『ほうかご百物語』[峰守ひろかず/電撃文庫]

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エロゲ目雑種科――あるいは文字で読むもっけと、一言で表せばそんな感じ。
序盤の地の文の、積み重ねの拙さに少し苛々したのだけれど、イタチさんを始めとしたキャラが立ってきて、華々しさが出てきてからは概ね引っかかることなく、最後まで読み終えることができました。終盤の展開から逆算した伏線の張り方もうまく、蘊蓄もだれない程度に読んでいて面白いものに(ラノベにありがちなどこかの小説などから引っ張ってきた知識の羅列ではなくきちんと昇華して自らのものとしている)仕上がっていて、なかなかに好印象です。獣耳つながりがあったとはいえ大賞としても納得のでき――だと金賞の『きみのための物語』を読むまでは思っていたのですが、その辺の比較については後述。
とまれ、会話やキャラ、バタバタの楽しい、実にラノベらしいラノベでありました。あと尻尾枕党の人間として、イタチさんの尻尾はもふもふせざるをえない。

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