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繊細で可愛らしい眼鏡の娘っこに惹かれ、気付くと手に取っていました。なんというか物凄く訴えてくるものがありますよね。ありませんか?
それはさておき、その内容ですが。
なんと表紙の娘だけでなく、メインキャラの六人が皆、眼鏡でデコで釣り目で生真面目っ子で構成されているという何とも素敵な代物でして。
以前に紹介した『眼鏡なカノジョ』と同じくらい、色々と理想的な漫画と言わざるを得ません。作者がもう、これでもかというくらい委員長というものの魅力を熟知してて、表情とか仕草とか時々たまらないものがあります。
特に49ページ真ん中のカットとか、反則としかいえない。コンプレックスをもった生真面目少女の照れる仕草の破壊力を、読めばおそらく知ることができるでしょう。
話のほうも遜色なく、生徒が激増して兎角荒れ気味の中学校を何とかしようと、可愛いいいんちょたちがドタバタ活躍したりかき回したりする様が、読んでいるだけでにやにやできるのです。あともちろんアングル的な面でも。
個人的には水着+眼鏡という魅惑的な組み合わせを余すことなく描いているところに、高い評点を与えたいところです。
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みなみけほどではないにしろキャラの書き分けでやや難があったり、活躍範囲に相当なむらがあったりとはするのですが、眼鏡あるいは委員長好きならば、手に取ってみて良いと思います。もちろん両方好きなら、迷う必要など多分ないはずです。