの意味については私も疑問に思ったことがあったりしますので思わず苦笑い。そこを疑問にせず突き抜けたり、密室本で『なんで俺様が密室本なんて書かなきゃいけないんだよ』とはっちゃけたりするのを楽しむのが、最近の浦賀和宏氏の著作を楽しむ方法のような気がしました。
次は『ドリトル先生アフリカゆき』を読み予定です。
というか『仮面』と名前の付くハンドルやサイト多過ぎ(確信
地球平面化委員会じゃありませんが、もう少しはっちゃけたハンドルとサイト名が欲しいものです。例えばサイト名は『檄・ひよひよ劇場』とか『ハンナとニコラスとフローラのおうち』とか(笑
――誰か私に救いの手を差し伸べて下さい。
「まあ、見ているんだ。二、三週間もすれば、みんな忘れてしまうから。たとえクセハーノがいなくてもな。人間とはそういうもんだ。テレビやラジオで放送されても、片っ端から忘れていくものさ。まるでそんなことは起こらなかったかのように」
(Das museum der gestohlenen Erinnerungen/Ralf Isau)
沈降モード一日目です。小学生の時以来、十数年ぶりに河豚を喰った。美味しかったですー。というか最近、美味いもの食べ過ぎ。満ち足りてるなーと思った反面、少し太ってそう――500グラムくらい。
明日から金曜日までは広島へ出張です。FireStarterを引き連れて、お仕事に行って参ります。でわでわ。
追記:西尾維新氏のいーちゃんシリーズ。全部買いました(お
追記2:お砂糖たっぷりのミルクを加えたココアは美味しいですー。体も心も温まる。チョコレイト・ドリンクの演習(笑
追記3:くわッぱ(別れの挨拶
熊本より帰還しました(挨拶
外輪山の大観峰や、阿蘇山の火口を見物したのですが絶景かな絶景かな。
先ず大観峰に行ったのですが、広域全周できる風景――阿蘇五岳や空の蒼、雲の白、眼下に広がる田畑や建物など――が非常に素敵でした。スケールは小さいかもしれませんが、もしかしたら『ものみの丘』の光景もこんな感じなんじゃないかなあ、などと思ってしまうのは、私の性というかKanonをやった人間故の雑感かと――。
すすきや金と見間違うほどの草草が地を覆い、さあーっと駆け抜ける風と強烈な寒さまで含めて雰囲気満点。ちなみに大観峰って昔は『遠見ヶ鼻』って呼ばれていたらしく、だからものみの丘は昔『物見ヶ丘』って呼ばれていたのかなーとか、そう呼ばれるまでにどのような経緯があったのかなーとか、ついつい頭を巡らせてしまうのでした。妄想家め(お
さて、次は阿蘇山の火口です。私ゃ、火口というのでもっと赤いどろどろとしたしたものを思い浮かべていたのですが、以外にもディープ・ブルー。こりゃ期待していたものと随分違うなと思いましたが、そもそも火口が赤熱していたら危険でしょうがないよなあ(汗
ひっきりなしにわきだしている蒸気みたいなものは硫黄瓦斯(SO2)で、人間が吸ったら有毒です。というかこれを吸い過ぎて死んだ人もいるくらいの毒性を持っており、火山の凶暴性は必ずしもその熱だけではないのだなあと思うこと頻りでした。
ちなみに、あの青い色は高校の時に実験で作った硫酸銅(CuSO4)にとても色が似てると思ったのですが、あの色はやはり銅イオンの色なのかなあ――。誰か詳しい人、教えてくれないかなあと他力本願になってみたりします。検索エンジンなどでも探していたのですが、阿蘇山の火口のあの色の所以について書かれてあるサイトは見つけられませんでした。
しかし、色が海に似てるというだけで『火口を泳いで来い』とさらりと言ってくれるせんぱい諸兄はちょっと鬼だなと思いました。案内書きには数百度って書いてあったんですよ(焦 あんなところで泳いだらとろけちまうだとろけちまうだ(ニコラス風
更にはヘリコプタにも乗りました。この機会を逃したらもう、一生乗る機会なんてないだろという言葉をうけての試乗だったのですが、空を急速に駆け上がってくる感のある浮上は、飛行機の徐々に増していく加速度重圧とまた違います。魂の抜けていくような強烈な浮遊を伴い、気付いたときには空だった、みたいな。全天が簡単に見回せもできたりして、阿蘇や外輪山が一望できるその空間は、私にとって全く未知でただただ興奮してました。
良いな、ヘリコプタ。一生乗れないと言っていましたが、願わくばまた体験してみたいものです。あの浮遊感覚は、癖になりそうだ。
そして、名所巡りも終わって温泉宿です。露天風呂入りました、しかも混浴。ギャルゲだとヒロインが入ってきて遭遇シーンとかねえ、ある筈なんですよ。ええ、わざわざここに書くということはそういう遭遇イベントがあったと、考えてもらって結構なのですが。
先ず、空想と違うのは夫婦同伴だったということ。二つ目は、70才くらいの老夫婦だったということ。まあこの辺りは年配のご夫婦で、いつまで経っても仲睦まじいなあとしめるくらいで、割と温泉地では珍しくない光景だと私は思います。特筆すべきは三つ目の点です、この点によって露天風呂の接近遭遇は、語るべきことになったのです。その三点目とは――。
外国人
だったのです。ええ、わざわざ日本までやってきて、温泉に親しみにやって来られた外国人の夫婦だったのでした。これには流石に驚きましたが――でも、この年になってわざわざ他国の風習に馴染みに来たということは、ヴァイタリティのある方々だったのでしょう。
私も、老人になったとき、ふと思い立って『アリゾナにワニ喰いに行くか』とか言って、綿密な計画を立てて実行できるようなヴァイタリティを保持していたいものです(妄言
