少し遅ればせながら、2008-02に読み終えた本のリストです。前月と同じ12冊というところでした。
- 『虎よ!虎よ!』[アルフレッド・ベスター/ハヤカワ文庫]
- 『福音の少年 虹のウロボロス』[加地尚武/徳間デュアル文庫]
- 『君のための物語』[水鏡希人/電撃文庫]
- 『空飛ぶ馬』[北村薫/創元推理文庫]
- 『藤堂家はカミガカリ』[高遠豹介/電撃文庫]
- 『ほうかご百物語』[峰守ひろかず/電撃文庫]
- 『ムーミンパパの思い出』[トーベ・ヤンソン/青い鳥文庫]
- 『ポアンカレ予想 世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者』[ジョージ G.スピーロ/早川書房]
- 『遠い山なみの光』[カズオ・イシグロ/早川epi文庫]
- 『ムーミン谷の冬』[トーベ・ヤンソン/青い鳥文庫]
- 『文学少女と月花を孕く水妖』[野村美月/ファミ通文庫]
- 『生徒会の一存』[葵 せきな/富士見ファンタジア文庫]
この中でベストを挙げろと言われれば『君のための物語』と『ムーミン谷の冬』で迷ったんですけど、新人にしては異例とも言える完成度を推して、前者をベストとしてあげておくことにします。
電撃大賞4冊もあって全部読むのは悩むなあという人は、おにゃのこ表紙の誘惑を振り切って、毅然として『君のための物語』を買うことを、仮面の男さんは全力をもって勧めておきます。まだ銀の二つ目は読んでないのですけれど、ずば抜けすぎといって良いほど、今回の電撃大賞の中では完成度が高い作品です。マジオススメでありますよ。
あと、アニメだけ観てムーミンを知っているつもりでいる全ての人間に、原作読めと言いたいね。
しかし、まさか28にもなってムーミンに嵌ってしまうとは思わなかった。人生とは正に、他山の石ですっ><