前回までのあらすじ
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さる10月11日、東方紅楼夢という同人イベントに参加することとなった仮面の男さん。折角の関西遠征なのだから他にも色々訪ねてみようと、訪問先を概ねノリと勢いで決めてみたのでした。
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その結果、ご覧の通りとなりました。
- 信貴山・朝護孫子寺(奈良)
- 太陽の塔(大阪)
- 鉄人28号原寸大モニュメント(兵庫)
関西方面行くのに、訪問先に京都がないのはどうしてですかと問われそうですが、そんな誰でも行くような所を選んでどうするというのですか。ぶらり一人旅なのですから、もっとこう奇抜で山奥で無茶できる場所を選ぶべきじゃないかと小生、断固決意した次第ですよ。
まあ嘘なんですけどね。実際は結構な回数訪れているので、優先順位を落としても良かった、ただそれだけの話です。
訪問先の選択基準なのですが、まず2を外すことは到底考えられません。そう、あれは今を遡ること数年前――目的も仕事もなくだらだらしていた自分に溢れんばかりの創作力と活力を授けてくれた、天与の才の極北にして我が道標、それが太陽の塔なのですから。訪れないわけにはいかないじゃないですか。ええ、いかないのですよ。
1はこのサイトを訪問の方ならご存じかもしれませんが、東方星蓮船の元ネタとなる信貴山縁起絵巻に縁の深いお寺さんでして、こちらも外すことはできませんでした。隣の駅が法隆寺なので、そちらも訪ねることができればなと、少しばかりの打算を含めての選択でした。
3については関西遠征の一週間ほど前に存在を知ったばかりなのですが、今川版にて鉄人28号の魅力を知った人間として、ここも訪れないわけには行きませんでした。あの勇姿がどこまで再現されているのか……。
他にも訪れたい場所はあれど、この3箇所だけは時間に余裕を持って訪れることを誓い、当日までに案内諸々を含めてばっちり印刷。もちろんイベントの準備も抜かることのないよう厳重の確認をして、10日の朝一番の新幹線で大阪へと向かったのでした。