デニス・ルヘイン『運命の日』は下巻を読み出して少しというところですが、相変わらず酷く重たい話を書きおる。シャッターアイランドは例外なのですが、この作家は『正義と法があてにならないなら、どう行動する?』ということがほぼ共通のテーマになっており、にも関わらず正義と法は厳然としてあるので、必然的に重たく救いのない話に落ち込んでいくわけです。特に『ミスティック・リバー』は、アメコミ型正義の味方を真っ向否定する物語でもあるので、米国人にとっては相当にショッキングだと思うのです。日本人が読めばまた別の読み取り方もあるのでしょうが。
Part1(sm3985608)を見て以来、続きを追っていなかった四八(仮)のプレイ動画なのですが、Part13まで出ていたので一気に観てしまいました。辛いのは広島だけじゃなかったんだ! と分かったのですが、それは悲しい気づきでしかないような気がしてなりません。そんなことを思いつつ動画の続きを楽しみにせざるを得ないのはPart13のサムネ通り『もう手遅れだ』なのでしょう。