更に一週間のご無沙汰でした。その間に何をやっていたかと言いますと理由は主に二つありまして、一つはまだ内緒なのですが、もう一つは東方紅魔郷の打開をひたすらに取り組んでいたからなのでした。
そのいきさつなのですが簡単明瞭、文装備でどうしてもこいしが倒せなかったからです。超高速移動のせいで、他キャラなら割と安定する通常が全然安定しない……。
あまりにも取れないので、東方紅魔郷に浮気しました。
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正直に告白すると、仮面の男さんは紅魔郷をノーマルノーコンクリアしたことがありません。それどころか、コンティニューをフルに使い切ってさえ全面抜けることが叶わないときすらありました。
当面の目標はExtraを出し、そして打開することだったのですが、そこまでたどり着けるかが非常に不安でした。取りあえず道中のガチがやや多目なので、霊夢Aで突貫してみることとしたのですが。
妖々夢の時と同じく数回でノーマルノーコン完了してしまいました。当たり判定が見えないので結構苦しむかと思ったのですが、他作を通して被弾位置を脳内トレースできるくらいに成長していたみたいです。
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かなりギリギリの打開だったのですが、勝ってしまえばこちらのもの。Exを出して妹様に突貫です。数回ほどトライアルして、道中のパターン化ができていないなりに残機3で突破し、とうとう妹様と初対峙です。
無理でした。最初のクランベリートラップで2機、通常2で1機、レーヴァティンで最後の1機をもぎ取られ、呆気なく終了。
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格が違う!
これまで色々なExをトライしてきましたが、クリアのヴィジョンが全く見えてこない。余りの壁具合に仮面の男さんはショックを受け、その日はコントローラを置き――。
その後、非常に安定しない道中にもめげず、Ex中ボスとしては妙に強いパチュリーにはたき落とされたりしながら、何とか『そして誰もいなくなるか?』まで到達。クリスティを好きな人に駄作家はいないという法則を、私は頑として唱えたい所存であります。
さておき、例によってパニクった仮面の男さんはあっさりと星を落としてしまい終了。しかしヴィジョンは見えてきた。後は誘導装備のパンチ力のなさが改善できれば……。
霊夢Bに方針転換しました。というか紅って誘導装備が際だって弱いような気がするのだけれど。B装備だとノーマルノーコンだけを達成するならA装備よりかなり余裕を持ってできましたよ。
さておき、攻撃力の高いB装備に変更。回避の調子が良ければ『賢者の石』も取れるようになり、残機3ボム3で妹様に挑めるようになりました。しかし抱え癖が発動してしまい、辛うじて『495年の波紋』まで辿り着くものの吹き飛ばされる日々。
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そんなことを今日まで続けることおよそ100回くらい。年内にクリアできるかなと諦念の気持ちが沸きかけ、それでも良条件で妹様の元に辿り着き。
鬼門その一『フォーオブアカインド』で早速被弾。続いて鬼門その二『恋の迷路』で貫禄の被弾。合計2機5ボムをむざむざ抱え落ち。駄目なパターンの見本みたいな展開に心が折れそうになりながら、もうこうなったら練習気分でどこまでいけるか挑戦することにしました。
スターボウの安置にがたがた震えながら隠れつつ、それでも動揺は隠しきれず通常で二度もボムを撃ち。何とか『カタディオプトリック』と『過去を刻む時計』を1ボムで抜け『そして誰もいなくなるか?』がもう少しで取得のところでミスって慟哭しながら、でも0機3ボムなのでいつのまにか打開射程圏内。
ここで駄目でも、もっと良条件で挑めば良いやとギリギリまで粘りつつ、しかし訳の分からない動作で無駄に一ボムを使い。今回も惜しいところで被弾して終了なのかと思っていたら。
倒せちゃった。
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不意の打開、少し遅れてわき上がる歓喜。やった、私はやった。東方のEx最難関と言われる紅魔郷のExを打開した! 妹様に勝った!
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そんなことがありまして、紅魔郷Exを打開することに成功したのでした。これで経過や装備は兎も角、紅以降のExは全て打開したことになります。初めて紅魔郷をプレイしたときには、まさかこんな日が来るとは思いませんでした。歓喜、歓喜の花吹雪です。
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これは6年前のゲームだけれど、打開率が一番低そうだしリプレイも意義はあるだろうということで、例によってリプレイをぽちりと置いていきます。
抱え落ち、安置、ボムゲーの本当に酷い有様です。これまで上げたリプレイも酷いものだったのですけれど、今回ほど悪手ばかりの打開リプレイはそうそうないと思いますよ。これだけ酷くても紅Exは越せるのだという大いなる希望に、このリプレイはなっていると思います。