七瀬ハード・深遠の道を打開

通常版の深遠を割とすぐに打開できたので、ハードも少し間を置いてインスコしてプレイしてみました。

数時間後、仮面の男さんは思いました。

無理ゲー！

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というくらい、当初は歯が立ちませんでした。攻撃力の伸びしろがノーマルの半分になるせいで、序盤のスライムや蠍が壁過ぎるのを筆頭に、パンチ力のなさが下るほど響いてきて、力尽きざるを得ない。

たまに良い装備が序盤で登場したと思えば、決まって一桁階層での特殊ハウス。運が、運が噛み合わない――。

最終的におよそ100回近くのトライアルを重ねることになったのですが、ようやくドロップ運のそこそこ噛み合う回が来て、そのチャンスを掴んで風来人としての道を一気に駆け上がることに成功したのでした。

これが証拠のスナップショットです！

以下、簡単な総括。

パンチ力がないのである程度殴り合うことを前提にしなければならないこと、ノーマル以上に開幕モンスターハウスは死ねることを鑑みて、兎に角防御、危機管理重視のプレイを心がけました。

そのための最重要アイテムが封印の石。ハードでは封印の発動率が50％、2個がけで完全発動の破格仕様なので、祈るように封印の石の登場を待ち望みました。打開時のプレイでは、複製の石を消費して無理矢理セットを揃えるという勿体ないことを行いましたが、それすら視野に入れて早めに手中することを考えるべき印だと思います。特技を封じられれば、盾の対策印を控えて防御力重視の印(守|剛)で更なる強化が期待できるので、ガチムチ漢女への道も夢ではなくなることでしょう。

併せて何とか手に入れておきたいのが脱力の石。特技を封殺できるようになると必然的に敵からの打撃回数が増え、そして七瀬の敵モンスターは打撃力が地味に高い。しかも前述した通りパンチ力がないので、ジリ貧に陥る可能性があります。それを補うために、剣に脱印を入れて殴り合いを楽にします。残念ながら今回は深層での入手となってしまったのですが、しかし強敵揃いの最深部突入には間に合いました。深層で６、７匹の敵に囲まれるという状況でも、脱印の力があれば打開アイテムなしで突破することも可能です。

あとは『必中の剣』か『風神剣』を入れられれば僥倖。打撃が増えるということはミスの回数も増えるということで、しかも七瀬は打撃三連続ミスということが割とあるので。封印をより確実に発揮できるので、その点でも冒険を楽にすることができます。ちなみに今回の冒険では変化の巻物を読んで風神剣をつこうた入手しました(笑

最終的に日本刀[風■守脱封封]――こいつぁ実に（敵に取って）嫌らしい武器がうまれちまったぜ……。

盾は遠隔攻撃によるステータス変化を実行してくる敵対策にチューニング。紆余曲折を経て魔法石の盾[毒祓剛生潰生識冷生脱]という最終体系に。ノーマル深遠のような無双盾ではないですが、石に齧り付いてでも生き残るという怨念めいた堅さと回復力に仕立てました。

眠印をつけられなかったのでスリープロッドが脅威だったのですが、幸運にも出現率は低めで出現エリアを通過。一番致命的な要因となりそうだったのはらいじん雲対策の(雷|地)印をつけられなかったこと。ハードでは直接攻撃以外の打撃が生印の回復対象にならないため、らいじん雲が発狂していたら終了の可能性が非常に高かったのでした。しかしこちらも中の人が自重してくれたようで難なく突破。

最深部のハッスル妖精ゾーンは貯め込んでいた地図の巻物を惜しげもなく使い、逃げ切りました。

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かくて仮面の男さんは七瀬ハードの深遠を打開することに成功したのでした。やったね！　この達成感は裏白蛇を初打開した時によく似ています。本当に、本当によくクリアできたよ私！　と少しだけ自分を褒めたい気持ちになりました。

これで竹仙人さんを仮想敵国と置く日々も終わりを告げた訳です。流石にハードオオイカリ深遠は挑戦する気になれないので、七不思議のプレイは一先ずここで収めるということになりましょう。遊び尽くしたとまでは言えないにしても遺恨無く、２の発表を待つことができそうです。