「境界から視えた外界 -廻-」に出るのです。

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鳥船遺跡のブックレットを読んだ仮面さんは「そらとぶふね! みどりのうちゅうせん! ろまん!」という気持ちになりました。4月末日のことです。

その気持ちを煮詰めたSFっぽい何かを9月9日に開催される「境界から視えた外界 -廻-」で出すことになりました。夏コミとどちらが良いか迷ったのですが、第一回の開催時の雰囲気に「次があったら、ネタがあったら!」という気持ちになったことを思い出したので、オンリーに出すことにしました。夏に出す体力がなかったというのもあるのですが……それはさておき。

題名は『L4.UFONIA』――第四重力均衡点に存在する不可思議な宇宙船を巡り、28歳になった蓮子と27歳になったメリーが、最後の倶楽部活動に乗り出すというお話でして、目指すは38万キロメートルの先、第四重力均衡点の楽園という感じ……うん、そんな感じです。スペースは秘12、文庫判236ページ/1000円での頒布となります。

イラストは「ClearBook」の山口悠さんにお願いしました。実は宇宙船に関する話は以前から頭の中にありまして、Dream WishのKuMAさんが書かれた「夢から、さめる」という、幻想郷の最終回を描いたSSの対比となるよう考えていたものでした。この最終回を書くときには是非ともお願いしようと前々から密かに考えていまして(「10000メートル魔理沙」や「私製東方儚月抄」に視線を向ける)今回その念願が叶った形でもあります。いやもう、以前から大ファンだったのです。一年前に出した「さよなら氷精」は「魔理沙の後先」に影響を受けて書いた話です(というかあの話がなければあんなものは書けなかったでしょう)し、他にも話すと語り尽くせぬほどだったりします。このたびはとても素敵な蓮子とメリーを描いて頂きまして、感謝に尽くせぬものがあります。

蓮子は特設サイトを飾っているのですが、対するメリーは……当日をお楽しみに。ちなみに今回、本文を公開していないのですが、どこを切っても満遍なくネタバレとなるような代物だからです。これは申し訳ないのですが、ご勘弁頂けると幸いです。

上にも述べましたが、この話は私がこれまで書いてきた物語群の最終回的な位置付けにあたる作品となります。と同時に「静止する風の少女」から一貫して仄めかしてきた世界観に対する回答編にもあたります。単体でも読めるようにはなっているのですが「静止する風の少女」「さよなら氷精」「第三の眼」(そしてできれば箱合同の短編)辺りを読んでいると、なるほどなと思うような場面がちょくちょく出てくる……と思います。

そんなわけで、いつにも増して複雑な経緯のある作品なのですが、お手に取って頂けるとありがたいです。

ちなみに今回の新刊ですが、11月にある京都のオンリーにて委託頒布しようと考えており、書店への委託は二イベントで発生した残部という形になります。本著に関しては故あってできるだけイベント優先で頒布したいのです。おそらく残部は出ると思うのですが、できればイベントに足を運んで頂ければ幸いに思います。

既刊ですが「静止する風の少女」以降のものは小数部、それ以前のものはこのトピックないしはついったで取り置きを依頼されたらその分だけ持っていきます。あとは夏に出したルーミア本をちょくちょくといった感じです。

それではあと10日ほどとなりましたが、イベントでお会いできることを楽しみにしております。

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