食事は囲炉裏でやまめの塩焼き、柔らかくて美味しかったですー。あと、ますのお刺身も食べました。ますと聞くと私が先ず思い浮かべるのは味でも姿でもなく英名である『Red Herring』なのですが、それはさておき。味は川の鮭と言われる所以を示すがごとく、脂がのってこれも美味しかったです。ちなみに何故、英題名を思い出すかと言えば、レッドヘリングには奇術用語で人を騙くらかすという意味があり、ミステリィでよく使われるからなのでした。
至れりつくせりだったのですが、部屋に戻るとせんぱい諸兄が『先に寝たら(デジカメで)お前のアソコを接写してから、キャップをつける』という言葉をかけられ絶体絶命でした。私はサイゴマデケッシテネムリマセンデシタ。鬼だー(泣
しかし、良い天気にも恵まれて体も心も堪能できた旅行だったのでした。囲炉裏で川魚の塩焼きは美味しいのよ、もう――日本人に生まれて良かったなと俗っぽいことも思いました。内臓の苦さもおつなのですー、うきゅ。
返す刀で、本屋に寄って帰宅。ちなみに買った本は以下の4冊。
買いました←ドリトル先生
流石に13巻セットってのは無理なので、始めから一冊ずつ読んでいきましょう。『盗まれた記憶の博物館』をあと少しで読了できそうなので、近い内に読んでみることにします。
『地球平面委員会』は一昨日も述べた浦賀和宏氏の新著です。しかし、今月末に出るであろう『ファントムの夜明け』を合わせると年に五冊かあ(汗 活発に活動してるのだなあ。まあ、私にはとても嬉しいことですけどねっ。
追記:今日から一ヶ月ほど、雑記の更新のペースをかなり落とすと思います。仕事も冬コミの準備も、かなり忙しくなりそうですので。
くわッぱ!!(挨拶
今日はずっと、お客様の打ち込んでいたデータを見たのですが。無個性なキィ・ボードでの入力の中にもやはり、個人性を表すような表記方法などがあることがよく分かります。例えば、英語名をアルファベットで残すかカタカナで残すかとか、入力情報の丁寧さとか、明らかに有名ミステリィ作家の影響を受けているとか。ちなみに最後の奴をどうやって判別するかは――ええ、とても簡単なことだと思います。
でも――こういうのはなかなか面白いなーと、思うのです。ただ流石に、7時間や8時間もぶっ通しで単純作業の為にキィ・ボードを叩いていると、手首に張りなどを感じてしまいます。よって、今日の記録は例によって適当に、短めに。
一昨日より予言していた 『Trick The Movie』 の感想は――と言っても、ミステリィが駄目駄目で、それ以外のところが最高だったという要約の説明以外、何も加えることができないというのが本音だったりします。あの作品がどれだけ突き抜けてるのかというのは、見なけりゃ分からんせんです。あれを適度に要約し、しかもネタバレなしで説明することができるなら、プロの評論家になる才能があるでしょう――絶対に。
というわけでそれは無理なのですが、私なりにまとめるとこんな感じのストーリィでした>Trick The Movie
『第一回糸節村神決定戦 三百年に一度の災厄の年に渦巻く因縁と虚偽をお笑い奇術師山田奈緒子が解き明かす。その時、どんとこい教授が彼らに見せたものとは←バレバレ』
――――。
―――。
――。
―。
――続きは、劇場で、お楽しみになって下さい。
しかし、堤監督はパチモンミステリィ路線ばかりですが、ミステリィ自体は結構読み込んでる人だと思うのです。なにげーにその手の、ミステリィ気違いでなければ絶対に気付かないようなネタを挟んできたり、有名古典の作品を嘲笑っておきながら別の作品でいけしゃあしゃあとそれを使っていたり。芸が細かい方です。その手の細かさをもっとミステリィ的な演出や伏線に活かせば良いと切に思うのですが――その辺はきっと仕方ないのでしょう。
あの監督は全身これ、ネタでできてるようですから(笑
どうやら、私は 『安藤語録』を広める役目を期待されているらしいです(笑 希さんのサイトのリンクでこう紹介されてたのですが、このメッセージを見た時、モニタの前で腹を抱えて笑いました。何で私なのかと(汗
まあ、要するに――母集団が凄まじく小さいのがアレですね。ここと同系(何をもって同系とするかは謎だが)のサイトで浦賀和宏が好きだと言ってる方となると大里朋さんがサイトのプロフィールで好きな作品に『記憶の果て』を挙げてるくらいかなというくらいって気がするのです。個人的にはえこひいき的に好きな作家なのですのですが、その毒性の強さゆえ容易に他者に薦められません。特に時系列順に読むとなると――嗚呼、ソンナコトシンデモススメラレナイヨ。
まあ――話を戻しましょう。安藤語録ですね。
多分、どこかのサイトでやってるよ。私は他力本願だ(断言 ということで安藤語録でぐぐるってみました。
ということで安藤君のイラスト入り安藤語録を見つけました(笑 いつかは私もまとめますので、今日のところはコレデカンベンシテクダサイ。
――駄目ですか、しょうがないなあそれじゃオバチャンとっておきの秘密の情報を教えちゃおうかねぇ(謎 というか私も今日、初めて知ったのですが。一応、アンオフィシャルサイトより抜粋しておきました。
10月10日、幻冬舎文庫より『地球平面委員会』が出版されました。
11月には幻冬舎からハードカバーで『ファントムの夜明け』が出版されま す。内容はサイコメトラーもので、「地球平面委員会」に比べると堅苦しい 感じの内容だそうです。
後、「地球平面委員会」は売れればシリーズ化するかもしれません。
UGKH FANSITEより引用
ごふ(吐血
嗚呼、浦賀和宏氏のウオッチャである私が二冊も情報をすっとばしてたとは迂闊。迂闊も迂闊、大迂闊です。
良い加減、ノートPCのマシン名がSubPCではあんまりなので、もっと良いマシン名をつけることにしました。
30分程考えた結果。
FireStarterに決定(お
このネタが何か分かる人は――読んでますね←何を?
