思い直して自重するが発動!
仮面の男さんは自重した。
†
さておき。仮面の男さんは最近、ある一冊の漫画を読みました。
[tmkm-amazon]4797347058[/tmkm-amazon]
もうね、自他共に認めるメガネスキーとしては『これはオレのための漫画だ!』と心の中で叫ばざるを得ませんでした。
そして逸る心をぐっと抑えようとしたのですが、題名に恥じぬ魅力的な眼鏡っ娘と、そして甘酸っぱい恋にたちまち脳が蕩けざるを得ませんでした。素晴らしい逸品眼鏡たち。これはもう、親指を立てて最高と言わざるをえまい。
そして、私はこの漫画で新たな眼鏡道を切り開いたと、告白せずにはいられないので、その一部始終を語ろうと思います。
実は仮面の男さんはこれまで、伊達眼鏡邪道派でした。だから帯の時東ぁみを見て『解説が偽眼鏡なのはちょっとな……』と、眉を潜めてしまったのです。
しかし、第二話の『外して二人』を読み、伊達眼鏡も悪くないと思えるようになってしまいました……一戸さん可愛いのだもの。
そしてその後、時東ぁみの写真が載っている帯を見て、今まで偽眼鏡めっ! とあまり良く思っていなかった彼女が、その、何故かとても可愛らしく見えてしまったんですよね、フフフ……。
これまでの眼鏡好きとしての盲を開かれ、新しい眼鏡の魅力を開拓されてしまったのです。眼鏡なカノジョの破壊力、恐るべきとしか言いようがありません。
その他の作品に出てくるツン眼鏡、丸瓶眼鏡、優等生眼鏡、スポーツマン眼鏡、ロリ眼鏡――これらはどれも胸を張って私のストライクと言えるのですけれど、伊達眼鏡を私に認めさせたこの作者には、眼鏡好きとして完敗したと言わざるを得ません。悔しいっ、でも気持ちいい……。
と。
何だか全編に渡って非常に気持ち悪い感想になってしまったかもしれませんが、素晴らしかったのだからしょうがない。もうね、眼鏡好きなら迷わず懐に入れておいて良い! そんな漫画でしたね。眼福眼福。