天使の怖れ

Misskey Mastodon

例のジョジョ回収の騒ぎ、についてではありませんが、関係すること。



ダン・ブラウンの『天使と悪魔』が発売されたときの、基督教圏の反応ってどうだったんだろう。そもそもよく出版できたなと思うわけです。


あの作品はコンクラーベ中に教皇候補が次々殺害されていくという内容だったのだけれど、ジョジョのコーランの扱いとか比べものにならないくらい、熱心な信者にとっては冒涜的に映る内容のはず。


例えば『天皇候補を次々と殺害していく反皇室集団』――そんな作品が書かれたらどうなります? そんなもの、日本じゃ発刊を許す出版社などないでしょう? 書いているという噂だけで命の危険に晒されること必定ですよ。『天使と悪魔』って気軽に読まれてベストセラーになっているけれど、実は同等かそれ以上に危ない内容であるわけです。


それなのに米国では出版を許す所があるんですからね。基督教の禁忌感というのがいまいちよく分かりません。報道、表現の自由に徹底した覚悟があるのだろうか……。

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