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様々なジャンルより抽出されたパロネタ(リタ・ヘイワーズとか、お花を供えてくださいとか吹いたわ!)や、腰砕けの結末は作者らしくて面白かったのだけれど、あまり妖精さんが出てこなくて、主人公が妖精さんと戯れるシーンが少なかったのは寂しかった。やはり仮面の男さんは一巻ばりに、どせいさん似の妖精さんと、おとぼけな主人公がふわふわと交流を深め合っているのが好きだったのでした。
でも、妖精さんはふわふわなのだった。可愛かったのだった。
コメント
やはりいろいろなパロネタが使われていましたか。
ぜんぜんわかりませんでした(汗
この人がシナリオライターを務めこの小説と雰囲気のよく似た「夏夢夜話」というゲームでもそのようなことをやられていましたから、多分やられているんだろうなぁ、とは思いましたが。
(このゲームはいろいろな童話のキャラが出てくるのですが、(不思議な国の)アリスにお茶会をやるよう頼むシーンがあったりしました)
…こういうのをみると、もっと本とか読むべきだよなぁ、と思いつつよまないんですよね、私(汗
2巻は確かに妖精さんがあまり出てこなくて寂しかったですね(汗、3巻に期待です。
私も分かったのは数種類だけなんですけどね。アニメや時事ネタだけじゃなく、きちんとした小説や文学からも満遍なく引っ張ってくるから、この作者は侮れません。
ちなみにリタ・ヘイワーズはスティーブン・キングの中篇『刑務所のリタ・ヘイワース』(『ショーシャンクの空に』の原作)、お花を供えてくださいはダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』の一節です。どちらも不朽の名作なので、調べてみてもし興味をもたれたら触れてみるのも一興です。
3巻は楽しみですけど、まずパッチの必要ないゲームを出せというのが正直なところですね(笑)