まあ、その辺は置いといて。
冬コミの通知が届いてました。これで確定っぽいです。
スペースの位置は1ですから無論、一番端っこ。
何でうちがお誕生日席の親分みたいな位置に配されるか分からんのですが、これは『ネタを作れ』という、アレですな。作って見せよ、万人を惹きつけるネタを――とかいう、ネタの王様の思し召しですな。
――一個小隊でも作るか(謎
ちなみにサークルカットには『But I'll Love You Forever』と。お話の本質を説明しているようで、何も説明していない英語の一文がひっそりとのっけてあるだけです。これがどの作品からの引用かを分かってくださる方は、多分一人か二人くらいじゃないかなーと、思うのですが、どうでしょうか。ヒントは――フランクフルト(笑
追記:Trickの感想はまた書く暇がなかったので、明日ということで――ああ、時間がもっと欲しいなあ(時間泥棒的考え。
世の中にはな、偽者にしかない苦しみってのがあるんじゃ。
お前らに偽者の苦しみが分かってたまるかい。
(Trick The Movieより)
――映画館内一同、この台詞で大爆笑でした(笑
というわけで仕事帰り、レイト・ショウにて観戦突撃してきましたが、 『Trick The Movie』 は期待通りの出来栄えでした。笑いを狙いに行き過ぎた時の案の定な、ミステリィ部分のへたれ具合はもうどうしようもなく、この点が更にいけてれば完璧だったんですけどーと思うくらいの不満もありますが。
笑えりゃ、それで、良しだ。
個人的には、切り株のアレが、教授の物凄く遠回しなアレなのか、それとも天然なのかというところで深読みしました。ラストのアレ、絶対教授は分かっててやってますよねえ――とか、映画を見た人にしか分からないメッセージを飛ばしてみたり。
詳しい感想は時間がないので明日に回すとして、とりあえずもういっこ。
今回の冬コミ、受かってました。今年は抽選のあるイヴェントが全滅状態という、一種の確率的隙間にいた私ですが、最後になってようやく抜け出せたようです。これが幸運なのか否かというのは微妙なところですが、一年の最後にお世話になった方や逢いたい方にこそーっと尋ねに行くという格好な口実ができた様子です。裏でも色々とやってますしねー(謎
ちなみに場所は"ム"ブロック 01bです。
うあ、まだ配置図ないから分からないけど多分、端っこの端っこだ(汗
あと、昨日言ってた検索、引っかかりました。初ヒット単語は『トルネコの不思議なダンジョン3』でした――やってないっちゅうのに(焦
フラッシュ・メモリ大活躍(挨拶
まあ、これは余り関係ないことなので置いといて。
今日は、レイト・ショウでも良いから『Trick The Movie』を観に行こうとしていましたが、仕事が長引いて実現できませんでした。というわけでTrick The Movieの輪に入るのは今日も不可能っぽいです――残念。
うちで使っているアクセス解析には検索エンジンで如何様な単語で以って飛んできたかが分かる、なんて項目もあったりします。しかし、よく考えると検索エンジンには何も登録していないことに気付いた今日この頃。Googleさんはまだ、新サイトは引っ掛けないらしくて。というわけで、この機能は宝の持ち腐れなのでした。『どんとこい』とか『霧原兄弟』とかでランキングの上位が埋め尽くされるというのも、それはそれでとても楽しそうでありますが。
個人的にこの手の情報を取得している最たる理由は、アクセスされる方がどのようなブラウザを使用しているかにあるといって過言ではありません。IE6.x系が最近はめさめさ強いです。使用ブラウザの6割を占めているみたい。それも含めてIE系が9割以上を占めています。以前、IEの使用率は将来的に5割以下になるというニュースを見たことがありますが、それはどうも予測外れな気がしてなりません。もっともUA偽証されてる方もいるかもしれませんので、実パーセンテイジではないかもしれませんが。少なくともIE全盛なのだなー今の時代はと思うこと頻りです。
ちなみに私はOperaのシェアがもう少し伸びることを期待している人間。ややクセがあるものの、ブラウジングの快適さや描画速度的なアドバンテイジは一度慣れたら多分、抜けられないんじゃないかなーと、思うのです。格好良いし。
HTMLのソース・ヴューアに愛用のテキスト・エディタを簡単に設定できるというだけで、私にとっては手放せないUAとなっています。7が早くでないかなー。
今日はとても暖かいです。最近までずっと寒い日々が続いていたので、この気候の変化には少し面食らいました。でも、やっぱ適度に暖かいほうが過ごし易いなー。せめておこたが届くまではこの陽気でいておくれと願わずにはいられない今日この頃です。
他は特に無し。
毎日、記録に残せる事件がある人間なんてごく僅かなんだ。
みんな、小さい頃は(以下略
ああ、そうそう思い出しました。
今週末は、会社の用事で土・日共に潰れます。
結論→今週末はTrick The Movie鑑賞不可能(大泣
――ただ、福岡でTrick The Movieが放映されている映画館(天神東宝)は突き止めたので、レイト・ショウで明日か明後日にも観に行こうかなと画策しています。というかぶっちゃけ、一日でも早く観に行きたいのです。映画館のスクリーンで仲間由紀恵をッ!(お
しかしハリーの四巻より売れてるのね――どんとこい超常現象ってば。私が本屋で『どんとこい超常現象』ってありますか? と尋ねた時に『こいつ阿呆か』という店員の視線を味わった私ですが、今ではもう八百屋の大根のようにささっと答えてくれることは間違いなさそうです。
未読の方でTrickファンという方は『日本科学技術大学教授上田次郎のどんとこい超常現象』をくださいと、是非フル・ネイムで頼んで欲しいものです。
そこで店員が『どんとこい一冊お願いします』とか言ってくれると嬉しいのですが、そこまでノリの良い店員が果たして存在するのか。これからも当サイトで、継続的に調査していく予定です。
ちなみに、もしTrickを観たことがないという方がいれば是非とも、観て下さい。あれほど攻め手絡め手で、色々な笑いを狙ってくる連ドラなんて滅多にありゃあしません。ミステリィとしては微妙ですが。ええ、とっても微妙ですが。そんなものはアレの魅力じゃない(断言
――最近、ちらほらと『ライラの冒険シリーズ』を読んでいる方がいる模様。英国ではハリーくんと人気を二分するほどの作品なのに、日本でこの不遇っぷりはどう考えても間違ってると思うのさ。何度も言うようだがだが、何度も言うようだけど。
何を置いてもこの作品だけは、是非とも読んで欲しいです。
ようやく『捉我の澱』は恋愛物っぽくなってきました――うう、次は予告したとおり警告レヴェルの内容を書かねば(泣
というわけで。『終わりなき夜の始めに……』でも同じことをやったような気もしますが、こちらのSSも18禁――ということを予め述べときます。
ああ、また道をいっこ踏み外していく――。
昨日は仕事から帰り『盗まれた記憶の博物館』の上巻を読み終えたところで意識がぷっつり途切れてました。目が覚めると、十時少し前です――朝の。
12時間、泥のように眠り込んでいた為、昨日の記録は存在しないのでした。理由ですか? 私にも分かりません。ただ――眠りは、そう。眠りは人を癒す(意味深かつ意味無
もっと要約すると、疲れていたとも言えるでしょう。
で、暫くしてから映画館に 『Trick The Movie』 を観にいきました。場所は先月 『ロード・トゥ・パーディション』 を観た大きな大きな映画館です。ここなら確実にやってると、私は思っていました。
→やってませんでしたーーーっ(滝涙
うう、こんな酷なことってあると思いますか? ってくらいがっくりした私は。しかし惰眠で体力が割とあったので、おこたを買いに行きました。言うまでもありませんが、おこたとは人間かたつむりを作るのに必要なあいてむです。
人間かたつむりとは、人間と知能・外見・能力を同じにしますが、体内から発せられるぬくぬく赤外線によっておこたから容易に抜け出せなくなった人間のことを言います。人間は冬になると実に8割以上の人間が、人間かたつむりになります。
(人間かたつむりの研究/上田次郎)
そこでおこたとおこた布団を買った後に 『風のクロノア』 と 『Power of Words』 と 『256MBのメモリ』 を買いました。
『風のクロノア』は言うまでもないでしょう。『Power of Love』は愛内里菜の2ndアルバムです。コナンのパラパラOPをさんざんこきおろしていた私ですが彼女の歌自身は割と好きで、1stもレンタルという形ではありますが、聴いたりしてます。声量もあるし、自力のある方だとは思うのですよ――ただ、あの忌まわしいコナンパラパラの記憶が――ガタガタガタガタガタ(未だ心的外傷らしい
ちなみにお気に入りは 『I can't stop my love for you』 と 『run up』 でしょうか。特に『run up』はサビのところを最初に聴いた(確か、Mステーション放映)時、背筋がぞくぞくしました。うわ格好良いって。私は可愛いよりも格好良いお姉さんが好きなので、それ以前の妙に甘たるい声も忘れて好きな部類に入ってる方です(笑 まあ――そういうわけです←どういうわけだろうか?
