なんで、いきなり? と問われ、さあ? と答えることの多い仮面の男さんですが、何故かマーク・ボウデン『ブラックホーク・ダウン』を読み出した、今日この頃です。あらすじや映画予告編の雰囲気から、もっと勇ましい話を想像していたのですけれど、かなり違いますね。
勇ましさもあるのだけれど、それ以上に現代における市街戦の陰惨さを、多面多視点、多価値観によって切り取った、迫真という単語が合うドキュメンタリィでした。まだ下巻が残っているのだけれど、こちらも続けて読んでいく方向。
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最近、Livedoor Clipを使い出した関係で、ソーシャルブックマークのコメントが自然と目につくようになるんですけど、反論できないネガティブコメントがUZEEEE! 的な話がちらほら飛び込んで来ます。確かに予告なしで『これはひどい』とか『しねばいいのに』が付くと、びっくりするものなのかもしれません。
多分、意図的にこの辺の感情を操作することのできる記事を書けるのが、現代におけるアルファブロガなのでしょうかね。全てがそうとは限らないのでしょうけれど、常にブクマの多いブログの、記事の挑発力の高さを見ると、そういう方向性があるだろうと思わずにはいられません。頭ごなしの反発とかしねばいいのにとか、にやにやしながら観察してませんか? とか問いたくなります。