いま、仮面の男さんは『図書館戦争』の第一話を観ているのですが、と書いている途中で観終えました。丁寧を原作になぞっていて肌が痒くなりそうだ! そして、気負いのない良作画で次回からも期待できそうでありました。
それはさておき、そのCM内で『あの空をおぼえてる』という題名の映画が今月下旬に公開されると、宣伝されていたのですね。またこの系統の映画かと記憶外から追い出そうとしていたのですが、ふと同名の小説を数年前に読んで、心に染みたなあと当時の記憶を思い出したのでした。
で、気になって調べてみたのですが、原作はやはり私が数年前に読んだものでした。
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作者はジャネット・リー・ケアリーで、米国を舞台にした内容ではなかったかしらん。CMでは演者が全て日本人だったのですが……やっぱ、あれですかね。ユースケ・サンタマリア主演の何とかに花束を、みたいな? 確かに死生観をあまり選ばない内容ではあったから、日本で置き換えても問題はないんですけどね。
当時、結構楽しめた記憶があるので、もし平井堅の曲と宣伝の雰囲気にクマーされそうな予感があるならば、今は文庫に(ポプラ文庫という今月創刊の新文庫レーベルみたいですね)落ちてもいるようなので、読んでみれば良いかも知れません。
しかし関連商品にノベライズなんてものがあったのだが、小説原作の映画を更にノベライズってややこしいというか迂遠なパクリなのか。何気に訳が分かりませんね。
コメント
読んだー。えー、映画化って邦画だったの?
そっちにびっくりです。
そうです、日本俳優による洋画ではなく完全に邦画です。私も最初に日本人俳優だけのスタッフを見たときはびっくりしましたよ。
おそらく、フジのアルジャーノンや、NHKのシドニィ・シェルダンものと同じで、舞台を日本に置き換えてリファインという作り方なのでしょう。
臨死体験経験した男の子が、妹に綴った手紙って形式で、特定宗教の死生観にのっとったものじゃないし、妹/娘を失った家族が恢復するまでの話だよ。確か。舞台を日本へローカライズするのは難しくないのかも。いじめっ子に負けないために、冒険とかしたっけね。わんわんがかわいかった。お父さんが写真家で妹の写真が効果的に使われるんだったよ。べ、べつにすごく楽しみにしてるってわけじゃないんだからねッ!