最後は、ノートPCのパフォーマンス向上です。XPはメモリ128MBが最低条件らしく、時々全体的な動作が鈍いのでメモリをのっけたわけです。結果、解消されました。やっぱメモリ不足かー、初代PCもAirのOPが明らかにコマ落ちしてた現象、メモリを乗っけたら上手く動くようになったし。ただ、手頃に拡張できる最近のPCを便利だと思うと同時に、128MBでいっぱいいっぱいの動作しかできないOSは果たして進化と言えるのだろうかと。
新機能がつきましたからー→いらんのじゃー!!
ってのが本音だと、私は推測しています。
あとは『盗まれた記憶の博物館』下巻を100ページほど読んで、ゆっくりと進めてきた『ライラの冒険シリーズ』を再読了。やっぱ凄い話だと思いますー。二度目ということで粗方の筋が入っている訳だが、何気ない言葉が後の伏線となっていたりするのがよりよく理解できました。初読では理解できなかった、ダイモンやダストといった単語がすーっと入ってきましたし、少しだけ深い部分まで読めた気がします。ここで気付いた部分を、近い内に感想にも反映させないと駄目だろーなーって点も幾つかありました。
最後は、やっぱ泣けましたし。
改めて思い直したこともあります。
主人公のライラは物語の最後で一つの決断を迫られるのですが、その重みが故に最後、彼女が目指すものはとても胸を打ちます。その選択が何かは、絶対に私は口にしませんが、一つ言えることがあるのです。
本当の楽園は、出来合いのものではいけないのだと。この地上に、この世界に。例え及ぼすものは微かでも、自分で築かなければならないのだと。
苦しくても、時には血反吐を吐いてでも、一つずつ、一つずつ、石を積み重ねるように。
楽園は築かれてきた。
そして、楽園は築かれていく。
だから、この世界が本当に楽園かどうかは、今いる全てのものの総和で決まっていくのかもしれません。今は到底、そんな世界とは言えないでしょう。でも、今後の世界――少なくとも、未来の人に『この地上に楽園を築けるかもしれない』と思わせることをすることで。
礎を築くことができたら。それは素敵なことだなあと思うのです。
かつて、私に聞いた人がいました。どうしたら人生に意味を見出せるか? その人は生きている内に善いことをすれば死後、楽園にいけると言いました。名前も知らない宗教家です。
でも――そうなのでしょうか。
そしてもし、本当に死後、永遠に幸せに暮らすことができる楽園が。
天国があるとしても。
そんな退屈なところが人間にとってどれほど大事?
一生の価値をかけて目指す意味のあるもの?
人類が一生をかければ、そんな場所ではなく今この場所に。
楽園を築けるかもしれないのに?
かつて経典に現れたどんな神様も、地上に楽園を築くなんてことはできなかった。それを人間が達成するというのは――素敵なことだと思うのです。勿論、それができる可能性はずっとずっと少なくて。寧ろ、滅んでしまう可能性の方が高そうですが。
それでも、その言葉は私に憧憬を抱かせるのです。
だから、私はライラのこの言葉に惹かれます。シリーズの中で恐らく一番大好きな言葉です。
あたしたちは、この世の人生より天国が重要だなんて思って生きちゃいけないの。あたしたちがいまいるところが、いちばん重要な場所だから。
こう思える人が一人でも多くなるように――。
と、改めて思うのでした。
どうもiswebの方のアドレスがまた変わったらしいです。ISPや無料スペース統廃合の進む昨今と言えど、ほぼ一年に一度のペースでURLの変更を強要するのはやり過ぎだと思うのさ。まあ、メインは殆ど引っ越したので左程、影響はないが――面倒ですね、色々と。
しかし、さくらウェブの方もイマイチ良くないのです、これが。iswebとレスポンスが余り変わらない上に、メイル・サーバが10回に2度くらいしか繋がらないってのは、どう考えてもナメテルトシカオモエマセン。ftpも起動からファイル一覧の正常表示まで下手すると数分くらいかかるし、時々ツナガリマセン。たかだが数フォルダと200のファイルを一覧表示するのに、何でそんなにかかるのか、チクショウ。
くわッぱ!(嘆叫
しかし、遇に評判が良いことを鑑みると、どうも私の間借りしているサーバだけ調子が悪いんじゃないのかなあ――という気がします。www96は調子の悪いサーバなのでしょうか。そういや、biglobeの時もその遅さと悪夢のような独自設定満載で悪評高いwww5aを引いてしまいましたから。どうも私は恒常的に、サーバ・スペース運が宜しくないようで。かつてwww5aに嫌気が指し、iswebに移った私ですが、今度はこうならないと良いなあと思う昨今なのであります。折角『goldencompass』なんて、楽しいアカウント名も取れたことですし――黄金の羅針盤。
『盗まれた記憶の――』の上巻はあと50ページくらいで読了です。ゆるゆると読んでますが、舞台となる『記憶から忘れ去られたものがゆく場所』というのは何となくONEを思い出したりなんかして。勿論、話は全然違うのですが、典型的な『不思議の国のアリス』系を、現代風に思い切り大風呂敷を広げて焼き直したような、そんな印象です。下巻はますます楽しみー。
『ブレス・オブ・ファイアV ドラゴン・クォーター』は音楽監督が光田康則氏だそうです(唐突 しかもこの前、デモ見たら主題歌を鬼束ちひろ嬢が歌ってましたし。何というか私的には、火と火が重なって炎となるかのような楽曲の豪華さです。ああ欲しいなあ――。発売日は11-14のようです。
『テイルズ・オブ・ディスティニー2』の発売も今月末、11-28らしく。個人的には『ファンタジア』の方が好きなのですが、こちらの1も同じくらい好きなのでこちらも何とか手に入れたいところです。
あと極めて個人的に、台湾より発売される『第七封印』というゲームも気になっています。こちらは光田氏が楽曲を全て手がけているらしく。搬送費が高くつこうが、手に入れられる可能性があるのなら何としてでも手に入れたいところです。
結論→贅沢は敵(お
先月調子に乗って少し本を買い過ぎたので、今月はちょっと自制した方が良さそうなのです。取り合えず、無闇にストックは切らさない方向で。現在は『盗まれた記憶の博物館』の上巻を通勤や移動中に少しずつ。現在、250ページほど読んでます。あともう少しです。
あとは『魔法陣グルグル』の15巻を読みました。そっかー、私はこれを読み始めて既に10年になるのか。そりゃ、ガキも社会人になるわけですな。始めの頃の勢いは失せてきましたが、やはり要所要所に垣間見える凄まじい笑いのセンスは色々なところに感じられます。ええ――のろわれている(笑 どうやら話も終了の方向へ向かっているらしく、あと1巻か2巻くらいで終わりということになるのではないでしょうか。
何か、ちょっとだけ複雑な気持ちですね。
さて。先日、文庫落ちした 『青の炎』 を見つけました。クソッ、もう少し待てば良かった(激しく後悔 しかし、本当に帯には来年春に映画公開となってます。映画担当のスタッフは本気で『うぐぅ』と言わせる気なのでしょうか。『最近の18禁は泣けるんだぞ』はあるのでしょうか。
――無さそうだな(冷静な推測
埼玉県くらいエロゲーに寛容なら問題はありませんが、時期が時期だものなー。それにあれらの発言そのものは、物語の魅力とは何ら関係ないので、カットされる可能性が高いと分析できそうです。原作者が捻じ込めば話は別ですが、第一線の作家がこれを捻じ込もうとしたら、別の意味で社会問題に発展しそうな気がします。
というわけで『うぐぅ』を楽しむなら、原作版でどうぞってことになりそうです。文庫の解説にもありましたが、倒叙式のミステリィとしても質の高い作品ですので、興味を持たれたのならどうぞ。その場合、うぐぅという台詞を探してそれで積み本というような不埒な方には某検事二代目の鞭が激しく飛ぶことを付け加えておきましょう(笑
あとは月マガの『ロケットマン』を読んで。このネタをこの時期にぶつけてくるってのは、作者の加藤氏もまた確信犯です。
サンデーを読んで。今週の『金色のガッシュ』はめちゃめちゃ格好良かったです。
週刊マガジンを読んで。やっぱ、最近のミステリィは崖崩れからして計画的なんですな。ダイナマイトで吹っ飛ばしてまでクローズド・サークルにして完全犯罪狙うなんて、偶然より有り得ないと思うんですけどねー。
――――。
―――。
――。
―。
ゴメンナサイ、ワタシ、オナジコト、ヤタコトアリマス(滝汗
――――。
まあ、そんなことは割とどうでも良いことで。
ここからが本日の主題です。
というわけで、サイトを開いてから三年が経過しました。
そういう割には去年よりも寧ろシンプルに、無難に、勢いのないサイトと成り下がってしまってる訳ですが――それは管理人がへたれてしまったからだと思われます。その為か、盛り上がりのない、遅々とした平坦なサイトであり続けるのでしょう。
しかし。かなり一貫して、アガサ・クリスティを到達できぬであろう目標に色々と試行錯誤してきた今までを振り返ってみると。多少は文章が向上したとえばってみるくらいは許されるとして、全く反対の方に向かっているような気がひしひしとしてなりません。冗句や機智とは無縁で、閉塞感ありまくりの文章が延々と続くSSが、明らかに色々な人を遠ざけまくったことはもう、疑うべくもなく。可愛いおにゃのこという辺りはもう絶望的ですらあります。
まあ、Webサイトは足りないものを相互に補い合うという思想に則って。幸い、可愛いおにゃのこを書くのが得意な方は沢山いらっしゃいますので、そういう努力はしなくていいやーってことで。私は露悪的な本性を剥き出しにして、ダーク系のSSに勤しんだり、誰かに脅されてえろSSを書かされたりするヒビヲオクルノダトオモイマス。
私にできる復讐は、書き上がったSSを無断で送りつけて、18禁サイトに堕としてしまうくらいしかないのです。ああ何て恐ろしいことでしょう、ガタガタガタガタガタ(ウマゴン風
――――。
―――。
――。
―。
こんな妄想先行型の人間ではありますが、これからも宜しくお願いします。できれば時々、ここの話題にのっかってくれたり、ライラの冒険シリーズを読んで下さるともっと嬉しいのですが、あまり高望みはしないようにしましょう。
でわでわ。
カタカタカタカタ(威嚇活動
こんばんは、雀鬼龍さんのサイトで懐かしいゲームの書評を見て咽び泣いていた仮面の男です。嗚呼『月光症候群』――あの意味不明ゲームをまともにレヴュウするとは恐るべし。第一あのゲーム、近親相姦の激しさがある種のエロゲを超えていたと明らかに断言できる凄まじい作品でした。姉と弟がデきてて、その姉の恋人(擬似?)は妹とデきてて、その妹は恋人の弟とデきてることになってて。しかもその姉の恋人は初っ端から、別の捨てた女と火炎心中します(汗 粗筋書きようもないほど、支離滅裂な内容でした。
閑話休題。
9日は仕事で『Trick The Movie』を見に行けません(唐突に ゆえ、その話題は10日に譲ることになると思われます。
短いですが、水面下で動かなければならないことがあるので、今日はこれで。
今気づいたのですが、明後日でサイト開設より三周年です。良くも悪くも飽きっぽい私が、よくもここまで続けてるなあと思うわけですが。『ライラの冒険シリーズ』を広める為にも、もう暫くは運営しなければなーというのが最近の主軸です。だって私しか応援してないんだものー。
まあ、掲示板への突っ込みも少ないですし。こちらの記録は余り需要がないのでしょう。その辺りを鑑みて、これからしばらくは『ライラの冒険シリーズ』の啓蒙に。余った力をSSに注いで行くことにします。
三周年の記念は――ごめんなさい、私には隠し玉がありません。当日は少し無理なのですが、一週間後くらいに短いお話を公開しますー。タイトルは――秘密。ここで公開したら、誰のどういう話か直ぐ検討がツイテシマウノデ。企業秘密なのです(はぁと
まあ、管理人の頭はいつも記念日のようにめでたいということで勘弁してやって下さい。ちなみに『よくやった頑張った、もう(サイト運営のほう)ゴールして良いぞ』という言葉も割合、歓迎です。遠慮なしにごーるさせて頂きますので(笑
今日の出来事。
実家→仕事場直行→帰宅
――他に何を語れと?
荷物は実家から運んで貰うので『Ever17』もできないですし。
移動中は寝てただけだし。
スパイラル、案の定見過ごしたし。
どうしても、どうしてもネタがありません。
というわけで、マイナ系のゲームに逃げます(笑
『ランドストーカー』というゲームを知っているでしょうか(唐突に
かつてメガドライブで発売され、クォータ・ヴューによる完全擬似3Dによって構成された、アクションRPGです。キング・ノールの秘宝を求めて(というよりそそのかされて)メルカトル島にやってきたライルと、そそのかした張本人であるフライデーが宝を求めてダンジョンや島を縦横無尽に駆け巡る――という筋はあるのですが、ダンジョンと操作の極悪度に筋の方はなかなか綺麗さっぱり忘れてしまうという傾向のある作品でした。
私はこの作品が『シャイニング・フォース』と同じ世界軸ということで買った(というか、シャイニングと名前の付く作品はほぼ全てが繋がった世界観であるようですが)のですが、この作品で戸惑うのが、操作。
『Tactics Ogre』のような画面でアクションゲームです。そこからも推察可能なとおり、移動は基本的に斜め押しで高低差が分かり難いことこの上なく、最初の村を割と自由自在に歩き回れるようになるまで、どんなにキィ操作の巧みな人でも数時間はかかること間違いないでしょう。
恐るべきゲームです(汗
しかし、村には敵は出ません。仕掛けもありません。せいぜい、人間や犬の上に乗るテクニックが必要な程度です(笑 あと鶏を掴むテクニックか(笑 あ、いえこれは冗談ではなく、ゲームをクリアするのに本気で必要な技術でした。どう考えても力学的に有り得ませんが、そもそも浮遊する石がしこたまでてくるアクションゲームです。突っ込んではいけません。
さて。先ず、村で操作に慣れて。フィールドに飛び出すとモンスタがでてきます。普通のプレイン・スライムです。
焦ります。剣が思う方向に振れません。倒そうとすると焦ってしまい、モンスタに突っ込んでいらぬダメージを受けたり。モンスタが近づいてくるのにパニくってしまい、交わせずダメージを受けたり。大抵はそんなことを繰り返しながら、初ダンジョンです。
この辺りはまだ仕掛けも簡単なのですが。ここから登場する人型モンスタと一人前の殺陣を演じるには、更に慣れが必要です。ここでも切られ、罠にかかり、時にはゲームオーバとなったりしながらも、何とかクリアすると。
その培った操作技術をあざ笑うかのような高低差のある地形が、更にプレイヤを阻むのです。実はそこは、特に行く必要はない場所です。ただ、イフリート・ソードという一レベル上の剣が手に入るだけでした。しかし、そこに何かがあると分かっていれば登るのが人の性というものでしょう。半ギレ、逆ギレ者を続出させたと思います。私も叫びました。
登れねーよ、こんなの(怒
でも、約一時間の奮闘の結果――登れたのです。私は私を称えました。凄いぞ私、頑張ったぞ私。
そして、次のダンジョンはその崖よりも更に難易度が高いのでした(汗
とまあ。極悪寸前のマップと要求されるアクションに手間取り、明らかに血液を沸騰させながらダンジョンを突き進んでいきます。魔術師の塔や迷いの森という、もうこんなの嫌だーと言いたくなる様なマップを超え、しかし何時の間にかランドストーカー専用の反射神経や操作感覚が身についていきます。
バイオ・ハザードであの独特な操作に慣れてくると快感を覚えるのと同じように、ランドストーカーも同じ種類の快感を与えてくれたゲームです。難易度は洒落になりません。私のように神経の鈍い人間にはクリアギリギリでした。でも。10年前の作品でありますが、アクションRPGとしては未だ、私の中で最高峰にあります。あそこまで、ギリギリの理不尽さと難易度と、しかしアクションの楽しさを保っているゲームは本気で稀有だと思います。
かつて友人に借りてやり倒し。暫くして自分でも購入し、やはり死ぬ気でやり倒した作品でした。あの作品で私は、アクションに必要な神経を殆ど使い果たしたのかもしれません。それくらい、やり込みました。
ちなみにその友人は美術の自由課題で『ランドストーカーの山頂の洞窟の一部』を忠実に再現し提出したことがあるくらいの、ランドストーカ・フリークでした。その美術教師はユニークなモチーフだとかなり褒めていましたが、原典がゲームだと知ったらどう思ったでしょうかねー。
――本気で知ってる方にしか分からない話題でしょうが、メガドライブの隆盛期と衰退期の狭間に発表され、ある意味、風のように一部の人間に多大な印象を残して去っていった作品だと思います。
仮面の男の脳内マイナーノート、Vol23に収録
人が君の名を語らないのは君が自分自身の言葉を語らなかったからだ
必要なのは神の言葉なんかじゃない(Q.E.D.―証明終了―/加藤元浩)
況や。強い人間は信じることをいつも、自分の言葉で伝えます。というか、他作品の引用を基に自分を語る私も人の事は言えないですけどねー。だからこそ、余計に含蓄のある言葉だと思えるのでしょう。
『Ever17 ―The out of infinity―』 初プレイ完了。かかった時間、約10時間。こ、この長さで 『Never7』 と同じシステムか――これ、プレイ時間が30時間を越えないか(汗 兎に角、初見では大風呂敷広げたなあという印象が強いです。でも、これが全て物語の中で収束するとのことですので、楽しんでプレイしようかと思ってます。
話は変わり。今日も実家からなのですが。アニメ版『犬夜叉』の一シーンごとに突っ込みを入れるせいで、落ち着いて見れませんでした。原作に準拠した物語であることは間違いないのですが、余りにも遅々とした原作の進みに一話完結の割とどーでも良い話が頻繁に挿入されているようです。今週もそうだったのですが、終わった父はこんな感想を漏らしたのでした。
何か、水戸黄門、みてえだ。
――ナイスツッコミ(笑
コナンは。関門海峡ミステリィ・ツアーという、旅企画の原作(サンデー本編が原作ではありません、念の為に述べておくと)でした。本気で久々に見たコナンですが、如何にも悪い人が殺されて善さそうな人の中の誰かが犯人という、最近のアニメオリジナル・ストーリィのコナンにありがちな話でした。
コナン少年は。本州と九州の距離が1kmに満たないことを知らないようですが、あれだけ博学のクソナマイキナ元高校生なら当然知ってる事柄でしょう。蘭姉ちゃんに対する猫の被り方が迫真ですねー。脚本家によってはコナソが元高校生だって事を、忘れてるところがあり、それを探すのが最近の名探偵コナソの楽しみ方のようです(笑
結論:OPテーマ→良かったもの
実家よりこんばんはそ、仮面の男です。今日は夕食に寿司(回る奴)を食べに行きました。嗚呼、魚の蛋白質なんて滅多に摂取できないから、もう一口食べるごとにふにゃふにゃーと。普段、どれだけ貧しい食生活を繰り返し、本ばかりを買い漁っているか分かった気がしました。
家に帰ると案の定『Q.E.D.―証明終了―』が全巻揃っています(汗 どうも母は、燈馬想くんが好きらしく、発売と同時に買ってるみたいです。しかもTrickの世界にどっぷりはまってるらしく、映画のことを何気なく伺って来たりもしました。母は間違いなく、どんと来いファンです。私が売れない奇術師ファンであるのと同じくらい。
その絡みで10巻に収録されてる『魔女の手の中に』を読み返したのですが、何度読んでも完成度の高い話だなーと。私もいつかはこういう法廷サスペンスを組み立ててみたいですが、この手の話はおそらくミステリィの中でも難度が最も高いジャンルの一つなんでしょうね。
普通のミステリィなら、謎を最後に解いてしまえば良い訳ですが、法廷サスペンスの場合はそれをやると酷く退屈な話になる可能性が高いのです。何らかの山場を、展開がだれない形で作らないといけない。その点『魔女の手の中に』では主要な三回の逆転があるのですが、それを演出する上で最も効果的な舞台作り、伏線張りを綿密に行っていて、しかも『虹の鏡』に展開する幾つかの示唆まで含めている。もう、この作者は毎回、どうやって話を作り上げているのかと、是非是非聞いてみたいものです。何故、燈馬くんには五年の間に成長の兆しが全く見えないのですか? とか、そういう細かいところまで(笑
今日は――飯と移動時間以外はずっと眠っていたような気がします。久しぶりの炬燵(こたつ)は私に、果てしない睡眠属性を取り戻したようで。しかし、うちもこたつが欲しいと感じるくらいの寒さになってきました。半月前までは暖かかった筈なのに、今ではスーツ着てて丁度良いと言うのだから、どれだけ冬が身近になっているのか容易に肌で理解できてしまいます。季節の移ろいは確かに毎年訪れているのでしょうが、それにしても今年は心の準備をさせてくれません。夏は気づいたら暑く、冬は気づいたら寒く。どうも、意地悪な一年のようです。
それで件のこたつですが、古いものは寮に置けない関係で妹に譲渡してしまったので、新しく買わないといけません。そういうものを揃える必要経費として、会社は幾許かの資金を提供してくれた筈なのですが、それは今使っているノートPCと本に消えてしまいました(汗 でも、ノートPCはシステム関係で出張が多い場合って絶対、必要だと思うのさ。
にしてはサイト資産などもしっかり移行し、坂本真綾のCDを聴いてたり、ゲームとかもインストールする気まんまんというのが、如何にも駄目人間な私らしいのですが。
それにしても光学マウス便利ですー。平らでないところでの作業が多いと思い購入したのですが、普通のトラックマウスを遥かに越える活動性を見せてます。少し割高だなーと思ったけど、買って良かった。あとは128MBのフラッシュ・メモリを購入。フロッピィでは大き過ぎるデータを簡易に、PCからPCに移すのにこれも便利でした。USB一本繋ぐだけでOKですし。
DELLはこれを流行らせたいようですが、フロッピィの存在意義は置いといて便利だと思います。
話は変わり、CD聴いてます。購入したのは『HotchPotch』と『ルーシー』――で良かったんだよな? 成程、だから彼女は丘で壷を割るんですね(謎
今日は急に、幾つかの用事が入ってきて実家に旅立てませんでした。ということでまだ、福岡にいるのです。決して、アリバイ作りではありませんからね。光ファイバの事前調査が入ってきたのです。どうやらケーブルが引かれるのは29日頃になりそう。でも、今月中には数十Mb/sの世界がこんにちはということに――ならないらしいですね、どうも。実際に光を引いた方々のレポートなどを見ていると。ただ、LANの上限速度の問題ってのが多い(ADSLからの転向組にはかなり多いのではと推測できる)らしく、そちらは100Mb/sのものを積んでいるので、大丈夫のようです。後はNTTの謳う速度がでて頂ければ、私としてはとてもハッピィだと思います。
後はメイルの設定――何時の間にか、アカウントが5つもあるのですが(汗
ちなみに今、取っている(或いはくっついてきた)のは――。
――実際にこのようなアカウント名をつけてる訳じゃないですよ?
ただそう――色々と使い分ける必要性があるのです。ちなみに言うと、悪戯目的じゃないことだけはここで宣言しておきます。ただ、己のプライヴァシを完全に公的なものに売り渡さない為の、一つの壁くらいに思って頂けると、理解し易いかと思います。
ちなみにほたるさんの『実験』というのはMSNメッセンジャをメッセージや用件のやり取りが便利になるのですかという、某所からの言葉に対する検証というのが建前で。勿論、便利である程度の安全性が確保されていれば、予備の予備のアカウントとして確保しておいているっちゅうことであります。
XPのSP1も当て。その他、セキュリティ・アップデイトも全部当てましたよ、思いつく限りね。全く、ナロゥ・バンドに冷たいベンダですよッ! MS社は。
『トルネコ3』を少しやりました。
これはあかん、全然駄目。
三つほどダンジョンを超えた時点で、やる気をなくしました。レヴェルが下がらないという懸念していた要因が、私の最悪な形で出てきてます。緊張感のないダンジョン、適当なバランス――チュンソフトは本当にこれを、不思議のダンジョンシリーズとして誇りを持って世に出したのかと小一時間問い質したいです。もう少し進めればバランスの良いダンジョンが出てくるかもしれませんが、そもそもこのシリーズは『初心者は初心者並みに、上級者は上級者なりに』楽しめるダンジョンが魅力だった筈です。中継点の数や難易度の違いはあれど、初心者にも上級者――は流石に無理か。中級者くらいの人についても歯応えのある単一のダンジョンを構築できないのなら、そもそもこのシリーズに意味はありません。ただのRPG崩れです。
リアルにすれば良いという訳じゃないでしょうに(滝涙
取りあえずもう少しやってみますが、暫くは進める気力なし。昨日も述べた『Ever17』ということで。こちらは1時間ちょっとやってみたけれど、なかなか面白そう。LeMUという、中村青司の館並みに施工許可が降りないであろう人外物質が舞台となってるのですが、なんか原因不明の事態が起きて大変やーという所までススミマシタ。
追記:ようやく教授じゃない坂本さんのアルバムをゲットーできました。取り合えず、感想は明日でお願いします。
で、話は変わって一つ――。
今、少し考えていることがあります。一つはチャットの復活。以前、フリィ・ウェブで一時期だけジャワ茶を置いていたことがありますが、殺人的に使い難かったために本格使用前に撤収したのです。さくらは制限なさそうなので、一つだけチャットを置かして貰います。というか同サーバの他のユーザのサイトを見ると、箱庭諸島とかスライムブリーダとかDQスライムバトラとか複数置いてるところがあり。あんたそりゃやり過ぎだろと、心の中で突っ込みたくなった覚えがあります。全コンテンツ、把握できてるのかよと(笑
閑話休題
もういっこは――ファンタジィ小説度、作っちゃおうかなーと。
いや、ファンタジィって実はミステリィより限定読みされちゃってるジャンルだと思うのです。ライト系、児童文学系、一般系、この三つの垣根を越えて満遍なく読んでる人ってあまり多くないと思うのですよー。
私も数ヶ月前まではライト系しか知らなくて。児童文学で読んだファンタジィは『ドリトル先生』か『不思議の国のアリス』か『鏡の国のアリス』か『指輪物語』くらいです。純然たる一般ファンタジィなんて『八月の博物館』くらいしかヨンデマセンデシタ。
そういう人間がこういうことを思いつきでやって良いのかとは思うのですが。まだ、こういう状況だからこそ、情熱で走れることもあり。
最近、三方それぞれの良さを知った私としては、この中の一つしか頑なに読まないというのが凄く勿体無いと感じるのです。だからこそ、そういうものの垣根なく何百作品もばーんと。名前を並べてみるだけでも、資料価値があるのではないでしょうか。
例えば月並みですが『ハリー・ポッター』で児童文学の良さを知って。他に優れた児童文学がないかしらとか思ってる方や。ライト系って数が多すぎてよく分からないかもという方にも。何より、本をもっと読みたいって方に。
と、私は思う。問題は最低、300作品は把握しなければならないってこと。兎に角ノージャンルで、国内外は問わず、自己申告でOK――って形にすれば、揃いそうな気はします。
後はファンタジィ作品を一杯知ってる協力者が幾人か必要なのですが。かなりの協力者が必要っぽいので、このサイトでも告知しますし他サイトでも協賛してくれそうなところを打診してみます。勿論、協賛して下さるって方がいれば大歓迎ということで。
スクリプトや作品収集の関係もあって、公開は新年直ぐくらいとなりそうですが。何とか形にしてみたいものです。
年男・年女特集というものをやるらしい。社内報に何かを寄せろということなので、寄せないといけない。ちょっとばかりの質問なのだが、漠然としていて、凄まじく答えに困る。
提出はしていないが、仮の答えは考えている。
――編纂者各々方に殺されそうな内容なので、これで出す気はないですが。
今日は『モモ』を読み終えました。『はてしない物語』以上に読まれた方の多い作品であろうから、詳しいことは書かないけど、こういう皮肉のスパイスがたっぷり効いた愉快なお話は中学生くらいの頃に読みたかったです。時間というもの、時間を感じるということ。
でも、これで時間に遅れた時、言い訳の口実がいっこ増えますね。そんなセカセカしていると、時間泥棒に時間を掠め取られちゃいますよー、と。
――ちなみに、本気でそう言って取引いっこ潰れたーとかそういう文句は聞きません。モモは、時間にルーズであれと言ってる作品じゃないんです←自分で言っといて無責任な
今は『盗まれた記憶の博物館』を読んでいます。まだどの方向に物語が進むのか分かりませんが、双子なのに全く似ていない姉弟に萌え(お しかも、二人とも人にはない特技を持っていて心を通い合わせることができるなんて――更には名前がジェシカにオリバー、何てパチモノくさく聞こえる名前よ、嗚呼――素敵。
オモワズハナヂナガシテシマイソウナセッテイダヨニイサン
という訳で目下は、これを読み切る方向で進めて行こうと考えています。
閑話休題。今日は私、ノートパソコンを買いました。IBM社のThink Padシリーズをこう、奮発してというやつなのです。Celeron1GHz、メモリ128MB、HDD20GBと来て、LANとモデムが両方付いてて、USBにIEEEにパラレルと一頻りのポートがついて、14.1TFTモニタで、CD-ROMドライブとFDDが標準で付いてて、これで79800円。かなりおとくな一品だと思います。
――何でこういう自殺的な値段なのかと言うと。
今日、ヨドバシカメラの博多駅前店というものごっつ大きい電気店がオープンしちゃいまして。他の電器店が対抗する為に、まっかっかーな値段でお買い得品を放出してくれたというわけです。実を言うと半休――使っちゃったのですが、これを越えるお買い得品は滅多にでないだろうという予測と、ノートPC欲しいという心の需要点と、仕事にもたっぷり活かすからと自分を許してしまいました(お
後は憧れの光学マウスと。PC用の鞄と、携帯電話用の通信ユニットを買いました。速攻で繋げられるように設定した(社内LANの接続にも成功してます)ので、携帯の電波が届く所なら何処でも交信可能な身となりました。電波は世界を繋ぐのです――何かとても怪しい世界のように聞こえるかもしれませんが、それは気のせい(断言
ということで、メイルや掲示板にも一応、レスが返せると思います。但し、送り手にその気力があれば――の話ですが。
にしても、6時半から3時間半並んでたというのに、ノー・ダメージに近いちゅうのは、どうなのでしょう。さーて、ここの管理人はどうしてこうも並び慣れてるのでしょうかねー。